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柚香との再会。
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「柚香さーん・・・!」
コンビニに着いた私たちは、着物を手に持ち柚香さんを呼んだ。
彼女はコンビニの前で待っていて、配送業者を待ってるようにキョロキョロしていたのだ。
「えぇぇ!?那智さん・・・!?」
私の姿を見て驚いた柚香さんは、口に手を当てた。
ドッキリ?は、大成功みたいだ。
「へへっ、お届け物ですよー!」
そう言うと、彼女は口をぱくぱくさせていたのだ。
「わざわざ持ってきてくれたんですか・・・!?」
「ちょっと旅行も兼ねて?かな?」
このためだけに来たけれど、そうじゃない感を出していると柚香さんは私の周りを見た。
真那の姿がないことに気づいたみたいだ。
「真那は長谷川さんの仕事場の人が預かってくれてるの。1泊が限界だけど・・・どうせならと思って二人で来ちゃった。」
「そうなんですか!!」
「ざざっと敢行して帰ろうと思うから・・・これ。」
持っていた桐の箱を差し出すと、柚香さんは受け取ってくれた。
感慨深いものがあるようで、嬉しそうに笑みを零してる。
「・・・ありがとうございます!無茶なお願いを引き受けてくださったことにも感謝してますし、こうしてわざわざ来ていただいて・・・本当にありがとうございます・・・!」
「ふふ。・・・また柚香さんのデザインで服を縫わせてね?私、柚香さんのデザイン、すごく好きなの!」
「!!・・・はいっ!ぜひっ・・・!」
あまり長居をしてはいけないと思い、私と圭吾さんはすぐに車に乗り込んで出発した。
振り返ると柚香さんがずっと手を振ってくれていて、私も振り返す。
「ふふ、柚香さんってほんとかわいい。」
そう呟くと、圭吾さんがルームミラーを見ながらつぶやき返して来た。
「俺は那智のほうがかわいいと思うけど?」
「~~~~っ。もうっ。」
「ははっ。」
私だって圭吾さんが一番だと思っている。
それでもそんな言葉を口に出すのが恥ずかしくて、つぐんでしまった。
「こっからどうする?予約してる宿に向かってもいいけど・・どっか行きたいとことかある?」
軽やかにハンドルをさばきながらそう聞いてきた圭吾さん。
宿は彼が予約をしてくれ、私は完全ノータッチだった。
今の時間が昼の2時を回っていることから、遠いところへは行けそうにない。
「うーん・・・。」
「なさそう?ないなら、俺が行きたいとこあるんだけどいい?」
「圭吾さんの行きたいところ?」
いったいどこだろうと思いながらも、私は首を縦に振った。
すると圭吾さんは嬉しそうに笑ったあと、ハンドルを握りなおしたのだ。
「うっし。楽しみにしてろよ?」
「?・・・私が楽しみに・・?」
よくわからないまま車は進んでいき、山の中に入っていった。
右に左にと緩やかなカーブを曲がりつつ、山を上っていく。
「山の上から景色でも見るの?」
山の上にあるものといえば絶景だ。
長い距離を上ってきたことを考えると、その景色はきれいなものだろう。
「景色・・・まぁ、景色っちゃ景色だな。」
「違うの?」
「那智が想像してる景色ではないと思うよ?」
「?」
よくわからないまま、窓の外の景色は流れていく。
そしてしばらく時間が経ったあと、車はスピードを落とし始めた。
「お、見えてきた。」
そう言われて前を見ると、そこに和風の大きな建物があった。
外には何人かの人が一列に並んでいて、あきらかにこの車を出迎えてるようだ。
「え・・ここってもしかして宿・・?」
少し向こうに『宿』と書かれた看板の文字が見えた。
その前に書いてある宿の名前は難しくて読めなかったけど、雰囲気から考えても宿で間違いなさそうに見える。
「そう、今日泊まるとこ。でもこの旅館の周りがちょっと楽しめるらしいんだ。」
「?」
車が宿の前に止まり、ドアを開けると番頭らしき人が出迎えてくれたのだ。
「ようこそ、棗旅館へ。」
その言葉に、私は思い出した。
国内最高級の宿の存在を。
(嘘・・・!圭吾さんが予約したのってこの高級宿!?予約取れないって噂しか知らないんだけど・・・!?)
内心叫び出したいのを押さえ、彼を見る。
すると、圭吾さんは車の鍵を宿の人に託していたのだ。
「お願いします。あと・・・記帳の前に辺りを見て回っていいですか?もうすぐ日が暮れてしまうので・・・。」
「もちろんでございます。ご予約のお名前は『長谷川様』でしょうか?」
「はい。長谷川圭吾と那智です。」
「ありがとうございます。ごゆっくり散策をお楽しみください。」
私と圭吾さんは宿の人たちに見送られ、散策路に入った。
宿から十分距離が離れたところまで歩き、私は恐る恐る彼に聞いたのだ。
「ねっ・・ねぇ・・!あの旅館、高級旅館で有名だったと思うんだけど・・!?」
「知ってたのか?」
「名前だけ・・・って!予約が取れないことも有名だった気がするけど!?」
「あぁ、平日は取りやすいらしんだよ。」
「平日・・・。」
たしかに、土日のほうが混むイメージはある。
それでも高級旅館は平日休日問わずに予約で埋まっているイメージを持っていたのだ。
(一応、宿代はあとで支払うっていう話だったはずだけど、いったいいくらするんだろう・・・。)
そんなことを考えてるとき、流れる水の音が聞こえてきた。
視線の先に、小さな小川がある。
「わ・・河原が整備されてて歩けるようになってる・・・!」
大きい石が端に寄せられ、歩きやすいようにされていた小川のそば。
ぐるっと回ってこれるようになっているようで、反対側も歩けそうに見えた。
「回ろうか。景色だけを見て歩くなんてこと、帰ったらできないからな。」
その言葉の通りだった。
基本的に真那がいることから、私は真那の動きしかみれない。
ちょっと目を離した隙に田んぼに落ちたり、川に流されたりするかもしれないのだ。
「・・・ふふ、ありがとう。」
「ん。」
圭吾さんは私に手を差し出してきた。
その手を握り、まるで独身の恋人のように歩き始める。
昔話や真那の話、それにこれからのことなんかを。
「どう?このあいだの拡散の件、落ち着いた?」
「あ、落ち着いた落ち着いた。いろいろ助けてくれてありがとう。」
「よかったな。」
「結局、少しだけ新規さんが増えた形に落ち着いたの。」
「おぉ。でも無理は禁物な、真那がいるんだし。」
「・・・この前みたいに倒れたりしないようにガンバリマス。」
迷惑をかけてしまったことを後悔している私は、あれから無理はしないようにしてる。
それに、体調が悪いと思ったときはすぐに休むようにしてるし、薬だって惜しまずに使うつもりだ。
なのに、圭吾さんは私の考えと少し違った考えを言い始めた。
「いや、俺がいるから体調悪くなるぶんにはいいんだよ、ウイルスに勝てないときもあるんだし。ただ・・真那が心配するだろ?前もギャン泣きだったしな。」
「!!」
「真那はまだ小さいからさ、あまり心配をかけるようなことするなよ?」
「・・・はい。」
シングルだからか、一人で全部しないといけないことがいつの間にか負担になっていたみたいだ。
そう感じないようにしていたけど、だめなところもあった。
これからは少し・・・ほんの少しだけ余裕があるようにしたいところだ。
「至らないところも多いと思うけど・・・これからもよろしくね?」
そう言うと、圭吾さんは嬉しそうに笑った。
「もちろん。ずっとよろしくな?」
このあと私たちは散策を切り上げた。
その理由は、太陽が傾いて暗くなってきたからだ。
明かりは設置されているものの、初めて来たところだから切り上げることにしたのだ。
「晩御飯もお願いしてあるからさ、部屋でゆっくり食べようよ。」
「部屋食なの!?」
「この旅館は全部部屋食なんだよ。」
「すご・・・。」
食事を楽しむことができるなんて、何年振りのことだろうか。
こんなこと、これから先しばらくは無いことだ。
(楽しみすぎる・・・!)
そう思っていた私だったけど、一つ、考えに及んでいないところがあった。
それは・・・
「柚香さーん・・・!」
コンビニに着いた私たちは、着物を手に持ち柚香さんを呼んだ。
彼女はコンビニの前で待っていて、配送業者を待ってるようにキョロキョロしていたのだ。
「えぇぇ!?那智さん・・・!?」
私の姿を見て驚いた柚香さんは、口に手を当てた。
ドッキリ?は、大成功みたいだ。
「へへっ、お届け物ですよー!」
そう言うと、彼女は口をぱくぱくさせていたのだ。
「わざわざ持ってきてくれたんですか・・・!?」
「ちょっと旅行も兼ねて?かな?」
このためだけに来たけれど、そうじゃない感を出していると柚香さんは私の周りを見た。
真那の姿がないことに気づいたみたいだ。
「真那は長谷川さんの仕事場の人が預かってくれてるの。1泊が限界だけど・・・どうせならと思って二人で来ちゃった。」
「そうなんですか!!」
「ざざっと敢行して帰ろうと思うから・・・これ。」
持っていた桐の箱を差し出すと、柚香さんは受け取ってくれた。
感慨深いものがあるようで、嬉しそうに笑みを零してる。
「・・・ありがとうございます!無茶なお願いを引き受けてくださったことにも感謝してますし、こうしてわざわざ来ていただいて・・・本当にありがとうございます・・・!」
「ふふ。・・・また柚香さんのデザインで服を縫わせてね?私、柚香さんのデザイン、すごく好きなの!」
「!!・・・はいっ!ぜひっ・・・!」
あまり長居をしてはいけないと思い、私と圭吾さんはすぐに車に乗り込んで出発した。
振り返ると柚香さんがずっと手を振ってくれていて、私も振り返す。
「ふふ、柚香さんってほんとかわいい。」
そう呟くと、圭吾さんがルームミラーを見ながらつぶやき返して来た。
「俺は那智のほうがかわいいと思うけど?」
「~~~~っ。もうっ。」
「ははっ。」
私だって圭吾さんが一番だと思っている。
それでもそんな言葉を口に出すのが恥ずかしくて、つぐんでしまった。
「こっからどうする?予約してる宿に向かってもいいけど・・どっか行きたいとことかある?」
軽やかにハンドルをさばきながらそう聞いてきた圭吾さん。
宿は彼が予約をしてくれ、私は完全ノータッチだった。
今の時間が昼の2時を回っていることから、遠いところへは行けそうにない。
「うーん・・・。」
「なさそう?ないなら、俺が行きたいとこあるんだけどいい?」
「圭吾さんの行きたいところ?」
いったいどこだろうと思いながらも、私は首を縦に振った。
すると圭吾さんは嬉しそうに笑ったあと、ハンドルを握りなおしたのだ。
「うっし。楽しみにしてろよ?」
「?・・・私が楽しみに・・?」
よくわからないまま車は進んでいき、山の中に入っていった。
右に左にと緩やかなカーブを曲がりつつ、山を上っていく。
「山の上から景色でも見るの?」
山の上にあるものといえば絶景だ。
長い距離を上ってきたことを考えると、その景色はきれいなものだろう。
「景色・・・まぁ、景色っちゃ景色だな。」
「違うの?」
「那智が想像してる景色ではないと思うよ?」
「?」
よくわからないまま、窓の外の景色は流れていく。
そしてしばらく時間が経ったあと、車はスピードを落とし始めた。
「お、見えてきた。」
そう言われて前を見ると、そこに和風の大きな建物があった。
外には何人かの人が一列に並んでいて、あきらかにこの車を出迎えてるようだ。
「え・・ここってもしかして宿・・?」
少し向こうに『宿』と書かれた看板の文字が見えた。
その前に書いてある宿の名前は難しくて読めなかったけど、雰囲気から考えても宿で間違いなさそうに見える。
「そう、今日泊まるとこ。でもこの旅館の周りがちょっと楽しめるらしいんだ。」
「?」
車が宿の前に止まり、ドアを開けると番頭らしき人が出迎えてくれたのだ。
「ようこそ、棗旅館へ。」
その言葉に、私は思い出した。
国内最高級の宿の存在を。
(嘘・・・!圭吾さんが予約したのってこの高級宿!?予約取れないって噂しか知らないんだけど・・・!?)
内心叫び出したいのを押さえ、彼を見る。
すると、圭吾さんは車の鍵を宿の人に託していたのだ。
「お願いします。あと・・・記帳の前に辺りを見て回っていいですか?もうすぐ日が暮れてしまうので・・・。」
「もちろんでございます。ご予約のお名前は『長谷川様』でしょうか?」
「はい。長谷川圭吾と那智です。」
「ありがとうございます。ごゆっくり散策をお楽しみください。」
私と圭吾さんは宿の人たちに見送られ、散策路に入った。
宿から十分距離が離れたところまで歩き、私は恐る恐る彼に聞いたのだ。
「ねっ・・ねぇ・・!あの旅館、高級旅館で有名だったと思うんだけど・・!?」
「知ってたのか?」
「名前だけ・・・って!予約が取れないことも有名だった気がするけど!?」
「あぁ、平日は取りやすいらしんだよ。」
「平日・・・。」
たしかに、土日のほうが混むイメージはある。
それでも高級旅館は平日休日問わずに予約で埋まっているイメージを持っていたのだ。
(一応、宿代はあとで支払うっていう話だったはずだけど、いったいいくらするんだろう・・・。)
そんなことを考えてるとき、流れる水の音が聞こえてきた。
視線の先に、小さな小川がある。
「わ・・河原が整備されてて歩けるようになってる・・・!」
大きい石が端に寄せられ、歩きやすいようにされていた小川のそば。
ぐるっと回ってこれるようになっているようで、反対側も歩けそうに見えた。
「回ろうか。景色だけを見て歩くなんてこと、帰ったらできないからな。」
その言葉の通りだった。
基本的に真那がいることから、私は真那の動きしかみれない。
ちょっと目を離した隙に田んぼに落ちたり、川に流されたりするかもしれないのだ。
「・・・ふふ、ありがとう。」
「ん。」
圭吾さんは私に手を差し出してきた。
その手を握り、まるで独身の恋人のように歩き始める。
昔話や真那の話、それにこれからのことなんかを。
「どう?このあいだの拡散の件、落ち着いた?」
「あ、落ち着いた落ち着いた。いろいろ助けてくれてありがとう。」
「よかったな。」
「結局、少しだけ新規さんが増えた形に落ち着いたの。」
「おぉ。でも無理は禁物な、真那がいるんだし。」
「・・・この前みたいに倒れたりしないようにガンバリマス。」
迷惑をかけてしまったことを後悔している私は、あれから無理はしないようにしてる。
それに、体調が悪いと思ったときはすぐに休むようにしてるし、薬だって惜しまずに使うつもりだ。
なのに、圭吾さんは私の考えと少し違った考えを言い始めた。
「いや、俺がいるから体調悪くなるぶんにはいいんだよ、ウイルスに勝てないときもあるんだし。ただ・・真那が心配するだろ?前もギャン泣きだったしな。」
「!!」
「真那はまだ小さいからさ、あまり心配をかけるようなことするなよ?」
「・・・はい。」
シングルだからか、一人で全部しないといけないことがいつの間にか負担になっていたみたいだ。
そう感じないようにしていたけど、だめなところもあった。
これからは少し・・・ほんの少しだけ余裕があるようにしたいところだ。
「至らないところも多いと思うけど・・・これからもよろしくね?」
そう言うと、圭吾さんは嬉しそうに笑った。
「もちろん。ずっとよろしくな?」
このあと私たちは散策を切り上げた。
その理由は、太陽が傾いて暗くなってきたからだ。
明かりは設置されているものの、初めて来たところだから切り上げることにしたのだ。
「晩御飯もお願いしてあるからさ、部屋でゆっくり食べようよ。」
「部屋食なの!?」
「この旅館は全部部屋食なんだよ。」
「すご・・・。」
食事を楽しむことができるなんて、何年振りのことだろうか。
こんなこと、これから先しばらくは無いことだ。
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それは・・・
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