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24. まずは厩舎に
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「ナタリア。あ!えーと…ごめんね、今更の話になってしまうんだけど確認していいかな?ダミアンからいろいろと話を聞いている内に、勝手に君の事を呼び捨てで呼んでしまっていたのだけど、ナタリアと呼んでしまっても良かっただろうか。もし、馴れ馴れしいと思うのなら、ナタリア嬢と呼ぶよ。どうすればいいかな。」
と、厩舎に行く途中で、そんな風に律儀に聞いてくれるから、私は思わずフフッと笑ってしまった。
「そんな風に聞いてくれるなんて、優しいのね!大丈夫よ、好きに呼んで下さいませ。では私も、ウカーシュ様と呼んで良かったかしら?」
「本当かい?ありがとう。ナタリアも、好きに呼んでくれていいよ。あー、ウカーシュ、でもいいからね。」
ウカーシュ!?さすがに六歳年上の人を呼び捨てには出来ないわね。
ま、まぁそれはきっと、本気ではないわよね?それほど気易く接していいよというウカーシュ様の配慮で言って下さったのね!
「ありがとうございます。では今はウカーシュ様と呼ばせて頂きますね!」
「あ、あぁ…う、嬉しいよ。」
そう言ったウカーシュ様は、何故か顔を逸らしてしまったわ。どうしたのかしら。私何か変な事言ったかしら?
「あ!そ、そうだ!そうだった!ナタリア、悪いんだけど、まずついてきて欲しいんだけどいいかな?」
と、そう言って私と逆の方を見ながら言っているウカーシュ様。心配してウカーシュ様を見ると、耳が真っ赤になっているような気がするの。大丈夫かしら?
「ええ。いいですけれど、ウカーシュ様は大丈夫ですの?」
「ん?何が?だ、大丈夫だよ。あ、俺…じゃなかった!僕の馬は必要ないよ。ごめんね、言い忘れてたよ。今から行く所に、乗って来た馬がいるんだ。あと、リシャルドも。」
「リシャルド様?え?待たせていらっしゃったの!?それじゃあ、お出かけしない方が良かったのではないのですか!?」
私は、先ほどから話に出てきていた十年前にお会いしたリシャルド様を待たせているなんて知らず、それなりの時間うちの屋敷に滞在していたのでアタフタとしてしまったわ。
「あぁ、大丈夫だよ。リシャルドには言ってあったからね。リシャルドは、以前西湖で会った奴だよ、覚えているかな?時間も時間だったし、持って来た食事を取っていてとも言ってあったからゆっくり昼寝でもしていると思うよ。」
「そうなのですか?でも…お待ちなのであれば急ぎましょう?」
「あぁナタリア。君はダミアンが言うように本当に心優しいんだね。そうだね、きっと君を見て安心するだろうから、行こうか。」
厩舎に着いた所で、従僕は二頭準備してくれていたから、ウカーシュ様は従僕に『ごめんね、僕用の馬は大丈夫。ありがとう。』とそう言った。
そして、私が乗る馬の手綱を渡してもらい、早速出発する。
ウカーシュ様は、『馬に乗っていいよ』と言って下さったけれど、それではウカーシュ様と目線が合わず、話もし難いなと思って、手綱を曳いて歩く事にしたの。
「歩いてくれるのかい?大丈夫?本当なら二人乗りしたいくらいだけれどね。いきなりそれは嫌だろうから、またいつか、二人乗りもさせてくれると嬉しいな。」
「まぁ!ウカーシュ様と二人乗りなんて、きっと緊張してしまうわ。でも、いつかできたら、それもまた楽しいかもしれないわね。」
そう言いながら、私達は街道の石畳を進んだ。
と、厩舎に行く途中で、そんな風に律儀に聞いてくれるから、私は思わずフフッと笑ってしまった。
「そんな風に聞いてくれるなんて、優しいのね!大丈夫よ、好きに呼んで下さいませ。では私も、ウカーシュ様と呼んで良かったかしら?」
「本当かい?ありがとう。ナタリアも、好きに呼んでくれていいよ。あー、ウカーシュ、でもいいからね。」
ウカーシュ!?さすがに六歳年上の人を呼び捨てには出来ないわね。
ま、まぁそれはきっと、本気ではないわよね?それほど気易く接していいよというウカーシュ様の配慮で言って下さったのね!
「ありがとうございます。では今はウカーシュ様と呼ばせて頂きますね!」
「あ、あぁ…う、嬉しいよ。」
そう言ったウカーシュ様は、何故か顔を逸らしてしまったわ。どうしたのかしら。私何か変な事言ったかしら?
「あ!そ、そうだ!そうだった!ナタリア、悪いんだけど、まずついてきて欲しいんだけどいいかな?」
と、そう言って私と逆の方を見ながら言っているウカーシュ様。心配してウカーシュ様を見ると、耳が真っ赤になっているような気がするの。大丈夫かしら?
「ええ。いいですけれど、ウカーシュ様は大丈夫ですの?」
「ん?何が?だ、大丈夫だよ。あ、俺…じゃなかった!僕の馬は必要ないよ。ごめんね、言い忘れてたよ。今から行く所に、乗って来た馬がいるんだ。あと、リシャルドも。」
「リシャルド様?え?待たせていらっしゃったの!?それじゃあ、お出かけしない方が良かったのではないのですか!?」
私は、先ほどから話に出てきていた十年前にお会いしたリシャルド様を待たせているなんて知らず、それなりの時間うちの屋敷に滞在していたのでアタフタとしてしまったわ。
「あぁ、大丈夫だよ。リシャルドには言ってあったからね。リシャルドは、以前西湖で会った奴だよ、覚えているかな?時間も時間だったし、持って来た食事を取っていてとも言ってあったからゆっくり昼寝でもしていると思うよ。」
「そうなのですか?でも…お待ちなのであれば急ぎましょう?」
「あぁナタリア。君はダミアンが言うように本当に心優しいんだね。そうだね、きっと君を見て安心するだろうから、行こうか。」
厩舎に着いた所で、従僕は二頭準備してくれていたから、ウカーシュ様は従僕に『ごめんね、僕用の馬は大丈夫。ありがとう。』とそう言った。
そして、私が乗る馬の手綱を渡してもらい、早速出発する。
ウカーシュ様は、『馬に乗っていいよ』と言って下さったけれど、それではウカーシュ様と目線が合わず、話もし難いなと思って、手綱を曳いて歩く事にしたの。
「歩いてくれるのかい?大丈夫?本当なら二人乗りしたいくらいだけれどね。いきなりそれは嫌だろうから、またいつか、二人乗りもさせてくれると嬉しいな。」
「まぁ!ウカーシュ様と二人乗りなんて、きっと緊張してしまうわ。でも、いつかできたら、それもまた楽しいかもしれないわね。」
そう言いながら、私達は街道の石畳を進んだ。
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