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強さを隠し持つ女
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王都の夜は深く、月は厚い雲に隠されていた。私たちオルロック辺境伯一行が滞在しているのは、王都郊外にある別邸。今夜は風が強く、庭木のざわめきが不穏な空気を運んでくる。
「……来ますわね」
私は寝室の窓辺に立ち、闇を見つめながら呟いた。隣に立つアレクセイが、腰の剣帯を確認しながら頷く。
「ああ。焦ったネズミがな。いや、蛇か。罠にかかるのを待たずに飛び込んできたようだ」
あの夜会での屈辱と公爵家からの圧力。追い詰められた赤蛇商会のゴルドンが選ぶ道は一つしかない。物理的な排除だ。私とアレクセイを亡き者にし、証拠を隠滅して逃亡する。短絡的だが、暴力はいつだって馬鹿の最終手段だ。
ヒュッ!
風切り音と共に窓ガラスが激しく割れ、暗い影が一気に部屋へと飛び込んできた。顔を覆った男たちが現れ、手には抜き身の短剣や、異国風の曲刀が握られている。部屋に飛び込んできたのは十人くらいだが、庭にひそむ気配を感じる限り、数は五十人以上に及ぶだろう。
「全員殺せ! ゴルドン様のご命令だ!」
先頭の男が叫び声を上げ、私に向かって跳躍してきた。しかし、私は微動だにしなかった。悲鳴を上げることもなく、冷静に扇子を開いて口元を隠し、冷ややかな視線を男に向けた。
私は男の勢いを受け止め、瞬時にその力を利用して返した。合気道みたいに流れるようにそのまま逆方向へと投げ飛ばした。男は吹き飛ぶように空中を舞い、あっという間に地面に叩きつけられた。
実は私はなかなか強いのだ。外見に惑わされてはならない。道で十人くらいに襲われても余裕で対処できる。むしろ、退屈しのぎにちょうどいいくらいだ。
「……無礼者が。誰の寝所に土足で踏み込んでいると思っている」
ドガッ!!
鈍い音が部屋中に響き渡り、他の男たちは一斉に真横へと吹き飛ばされた。彼らは壁に激しく激突し、人形のようにぐしゃりと崩れ落ちる。その軌道上には、アレクセイの足がすっと現れた。蹴り一発だけで大人の男たちがボールのように軽々と宙を舞い、壁に叩きつけられた。
「か、閣下!?」
「少しはやるようだが、マリアンナは下がっていろ」
アレクセイが剣を抜いた。鋼の音が響き、刃は月明かりのないはずの部屋の中で、夜の闇を引き裂くように青白く冷たい輝きを放っていた。それは、オルロック家に代々伝わる魔剣『氷狼牙(フェンリル)』刃先は、氷の狼が今にも牙を剥いて飛びかかるかのような冷徹さを感じさせ、見る者に深い恐怖と圧倒的な力を想起させる。剣が抜かれた瞬間、空気さえ凍りつくような不思議な感覚が部屋に満ちた。
「野郎! 『氷狼』だか何だか知らんが、貴族の優男が調子に乗るな!」
「死ぬ覚悟のある者からかかってこい」
残りの刺客たちが一斉に襲いかかる。彼らは裏社会で名を馳せる荒くれ者たちだろう。動きには無駄がなく、殺意も本物だ。だが、相手が悪すぎた。
アレクセイが一閃した。動きはあまりにも速く、剣が見えたかどうかすらわからなかった。ただ、青い閃光が走った瞬間、男たちの剣が根元から真っ二つに断ち切れ、魔剣の特殊能力なのか彼らの体が凍りついたかのように硬直した。息を呑む暇もなく、周囲に広がったのは静けさ。その瞬間、私はただひとつ確信した。この男は化け物だ。
窓の外から、金属音と悲鳴が聞こえ始めた。オルロック家の騎士団が、庭に潜んでいた残りの刺客たちを迎撃したのだ。北の国境で魔獣と戦い続けている彼らにとって、王都のごろつきなど準備運動にもならないだろう。
「……私も、手伝いましょうか」
私は懐から、数本の小瓶を取り出した。部屋の入口から、第二陣の刺客たちが雪崩れ込んできたからだ。
「おい女! 覚悟し……ぐわっ!?」
私が投げた小瓶が床に落ちて割れ、瞬く間に紫色の煙が部屋中に立ち上った。その煙を吸い込んだ男たちは、次々と膝をついて激しく咳き込み始めた。体内で何かが反応しているかのように、彼らの顔色は急激に変わり驚きで呼吸が乱れ、その場で崩れそうになった。
「ゴホッ! な、なんだこれ……目が、喉が……」
「特製の『催涙・粘膜刺激ガス』ですわ。カプサイシンとマスタードの成分を濃縮し、即効性の麻痺毒を少々。三日は喉が焼けるように痛みますから、お覚悟を」
「マリアンナ、君は戦場でも輝くな」
「閣下の背中を守るくらいはできますわ。さあ、仕上げと参りましょう」
私はハンカチで鼻を覆いながら、何事もなかったかのように微笑む。あまりの光景に、アレクセイは楽しそうに笑いながらも、どこか誇らしげな表情を浮かべていた。
「……来ますわね」
私は寝室の窓辺に立ち、闇を見つめながら呟いた。隣に立つアレクセイが、腰の剣帯を確認しながら頷く。
「ああ。焦ったネズミがな。いや、蛇か。罠にかかるのを待たずに飛び込んできたようだ」
あの夜会での屈辱と公爵家からの圧力。追い詰められた赤蛇商会のゴルドンが選ぶ道は一つしかない。物理的な排除だ。私とアレクセイを亡き者にし、証拠を隠滅して逃亡する。短絡的だが、暴力はいつだって馬鹿の最終手段だ。
ヒュッ!
風切り音と共に窓ガラスが激しく割れ、暗い影が一気に部屋へと飛び込んできた。顔を覆った男たちが現れ、手には抜き身の短剣や、異国風の曲刀が握られている。部屋に飛び込んできたのは十人くらいだが、庭にひそむ気配を感じる限り、数は五十人以上に及ぶだろう。
「全員殺せ! ゴルドン様のご命令だ!」
先頭の男が叫び声を上げ、私に向かって跳躍してきた。しかし、私は微動だにしなかった。悲鳴を上げることもなく、冷静に扇子を開いて口元を隠し、冷ややかな視線を男に向けた。
私は男の勢いを受け止め、瞬時にその力を利用して返した。合気道みたいに流れるようにそのまま逆方向へと投げ飛ばした。男は吹き飛ぶように空中を舞い、あっという間に地面に叩きつけられた。
実は私はなかなか強いのだ。外見に惑わされてはならない。道で十人くらいに襲われても余裕で対処できる。むしろ、退屈しのぎにちょうどいいくらいだ。
「……無礼者が。誰の寝所に土足で踏み込んでいると思っている」
ドガッ!!
鈍い音が部屋中に響き渡り、他の男たちは一斉に真横へと吹き飛ばされた。彼らは壁に激しく激突し、人形のようにぐしゃりと崩れ落ちる。その軌道上には、アレクセイの足がすっと現れた。蹴り一発だけで大人の男たちがボールのように軽々と宙を舞い、壁に叩きつけられた。
「か、閣下!?」
「少しはやるようだが、マリアンナは下がっていろ」
アレクセイが剣を抜いた。鋼の音が響き、刃は月明かりのないはずの部屋の中で、夜の闇を引き裂くように青白く冷たい輝きを放っていた。それは、オルロック家に代々伝わる魔剣『氷狼牙(フェンリル)』刃先は、氷の狼が今にも牙を剥いて飛びかかるかのような冷徹さを感じさせ、見る者に深い恐怖と圧倒的な力を想起させる。剣が抜かれた瞬間、空気さえ凍りつくような不思議な感覚が部屋に満ちた。
「野郎! 『氷狼』だか何だか知らんが、貴族の優男が調子に乗るな!」
「死ぬ覚悟のある者からかかってこい」
残りの刺客たちが一斉に襲いかかる。彼らは裏社会で名を馳せる荒くれ者たちだろう。動きには無駄がなく、殺意も本物だ。だが、相手が悪すぎた。
アレクセイが一閃した。動きはあまりにも速く、剣が見えたかどうかすらわからなかった。ただ、青い閃光が走った瞬間、男たちの剣が根元から真っ二つに断ち切れ、魔剣の特殊能力なのか彼らの体が凍りついたかのように硬直した。息を呑む暇もなく、周囲に広がったのは静けさ。その瞬間、私はただひとつ確信した。この男は化け物だ。
窓の外から、金属音と悲鳴が聞こえ始めた。オルロック家の騎士団が、庭に潜んでいた残りの刺客たちを迎撃したのだ。北の国境で魔獣と戦い続けている彼らにとって、王都のごろつきなど準備運動にもならないだろう。
「……私も、手伝いましょうか」
私は懐から、数本の小瓶を取り出した。部屋の入口から、第二陣の刺客たちが雪崩れ込んできたからだ。
「おい女! 覚悟し……ぐわっ!?」
私が投げた小瓶が床に落ちて割れ、瞬く間に紫色の煙が部屋中に立ち上った。その煙を吸い込んだ男たちは、次々と膝をついて激しく咳き込み始めた。体内で何かが反応しているかのように、彼らの顔色は急激に変わり驚きで呼吸が乱れ、その場で崩れそうになった。
「ゴホッ! な、なんだこれ……目が、喉が……」
「特製の『催涙・粘膜刺激ガス』ですわ。カプサイシンとマスタードの成分を濃縮し、即効性の麻痺毒を少々。三日は喉が焼けるように痛みますから、お覚悟を」
「マリアンナ、君は戦場でも輝くな」
「閣下の背中を守るくらいはできますわ。さあ、仕上げと参りましょう」
私はハンカチで鼻を覆いながら、何事もなかったかのように微笑む。あまりの光景に、アレクセイは楽しそうに笑いながらも、どこか誇らしげな表情を浮かべていた。
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