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しばらく一緒に。
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ーーーーーーーーーーーーーーー
遼平「・・・起きない・・?」
悠乃を抱きしめること2時間。
彼女はすぅすぅと眠ってる。
遼平「10分くらい寝たら起きるって聞いてたんだけどな・・。」
でも寝れてるならそれでいい。
そう思って体を起こそうとした。
そのとき・・・
悠乃「!!」
遼平「・・・起きた?」
バッと目を開けた悠乃。
目を開けてすぐに俺の胸に顔を押し付けてきた。
悠乃「お願い・・行かないで・・・。」
遼平「・・・行かないよ。どこにも行かない。」
そう言うとまた目を閉じて寝息を立て始めた。
悠乃「・・・zzz。」
遼平「・・・まぁ、いっか。」
結局俺も一緒に眠ってしまい、目が覚めたのは夜になってからだった。
ーーーーーーーーーーーーーーーーー
悠乃「んー・・・。」
遼平「ゆっくり眠れた?」
7時間くらい眠っていた悠乃。
目を覚ましたあとの顔色は良さそうだった。
悠乃「私・・・寝れた・・?」
遼平「ぐっすり寝れてたよ?」
ベッドから体を起こした悠乃。
ぐっすり眠れたことに驚いているようだった。
悠乃「あんなに薬飲んでも寝れなかったのに・・・。」
遼平「しばらく一緒に暮らそうか。俺も一緒の方が安心だし。」
悠乃「・・・・いいの?」
遼平「もちろん。とりあえずご飯食べにいこっか。一つ上の階に。」
部屋を出てご飯を食べにいった俺たち。
食事を取りながらこれからのことを話す。
遼平「着替えとかは・・・あとで取りにいこうか。」
悠乃「うん・・・。ほんとにいいの?迷惑じゃない?」
遼平「迷惑?むしろご褒美なんだけど。」
悠乃「『ご褒美』?」
遼平「毎日会えるし。」
悠乃「・・・・ありがと。ふふ。」
ご飯を食べ終わってすぐに取りに向かった悠乃のアパート。
悠乃は大きい鞄に必要なものを詰めてアパートから出てきた。
悠乃「これからしばらくお世話になります。」
遼平「こちらこそ。」
悠乃を連れて戻ってきたホテルの部屋。
寝室にあるクローゼットに、悠乃の服をいれることにした。
遼平「今日はまだ寝れそう?」
悠乃「うん。ずっと寝れなかったから・・・遼平さんが隣に居てくれたらいくらでも寝れそう(笑)」
遼平「じゃあ・・・お風呂に入って寝ようか。」
お湯を溜めながらパジャマの用意をする悠乃。
溜まった音が流れると、お風呂場に向かっていった。
俺も後を追う。
悠乃「?」
遼平「タオル、ここだから。」
脱衣所に置いてあるものの場所を説明した。
悠乃「あ、わかった。ありがとう。」
遼平「・・・。」
悠乃「?・・・なに?」
入院してたからか、不眠症に陥ってしまったからかわからないけど、若干痩せた悠乃の身体が目に入る。
俺はその小さな体を抱き締めた。
遼平「ごめんな、もっと早くに気づけなくて。」
そう言うと悠乃は俺の体を抱き締めかえしてきた。
悠乃「そんなことない。遼平さんが私を助けてくれたんだよ?ありがとう。」
遼平「悠乃・・・。あー・・・もうこのままずっと一緒に暮らそうか。」
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遼平「・・・起きない・・?」
悠乃を抱きしめること2時間。
彼女はすぅすぅと眠ってる。
遼平「10分くらい寝たら起きるって聞いてたんだけどな・・。」
でも寝れてるならそれでいい。
そう思って体を起こそうとした。
そのとき・・・
悠乃「!!」
遼平「・・・起きた?」
バッと目を開けた悠乃。
目を開けてすぐに俺の胸に顔を押し付けてきた。
悠乃「お願い・・行かないで・・・。」
遼平「・・・行かないよ。どこにも行かない。」
そう言うとまた目を閉じて寝息を立て始めた。
悠乃「・・・zzz。」
遼平「・・・まぁ、いっか。」
結局俺も一緒に眠ってしまい、目が覚めたのは夜になってからだった。
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悠乃「んー・・・。」
遼平「ゆっくり眠れた?」
7時間くらい眠っていた悠乃。
目を覚ましたあとの顔色は良さそうだった。
悠乃「私・・・寝れた・・?」
遼平「ぐっすり寝れてたよ?」
ベッドから体を起こした悠乃。
ぐっすり眠れたことに驚いているようだった。
悠乃「あんなに薬飲んでも寝れなかったのに・・・。」
遼平「しばらく一緒に暮らそうか。俺も一緒の方が安心だし。」
悠乃「・・・・いいの?」
遼平「もちろん。とりあえずご飯食べにいこっか。一つ上の階に。」
部屋を出てご飯を食べにいった俺たち。
食事を取りながらこれからのことを話す。
遼平「着替えとかは・・・あとで取りにいこうか。」
悠乃「うん・・・。ほんとにいいの?迷惑じゃない?」
遼平「迷惑?むしろご褒美なんだけど。」
悠乃「『ご褒美』?」
遼平「毎日会えるし。」
悠乃「・・・・ありがと。ふふ。」
ご飯を食べ終わってすぐに取りに向かった悠乃のアパート。
悠乃は大きい鞄に必要なものを詰めてアパートから出てきた。
悠乃「これからしばらくお世話になります。」
遼平「こちらこそ。」
悠乃を連れて戻ってきたホテルの部屋。
寝室にあるクローゼットに、悠乃の服をいれることにした。
遼平「今日はまだ寝れそう?」
悠乃「うん。ずっと寝れなかったから・・・遼平さんが隣に居てくれたらいくらでも寝れそう(笑)」
遼平「じゃあ・・・お風呂に入って寝ようか。」
お湯を溜めながらパジャマの用意をする悠乃。
溜まった音が流れると、お風呂場に向かっていった。
俺も後を追う。
悠乃「?」
遼平「タオル、ここだから。」
脱衣所に置いてあるものの場所を説明した。
悠乃「あ、わかった。ありがとう。」
遼平「・・・。」
悠乃「?・・・なに?」
入院してたからか、不眠症に陥ってしまったからかわからないけど、若干痩せた悠乃の身体が目に入る。
俺はその小さな体を抱き締めた。
遼平「ごめんな、もっと早くに気づけなくて。」
そう言うと悠乃は俺の体を抱き締めかえしてきた。
悠乃「そんなことない。遼平さんが私を助けてくれたんだよ?ありがとう。」
遼平「悠乃・・・。あー・・・もうこのままずっと一緒に暮らそうか。」
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