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第33話 同性愛?美青年は親友が好きだった〜イケメン同士の心の思い
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レオナルド令息は死んだように微動だにしない。まるで闇の一部になってしまったように静止していた。
親友のローレンはレオナルド令息を持ち上げて、ネックレスできつく首を絞めれているのを発見すると直ぐに強引にに取る。
ネックレスを外した時、首には見るも無残な傷あとのようなネックレスの跡がくっきり残っていたのです。
二人は顔を近づけてしっかり目を見開いて見る。倒れた親友はただ眠っているだけのように綺麗な顔をしていた。
親友の二人のローレンとマティオは、まずレオナルド令息の胸に耳を当てて心臓の鼓動を聞いた。そしたらまだ小さく動いている。
暗殺者の女性ルイーズは、ネックレスで首を絞めて確実に殺したと思っていた。だから追い打ちをかけることもなく素早く現場を離れた。
恋をして好きになって本気で愛していた美青年の肉体をこれ以上自分の汚れた手で傷つけたくなかったのです。
彼の悪夢が脳の中に住み込みたくないというのが一番の理由だった。それでも首を絞めて殺した感触は彼女の心に深々と焼きついている。
レオナルド令息は日々鍛えている騎士なので強靭な肉体のおかげもあるし、意識を失う前に婚約者のヴィオラ令嬢のことが頭をよぎりました。
恋人と一緒に生きたくてまだ結婚生活もしたい。二人の幸福はどこに絶頂があるのか未だにわからないのでそこまで到達するまで自分は死ねない。強い精神力で踏ん張っていたのです。
レオナルド令息が死んではいなくてまだ息がある。それが分かったのなら二人がやることはただ一つだった。人工呼吸を行うこと。
「よし、俺がやる!」
「ちょっと待て!俺のほうが上手い」
「何言ってんだ?俺はついこの前も救助したことがあって経験があるんだ」
「でもここは俺がするよ。ローレンは体重をかけて胸を押してくれ!」
「なんで俺が…お前が胸を押せよ!」
お互いに親友の二人は急に火がついたように突然に揉め事が起こる。どちらが倒れているレオナルド令息に人工呼吸をするのかで堂々巡りの口論を始めました。
喧嘩してるのかと思うほど激しくやりとりする二人の言い争いは止まらない。
実はこの二人の親友のローレンとマティオはレオナルド令息に特別な感情を持っていたのです。それは完全に恋愛感情です。
二人の親友は同性愛の男性。そのことはレオナルド令息も二人の思いは知らないし、これまで普通に親友として接してきました。
「ローレンいい加減にしろ!レオナルドの生き死にに関わってるんだぞ!」
「そう言うならお前が譲れよ!」
「俺がキスするんだ!」
「な、なに?キ、キスだと?何言ってるんだローレン」
「今のは言葉のあやだ…誤解をするんじゃないぞ」
この二人も同性愛だということはお互いに打ち明けていません。だから両者とも普通に女性が好きだと思っています。
「マティオ実は俺はな…お前がレオナルドのことを変な目で見てるのを以前から気づいてるんだぞ?」
「な、なんのことだ!?」
ローレンはレオナルド令息が好きだという自分のことは棚に上げて親友のマティオを責めるようなことを口にしました。
自分にとって都合の悪いことは秘密にするという卑怯者でせこい行為です。
マティオは慌てた声を出し驚いて目を見開き体が停止する。思わず息の止まるような心持ちになった。
親友のローレンはレオナルド令息を持ち上げて、ネックレスできつく首を絞めれているのを発見すると直ぐに強引にに取る。
ネックレスを外した時、首には見るも無残な傷あとのようなネックレスの跡がくっきり残っていたのです。
二人は顔を近づけてしっかり目を見開いて見る。倒れた親友はただ眠っているだけのように綺麗な顔をしていた。
親友の二人のローレンとマティオは、まずレオナルド令息の胸に耳を当てて心臓の鼓動を聞いた。そしたらまだ小さく動いている。
暗殺者の女性ルイーズは、ネックレスで首を絞めて確実に殺したと思っていた。だから追い打ちをかけることもなく素早く現場を離れた。
恋をして好きになって本気で愛していた美青年の肉体をこれ以上自分の汚れた手で傷つけたくなかったのです。
彼の悪夢が脳の中に住み込みたくないというのが一番の理由だった。それでも首を絞めて殺した感触は彼女の心に深々と焼きついている。
レオナルド令息は日々鍛えている騎士なので強靭な肉体のおかげもあるし、意識を失う前に婚約者のヴィオラ令嬢のことが頭をよぎりました。
恋人と一緒に生きたくてまだ結婚生活もしたい。二人の幸福はどこに絶頂があるのか未だにわからないのでそこまで到達するまで自分は死ねない。強い精神力で踏ん張っていたのです。
レオナルド令息が死んではいなくてまだ息がある。それが分かったのなら二人がやることはただ一つだった。人工呼吸を行うこと。
「よし、俺がやる!」
「ちょっと待て!俺のほうが上手い」
「何言ってんだ?俺はついこの前も救助したことがあって経験があるんだ」
「でもここは俺がするよ。ローレンは体重をかけて胸を押してくれ!」
「なんで俺が…お前が胸を押せよ!」
お互いに親友の二人は急に火がついたように突然に揉め事が起こる。どちらが倒れているレオナルド令息に人工呼吸をするのかで堂々巡りの口論を始めました。
喧嘩してるのかと思うほど激しくやりとりする二人の言い争いは止まらない。
実はこの二人の親友のローレンとマティオはレオナルド令息に特別な感情を持っていたのです。それは完全に恋愛感情です。
二人の親友は同性愛の男性。そのことはレオナルド令息も二人の思いは知らないし、これまで普通に親友として接してきました。
「ローレンいい加減にしろ!レオナルドの生き死にに関わってるんだぞ!」
「そう言うならお前が譲れよ!」
「俺がキスするんだ!」
「な、なに?キ、キスだと?何言ってるんだローレン」
「今のは言葉のあやだ…誤解をするんじゃないぞ」
この二人も同性愛だということはお互いに打ち明けていません。だから両者とも普通に女性が好きだと思っています。
「マティオ実は俺はな…お前がレオナルドのことを変な目で見てるのを以前から気づいてるんだぞ?」
「な、なんのことだ!?」
ローレンはレオナルド令息が好きだという自分のことは棚に上げて親友のマティオを責めるようなことを口にしました。
自分にとって都合の悪いことは秘密にするという卑怯者でせこい行為です。
マティオは慌てた声を出し驚いて目を見開き体が停止する。思わず息の止まるような心持ちになった。
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