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8. 侍女と侍従の報告
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コーラとディックは同じ年齢である。
二人共にシェスティンよりも十六歳年上で、シェスティンが幼い頃より側でお世話をしている為に同僚というより同志のような関係である。
コーラは子爵家の二女であり、商売も営んでいる子爵家であったからそれなりに裕福であった為に様々な習い事を習っていた。そのままどこぞの貴族と結婚する道もあったが、侍女として働くいう道を選んだ。
ディックは庶民の出で、言わばごろつきともいえる血の気の多い若者だった。それを、王都で喧嘩をしていた所をたまたま見たアロルドが、だったらうちで働けと半ば強引に連れて来たのだ。
ディックは、今ではそんなアロルドに感謝し、真面目に尽くしている。
「シェスティン様は本当に人が良いわ。あんなに学校を楽しみにしていたのに、フレドリカ様ったら何をお考えなのかしら!」
「フレドリカ様付きの奴らから聞いていないのか?」
「普段通りよ。何を考えているか良く分からない、ですって。」
「…まぁ、だろうな。
それよりも、どうお伝えするかだ。」
「あら。ディックが伝える?一緒にアロルド様の所へ行く?」
「まぁ、いつものように一緒に報告するか。フォローしろよ。」
「分かってるわ。と言っても、アロルド様はディックの事気に入ってるし、あなたが話せば大抵通るんじゃないの?」
「気に入ってくれてるかは分からないが…まぁ、ありがたいな。書籍店行った次の日まで王都に行かせてくれたんだからな。おかげで約束が守れたよ。」
「そうね、アロルド様が王都に二日続けては行ってはいけませんと言われていたら、オッレとアイナを待ちぼうけさせてしまうところだったもの。
じゃあ私は、何かあれば口出すけれど、ディックがアロルド様へ報告してちょうだい。」
王都へオッレとアイナに会いに行った日の夜、シェスティンが部屋のベッドに入り眠りについた後にいつものようにコーラとディックはアロルドへと報告をしに執務室へと向かう。
アロルドは、子供達が一日何をしていたか、報告をさせているのだ。
フレドリカの侍女ロリと、侍従でアロルドの甥であるエッベにも報告をさせている。エッベの父はアロルドの弟で数年前に亡くなり、それからは侍従というか話し相手にフレドリカへと付けているのだ。
フレドリカはシェスティンよりも寝るのが少し遅い為、コーラとディックは報告する時にかち合った事がない。
☆★
「どうだ?シェスティンは。」
「はい。学校に通えなかったのは残念がってはいますが、それでも学校に通っていては学べなかっただろう好きな事が出来ると言われています。」
「そうか…シェスティンは優秀だからな。もし望むのであれば、応用学校に飛び級で受験させてもいいかもしれんな。」
「はい。書籍店でも、異国の話の本に興味を持たれ、購入していましたし。
それから今日孤児とシェスティン様は話をしました。そこで、シェスティン様は慈悲深く、心優しい事が改めて分かりました。」
「うん?そうか。さすがだ。」
「孤児の境遇に酷い衝撃を打たれていました。元軍人の子だったのですが、亡くなると家も追い出され、路上生活者となっていました。」
「ん?昨日の話では、その孤児はシェスティンと同じような年頃だったよな。」
「はい。上の男が八歳、下の女が六歳だそうです。」
「可哀想に。その歳で路上生活者…ならシェスティンにはまだ早かったか?戦争の話なんぞは、きっと心痛めておったろう?」
「それはそうでしたが、それに加えて…」
「なんだ?」
「暗に、助けたいご様子がありありと見受けられました。
祖母もいるらしいのですが、子供の話によるとフレンスブルグ語が話せるそうで、今シェスティン様が覚えたい言葉の一つで目を輝かせておりました。」
「ふむ…。」
「若き頃のアロルド様を思い出しました。」
「…ディックよ。お前の目からはどう思う?」
「どう、とは?」
「その三人をうちで引き受ける事は簡単だ。だが、果たして役に立つか?」
「まず、本当にフレンスブルグ語が話せるかが問題です。しかしそれが嘘であったとしても、八歳と六歳でありますから使用人にする事も出来るでしょう。けれど心配事はそれだけではありません。」
「なんだ?」
「カイサ様はどう思われますか?」
「カイサが?なぜだ。」
「カイサ様は、シェスティン様が学校に通わなければその浮いたお金をドレスや装飾品代に充てると言われておりましたから。シェスティン様の知り合いをわざわざ使用人にするというのはあまり良く思われないかと。」
「なるほどな。その辺りは上手くやればいい。使用人の入れ替えなんて良くあるからな。
コーラはどうだ?どう思う?」
「はい。本当にその祖母がフレンスブルグ語を話せればシェスティン様は教わりたいと思っておりますから、三人をこちらで雇うのであれば、お喜びになると思います。
その三人を助けるだけでは、他にも路上生活者がいそうですので根本的な解決にはならないでしょうけれど、シェスティン様はその問題までもどうにかしていきたいと言われていました。
あの年齢でそう考えられるのは素晴らしいと思います。
それから、使用人棟で生活するのですし、見習いとして始めるのであれば下働きからですから、カイサ様とはあまり顔を合わせないと思います。それに、見習いはそろそろ補充の時期でもありましたから、不自然ではないと思います。」
「そうだな。カイサは確かに思わぬ所が気になるみたいだが、大丈夫だろう。ではそのようにするとしよう。
しかし、シェスティンはそう感じたのか…。いい学びであったのだな。」
「もし、フレンスブルグ語を習得したとして、もっと深く学びたいとしたら、応用学校も通いたいと言われるかもしれませんね。」
「今の時代では役に立つかは分からんが、それでも学びたいとはシェスティンは優秀だな。シェスティンは…」
「え?」
「いや、なんでもない。だからこそ、基礎学校よりも自主学習で学んだ方がシェスティンの為かもしれんな。これからも、学びたい事に繋がる事であれば優先させてやらせてやるといい。王都も、学びがあるのなら好きに行かせてやれ。その内、教会にもボランティアに行かせてみるか。」
「承知しました。」
「ディック、コーラ。これからもシェスティンをよろしく頼む。」
「勿体ないお言葉。」
「もちろんでございます。」
ディックとコーラは、アロルドに話すのが上手く言って良かったと思った。そして、シェスティンが喜ぶだろうなと二人共に満足げで部屋を辞した。
二人共にシェスティンよりも十六歳年上で、シェスティンが幼い頃より側でお世話をしている為に同僚というより同志のような関係である。
コーラは子爵家の二女であり、商売も営んでいる子爵家であったからそれなりに裕福であった為に様々な習い事を習っていた。そのままどこぞの貴族と結婚する道もあったが、侍女として働くいう道を選んだ。
ディックは庶民の出で、言わばごろつきともいえる血の気の多い若者だった。それを、王都で喧嘩をしていた所をたまたま見たアロルドが、だったらうちで働けと半ば強引に連れて来たのだ。
ディックは、今ではそんなアロルドに感謝し、真面目に尽くしている。
「シェスティン様は本当に人が良いわ。あんなに学校を楽しみにしていたのに、フレドリカ様ったら何をお考えなのかしら!」
「フレドリカ様付きの奴らから聞いていないのか?」
「普段通りよ。何を考えているか良く分からない、ですって。」
「…まぁ、だろうな。
それよりも、どうお伝えするかだ。」
「あら。ディックが伝える?一緒にアロルド様の所へ行く?」
「まぁ、いつものように一緒に報告するか。フォローしろよ。」
「分かってるわ。と言っても、アロルド様はディックの事気に入ってるし、あなたが話せば大抵通るんじゃないの?」
「気に入ってくれてるかは分からないが…まぁ、ありがたいな。書籍店行った次の日まで王都に行かせてくれたんだからな。おかげで約束が守れたよ。」
「そうね、アロルド様が王都に二日続けては行ってはいけませんと言われていたら、オッレとアイナを待ちぼうけさせてしまうところだったもの。
じゃあ私は、何かあれば口出すけれど、ディックがアロルド様へ報告してちょうだい。」
王都へオッレとアイナに会いに行った日の夜、シェスティンが部屋のベッドに入り眠りについた後にいつものようにコーラとディックはアロルドへと報告をしに執務室へと向かう。
アロルドは、子供達が一日何をしていたか、報告をさせているのだ。
フレドリカの侍女ロリと、侍従でアロルドの甥であるエッベにも報告をさせている。エッベの父はアロルドの弟で数年前に亡くなり、それからは侍従というか話し相手にフレドリカへと付けているのだ。
フレドリカはシェスティンよりも寝るのが少し遅い為、コーラとディックは報告する時にかち合った事がない。
☆★
「どうだ?シェスティンは。」
「はい。学校に通えなかったのは残念がってはいますが、それでも学校に通っていては学べなかっただろう好きな事が出来ると言われています。」
「そうか…シェスティンは優秀だからな。もし望むのであれば、応用学校に飛び級で受験させてもいいかもしれんな。」
「はい。書籍店でも、異国の話の本に興味を持たれ、購入していましたし。
それから今日孤児とシェスティン様は話をしました。そこで、シェスティン様は慈悲深く、心優しい事が改めて分かりました。」
「うん?そうか。さすがだ。」
「孤児の境遇に酷い衝撃を打たれていました。元軍人の子だったのですが、亡くなると家も追い出され、路上生活者となっていました。」
「ん?昨日の話では、その孤児はシェスティンと同じような年頃だったよな。」
「はい。上の男が八歳、下の女が六歳だそうです。」
「可哀想に。その歳で路上生活者…ならシェスティンにはまだ早かったか?戦争の話なんぞは、きっと心痛めておったろう?」
「それはそうでしたが、それに加えて…」
「なんだ?」
「暗に、助けたいご様子がありありと見受けられました。
祖母もいるらしいのですが、子供の話によるとフレンスブルグ語が話せるそうで、今シェスティン様が覚えたい言葉の一つで目を輝かせておりました。」
「ふむ…。」
「若き頃のアロルド様を思い出しました。」
「…ディックよ。お前の目からはどう思う?」
「どう、とは?」
「その三人をうちで引き受ける事は簡単だ。だが、果たして役に立つか?」
「まず、本当にフレンスブルグ語が話せるかが問題です。しかしそれが嘘であったとしても、八歳と六歳でありますから使用人にする事も出来るでしょう。けれど心配事はそれだけではありません。」
「なんだ?」
「カイサ様はどう思われますか?」
「カイサが?なぜだ。」
「カイサ様は、シェスティン様が学校に通わなければその浮いたお金をドレスや装飾品代に充てると言われておりましたから。シェスティン様の知り合いをわざわざ使用人にするというのはあまり良く思われないかと。」
「なるほどな。その辺りは上手くやればいい。使用人の入れ替えなんて良くあるからな。
コーラはどうだ?どう思う?」
「はい。本当にその祖母がフレンスブルグ語を話せればシェスティン様は教わりたいと思っておりますから、三人をこちらで雇うのであれば、お喜びになると思います。
その三人を助けるだけでは、他にも路上生活者がいそうですので根本的な解決にはならないでしょうけれど、シェスティン様はその問題までもどうにかしていきたいと言われていました。
あの年齢でそう考えられるのは素晴らしいと思います。
それから、使用人棟で生活するのですし、見習いとして始めるのであれば下働きからですから、カイサ様とはあまり顔を合わせないと思います。それに、見習いはそろそろ補充の時期でもありましたから、不自然ではないと思います。」
「そうだな。カイサは確かに思わぬ所が気になるみたいだが、大丈夫だろう。ではそのようにするとしよう。
しかし、シェスティンはそう感じたのか…。いい学びであったのだな。」
「もし、フレンスブルグ語を習得したとして、もっと深く学びたいとしたら、応用学校も通いたいと言われるかもしれませんね。」
「今の時代では役に立つかは分からんが、それでも学びたいとはシェスティンは優秀だな。シェスティンは…」
「え?」
「いや、なんでもない。だからこそ、基礎学校よりも自主学習で学んだ方がシェスティンの為かもしれんな。これからも、学びたい事に繋がる事であれば優先させてやらせてやるといい。王都も、学びがあるのなら好きに行かせてやれ。その内、教会にもボランティアに行かせてみるか。」
「承知しました。」
「ディック、コーラ。これからもシェスティンをよろしく頼む。」
「勿体ないお言葉。」
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ディックとコーラは、アロルドに話すのが上手く言って良かったと思った。そして、シェスティンが喜ぶだろうなと二人共に満足げで部屋を辞した。
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