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なにかあったら。
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ーーーーー
「よいしょ・・・っと。」
俺は雪華さんの店まで行き、弁当を受け取った。
もしもを想定して頼んであったことから、待ち時間なんて存在しない。
「さて、さっさと戻らないと真那が園田さんに迷惑をかけそうだな。」
ダッシュで戻ると、案の定園田さんが真那とボール遊びをしてくれていた。
彼は子供を毛嫌いするタイプではないようで、ぎこちないながらも一緒に遊んでくれていたのだ。
「え・・・!?早くないですか!?」
弁当を持って家に入ると、園田さんはそう聞いてきた。
周りには那智の姿がないことから、2人は上で話し込んでいるのだろう。
「あぁ、先に電話をしておいたのと、お客が来ることを知っていたらしくて念のため用意しておいてくれたんですよ。」
「念のため!?」
「もし必要なかったら自分の家の晩御飯にしようと思ってたみたいで・・・。あ、車を止めてある署までは近道があるんで・・・まぁまぁ早く戻ってこれますね。」
「なるほど・・・。」
弁当が必要なかった場合、晩御飯にしようと思っていたのは俺だ。
那智と真那とで食べればいいと思っていたのだ。
とりあえずキッチンに弁当を置き、俺は園田さんの隣に座った。
そして上を指さして・・・
「えーと・・ご夫婦ですか?」
どう呼んでいいのかわからずに聞くと、園田さんは少しだけ驚いた顔を見せた。
「夫婦・・・ではないですけど、婚約はしてますね。」
「おぉ・・・!おめでとうございます。!」
「はは・・・ありがとうございます。」
「お二人はどちらで?」
「あー・・・那智さんと似たような感じ・・・ですかね。」
そう言うと、園田さんは二人が出会った話を聞かせてくれた。
どうも彼は自分の権限を駆使して彼女と親密になったらしい。
そして、野崎さんの仕事を応援していることや、那智にまで感謝をしていると語ってくれたのだ。
「那智にまで?」
「えぇ。だって那智さんがいなければ柚香のデザイン通りの服は生まれてない。細かい微調整を何ともすることなく店頭に並べれているのは那智さんのおかげでもありますからね。」
その言葉に、俺は驚いた。
那智の作る服にリピーターがいることや、真那と暮らしていけるだけの収入があることは知っていたけど、そうは思ったことがなかったのだ。
「へぇー・・・その考えはなかったです。さすが『A&a』の代表、着眼点が違いますね。」
「!!」
目に見える範囲が人よりも多いからこそ、成功してきた人だ。
雪華さんの弟、ユキくんが言ってた内容は、間違いじゃなさそうだった。
「なんでわかったんですか?」
怪訝な目でそう聞いてきた園田さんに、俺は後ろ手に頭を掻いた。
「いやー・・・実は同僚が知ってたんですよ。」
「え?同僚の方?」
「深田雄大っていうんですけど。雄大の奥さんの弟くんが国際弁護士をしてるらしく、その弟くん繋がりで園田さんの名前を知っていたみたいで・・・。」
そう言うと園田さんは驚いた顔を見せた。
「え!?ちょ・・奥様の旧姓は・・・!?」
彼も誰なのか気がついたようだ。
「・・・『橋本』です。」
「!?・・・橋本ユキくんのお姉さん!?」
「そうです。」
「うちもお世話になったことがある国際弁護士・・・まさかこんなところで繋がってるなんて・・・。」
「ははっ、世間って狭いですね。」
「ほんとに・・・。」
園田さんは、そのあと一瞬黙り込んだ。
もしかすると、ユキくんに依頼したときのことを思い出してるのかもしれない。
「え・・・じゃあ橋本ユキくんのお姉さんがお店をされている・・・?」
「そうです。結婚前にちょっといろいろあって行方不明状態になったんですけど、この町のはずれに家を買って、ご飯屋を始めたんです。安価だしおいしいしでしょっちゅうお客さんが入ってますよ。」
「そうなんですか・・・。」
意外な繋がりに驚いた園田さんに、俺は二階を指さして見せた。
「あ、上、見に行きます?二人はきっと話に夢中でしょうけど、ある程度なら俺でも案内できますんで・・・。」
「是非お願いします。・・・真那ちゃん、ちょっと二階行こうか。」
「いくっ!けーたん、だっこ!」
真那に抱っこをせがまれ、俺は両手を広げて抱え上げた。
そして二階に行って部屋やマネキンの説明をし、俺たちは雪華さんの弁当を食べたのだ。
その後、二人は帰る時間となり・・・
「すみません、ごちそうさまでした。」
帰り際に礼を言ってくれた二人。
弁当代を払ってくれようとしてくれたけど、俺と那智でお断りした。
滅多に会うことができないことが分かっているのか、那智と野崎さんはメールの交換やらなんやらをしている。
「ははっ。二人は仲良くなったみたいですね。」
「そうみたいですね。」
そんな二人を微笑ましく見ていると、園田さんは胸ポケットから名刺を取り出した。
そしてそれを俺に差し出してきたのだ。
「・・・もし、何か手に負えないようなことが起こったとき、連絡ください。どんな手を使ってでもお二人を守りますから。」
その言葉に、俺は困った。
『どんな手を使ってでも』という言葉が不穏な気がしたのだ。
それとともに、何があっても自分の手で那智と真那を守りたいとも思っている。
でも、他の力を借りないといけないようなことが起こらないなんて保証もどこにもない。
「・・・ありがとうございます。いただいておきます。」
俺は名刺を受け取り、胸ポケットにしまった。
そのとき、那智と野崎さんの話が終わそうな雰囲気を見せた。
「また遊びに来てくださいね?野崎さん。」
「はいっ。今日はお時間いただき、ありがとうございました。」
「園田さんもまた来てください。今度はさっき食べた弁当の店、案内します。」
「それはぜひ。」
「真那ちゃんもありがとう。また遊んでね?」
「ばいばーい!」
二人は何度も振り返り、手を振りながら帰っていった。
その姿が見えなくなるまで俺たちも手を振り続ける。
「那智、楽しかった?」
そう聞くと、那智は嬉しそうに笑ったのだ。
「うんっ!」
「よかったな。」
こうして那智にとっての大きなイベントはひと段落を迎えた。
俺は胸ポケットにしまった名刺に意識を持っていき、これの出番はないだろうなと思った。
でも、そんなことを思う時点でフラグなわけで・・・
俺と那智、そして真那はとんでもないことに巻き込まれることになるのだった。
「よいしょ・・・っと。」
俺は雪華さんの店まで行き、弁当を受け取った。
もしもを想定して頼んであったことから、待ち時間なんて存在しない。
「さて、さっさと戻らないと真那が園田さんに迷惑をかけそうだな。」
ダッシュで戻ると、案の定園田さんが真那とボール遊びをしてくれていた。
彼は子供を毛嫌いするタイプではないようで、ぎこちないながらも一緒に遊んでくれていたのだ。
「え・・・!?早くないですか!?」
弁当を持って家に入ると、園田さんはそう聞いてきた。
周りには那智の姿がないことから、2人は上で話し込んでいるのだろう。
「あぁ、先に電話をしておいたのと、お客が来ることを知っていたらしくて念のため用意しておいてくれたんですよ。」
「念のため!?」
「もし必要なかったら自分の家の晩御飯にしようと思ってたみたいで・・・。あ、車を止めてある署までは近道があるんで・・・まぁまぁ早く戻ってこれますね。」
「なるほど・・・。」
弁当が必要なかった場合、晩御飯にしようと思っていたのは俺だ。
那智と真那とで食べればいいと思っていたのだ。
とりあえずキッチンに弁当を置き、俺は園田さんの隣に座った。
そして上を指さして・・・
「えーと・・ご夫婦ですか?」
どう呼んでいいのかわからずに聞くと、園田さんは少しだけ驚いた顔を見せた。
「夫婦・・・ではないですけど、婚約はしてますね。」
「おぉ・・・!おめでとうございます。!」
「はは・・・ありがとうございます。」
「お二人はどちらで?」
「あー・・・那智さんと似たような感じ・・・ですかね。」
そう言うと、園田さんは二人が出会った話を聞かせてくれた。
どうも彼は自分の権限を駆使して彼女と親密になったらしい。
そして、野崎さんの仕事を応援していることや、那智にまで感謝をしていると語ってくれたのだ。
「那智にまで?」
「えぇ。だって那智さんがいなければ柚香のデザイン通りの服は生まれてない。細かい微調整を何ともすることなく店頭に並べれているのは那智さんのおかげでもありますからね。」
その言葉に、俺は驚いた。
那智の作る服にリピーターがいることや、真那と暮らしていけるだけの収入があることは知っていたけど、そうは思ったことがなかったのだ。
「へぇー・・・その考えはなかったです。さすが『A&a』の代表、着眼点が違いますね。」
「!!」
目に見える範囲が人よりも多いからこそ、成功してきた人だ。
雪華さんの弟、ユキくんが言ってた内容は、間違いじゃなさそうだった。
「なんでわかったんですか?」
怪訝な目でそう聞いてきた園田さんに、俺は後ろ手に頭を掻いた。
「いやー・・・実は同僚が知ってたんですよ。」
「え?同僚の方?」
「深田雄大っていうんですけど。雄大の奥さんの弟くんが国際弁護士をしてるらしく、その弟くん繋がりで園田さんの名前を知っていたみたいで・・・。」
そう言うと園田さんは驚いた顔を見せた。
「え!?ちょ・・奥様の旧姓は・・・!?」
彼も誰なのか気がついたようだ。
「・・・『橋本』です。」
「!?・・・橋本ユキくんのお姉さん!?」
「そうです。」
「うちもお世話になったことがある国際弁護士・・・まさかこんなところで繋がってるなんて・・・。」
「ははっ、世間って狭いですね。」
「ほんとに・・・。」
園田さんは、そのあと一瞬黙り込んだ。
もしかすると、ユキくんに依頼したときのことを思い出してるのかもしれない。
「え・・・じゃあ橋本ユキくんのお姉さんがお店をされている・・・?」
「そうです。結婚前にちょっといろいろあって行方不明状態になったんですけど、この町のはずれに家を買って、ご飯屋を始めたんです。安価だしおいしいしでしょっちゅうお客さんが入ってますよ。」
「そうなんですか・・・。」
意外な繋がりに驚いた園田さんに、俺は二階を指さして見せた。
「あ、上、見に行きます?二人はきっと話に夢中でしょうけど、ある程度なら俺でも案内できますんで・・・。」
「是非お願いします。・・・真那ちゃん、ちょっと二階行こうか。」
「いくっ!けーたん、だっこ!」
真那に抱っこをせがまれ、俺は両手を広げて抱え上げた。
そして二階に行って部屋やマネキンの説明をし、俺たちは雪華さんの弁当を食べたのだ。
その後、二人は帰る時間となり・・・
「すみません、ごちそうさまでした。」
帰り際に礼を言ってくれた二人。
弁当代を払ってくれようとしてくれたけど、俺と那智でお断りした。
滅多に会うことができないことが分かっているのか、那智と野崎さんはメールの交換やらなんやらをしている。
「ははっ。二人は仲良くなったみたいですね。」
「そうみたいですね。」
そんな二人を微笑ましく見ていると、園田さんは胸ポケットから名刺を取り出した。
そしてそれを俺に差し出してきたのだ。
「・・・もし、何か手に負えないようなことが起こったとき、連絡ください。どんな手を使ってでもお二人を守りますから。」
その言葉に、俺は困った。
『どんな手を使ってでも』という言葉が不穏な気がしたのだ。
それとともに、何があっても自分の手で那智と真那を守りたいとも思っている。
でも、他の力を借りないといけないようなことが起こらないなんて保証もどこにもない。
「・・・ありがとうございます。いただいておきます。」
俺は名刺を受け取り、胸ポケットにしまった。
そのとき、那智と野崎さんの話が終わそうな雰囲気を見せた。
「また遊びに来てくださいね?野崎さん。」
「はいっ。今日はお時間いただき、ありがとうございました。」
「園田さんもまた来てください。今度はさっき食べた弁当の店、案内します。」
「それはぜひ。」
「真那ちゃんもありがとう。また遊んでね?」
「ばいばーい!」
二人は何度も振り返り、手を振りながら帰っていった。
その姿が見えなくなるまで俺たちも手を振り続ける。
「那智、楽しかった?」
そう聞くと、那智は嬉しそうに笑ったのだ。
「うんっ!」
「よかったな。」
こうして那智にとっての大きなイベントはひと段落を迎えた。
俺は胸ポケットにしまった名刺に意識を持っていき、これの出番はないだろうなと思った。
でも、そんなことを思う時点でフラグなわけで・・・
俺と那智、そして真那はとんでもないことに巻き込まれることになるのだった。
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