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12. 初めての絵画展
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それから家に帰ったシェスティンは、フレドリカに夕食の時間に声を掛けた。
「フレドリカ、今日はありがとう。楽しかったわ!」
「え?あぁ…それは良かったわ。また、校外授業の時、たまにだけどよろしくね!」
「いいの?今まではそんな事全く言わなかったのに。」
「あら、それは嫌味!?ごめんなさいねぇ!
だって、シェスティンは学校へ行ってもつまらないと思ったもの。最近は、本当に様々なものまで自分で勉強しているのでしょう?もう、どうしてそんなに勉強が好きなのかしら。不思議でしょうがないわ!」
「え?嫌味なわけないわ!もちろん嬉しいのよ?
まぁ、それもそうなのだけれど…だってフレドリカのお友達に話し掛けられてもどう返事を返したらいいのか迷ってしまって。」
「そう?適当に接してくれればいいわよ。次の日に私、適当にあしらっておくもの。」
「そ、そう…?終わった後に、みんなで食事に行かないかと誘われたんだけど行った方が良かったかしら?」
「みんな!?うーん…別にどっちでもいいわよ。行きたいなら行ってもいいし。
ま、断ったところで、私と行きたい人達だったならまた誘ってくるから、大丈夫よ。」
「それもそうね。分かったわ!フレドリカは今日ゆっくり出来たの?」
「ええ!また、よろしくね!シェスティン!」
フレドリカはさも当然のように、そのように言った。
☆★
それから二週間後の夜。
フレドリカはまた、シェスティンへと言葉を掛ける。
「ねぇシェスティン。
明日、私の代わりに出席してくれる?」
「え?明日!?」
シェスティンはまたも急な話だと思った。
(もう少し早くから言ってくれると心構えが出来ていいのだけれど…。)
それでも、フレドリカの気分で言ってくるのかどうなのか、フレドリカにどんな授業なのか聞いてみようと思った。
けれどもそれより先にフレドリカが口を開いた。
「そんなに驚く事?ねぇ、いいでしょ?明日、また校外授業なのよ。絵をみるのですって。お願いね。
え?まさか予定があったの?」
それこそそんなに驚かなくてもいいのに、とシェスティンは思いながらも、フレドリカの質問に答える。
「いいえ。大丈夫よ。そんな授業があるのね。でも、フレドリカはいいの?」
「いいから言っているのよ!学校での授業は友達と一緒だから我慢出来るけれど、人が描いた絵を見るのの何処が楽しいのか分からないもの!
明日は、王立芸術館よ。よろしくね!」
「そうなのね。分かったわ。」
シェスティンは、大ざっぱにしか教えてくれないフレドリカの言葉をそこで終わらせて、またコーラに頼んでロリから話を聞いてきてもらおうと考え、こっそりと小さなため息を吐いたのだった。
☆★
次の日。
王立芸術館は、二週間前に行った王立歌劇場の近くにあり、シェスティンはまた馬車で向かう。
内容はまた、以前と同じく現地集合現地解散であった。
シェスティンは、今日は薄い黄色のワンピースを着てコーラとディックと共に訪れた。
といってもディックは御者の為、馬車で待機だ。芸術館の中であるから、護衛は歌劇場と同じく特に必要ない為、今日も御者としてディックは校外授業が終わるまではゆっくりと過ごしていた。
「すごいわね…」
王立芸術館も、王都の中央寄りに位置していて、歌劇場のように大きかった。正面入ると広場になっており、そこが馬車を置くスペースとなっていた。
建物を見たシェスティンは早くも興奮していた。シェスティンは自分が絵を描いたりするのは得意ではないが、見るのは好きであり、ゆっくりと見学できるといいなと思った。
正面ロビーに、先日と同じく教師たちが立っていて、冊子を配っているようだった。
「早く中へ行きましょう!」
コーラにそう声を掛け、シェスティンは胸を高鳴らせながら進んだ。
「おはようございます。フレドリカ=オールストレーム、今日も早く来て偉いわね!
今日は半日、好きに回っていいわよ。一通り見たら、ちゃんと報告してから帰る事。いいわね?
この冊子には、フロアの説明が載っているわ。」
「ありがとうございます。」
そう言って、シェスティンは何か言われる前に少し急ぎ足で進む。
「わぁ…!」
その正面ロビーは吹き抜けになっていて、天井は高く取ってあった。天井近くに絵が描かれていて、シェスティンはしばらく見とれていた。
(なんて綺麗なの…!今まで、このような芸術作品は書物でしか見た事なかったけれど、実際に見るのとではまた違うのね!)
シェスティンはそのように思っていると、声を掛けてきた人物がいた。
「おはよう。とても素晴らしいわよね。ここだけ世界が違うみたいだわ。」
後ろを振り向いたシェスティンは、以前も話しかけてくれた子だと思った。
「え、えぇ…本当ですわね。キラキラと輝いて見えますの。」
シェスティンは、前回はボロが出ないように話しかけられても早々に逃げていたが、フレドリカが好きにすればいいと言っていた為、普通に話せばいいかと気楽に返事をした。
「まさにそうよね!あぁ…ねぇ、一緒に回りません事?」
「え?でも…」
その誘いに、さすがに一緒に回っていいのかと迷うと、相手はにこりと笑って言った。
「うふふ。同じような感性を持った人と話しながら回れるなんて、きっととても楽しいわよ?
もし、意外と違う感じ方をしたとしてもそれを言い合ったら楽しいと思いません?」
「ビルギッタ様、あまり押し付けてもいけませんよ。」
「えー…そうなのだけれど…教室とは違うのですもの。なんだかワクワクしてしまって…そうよね。無理言ってごめんなさいね。」
ビルギッタと侍女に呼ばれた、シェスティンに話し掛けたその子は、あからさまに残念そうな顔をしてそう言った。それを見たシェスティンは、ビルギッタに向かって了承の意を唱えた。
「あ、も、もし良ければ、一緒に回ります?その…いつもの私とはちょっと違うかもしれませんけれど。」
「まぁ!宜しいのですか!?
私だって、いつもとは違って胸が躍っていますのよ!良かったですわ!
気の置けない友人同士みたいに、これを機会に仲良くなれるといいわ!
あ、でも、こういう校外授業ではって事で宜しいかしら?教室だとこう…人の目とかありますでしょう?周りが煩く言ってきても嫌ですからね。」
「ええ…そうですわね。」
ビルギッタが教室と校外授業では接し方が違うかもと言った事で、シェスティンにとってもそれはありがたいと思ったので了承した。
「ウフフ…じゃあ行きましょう!どこから行こうか考えていました?」
「いいえ、まだですわ。この入り口に目を惹かれていたので。」
「そうよね。じゃあ、どこから…」
ーーー
ーー
ー
シェスティンは初めて、フレドリカと呼ばれてはいても、意見を交わしながら友人と回る事が出来、とても楽しい時間を過ごせて嬉しく思った。
「フレドリカ、今日はありがとう。楽しかったわ!」
「え?あぁ…それは良かったわ。また、校外授業の時、たまにだけどよろしくね!」
「いいの?今まではそんな事全く言わなかったのに。」
「あら、それは嫌味!?ごめんなさいねぇ!
だって、シェスティンは学校へ行ってもつまらないと思ったもの。最近は、本当に様々なものまで自分で勉強しているのでしょう?もう、どうしてそんなに勉強が好きなのかしら。不思議でしょうがないわ!」
「え?嫌味なわけないわ!もちろん嬉しいのよ?
まぁ、それもそうなのだけれど…だってフレドリカのお友達に話し掛けられてもどう返事を返したらいいのか迷ってしまって。」
「そう?適当に接してくれればいいわよ。次の日に私、適当にあしらっておくもの。」
「そ、そう…?終わった後に、みんなで食事に行かないかと誘われたんだけど行った方が良かったかしら?」
「みんな!?うーん…別にどっちでもいいわよ。行きたいなら行ってもいいし。
ま、断ったところで、私と行きたい人達だったならまた誘ってくるから、大丈夫よ。」
「それもそうね。分かったわ!フレドリカは今日ゆっくり出来たの?」
「ええ!また、よろしくね!シェスティン!」
フレドリカはさも当然のように、そのように言った。
☆★
それから二週間後の夜。
フレドリカはまた、シェスティンへと言葉を掛ける。
「ねぇシェスティン。
明日、私の代わりに出席してくれる?」
「え?明日!?」
シェスティンはまたも急な話だと思った。
(もう少し早くから言ってくれると心構えが出来ていいのだけれど…。)
それでも、フレドリカの気分で言ってくるのかどうなのか、フレドリカにどんな授業なのか聞いてみようと思った。
けれどもそれより先にフレドリカが口を開いた。
「そんなに驚く事?ねぇ、いいでしょ?明日、また校外授業なのよ。絵をみるのですって。お願いね。
え?まさか予定があったの?」
それこそそんなに驚かなくてもいいのに、とシェスティンは思いながらも、フレドリカの質問に答える。
「いいえ。大丈夫よ。そんな授業があるのね。でも、フレドリカはいいの?」
「いいから言っているのよ!学校での授業は友達と一緒だから我慢出来るけれど、人が描いた絵を見るのの何処が楽しいのか分からないもの!
明日は、王立芸術館よ。よろしくね!」
「そうなのね。分かったわ。」
シェスティンは、大ざっぱにしか教えてくれないフレドリカの言葉をそこで終わらせて、またコーラに頼んでロリから話を聞いてきてもらおうと考え、こっそりと小さなため息を吐いたのだった。
☆★
次の日。
王立芸術館は、二週間前に行った王立歌劇場の近くにあり、シェスティンはまた馬車で向かう。
内容はまた、以前と同じく現地集合現地解散であった。
シェスティンは、今日は薄い黄色のワンピースを着てコーラとディックと共に訪れた。
といってもディックは御者の為、馬車で待機だ。芸術館の中であるから、護衛は歌劇場と同じく特に必要ない為、今日も御者としてディックは校外授業が終わるまではゆっくりと過ごしていた。
「すごいわね…」
王立芸術館も、王都の中央寄りに位置していて、歌劇場のように大きかった。正面入ると広場になっており、そこが馬車を置くスペースとなっていた。
建物を見たシェスティンは早くも興奮していた。シェスティンは自分が絵を描いたりするのは得意ではないが、見るのは好きであり、ゆっくりと見学できるといいなと思った。
正面ロビーに、先日と同じく教師たちが立っていて、冊子を配っているようだった。
「早く中へ行きましょう!」
コーラにそう声を掛け、シェスティンは胸を高鳴らせながら進んだ。
「おはようございます。フレドリカ=オールストレーム、今日も早く来て偉いわね!
今日は半日、好きに回っていいわよ。一通り見たら、ちゃんと報告してから帰る事。いいわね?
この冊子には、フロアの説明が載っているわ。」
「ありがとうございます。」
そう言って、シェスティンは何か言われる前に少し急ぎ足で進む。
「わぁ…!」
その正面ロビーは吹き抜けになっていて、天井は高く取ってあった。天井近くに絵が描かれていて、シェスティンはしばらく見とれていた。
(なんて綺麗なの…!今まで、このような芸術作品は書物でしか見た事なかったけれど、実際に見るのとではまた違うのね!)
シェスティンはそのように思っていると、声を掛けてきた人物がいた。
「おはよう。とても素晴らしいわよね。ここだけ世界が違うみたいだわ。」
後ろを振り向いたシェスティンは、以前も話しかけてくれた子だと思った。
「え、えぇ…本当ですわね。キラキラと輝いて見えますの。」
シェスティンは、前回はボロが出ないように話しかけられても早々に逃げていたが、フレドリカが好きにすればいいと言っていた為、普通に話せばいいかと気楽に返事をした。
「まさにそうよね!あぁ…ねぇ、一緒に回りません事?」
「え?でも…」
その誘いに、さすがに一緒に回っていいのかと迷うと、相手はにこりと笑って言った。
「うふふ。同じような感性を持った人と話しながら回れるなんて、きっととても楽しいわよ?
もし、意外と違う感じ方をしたとしてもそれを言い合ったら楽しいと思いません?」
「ビルギッタ様、あまり押し付けてもいけませんよ。」
「えー…そうなのだけれど…教室とは違うのですもの。なんだかワクワクしてしまって…そうよね。無理言ってごめんなさいね。」
ビルギッタと侍女に呼ばれた、シェスティンに話し掛けたその子は、あからさまに残念そうな顔をしてそう言った。それを見たシェスティンは、ビルギッタに向かって了承の意を唱えた。
「あ、も、もし良ければ、一緒に回ります?その…いつもの私とはちょっと違うかもしれませんけれど。」
「まぁ!宜しいのですか!?
私だって、いつもとは違って胸が躍っていますのよ!良かったですわ!
気の置けない友人同士みたいに、これを機会に仲良くなれるといいわ!
あ、でも、こういう校外授業ではって事で宜しいかしら?教室だとこう…人の目とかありますでしょう?周りが煩く言ってきても嫌ですからね。」
「ええ…そうですわね。」
ビルギッタが教室と校外授業では接し方が違うかもと言った事で、シェスティンにとってもそれはありがたいと思ったので了承した。
「ウフフ…じゃあ行きましょう!どこから行こうか考えていました?」
「いいえ、まだですわ。この入り口に目を惹かれていたので。」
「そうよね。じゃあ、どこから…」
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シェスティンは初めて、フレドリカと呼ばれてはいても、意見を交わしながら友人と回る事が出来、とても楽しい時間を過ごせて嬉しく思った。
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