教師と禁断の恋

妄想オタク女子

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自己紹介

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私の名前は妃菜、高校2年!
校門の前に女子が集まっていて騒がしい。
やっぱり…新人教師の響夜先生だ。

生徒A「響夜せんせ~い!おはようございます!
              後で英語教えてください!」
響夜「あぁ、いいぞ~」
生徒B「えー私も!!!」

朝から人気だな~。
響夜先生は優しくて笑顔が素敵なイケメン教師。
女子生徒からすごくモテモテ。

響夜「妃菜、おはよう」
妃菜「おはよう…ございます」

なぜか私に毎日挨拶をしてくる。
(周りに人はいない)
しかも呼び捨て…皆には[さん]付けしてるのに。
この先生は絶対裏の顔があると私は思う。
いつも笑顔でいるだなんておかしい。

夏菜子「妃菜!おはよー!
               今年は担任誰かな!?」
妃菜「さ~。誰だろうね。」

絶対に響夜先生は嫌だな~。
ああいうキャラの人は苦手だから…

って言ったそばから…
なんで!?ホント最悪…

響夜「おはようございます。えー、今日から
           ここのクラスをもつ英語担当の響夜です
           みなさんと送る日々をたのしみにしてます」
女子「きゃーーっ。うちらも楽しみだよ!」
男子「かっけぇ…」

サラッとかっこいいこと言えるんだ。チャラ。
そしてひとりひとりの自己紹介が始まった。
みんな自分の趣味とか言ってるけど…
私は、勉強面について言おうかな。

妃菜「妃菜です。英語以外は得意です。
            よろしくお願いします(_ _;)」
響夜「へぇ…?(ボソっ)」

何かつぶやいた?
まっいっか!
自己紹介が終わったあと、今後の予定について話をされた。
今日は午前中までで、午後から部活見学などが始まる。
もう少し経ってから見学を始めればいいのに…。
いつの間にか、お昼になっていた。
よし、帰ろうっと。

夏菜子「妃菜??部活見学行こうよ」
妃菜「私、入りたい部活ないから大丈夫っ!」
夏菜子「そう?じゃあ……」
響夜「妃菜さん、ちょっとお話があるのでこの後
           指導室に来てください」

え……面倒くさい…
話ってなんだろう?
私は軽く礼をして指導室へと向かった

妃菜「なんですか?」
響夜「英語が苦手…ねぇ。担任が英語担当だから
           それは困るなー」
妃菜「なんかすいません。」
響夜「よし、明日から放課後は勉強だ。
            俺が教えてやる」
妃菜「え……結構です。」

この先生と二人でなんて絶対嫌だ。
なんか…なんだろ。
嫌な予感しかしない。
その時、、、
先生が私の頬をつまんで言った。

響夜「この俺が一対一で教えてやるんだよ。
            もう少し感謝してほしーなー」

なんか…声のトーンが低くなった…
怖い…怖い怖い。

妃菜「わかりまひた……」
響夜「いい子だ(ニッコリ)」

その笑みはとても恐ろしかった。
あぁ、明日から嫌いな英語を…
嫌いな先生に教えてもらうんだ…。

これからのことが不安になる新学期だった。
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