2 / 7
第一章 シンデレラの救出
第二話 灰かぶりの少女
しおりを挟む
冷たい雨が、容赦なく僕たちの体温を奪っていく。 葵が泥の中に膝をつき、震える少女――シンデレラの肩にそっと手を置いた。
「ねえ、大丈夫……? 何があったのか、教えてくれる?」
シンデレラはゆっくりと顔を上げた。その瞳には、かつて物語で語られたような輝きは微塵もない。ただ、深い絶望と、諦めの色だけが沈んでいた。
「……もう、終わりなの。お母様の形見のドレスは引き裂かれ、魔法使い様も……私を見捨ててしまった。お城の舞踏会では、今頃王子様が運命の人を選んでいるわ。私には、この冷たい灰と雨しか残されていないの……」
「魔法使いが、見捨てた?」 僕はシンデレラの言葉に引っかかった。 「本来なら、ここでカボチャが馬車に、ネズミが馬に変わるはずだよね。……奏太、何か気づくことはある?」
奏太はすでに、少し離れた場所に転がっている「カボチャの成れの果て」を調べていた。首のヘッドホンをずらし、何かを聴き取るように耳を澄ませている。
「……これ、ただの野菜じゃない。何かが『詰まってる』」
奏太が指差したのは、腐りかけのカボチャのヘタの部分だった。そこには、不自然に銀色の細い糸が巻き付いている。それは、僕たちをこの世界に引きずり込んだ「しおりの紐」と同じ輝きを放っていた。
「バッドエンドの原因はこれか……!」 僕は確信した。「本来の魔法の発動を、この銀色の紐――『絶望の呪い』が邪魔してるんだ」
「じゃあ、それを解けばいいのね!」 葵が立ち上がり、自分のリュックを探った。「待って、確かこれがあったはず……」
葵が取り出したのは、学校の家庭科で使っている**「裁縫セットの小さなハサミ」**だった。
「これでその紐を切ってみる! 奏太、押さえてて!」
葵と奏太が協力して、カボチャに絡みついた銀色の紐にハサミを入れようとした、その時だった。
『……誰だ、物語の結末を邪魔する者は』
頭上から、低く、地を這うような声が響いた。 見上げると、雨の夜空に巨大な「黒いモヤ」が渦巻いている。それは次第に形を成し、巨大な**「時計の針」**のような姿に変わった。
「あれが……このバッドエンドを監視してるやつなの!?」
真っ白な本が、僕の手の中で激しく熱を帯びた。 ページが勝手にめくれ、新しい文字が刻まれる。
【クエスト発生:魔法の障壁を排除せよ】 制限時間:5分(12時の鐘が鳴り終わるまで) 失敗時:リトライ(物語の最初へ)
「5分しかない!? 創、どうすればいい!?」
葵の叫び声と同時に、お城の方からボーン、と重苦しい鐘の音が響き渡った。 一回目の、鐘の音。 ハッピーエンドへのタイムリミットが、動き出したんだ。
「……もう、無理よ。魔法なんて、最初からなかったのよ……」
泥にまみれたドレスを抱え、シンデレラが力なく首を振る。その声は、降りしきる雨の音にかき消されそうだった。 葵は彼女の隣にしゃがみ込み、何か声をかけようとして、ふと泥の中に**「異質な輝き」**を見つけた。
「ねえ、これ……。シンデレラのドレスを切り裂いたやつじゃない?」
葵が泥の中から拾い上げたのは、真っ黒に錆びついた巨大なハサミだった。 ただの道具ではない。持ち手の部分は歪にねじれ、刃先からは「悪意」が滲み出ているような、見る者に生理的な嫌悪感を抱かせる不気味なハサミだ。継母が彼女の希望を切り裂くために使い、そのまま投げ捨てたものだろう。
「……ひどい。こんな凶器みたいなもので、あんなに綺麗なドレスを……」
葵が怒りに震える手でハサミを握りしめた。その瞬間、奏太が「待って」と声を上げた。
「……そのハサミ。普通じゃない。見て、銀色の紐に反応してる」
奏太が指差した先。腐ったカボチャに絡みついている「絶望の紐」が、葵が持つハサミに呼応するように、ドクンドクンと脈打ち始めたのだ。
「なるほど……。毒を以て毒を制す、か」 僕はメガネを押し上げ、真っ白な本に目を落とした。 「この世界では、『絶望を作り出した道具』だけが、『絶望の呪い』を断ち切れるのかもしれない。葵、そのハサミなら、カボチャに巻き付いた紐を切れるはずだ!」
「やってみる!」
葵がハサミを構え、カボチャへ歩み寄る。しかし、物語はそれを許さなかった。
『……ハッピーエンドなど、許さない……』
空を割るような地響きとともに、二回目の鐘が鳴り響いた。 ボーン――。
それと同時に、僕たちの周囲の雨が「黒い針」へと姿を変え、意志を持っているかのように葵へ襲いかかった。
「きゃっ!?」
「葵、伏せて!」 奏太が瞬時に葵の腕を掴み、地面に引き倒す。葵の髪の毛数本が、黒い雨に削り取られて舞った。 見上げると、上空の黒いモヤが凝縮し、巨大な「時計の長針」のような姿をした監視者が、鋭い先端をこちらに向けて静止している。
「創! どうにかしてよ! 近寄れない!」 葵が泥まみれになりながら叫ぶ。
僕は必死に頭を回転させた。 時計の針は、僕たちがカボチャに触れようとするたびに攻撃してくる。闇雲に突っ込んでも、やり直し(リトライ)になるだけだ。
「奏太、あいつの動きを観察してくれ! 何か法則があるはずだ!」
「……わかってる。待って……」 奏太はヘッドホンを両耳に当て、世界から「音」を遮断して、黒い針の動きだけに集中した。 三回目の鐘が鳴る。ボーン――。
「……見えた。あいつ、鐘の音が鳴ってる間だけ、動きが止まる。正確には、音の振動で『ピント』がズレてるんだ」
「鐘の音の間だけ!? でも、一回の鐘の音なんて数秒だよ!?」
「十分だ。葵、次の鐘が鳴ったら走れ!」
僕は自分のリュックをひっくり返し、中から**「夏休みの工作用の反射テープ」と、「アルミホイル」**を引っ張り出した。
「葵、これでハサミの刃を巻いて! 監視者の『黒い視線』を反射させれば、数秒だけ位置を誤魔化せるはずだ。奏太、タイミングを計ってくれ!」
「了解……。来るよ。3、2、1……」
ボーン――! 四回目の鐘が、夜の静寂を震わせた。
「今だ、行け!!」
葵が弾かれたように泥を蹴った。 アルミホイルを巻き付けたハサミが、雨の中でギラリと光を反射する。 上空の監視者が狙いを定めようとするが、反射光に惑わされ、攻撃がコンマ数秒遅れた。
「おおおおお!!」
葵はカボチャに飛びつくと、その邪悪なハサミを、銀色の紐の「結び目」に突き立てた。
ギチィィィィッ!!
金属が軋むような悲鳴を上げて、銀色の紐が弾け飛ぶ。 その瞬間、腐っていたカボチャが、内側から溢れ出す圧倒的な黄金の光に包まれた。
「……あ……っ」
泥の中で動けずにいたシンデレラが、目を見開く。 光は彼女のドレスにも伝播し、引き裂かれた布地が、まるで逆再生のように繋ぎ合わされていった。灰色のドレスが、光り輝く純白の絹へと変わっていく。
「やった……のか?」
僕たちが息を呑んだその時。 シンデレラの足元に、光り輝く「ガラスの靴」が片方だけ出現した。 だが、もう片方の靴の場所は――まだ暗闇に包まれたままだ。
真っ白だった僕の本に、新たな一節が刻まれる。
『絶望は裂かれた。しかし、王子の心は依然として深い霧の中に閉ざされている。』
「まだ終わりじゃないみたいだね」 奏太が静かに言った。 「靴が片方足りない。……たぶん、これがお城へ行くための『入館証』になるんだ」
「ねえ、大丈夫……? 何があったのか、教えてくれる?」
シンデレラはゆっくりと顔を上げた。その瞳には、かつて物語で語られたような輝きは微塵もない。ただ、深い絶望と、諦めの色だけが沈んでいた。
「……もう、終わりなの。お母様の形見のドレスは引き裂かれ、魔法使い様も……私を見捨ててしまった。お城の舞踏会では、今頃王子様が運命の人を選んでいるわ。私には、この冷たい灰と雨しか残されていないの……」
「魔法使いが、見捨てた?」 僕はシンデレラの言葉に引っかかった。 「本来なら、ここでカボチャが馬車に、ネズミが馬に変わるはずだよね。……奏太、何か気づくことはある?」
奏太はすでに、少し離れた場所に転がっている「カボチャの成れの果て」を調べていた。首のヘッドホンをずらし、何かを聴き取るように耳を澄ませている。
「……これ、ただの野菜じゃない。何かが『詰まってる』」
奏太が指差したのは、腐りかけのカボチャのヘタの部分だった。そこには、不自然に銀色の細い糸が巻き付いている。それは、僕たちをこの世界に引きずり込んだ「しおりの紐」と同じ輝きを放っていた。
「バッドエンドの原因はこれか……!」 僕は確信した。「本来の魔法の発動を、この銀色の紐――『絶望の呪い』が邪魔してるんだ」
「じゃあ、それを解けばいいのね!」 葵が立ち上がり、自分のリュックを探った。「待って、確かこれがあったはず……」
葵が取り出したのは、学校の家庭科で使っている**「裁縫セットの小さなハサミ」**だった。
「これでその紐を切ってみる! 奏太、押さえてて!」
葵と奏太が協力して、カボチャに絡みついた銀色の紐にハサミを入れようとした、その時だった。
『……誰だ、物語の結末を邪魔する者は』
頭上から、低く、地を這うような声が響いた。 見上げると、雨の夜空に巨大な「黒いモヤ」が渦巻いている。それは次第に形を成し、巨大な**「時計の針」**のような姿に変わった。
「あれが……このバッドエンドを監視してるやつなの!?」
真っ白な本が、僕の手の中で激しく熱を帯びた。 ページが勝手にめくれ、新しい文字が刻まれる。
【クエスト発生:魔法の障壁を排除せよ】 制限時間:5分(12時の鐘が鳴り終わるまで) 失敗時:リトライ(物語の最初へ)
「5分しかない!? 創、どうすればいい!?」
葵の叫び声と同時に、お城の方からボーン、と重苦しい鐘の音が響き渡った。 一回目の、鐘の音。 ハッピーエンドへのタイムリミットが、動き出したんだ。
「……もう、無理よ。魔法なんて、最初からなかったのよ……」
泥にまみれたドレスを抱え、シンデレラが力なく首を振る。その声は、降りしきる雨の音にかき消されそうだった。 葵は彼女の隣にしゃがみ込み、何か声をかけようとして、ふと泥の中に**「異質な輝き」**を見つけた。
「ねえ、これ……。シンデレラのドレスを切り裂いたやつじゃない?」
葵が泥の中から拾い上げたのは、真っ黒に錆びついた巨大なハサミだった。 ただの道具ではない。持ち手の部分は歪にねじれ、刃先からは「悪意」が滲み出ているような、見る者に生理的な嫌悪感を抱かせる不気味なハサミだ。継母が彼女の希望を切り裂くために使い、そのまま投げ捨てたものだろう。
「……ひどい。こんな凶器みたいなもので、あんなに綺麗なドレスを……」
葵が怒りに震える手でハサミを握りしめた。その瞬間、奏太が「待って」と声を上げた。
「……そのハサミ。普通じゃない。見て、銀色の紐に反応してる」
奏太が指差した先。腐ったカボチャに絡みついている「絶望の紐」が、葵が持つハサミに呼応するように、ドクンドクンと脈打ち始めたのだ。
「なるほど……。毒を以て毒を制す、か」 僕はメガネを押し上げ、真っ白な本に目を落とした。 「この世界では、『絶望を作り出した道具』だけが、『絶望の呪い』を断ち切れるのかもしれない。葵、そのハサミなら、カボチャに巻き付いた紐を切れるはずだ!」
「やってみる!」
葵がハサミを構え、カボチャへ歩み寄る。しかし、物語はそれを許さなかった。
『……ハッピーエンドなど、許さない……』
空を割るような地響きとともに、二回目の鐘が鳴り響いた。 ボーン――。
それと同時に、僕たちの周囲の雨が「黒い針」へと姿を変え、意志を持っているかのように葵へ襲いかかった。
「きゃっ!?」
「葵、伏せて!」 奏太が瞬時に葵の腕を掴み、地面に引き倒す。葵の髪の毛数本が、黒い雨に削り取られて舞った。 見上げると、上空の黒いモヤが凝縮し、巨大な「時計の長針」のような姿をした監視者が、鋭い先端をこちらに向けて静止している。
「創! どうにかしてよ! 近寄れない!」 葵が泥まみれになりながら叫ぶ。
僕は必死に頭を回転させた。 時計の針は、僕たちがカボチャに触れようとするたびに攻撃してくる。闇雲に突っ込んでも、やり直し(リトライ)になるだけだ。
「奏太、あいつの動きを観察してくれ! 何か法則があるはずだ!」
「……わかってる。待って……」 奏太はヘッドホンを両耳に当て、世界から「音」を遮断して、黒い針の動きだけに集中した。 三回目の鐘が鳴る。ボーン――。
「……見えた。あいつ、鐘の音が鳴ってる間だけ、動きが止まる。正確には、音の振動で『ピント』がズレてるんだ」
「鐘の音の間だけ!? でも、一回の鐘の音なんて数秒だよ!?」
「十分だ。葵、次の鐘が鳴ったら走れ!」
僕は自分のリュックをひっくり返し、中から**「夏休みの工作用の反射テープ」と、「アルミホイル」**を引っ張り出した。
「葵、これでハサミの刃を巻いて! 監視者の『黒い視線』を反射させれば、数秒だけ位置を誤魔化せるはずだ。奏太、タイミングを計ってくれ!」
「了解……。来るよ。3、2、1……」
ボーン――! 四回目の鐘が、夜の静寂を震わせた。
「今だ、行け!!」
葵が弾かれたように泥を蹴った。 アルミホイルを巻き付けたハサミが、雨の中でギラリと光を反射する。 上空の監視者が狙いを定めようとするが、反射光に惑わされ、攻撃がコンマ数秒遅れた。
「おおおおお!!」
葵はカボチャに飛びつくと、その邪悪なハサミを、銀色の紐の「結び目」に突き立てた。
ギチィィィィッ!!
金属が軋むような悲鳴を上げて、銀色の紐が弾け飛ぶ。 その瞬間、腐っていたカボチャが、内側から溢れ出す圧倒的な黄金の光に包まれた。
「……あ……っ」
泥の中で動けずにいたシンデレラが、目を見開く。 光は彼女のドレスにも伝播し、引き裂かれた布地が、まるで逆再生のように繋ぎ合わされていった。灰色のドレスが、光り輝く純白の絹へと変わっていく。
「やった……のか?」
僕たちが息を呑んだその時。 シンデレラの足元に、光り輝く「ガラスの靴」が片方だけ出現した。 だが、もう片方の靴の場所は――まだ暗闇に包まれたままだ。
真っ白だった僕の本に、新たな一節が刻まれる。
『絶望は裂かれた。しかし、王子の心は依然として深い霧の中に閉ざされている。』
「まだ終わりじゃないみたいだね」 奏太が静かに言った。 「靴が片方足りない。……たぶん、これがお城へ行くための『入館証』になるんだ」
0
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
彼の巨大な体に覆われ、満たされ、貪られた——一晩中
桜井ベアトリクス
恋愛
妹を救出するため、一ヶ月かけて死の山脈を越え、影の沼地を泳ぎ、マンティコアとポーカー勝負までした私、ローズ。
やっと辿り着いた先で見たのは——フェイ王の膝の上で甘える妹の姿。
「助けなんていらないわよ?」
は?
しかも運命の光が私と巨漢戦士マキシマスの間で光って、「お前は俺のものだ」宣言。
「片手だけなら……」そう妥協したのに、ワイン一杯で理性が飛んだ。
彼の心臓の音を聞いた瞬間、私から飛びついて、その夜、彼のベッドで戦士のものになった。
中1でEカップって巨乳だから熱く甘く生きたいと思う真理(マリー)と小説家を目指す男子、光(みつ)のラブな日常物語
jun( ̄▽ ̄)ノ
大衆娯楽
中1でバスト92cmのブラはEカップというマリーと小説家を目指す男子、光の日常ラブ
★作品はマリーの語り、一人称で進行します。
JKメイドはご主人様のオモチャ 命令ひとつで脱がされて、触られて、好きにされて――
のぞみ
恋愛
「今日から、お前は俺のメイドだ。ベッドの上でもな」
高校二年生の蒼井ひなたは、借金に追われた家族の代わりに、ある大富豪の家で住み込みメイドとして働くことに。
そこは、まるでおとぎ話に出てきそうな大きな洋館。
でも、そこで待っていたのは、同じ高校に通うちょっと有名な男の子――完璧だけど性格が超ドSな御曹司、天城 蓮だった。
昼間は生徒会長、夜は…ご主人様?
しかも、彼の命令はちょっと普通じゃない。
「掃除だけじゃダメだろ? ご主人様の癒しも、メイドの大事な仕事だろ?」
手を握られるたび、耳元で囁かれるたび、心臓がバクバクする。
なのに、ひなたの体はどんどん反応してしまって…。
怒ったり照れたりしながらも、次第に蓮に惹かれていくひなた。
だけど、彼にはまだ知られていない秘密があって――
「…ほんとは、ずっと前から、私…」
ただのメイドなんかじゃ終わりたくない。
恋と欲望が交差する、ちょっぴり危険な主従ラブストーリー。
百合ランジェリーカフェにようこそ!
楠富 つかさ
青春
主人公、下条藍はバイトを探すちょっと胸が大きい普通の女子大生。ある日、同じサークルの先輩からバイト先を紹介してもらうのだが、そこは男子禁制のカフェ併設ランジェリーショップで!?
ちょっとハレンチなお仕事カフェライフ、始まります!!
※この物語はフィクションであり実在の人物・団体・法律とは一切関係ありません。
表紙画像はAIイラストです。下着が生成できないのでビキニで代用しています。
極上イケメン先生が秘密の溺愛教育に熱心です
朝陽七彩
恋愛
私は。
「夕鶴、こっちにおいで」
現役の高校生だけど。
「ずっと夕鶴とこうしていたい」
担任の先生と。
「夕鶴を誰にも渡したくない」
付き合っています。
♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡
神城夕鶴(かみしろ ゆづる)
軽音楽部の絶対的エース
飛鷹隼理(ひだか しゅんり)
アイドル的存在の超イケメン先生
♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡
彼の名前は飛鷹隼理くん。
隼理くんは。
「夕鶴にこうしていいのは俺だけ」
そう言って……。
「そんなにも可愛い声を出されたら……俺、止められないよ」
そして隼理くんは……。
……‼
しゅっ……隼理くん……っ。
そんなことをされたら……。
隼理くんと過ごす日々はドキドキとわくわくの連続。
……だけど……。
え……。
誰……?
誰なの……?
その人はいったい誰なの、隼理くん。
ドキドキとわくわくの連続だった私に突如現れた隼理くんへの疑惑。
その疑惑は次第に大きくなり、私の心の中を不安でいっぱいにさせる。
でも。
でも訊けない。
隼理くんに直接訊くことなんて。
私にはできない。
私は。
私は、これから先、一体どうすればいいの……?
ヤンデレ美少女転校生と共に体育倉庫に閉じ込められ、大問題になりましたが『結婚しています!』で乗り切った嘘のような本当の話
桜井正宗
青春
――結婚しています!
それは二人だけの秘密。
高校二年の遙と遥は結婚した。
近年法律が変わり、高校生(十六歳)からでも結婚できるようになっていた。だから、問題はなかった。
キッカケは、体育倉庫に閉じ込められた事件から始まった。校長先生に問い詰められ、とっさに誤魔化した。二人は退学の危機を乗り越える為に本当に結婚することにした。
ワケありヤンデレ美少女転校生の『小桜 遥』と”新婚生活”を開始する――。
*結婚要素あり
*ヤンデレ要素あり
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる