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リュウのケイトウ レガシィ 28 レヴィアからの願い
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『そうか、レヴィア。
それなら俺と一緒に行こう。
二人だけで………。』
『うん。
ほんとは二人だけで行きたい がぅ。
でも、みんな連れて………。
みんな一緒がいいがぅ。
でないと…。』
レヴィアの懇願する真剣な眼差しに
慧人もその重要性を感じ
サレヒュトに相談する事に決めた。
『なんだ?。
原生の森の奥へ一緒に来いってか。
あそこには…。』
(原生の森の最奥に神龍が住まう伝説。
しかし、無用の者が訪ねても
決して辿り着く事は叶わねぇって
言うよな。
まさかな…………。)
レヴィアの真剣な顔に
サレヒュトも本気で考え込む。
しかし、サレヒュトは
もう一つ重要な案件を
どうするべきか考えあぐねていたのだ。
『よしっ!。
森へ行こう。
レヴィア、その日は皆で
ハイキングついでに
その奥まで行こうじゃないか。
慧人そこでお前や、皆に
話したい重要な事があるんだ。
皆には、このハイキング
思いっきり羽目外して楽しんで貰おう。
決めたっ!!。』
『ありがとがぅっ!。』
『皆にも伝えないとな。
夕飯の時分にも話すとするか。』
夕飯の時間になり
食卓に皆が集まると
早速、ハイキングの話しを
立ち上げる。
『あの森の奥まで行くとなれば
歩きで行かないとダメですね。
最奥までどれだけかかる事か。
ハイキングで無く
キャンプの用意が必要ですよ。』
ティエナが森の最奥まで行く事が
どれ程 大変な行動なのか
力説する。
一人で原生の森の最奥へ
旅立った事のある者ならではの
真面目な意見なのだった。
『キャンプの荷物は
私がリヤカーでお運びします。』
ネイが荷物持ちを率先して
申し出た。
フィギュエイド(アンドロイド)である
ネイには重い荷物など どうと言う事も無い。
しかし、巨大な背負子(しょいこ=荷物を背負う時に使う道具)で運んでは、
皆に気遣われてしまう
或いは不気味がられてしまうのではとの
考えからリヤカーを持ち出す
決心に至った訳だ。
『ネイ、私も荷物持ちするよ。
お兄ちゃんの物は全部
私が持つね。』
夏も自身の本当の身体が
再生されるまでは
そっくりに作った(ネイが完全覚醒した
夏の為に用意して置いた物。)
フィギュエイドボディなので
ネイだけに任せる訳には行かない。
勿論、慧人に良い所を見せたい
思いもある。
『マスター!あたち達だって
荷物持ちくらいできますわ。
なんなりとご命令を
ですわ。』
ハピがこの荷物持ち選手権に
参加しないはずは無い。
その隣ではレピが
物凄い勢いで頷いていた。
『分かった。
皆に分担して頼む事にする。
それで良いな?。』
慧人が荷物持ち選手権がこれ以上
拡大して大騒ぎになる前に
終収する。
このままではミャウやレヴィアまで
参戦しかね無い雰囲気だと思ったからだ。
実を言えばこの二人は
遊び回るのに荷物が邪魔だと考え
そんな物に参戦するつもりは
ひとかけらも有りはしなかったが。
『慧人の女衆は威勢が良いな。
頼もしい限りだ。
キャンプ道具は蔵に揃ってるから
引っ張り出せばいいやな。
ティエナ、テントやシュラフも
数、揃ってたよな。』
『はい、シュラフは選んで貰う程
揃っていますよ。
みんな好みの色や形の物を
選ぶと良いですよ。』
ティエナがキャンプマニアにしか
分からないだろうと思う
提案を出して来た。
『あ、なら私
キョール メンのスリーシーズン
封筒型 色はバイオレットが良いな。』
夏のキャンプ好きは
幼い頃からのもの。
武道やキャンプは
子供の情操教育に大変良いと
両親からの勧めでもあった為だ。
名前も夏で如何にもシーズン
真っ盛り!?的なお似合い感。
『それ良いよね。
なら、私はそれのライムグリーンに
しよう。』
ティエナがその意見に賛成する。
キャンプ用品の管理は主に
ティエナの管轄になっている。
在庫の有る無しもバッチリだ。
『それなら、
ガソリンランタンも有るかな?。
電池の物より明るいし
雰囲気が好きなんだよな。』
慧人のモノフェチが炸裂する。
マニアックな物程食い付いてくる
謂わば知識自慢の薀蓄野郎と
思っていただきたい。
本人もそれを望んでいるようだ。
『有りますよ。
ちゃんとホワイトガソリン仕様から
レギュラーガソリン仕様に
パーツ交換した物を用意しています。
ホワイトガソリンは高いですからね。』
慧人のマニアックオーダーに
ティエナがしれっと
更にフェチ盛りにして返す。
これには慧人も"ぐぬぬっ"っと
二の句が継げなかった。
『よしっ!。
お前ぇらのキャンプ好きは
充分に伝わった。
そんなら炭火のバーベキューも
やろう。
美味い肉を用意しなくちゃな。
イノシシが良いか
それとも鹿肉が良いか。
やっぱり牛かヨダレが止まんねぇなぁ~。
タレは何だ?。
ジョンか?うぉうごんの味か?
にょにょ苑のタレも凄いな。
シンプルに生姜にするか…。
ダメだ飯食ってんのに
更に肉、食いてぇ。』
サレヒュトが脳内焼肉天国に
召される。
『やったぁ~
にくにくにくにくにくにくぅ~~。』
ミャウは謎肉ソングを
作曲なぅ。
こうして
レヴィアのお願いから
いつの間にやら
キャンプ旅行の前準備の
妄想談義は夜更けまで続いたと言う。
それなら俺と一緒に行こう。
二人だけで………。』
『うん。
ほんとは二人だけで行きたい がぅ。
でも、みんな連れて………。
みんな一緒がいいがぅ。
でないと…。』
レヴィアの懇願する真剣な眼差しに
慧人もその重要性を感じ
サレヒュトに相談する事に決めた。
『なんだ?。
原生の森の奥へ一緒に来いってか。
あそこには…。』
(原生の森の最奥に神龍が住まう伝説。
しかし、無用の者が訪ねても
決して辿り着く事は叶わねぇって
言うよな。
まさかな…………。)
レヴィアの真剣な顔に
サレヒュトも本気で考え込む。
しかし、サレヒュトは
もう一つ重要な案件を
どうするべきか考えあぐねていたのだ。
『よしっ!。
森へ行こう。
レヴィア、その日は皆で
ハイキングついでに
その奥まで行こうじゃないか。
慧人そこでお前や、皆に
話したい重要な事があるんだ。
皆には、このハイキング
思いっきり羽目外して楽しんで貰おう。
決めたっ!!。』
『ありがとがぅっ!。』
『皆にも伝えないとな。
夕飯の時分にも話すとするか。』
夕飯の時間になり
食卓に皆が集まると
早速、ハイキングの話しを
立ち上げる。
『あの森の奥まで行くとなれば
歩きで行かないとダメですね。
最奥までどれだけかかる事か。
ハイキングで無く
キャンプの用意が必要ですよ。』
ティエナが森の最奥まで行く事が
どれ程 大変な行動なのか
力説する。
一人で原生の森の最奥へ
旅立った事のある者ならではの
真面目な意見なのだった。
『キャンプの荷物は
私がリヤカーでお運びします。』
ネイが荷物持ちを率先して
申し出た。
フィギュエイド(アンドロイド)である
ネイには重い荷物など どうと言う事も無い。
しかし、巨大な背負子(しょいこ=荷物を背負う時に使う道具)で運んでは、
皆に気遣われてしまう
或いは不気味がられてしまうのではとの
考えからリヤカーを持ち出す
決心に至った訳だ。
『ネイ、私も荷物持ちするよ。
お兄ちゃんの物は全部
私が持つね。』
夏も自身の本当の身体が
再生されるまでは
そっくりに作った(ネイが完全覚醒した
夏の為に用意して置いた物。)
フィギュエイドボディなので
ネイだけに任せる訳には行かない。
勿論、慧人に良い所を見せたい
思いもある。
『マスター!あたち達だって
荷物持ちくらいできますわ。
なんなりとご命令を
ですわ。』
ハピがこの荷物持ち選手権に
参加しないはずは無い。
その隣ではレピが
物凄い勢いで頷いていた。
『分かった。
皆に分担して頼む事にする。
それで良いな?。』
慧人が荷物持ち選手権がこれ以上
拡大して大騒ぎになる前に
終収する。
このままではミャウやレヴィアまで
参戦しかね無い雰囲気だと思ったからだ。
実を言えばこの二人は
遊び回るのに荷物が邪魔だと考え
そんな物に参戦するつもりは
ひとかけらも有りはしなかったが。
『慧人の女衆は威勢が良いな。
頼もしい限りだ。
キャンプ道具は蔵に揃ってるから
引っ張り出せばいいやな。
ティエナ、テントやシュラフも
数、揃ってたよな。』
『はい、シュラフは選んで貰う程
揃っていますよ。
みんな好みの色や形の物を
選ぶと良いですよ。』
ティエナがキャンプマニアにしか
分からないだろうと思う
提案を出して来た。
『あ、なら私
キョール メンのスリーシーズン
封筒型 色はバイオレットが良いな。』
夏のキャンプ好きは
幼い頃からのもの。
武道やキャンプは
子供の情操教育に大変良いと
両親からの勧めでもあった為だ。
名前も夏で如何にもシーズン
真っ盛り!?的なお似合い感。
『それ良いよね。
なら、私はそれのライムグリーンに
しよう。』
ティエナがその意見に賛成する。
キャンプ用品の管理は主に
ティエナの管轄になっている。
在庫の有る無しもバッチリだ。
『それなら、
ガソリンランタンも有るかな?。
電池の物より明るいし
雰囲気が好きなんだよな。』
慧人のモノフェチが炸裂する。
マニアックな物程食い付いてくる
謂わば知識自慢の薀蓄野郎と
思っていただきたい。
本人もそれを望んでいるようだ。
『有りますよ。
ちゃんとホワイトガソリン仕様から
レギュラーガソリン仕様に
パーツ交換した物を用意しています。
ホワイトガソリンは高いですからね。』
慧人のマニアックオーダーに
ティエナがしれっと
更にフェチ盛りにして返す。
これには慧人も"ぐぬぬっ"っと
二の句が継げなかった。
『よしっ!。
お前ぇらのキャンプ好きは
充分に伝わった。
そんなら炭火のバーベキューも
やろう。
美味い肉を用意しなくちゃな。
イノシシが良いか
それとも鹿肉が良いか。
やっぱり牛かヨダレが止まんねぇなぁ~。
タレは何だ?。
ジョンか?うぉうごんの味か?
にょにょ苑のタレも凄いな。
シンプルに生姜にするか…。
ダメだ飯食ってんのに
更に肉、食いてぇ。』
サレヒュトが脳内焼肉天国に
召される。
『やったぁ~
にくにくにくにくにくにくぅ~~。』
ミャウは謎肉ソングを
作曲なぅ。
こうして
レヴィアのお願いから
いつの間にやら
キャンプ旅行の前準備の
妄想談義は夜更けまで続いたと言う。
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