14 / 61
高校一年生、桜川高等学校合唱部
13話「誕生日に」
しおりを挟む
...その日は発表のみだった。
コンクール一ヶ月前がこんなんでいいのか?? そうおもいながら
歌乃と寮へ向かう。
バフッ!背中がドカッと叩かれる。
「っぅ...!ぐは…」
だ...誰..?歌乃ではない.,,
「ルア!高島さーん。寮に一緒にいこー!!」
「あ、うん!」
花はニコニコしてる。だが、心は...
「落ちちゃいました」
...!!!
「そ、そうなんだ,,.」
歌乃が、気まずいのか、イチゴクッキーを三枚取り出して、
お疲れ様、と、皆に配る。
サクッ...フワッ,..,
おいし。「きゃっー!!何これおいシー!!!歌乃ちゃーんナイスー!!」 ...
心か。イチゴが好きすぎだ。
..,高島さんってさっきまでは言ってたのに、今は歌乃.,,
何か、ムスッとする。
...嫉妬?
「美味しかった。歌乃ありがとう」
お礼を言う。
「どういたしまして。」
歌乃はニコニコする。
「高島さんと、ルアって仲良いよねー!
いつも一緒じゃん???」
えっと......,
「親友だもん」
歌乃が普通に言う。
「えーー!親友だったのぉ!?
歌乃ちゃんみたいな、すごーい女の子とルアがー?」
心が驚いた顔で言う。グサッ
「ま、まあね...引力...」
「なにいってんのルア」
花があきれた顔をする。
カードキーの場所まで来ると、先頭を歩いてた歌乃が開ける。
「歌乃ありがとー。」
歌乃に凄いありがとうと言ってしまう。
すると、歌乃が振り向く。
歌乃の後ろを歩いてたので歌乃の顔が凄く近い。
鼻先が触れそうなレベル。
「どういたしまして。」また歌乃が言う。
「何てね」
歌乃は歩き出す。
「あ、私ここの部屋だから!ルア、花ちん、歌乃ちゃん、バイバーイ」
心が一階の部屋の108号室に入る。
私達はエレベーターに向かい、乗る。私と歌乃は、505と506。花は901。
五階と9階のボタンを押す。
「バイバーイ、ルア!高島さん」
花に手を振り、五階で降りる。トコトコ。
「元気だね、花さんと心さん」
歌乃が言う。「そーだねぇ。」
顔が赤い。何だか、最近歌乃といるとドキドキする。
可愛いからか、距離感が近めだからか。
「ね、ルア。19時からお茶会しない?
アフタヌーンティー用意しとくから」
歌乃が腰で手と手を繋いで言う。
「いいよー。七時ね。またね、歌乃」
「またね、ルア」
一旦部屋に入る。制服を脱ぎ、棚にある、ワンピースを着る。
アフタヌーンティーなら少し小綺麗にしておこうかな。
ベッドに寝ころぶ。暖かい。
あと一時間か。一時間でアフタヌーンティー..,
アフタヌーンティー...何か申し訳ない。
...今日何日だったっけな。...9月24日...私の誕生日!!!????
誰にも気づいてもらえなかったなあ.,,はあ。
何となく立ち上がる。アフタヌーンティーなんて、高級だ。
本当にいいのかな???...
はあ。
165cm。目標は、168cmの、家族を超えることだったんだけどな...
《姉》はテニス部だったから、高いんだろうな。
何となく、自分が大きくなったな。と思う。
小1では、119cm。中1では、158cm。
身長が、合唱では前と後ろどっちなんだろ。
歌乃は私よりほんのちょっぴり小さい。160~163くらい。
あれ...??葵は..
中1から葵は、170あったよなあ。今はどうなのかな。
ばっ!!!!!!
うわ、寝落ちしてた...
!今何時!?18時59分...やばい!!
シワを直しながら部屋をでる。
コンコンコン。コンコンコン。
歌乃の部屋を叩く。
「はい。...ルア。時間ぴったり。
入って」
「お邪魔しま~す」
歌乃の玄関で靴を脱ぐ。
歌乃は、白の長い服と、赤いチェックのスカートだった。
「座って」
歌乃に案内されたテーブル。顔が映るほど磨かれているようだ。
歌乃と結婚したらいい主婦なんだろーなー。
「ねえ、ルア。」
歌乃が近寄ってくる。
「な、なに??」
「お誕生日おめでとう!」
ルアがそういってプレゼントを渡す。
「花さんや心さんからも。あの二人、今日は、用事で行けなかったけど、
来たがってたよ。」
三つのプレゼント。紫の袋には、歌乃より、黄色には花より、白には心よりと書いてあった。
う、嬉しい...
「ありがとう!!」
歌乃は、きっと、とても気遣える子だ。
「開けてみて。」
歌乃に言われたので、開けてみる。
中には、高級洋菓子店のマカロンが、10個と、ぬいぐるみが入っていた。
「わ...凄い!!本当にありがとう!!」
歌乃がもの凄く愛おしくなる。こんなにイイコ、見たことがない。
「ぬいぐるみ...わ、私が大好きな、ペンギン!!
何でわかったの!?」
ぬいぐるみは、私の大好きな、フェアリーペンギンの特大ぬいぐるみだった。
「なんとなく、ルアに似合いそうだなあ。って」
優しく微笑む歌乃。
あ、あと、袋の底見てみて。と歌乃が言う。
「?何か紙切れがある...」
出してみると正三角形の手のひらサイズに切られた、メッセージカード。
ピンクの枠に囲まれて、カラフルにハッピーバースデーと書いてある。
真ん中に、一度だけ何でもする券と書いてある。
そして、物凄く歌乃が愛おしくなる。
「ね、歌乃、今この券使ってもいい。」
「ん?いいよ。」
「じゃー!歌乃とイチャイチャで!」
「..っ!分かった」
歌乃が顔を赤らめる。
私が、歌乃に抱きつく。歌乃は、甘い匂いで、ドキドキした。
歌乃に、ほっぺにキスをして、「ありがと」という。
歌乃は、ほっぺを触って、赤らめながら
「んーん。アタシの誕生日、1月17日だから。祝って。」
と言う。「もちろん。」
おでこをぶつける。
歌乃には、とびきりのプレゼントを用意しておこう。
つづく
コンクール一ヶ月前がこんなんでいいのか?? そうおもいながら
歌乃と寮へ向かう。
バフッ!背中がドカッと叩かれる。
「っぅ...!ぐは…」
だ...誰..?歌乃ではない.,,
「ルア!高島さーん。寮に一緒にいこー!!」
「あ、うん!」
花はニコニコしてる。だが、心は...
「落ちちゃいました」
...!!!
「そ、そうなんだ,,.」
歌乃が、気まずいのか、イチゴクッキーを三枚取り出して、
お疲れ様、と、皆に配る。
サクッ...フワッ,..,
おいし。「きゃっー!!何これおいシー!!!歌乃ちゃーんナイスー!!」 ...
心か。イチゴが好きすぎだ。
..,高島さんってさっきまでは言ってたのに、今は歌乃.,,
何か、ムスッとする。
...嫉妬?
「美味しかった。歌乃ありがとう」
お礼を言う。
「どういたしまして。」
歌乃はニコニコする。
「高島さんと、ルアって仲良いよねー!
いつも一緒じゃん???」
えっと......,
「親友だもん」
歌乃が普通に言う。
「えーー!親友だったのぉ!?
歌乃ちゃんみたいな、すごーい女の子とルアがー?」
心が驚いた顔で言う。グサッ
「ま、まあね...引力...」
「なにいってんのルア」
花があきれた顔をする。
カードキーの場所まで来ると、先頭を歩いてた歌乃が開ける。
「歌乃ありがとー。」
歌乃に凄いありがとうと言ってしまう。
すると、歌乃が振り向く。
歌乃の後ろを歩いてたので歌乃の顔が凄く近い。
鼻先が触れそうなレベル。
「どういたしまして。」また歌乃が言う。
「何てね」
歌乃は歩き出す。
「あ、私ここの部屋だから!ルア、花ちん、歌乃ちゃん、バイバーイ」
心が一階の部屋の108号室に入る。
私達はエレベーターに向かい、乗る。私と歌乃は、505と506。花は901。
五階と9階のボタンを押す。
「バイバーイ、ルア!高島さん」
花に手を振り、五階で降りる。トコトコ。
「元気だね、花さんと心さん」
歌乃が言う。「そーだねぇ。」
顔が赤い。何だか、最近歌乃といるとドキドキする。
可愛いからか、距離感が近めだからか。
「ね、ルア。19時からお茶会しない?
アフタヌーンティー用意しとくから」
歌乃が腰で手と手を繋いで言う。
「いいよー。七時ね。またね、歌乃」
「またね、ルア」
一旦部屋に入る。制服を脱ぎ、棚にある、ワンピースを着る。
アフタヌーンティーなら少し小綺麗にしておこうかな。
ベッドに寝ころぶ。暖かい。
あと一時間か。一時間でアフタヌーンティー..,
アフタヌーンティー...何か申し訳ない。
...今日何日だったっけな。...9月24日...私の誕生日!!!????
誰にも気づいてもらえなかったなあ.,,はあ。
何となく立ち上がる。アフタヌーンティーなんて、高級だ。
本当にいいのかな???...
はあ。
165cm。目標は、168cmの、家族を超えることだったんだけどな...
《姉》はテニス部だったから、高いんだろうな。
何となく、自分が大きくなったな。と思う。
小1では、119cm。中1では、158cm。
身長が、合唱では前と後ろどっちなんだろ。
歌乃は私よりほんのちょっぴり小さい。160~163くらい。
あれ...??葵は..
中1から葵は、170あったよなあ。今はどうなのかな。
ばっ!!!!!!
うわ、寝落ちしてた...
!今何時!?18時59分...やばい!!
シワを直しながら部屋をでる。
コンコンコン。コンコンコン。
歌乃の部屋を叩く。
「はい。...ルア。時間ぴったり。
入って」
「お邪魔しま~す」
歌乃の玄関で靴を脱ぐ。
歌乃は、白の長い服と、赤いチェックのスカートだった。
「座って」
歌乃に案内されたテーブル。顔が映るほど磨かれているようだ。
歌乃と結婚したらいい主婦なんだろーなー。
「ねえ、ルア。」
歌乃が近寄ってくる。
「な、なに??」
「お誕生日おめでとう!」
ルアがそういってプレゼントを渡す。
「花さんや心さんからも。あの二人、今日は、用事で行けなかったけど、
来たがってたよ。」
三つのプレゼント。紫の袋には、歌乃より、黄色には花より、白には心よりと書いてあった。
う、嬉しい...
「ありがとう!!」
歌乃は、きっと、とても気遣える子だ。
「開けてみて。」
歌乃に言われたので、開けてみる。
中には、高級洋菓子店のマカロンが、10個と、ぬいぐるみが入っていた。
「わ...凄い!!本当にありがとう!!」
歌乃がもの凄く愛おしくなる。こんなにイイコ、見たことがない。
「ぬいぐるみ...わ、私が大好きな、ペンギン!!
何でわかったの!?」
ぬいぐるみは、私の大好きな、フェアリーペンギンの特大ぬいぐるみだった。
「なんとなく、ルアに似合いそうだなあ。って」
優しく微笑む歌乃。
あ、あと、袋の底見てみて。と歌乃が言う。
「?何か紙切れがある...」
出してみると正三角形の手のひらサイズに切られた、メッセージカード。
ピンクの枠に囲まれて、カラフルにハッピーバースデーと書いてある。
真ん中に、一度だけ何でもする券と書いてある。
そして、物凄く歌乃が愛おしくなる。
「ね、歌乃、今この券使ってもいい。」
「ん?いいよ。」
「じゃー!歌乃とイチャイチャで!」
「..っ!分かった」
歌乃が顔を赤らめる。
私が、歌乃に抱きつく。歌乃は、甘い匂いで、ドキドキした。
歌乃に、ほっぺにキスをして、「ありがと」という。
歌乃は、ほっぺを触って、赤らめながら
「んーん。アタシの誕生日、1月17日だから。祝って。」
と言う。「もちろん。」
おでこをぶつける。
歌乃には、とびきりのプレゼントを用意しておこう。
つづく
0
あなたにおすすめの小説
わたしの下着 母の私をBBA~と呼ぶことのある息子がまさか...
MisakiNonagase
青春
39才の母・真知子は息子が私の下着を持ち出していることに気づいた。
ネットで同様の事象がないか調べると、案外多いようだ。
さて、真知子は息子を問い詰める? それとも気づかないふりを続けてあげるか?
そのほかに外伝も綴りました。
セレナの居場所 ~下賜された側妃~
緑谷めい
恋愛
後宮が廃され、国王エドガルドの側妃だったセレナは、ルーベン・アルファーロ侯爵に下賜された。自らの新たな居場所を作ろうと努力するセレナだったが、夫ルーベンの幼馴染だという伯爵家令嬢クラーラが頻繁に屋敷を訪れることに違和感を覚える。
同じアパートに住む年上未亡人美女は甘すぎる。
ピコサイクス
青春
大学生の翔太は、一人暮らしを始めたばかり。
真下の階に住むのは、落ち着いた色気と優しさを併せ持つ大人の女性・水無瀬紗夜。
引っ越しの挨拶で出会った瞬間、翔太は心を奪われてしまう。
偶然にもアルバイト先のスーパーで再会した彼女は、翔太をすぐに採用し、温かく仕事を教えてくれる存在だった。
ある日の仕事帰り、ふたりで過ごす時間が増えていき――そして気づけば紗夜の部屋でご飯をご馳走になるほど親密に。
優しくて穏やかで――その色気に触れるたび、翔太の心は揺れていく。
大人の女性と大学生、甘くちょっぴり刺激的な同居生活(?)がはじまる。
サレ妻の娘なので、母の敵にざまぁします
二階堂まりい
大衆娯楽
大衆娯楽部門最高記録1位!
※この物語はフィクションです
流行のサレ妻ものを眺めていて、私ならどうする? と思ったので、短編でしたためてみました。
当方未婚なので、妻目線ではなく娘目線で失礼します。
つまらない妃と呼ばれた日
柴田はつみ
恋愛
公爵令嬢リーシャは政略結婚で王妃に迎えられる。だが国王レオニスの隣には、幼馴染のセレスが“当然”のように立っていた。祝宴の夜、リーシャは国王が「つまらない妃だ」と語る声を聞いてしまい、心を閉ざす。
舞踏会で差し出された手を取らず、王弟アドリアンの助けで踊ったことで、噂は一気に燃え上がる――「王妃は王弟と」「国王の本命は幼馴染」と。
さらに宰相は儀礼と世論を操り、王妃を孤立させる策略を進める。監視の影、届かない贈り物、すり替えられた言葉、そして“白薔薇の香”が事件現場に残る冤罪の罠。
リーシャは微笑を鎧に「今日から、王の隣に立たない」と決めるが、距離を取るほど誤解は確定し、王宮は二人を引き裂いていく。
――つまらない妃とは、いったい誰が作ったのか。真実が露わになった時、失われた“隣”は戻るのか。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる