桜散る時血の花が咲く

ぱっりん

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プロローグ

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「ニュースです。昨夜、
渡辺亜希子氏が、殺害されました。
現場には、目を見開いた、亜希子氏と、
首には、赤い跡、
そして、桜の花びらが落ちていました」

…ピッ!
テレビを消す。
まさか、亜希子が、殺されるわけがない。
亜希子は、空手と体操教室をしていた、
運動女子で、誰も彼も倒すのだから。
21歳の亜希子は、
1ヶ月前に、誕生日を迎えたばかりで、
更に、その時、私自身、彼女をお祝いした。
その場所で、今、殺人事件が起こってるとは、
私には、到底思えなかった。


私は、優子。
名探偵、である。
一時期は二個くらいの難関事件を解決して、
話題になっていた、のだが。
今は、この様。
人が誰もいない、事務所で、ソファに座り、テレビの電源ボタンを押して、
友人の死に唖然としている。
私は、野上優子。
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