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中イキできないって悲観してたら触手が現れた
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今日もイけなかった。
力尽きてベッドに寝転がったまま、右手を見つめる。ベビーピンクのソレは、数ヶ月前に満を持して買った大人のおもちゃで、女性が女性のために開発したと謳うに相応しく、可愛らしい見た目をしている。普通のマッサージ器と言ってもどうにか誤魔化せそうな見た目に惹かれて買ったのだけど、一つ誤算があった。
中 で イ け な い。
もちろん最初から中イキできるって期待してたわけじゃない。でも、何度か試せばうまくいくと思ってた。なのに。
……何でイけないの!? こんなに日々ムラムラして辛いのに! はぁ、どうせ私は年齢=恋人無しのアラサー喪女ですよ。経験もなければ自信もない。でも性欲だけは有り余ってる! だからせめて、せめて中イキくらいさせてくれ……!
雰囲気が良くないのだと思って、アロマを焚いて湯船に浸かってから始めてみたり、女性向けのえっちなボイスドラマを聞きながらしてみたり、胸やクリトリスをしっかりたっぷり愛撫してから挿入してみたりもした。でもそれでもダメだった。
「このまま中イキできずに死ぬのかな……」
生理前だからか、いつも以上に感傷に浸ってしまって涙が溢れそうになった時、ふにっとした感触がお尻を押し上げた。
ん? 何だコ、レ……?
「へっ!?」
思わず間の抜けた声が出た。だって、これってまさか……?
「触手……?」
私の言葉に反応したのか、それがピクッと震える。お尻を上げて、細長い蔦のようなものを恐る恐る抜き出してみると、透明でゼリーみたいにふるふると震えていた。
何で触手がこんなところにって思ったけど、ちょっと好奇心が湧いて手で握ってみる。柔らかいながらも弾力のある感触は、子供の頃持ってたスライムのおもちゃに似てて、どこか懐かしい。
「一体どこからこんなものが……ひぁっ!?」
油断してたら、触手の先っぽが秘部に……!
「ちょ、どこ触ってっ、……んぁっ♡」
不埒な触手を引き剥がそうと両手で力いっぱい引っ張っても、ビクともしない。それどころか、抵抗するようにクネクネと動いて敏感なクリトリスを擦ってくる。
しゅりしゅり♡ しゅりしゅり♡ しゅりしゅり♡
「んっ、だめッ! 暴れないでっ♡」
おかしい、ただ触手の先っぽで擦られてるだけなのに……身体が熱くなって力が抜けていく。
ぷちゅ……♡
「なっ!? ちょ、やだ! そこ、こすっちゃ……♡」
ぷちゅ……♡ ぷちゅ……♡ ぷちゅ……ッ♡
クリトリスに気を取られてたら、すっかりびちょびちょになってた秘唇を擽られた。さっきまで触手は一本だけだったのに、いつの間に増えたんだろう。
それにしても、この触手、動きがいやらしい。いきなり中に押し入らずに様子を確かめるように入口へキスしたと思ったら、秘唇全体を行ったり来たりして愛液を塗り広げようとしてるみたい。
「んっ♡ そんな、こすらないで……ッ♡ んぁ、はぁッ♡」
びっくりするくらい甘い声が出てしまってちょっと恥ずかしい。でも誰も聞いてないんだし、今は触手を止めるのが優先だと思って、頑張って触手を掴んだら、先っぽが秘唇に潜り込んできた。
あれ? さっきより膨らんでる?
「まってっ♡ 両方そんなにしたら……ッ♡ んぁ、だめっ♡」
ぶちゅちゅッ♡ ちゅぽッ♡ しゅりしゅり♡ しゅりしゅり♡
入り口に浅く出し入れしながらクリトリス撫でられたら、身体のビクビクが止まらなくなる……♡
「あっ、ひぅっ♡ やッ、そこ……やぁッ♡」
ぶちゅちゅッ♡ ぶちゅちゅッ♡ しゅりしゅり♡ しゅりしゅり♡
弱いとこばっか責めないで♡ だめになっちゃう♡
「はうっ♡ 気持ちいい……んっ、きもちいいよぉ♡」
ぶちゅちゅッ♡ ちゅぽッ♡ しゅりしゅり♡ しゅりしゅり♡
「んっ、んぅ♡ ううッ♡」
ぶちゅちゅッ♡ ぶちゅちゅッ♡ しゅりしゅり♡ しゅりしゅり♡
あ、もう……すごい気持ちいいのきちゃう♡
ちゅー♡♡♡
「ひぅッ!!!」
ビクッビクッ♡
きもちいい……♡ とってもとってもきもちいいよぉ……♡
気持ち良すぎて、少しの間放心状態になってた。
ハッとして身体を起こすと、股の間に陣取ってたはずの触手が見当たらない。余韻に浸ってる間に消えてしまったみたいだ。意味不明の生物が消えてホッとするけど、何だか物足りなくて脚を擦り合わせてしまう。さっきまで擦られてた秘唇がジンジンして中が切ない。
仕方なく布団の上に転がってたディルドを取ると、そっと蜜口に当てる。
「んっ……♡」
あ、何だかいつもより気持ちいいかも。
しっかり中まで濡れてるから、するすると呑み込んでいくけど……それだけだった。
え、何で? 何で気持ちよくないの!? いい感じだったのに!
「うぅ、ひどいよぉ……」
聞こえてないとはわかってても、触手を詰らずにはいられない。いきなり現れて人のこと気持ちよくしておきながら、何も言わずに消えるなんて。
だんだん腹が立ってきてため息をつきながらうつ伏せになった瞬間、ふとあることを思いついた。
もしかして、あの触手の助けがあれば中イキできる……?
正体不明の生き物に頼るなんておかしいのかもしれないけど、暗闇の中に一縷の光が射した気がした。
どうやってあの触手が現れたのかさっぱりわからないけど、いきなり現れたんだしまたやってくるよね、なんて気軽に考えながら過ごしてたら、翌日、また狙ったかのようなタイミングで触手が現れた。
しゅりしゅり♡ しゅりしゅり♡
「あっ♡ また、そこぉ♡ んんぅ♡」
ようこそ触手さん! 待ってましたよ、触手さん!
昨日はびっくりして抵抗してしまったけど、今日はしない。もう全て触手さんにお任せで!
しゅりしゅり♡ しゅりしゅり♡ きゅっ!
「ぁぅ! んぅ♡ クリ、すごいよぉ♡」
最初は先っぽでクリトリスを擦ってただけだったのに、私が抵抗しないことに気づいたのか、根本に巻き付くと扱き上げるような動きを加えてきた。さっきまで自分でクリトリスを弄ってたから、すぐに気持ちよくなって頭がぼーっとする。
きゅっ♡ きゅっ♡ きゅっ♡
「きもちいいよぉ♡ んぁ、もっと……もっとしてぇ♡」
きゅっ♡ きゅっ♡ ぎゅっ♡ ぎゅっ♡
「ぁ、きもちい♡ きもちいいっ♡ んぁ……そんなのっ、おかしくなる♡」
もうだめ♡ もうイっちゃいそう……♡
「ふぇ……?」
触手さんの動きがいきなり止まった。まるで私がイく寸前で刺激を止めたみたい。でも何で? 何で止めちゃったんだろう?
しゅりしゅり♡ しゅりしゅり♡
「あ”ぁっ! っん……、ん”ぁっ♡」
しゅりしゅり♡ しゅりしゅり♡
「んぅ、んぁっ♡ ぁ”っ♡ あっ♡」
またくる、イっちゃう♡ もうイっちゃう……!
「っ!」
動きが止まった。また寸止め。
身体が熱くて苦しい、って思ってたら。
きゅっ♡ きゅっ♡ きゅっ♡
「ん”ぅ! また……ッ、やぁッ♡ ぁ”ッ♡」
きゅっ♡ きゅっ♡ きゅっ♡
「ん”ぁ♡ いじわるしないで♡ やめないでぇ♡」
きゅっ♡ きゅっ♡ きゅっ♡
「ぁん♡ きもちいッ♡ これ、すごいのぉッ♡」
もう無理! もうイっちゃうッ……!
「っ……!」
いじわる! いじわる! いじわる! もうイかせてよぉ……!
しゅりしゅり♡ しゅりしゅり♡
「ん”ぅぁ! ひぃッ……ん”っ、ん”ぅッ♡」
しゅりしゅり♡ しゅりしゅり♡
「やめないでぇ♡ おねがっ、やめな、でぇっ♡」
しゅりしゅり♡ しゅりしゅり♡
「イくッ、イぐッ♡ イくぅッ! …………ぁっ、なんで? ひどいよぉ……」
気持ち良くって、辛くって、気づいたら涙が溢れてた。嗚咽を堪えようと思っても、もっと涙が溢れてくる。
やっと気持ち良くなれると思ってたのに。こんなに辛いの、もうやだ……!
ぎゅっ!
「んぐッ♡♡♡」
ビクンッ♡ ビクンッ♡ ビクンッ♡
ぎゅっ♡ ぎゅっ♡ ぎゅっ♡
「だめっ、イッてるっ♡ いまイッてるからぁ♡」
イったのに触手さんが止まらない。それどころか、これが欲しかったんだろって言うみたいに、たくさんたくさんクリトリスを締め付けてくる。
ぎゅっ♡ ぎゅっ♡ ぎゅっ♡
「はひっ! ん”ぁっ、ん”ぁっ……♡」
しゅりしゅり♡ しゅりしゅり♡
「ぁ、おねがっ♡ もうイけない、イけないよぉッ♡」
ぎゅっぎゅっ♡ しゅりしゅり♡ ぎゅっぎゅっ♡ しゅりしゅり♡
「ん”ぉ♡ イぐっ、またイくッ♡」
ぎゅんっ!
「ひぃ!!!」
ビクンッ♡♡ ビクンッ♡♡ ビクンッ♡♡
しゅりしゅり♡ ぎゅっぎゅっ♡ しゅりしゅり♡ ぎゅっぎゅっ♡
「やらぁ”! あ”ーッ♡ ん”ーッ、~~~ッ♡♡♡」
ビクンッ♡♡♡ ビクンッ♡♡♡ ビクンッ♡♡♡
すごい……♡ こんなのしらない……♡♡♡
連続でイッちゃった余韻がすごくて、身体が動かせない。なのに、少しの間じっとしていた触手さんがまた動き出した。
「やっ、待って……」
まだ頭がふわふわしてるし、秘部は敏感すぎる。今触られたらおかしくなりそう。確かに中イキしたいって言ったけど、まさかクリイキだけでこんなに気持ちよくなれるなんて知らなかった。だから今日のところはこれで許して欲しいのに。
そんな私の気持ちが伝わるわけもなく、もう一本の触手さんが愛液に塗れた襞をくすぐってくる。
ぐちゅ……♡ ぐちゅ……♡ ぐちゅ……♡
「あぅ、はぁ♡ もう無理だよぉ♡」
動きこそ穏やかだけど、今にも中に侵入してきそうで気が気じゃない。
ぐちゅ……♡ ぐちゅ……♡ ぐちゅ……ッ♡
「ひゃぁッ♡ 中はだめぇ、だめなのっ♡ だめぇッ! ………………え?」
急に動きが止まったと思ったら、触手さんがいない。昨日と同じように、綺麗さっぱり跡形もなく消えてしまった。
「触手さん……?」
もしかして、私が拒絶したからいなくなっちゃった? 今日は触手さんに全てお任せとか思ってたのに、途中で拒絶したのが良くなかった? でもさっきのは触手さんが強引すぎたと思う。だって私、まだ脚がガクガクしてるし。
……明日も来てくれるかな? もう二度と触手さんが来てくれなかったらどうしよう。不安だけど、どうしようもない。明日来てくれることを祈るしかない。
なんて思い悩んでいたのに。
当たり前のように、さも当然のように、今日も触手さんが現れました。
触手さんにイかされたことを思い出しながらクリトリスを触ってたから、秘部はしっかり濡れて準備万端。まぁ、触手さんにされた時ほどイけなかったけど。でも初めてクリで連続イキできて、ちょっとびっくりした。
くちゅ……♡ くちゅ……♡ くちゅ……♡
「はぅ、はぁ……♡ それいいよぉ♡」
いきなり現れた触手さんが昨日みたいにクリトリスに巻きついてきた時は、自分でイッたばっかなのにまたたくさん気持ちよくされるのかなって、ちょっと怖くなって身体を強ばらせちゃったけど、私が怯えていることに気づいたのか、それ以降触手さんは動かない。代わりに、と言うと変だけど、今日はもう一本の触手さんが蜜口をたくさん刺激してくれる。
くちゅくちゅ♡ くちゅくちゅ♡ ちゅッ♡
「はぁ……ぅっ♡ きもちいい♡ はぁ、んぁ……♡」
先っぽの太くて硬い部分を蜜口に浅く出し入れされて、とっても気持ちいい。ディルドを入れたことはあっても一応処女だから、いきなり中を触られるよりもリラックスできる。
くちゅくちゅ♡ ちゅッちゅッ♡ くちゅくちゅ♡
「んッ、ふぅ♡ これすきぃ……♡ んんっ♡」
くちゅくちゅ♡ くちゅ♡ じゅぷっ!
「んぅ♡ はぁ……ッ、んんっ♡ んふぅ!」
一瞬、ちょっと深く入って来たと思ったら、すぐに出ていって浅い抽送に戻った。ちょっとびっくりしたけど、もっと欲しかったような……。
くちゅくちゅ♡ くちゅくちゅ♡ じゅぷっ!
「んぅ、あっ♡ はぁ……あっ、ん”ぁっ!」
くちゅくちゅ♡ ちゅッ♡ じゅぷっ!
「はぁ♡ んっ、ん……ふぅっ♡ あ”ぁっ!」
ちゅッ♡ くちゅくちゅ♡ じゅぷっ! じゅぷっ!
「ふぅっ、ふぅっ♡ ん”ぅ……っ! ひぁ”っ!」
深く入ってくるたびに身体がビクビク震える。もっとってねだるみたいに腰を揺らしながら、はしたない格好で触手さんを受け入れるのが恥ずかしい。
ちゅッ♡ じゅぷっ! じゅぷっ! じゅぷっ!
「あっ♡ んぅ、おっきい♡ なかひろがっちゃう♡」
遠慮がちな動きが無くなったと思ったら、触手さんがとうとう中へ入り込んできた。
入り口をくちゅくちゅされてた時も硬くて大きいと思ってたけど、いざ先っぽが全部入ってくると圧迫感がすごい。ディルドなんかよりずっと張り出してて熱い。でも弾力があるからか痛みは無くって、中を擦られる感覚が気持ちいい。
じゅぷっ! じゅぷっ! じゅぽぉッ!
「んぁ♡ そこっ♡ んぁ……あひッ♡♡」
そこすごい……!
多分Gスポットを擦られたんだと思う。だって、今までに無いくらい中がジンジンしてる。
じゅぽぉッ! じゅぽぉッ! じゅぽぉッ!
「ひぐっ……んぅ♡ んん、はぁ、はぁ……んぁ♡」
ディルドで擦った時と全然違う。優しいんだけど、どこか激しく求めるように中を行き来されて、いつの間にか私の中が触手さんに吸い付くように収縮してる。もっとくっつきたい、もっと気持ちよくなりたいって気持ちが膨れ上がって、今にも爆発しそうになる。
「はぁ、きもちいいよぉ♡ もっとこすって♡ もっとほしいのぉ♡」
ブブブブブブブ!!!
「ひぃッ♡♡」
なにこれ、なにこれ、なにこれ……!? 触手さんが震えて気持ちいいとこ当たってる!
じゅぶじゅぶじゅぶじゅぶッ! ブブブブブブブ! ブブブブブブブ!
「ぁぅっ……あ、んぅぅっ♡♡ ひゅっ……っ、……ふぁ……ぁぅっ♡♡」
じゅぶじゅぶじゅぶじゅぶッ! ブブブブブブブ! ブブブブブブブ!
「や、これ……イきそ、ぁ、あ……イっちゃう……っ♡♡ んひっ……ひゃ、め、きちゃう♡♡」
じゅぶじゅぶじゅぶじゅぶッ! ブブブブブブブ! ブブブブブブブ!
「う”、う”ぅっ……イぐぅ♡ イ、ぁっ、ぅ……ん”ぅ…………イぅ”ッ♡♡」
ブブブブブブブ! じゅぼぉッ♡♡♡
「ん”ぐぅ”ッ!!!」
ビクンッ♡♡♡ ビクンッ♡♡♡ ビクンッ♡♡♡
すごい、こんなの……ほんとにおかしくなっちゃう……♡ もうだめ、きもちよくって……もう………………。
まさかの寝落ち。信じられない、気持ち良くなりすぎて寝ちゃったなんて。
いつも通り触手さんはどこにもいなくって、私はスッキリした身体で目覚めた。
ありがとう触手さん! あなたのお陰で初めて中イキできました! 昨日の感覚を忘れずに自慰に励めば、きっと中イキをマスターできると思う。本当はもうちょっと手伝ってもらいたい気もするけど、目標を達成したのにこれ以上頼るわけにはいかないよね? 残念だけど、とっても残念だけど、これからは自分で頑張るよ。
軽くなった身体で意気揚々と仕事をこなし、定時でサクッと家路に着くと、諸々済ませていつも通りの自慰タイム。最近はこの時間のために生きていると言っても過言じゃない。あー今日もお疲れ、私!
「それじゃあよろしく、ディルドちゃん」
ワクワクしすぎてディルドにまで話し掛けながら、ベッドに横たわる。だってこれから、あのめくるめく快感を味わえるんだよ? テンションも上がるに決まってる!
いつも通り乳首から弄り始めた、と思ったら。
「ひぇっ!」
今日もまた、触手さんが現れました。
「え、何で? ……え?」
そりゃあ名残惜しいと思ったけど。でも、こんな都合のいい展開ある?
ちゅるっ♡
「はひっ!」
なんか胸、触られてる! 今まで秘部しか触られなかったのに。え、まさか……。
しゅりしゅり♡ しゅりしゅり♡ しゅりしゅり♡
「ふぁっ……な、ぁ、だめ♡ そんな……ッ」
いつもみたいにクリトリスも責められて、ビリビリした快感が背筋を這う。これをされたらすぐに気持ちよくなってイってしまうから、腰を揺らして強すぎる刺激から逃げようとするけど、もちろん触手さんは逃してくれない。
ちゅるっ♡ ちゅるっ♡ しゅりしゅり♡ ぎゅっ♡
「ぁあッ、一緒はだめっ、……んぅ、ぅぁ、ふっ♡ あっ、んぁ……♡」
乳首とクリトリスを同時に弄られて、ただでさえ敏感な突起がもっと敏感になる。それにつられるように中もきゅんきゅんしてしまう。
ちゅるっ♡ ちゅるるっ♡ しゅりしゅり♡ ぎゅっ♡
「ぁ、やぁ♡ ……んっ、ひぅ♡ きもちいいよぉ♡」
くちゅくちゅ♡ ちゅっ♡ くちゅ♡ ちゅッちゅッ♡
「ひゃッ! ぜんぶさわっちゃ……ふぅ、ふぅ、んぉ♡」
入り口もくちゅくちゅされるともう我慢できない。まだちょっとしか触られてないのに、一気に身体の熱が高まって頭が真っ白になりそう……。
ちゅるっ♡ ちゅるっ♡ ちゅるるっ♡
「……ぁ、ぁぁ……んぅっ♡ ふぅっ、ちくび、きもちいぃ……♡」
しゅりしゅり♡ ぎゅっぎゅっぎゅっ♡
「んぅぁ、ぁ”っ……はぁ、はぁ♡ ……っ、クリしゅごい♡」
くちゅくちゅ♡ ちゅッちゅッ♡ くちゅ♡
「なか、も、はいっちゃ♡ ぁッ、はぁ、はぁっ……ぃ、きもひぃ……♡」
だめ、おかしくなっちゃう♡ でももっと中を擦ってほしい♡
もっとしてって腰を押し付けながら、触手さんを中に誘導する。いやらしい水音が響いて、これからいっぱい気持ち良くされちゃうんだって思うだけで、中からいっぱい蜜が溢れてくる。
じゅぷっ!
「んぁッ♡♡」
触手さんが中に入ってきたぁ♡
ぐぷぷぷぷぷ……♡ ぬぽっ、ぐぷぷぷぷぷ……♡
「な、ぁ♡ ふかいぃ……んぅ、おくまではいってる♡」
昨日よりずっと深い。もっともっと私の奥まで味わいたいって触手さんに言われてるみたいで、胸がドキドキする。こんな気持ちになるなんておかしいって思うのに……一番奥を、早く奥の切ないところを埋めて欲しくてたまらない。
「しょくしゅさん、はやく♡ おくもじゅぼじゅぼしてぇ♡」
はしたないって思ったけど、待てなかった。だってこれ以上焦らされたらおかしくなる。
じゅぼぉッ!
「ん”ん”ぅっ!!」
じゅぶっじゅぶっじゅぶっ! じゅぶっじゅぶっじゅぶっ!
「ん”ぁ”、ぁっ、ぁ”っ♡ ぁ”、ぁ”ぅ、ぁ”、ぁ”っ、ぁっ”♡」
そんなにいっぱい突かれたら何も考えれない♡ 触手さんがきもちいいってことしかわかんない♡
ブブブブブブブ! ブブブブブブブ! じゅぶじゅぶじゅぶじゅぶッ!
「おく、おくらめぇ♡ ぶるぶるしたら、らめっ♡ ん”ぅ、ぅ”……ぃ”ぐっ♡♡」
ビクンッ♡♡♡
ブブブブブブブ! ブブブブブブブ! じゅぶじゅぶじゅぶじゅぶッ!
「とめれ、とめれぇ! ぃぐっ、ぃ”ぐっ、ぃ”ぐぅっ♡♡ イ”っぐぅ♡♡♡」
ビクンッ♡♡♡ ビクンッ♡♡♡
じゅぶじゅぶッ! ブブブブブブブ! ちゅるるっ♡ しゅりしゅり♡ ぎゅっぎゅっ♡ くちゅくちゅ♡
「ぜんぶらめぇ♡♡ ぅ”、ぐぅ、イ”ぐ……しゅごい、きもひい♡♡♡ きもひいぃ、っぐ、イ”ぐぅ!!」
ちくびもクリトリスもなかも♡ ぜーんぶしょくしゅさんにいじられておかしくなってる♡
じゅぼぉッ!!! びゅるるるるるるるっ!!!
「ん”ぉ”ッ♡♡♡♡♡」
ビクンッ♡♡♡ ビクンッ♡♡♡ ビクンッ♡♡♡
あつい……おなかのなかあついよ♡ しょくしゅさんのせーし、いっぱいでてる♡
ぶちゅぅっ♡ ぶちゅぅっ♡ ぶちゅぅっ♡
「ぁ”ぁ”ぁ”ッ! ……おく、まぜちゃ…………ぁ”あ”♡♡♡」
からだ、とけちゃいそうなくらいあつい♡ おくがムズムズして、しょくしゅさんのおおきなさきっちょがグリグリしてる……♡
ぐぐぐぐ、ぐぽっ♡♡♡
「はぐっ!!! ……ぅ”、ぅ”ぁ”♡」
おく、すごい……! …………こんなの、しらない……こんなおく、しらない♡
むちゅっ♡ むちゅっ♡ むちゅっ♡
「ん”ぉ”っ、ぉ゛ッ、ぐッ! ぁ”、ぉ”っあ”っん”っ、ぁ”っあ”っぁあ”あ”ぁぁぁーーーッ♡♡♡」
ビクビクッ♡♡♡ ビクビクッ♡♡♡ ビクビクビクッ♡♡♡
きもちいいっ♡♡♡
むちゅっ♡ むちゅっ♡ むちゅっ♡
「ぃ”ッぉ”、ぉ”っ♡♡♡ ぉ”ぉ”ッ♡ ぉ”ぉお”お”ぉお”ぉ”ーーーッ♡♡♡」
ビクビクビクッ♡♡♡ ビクビクッ♡♡♡ ビクビクビクッ♡♡♡
もうだめ……♡♡♡
むちゅっ♡ むちゅっ♡ むちゅっ♡
「ぉ”お”お”ッ♡♡♡ ん”ぉ”ぉぉお”お”おぉ”ぉお”ぉ”ーーーッ♡♡♡」
ビクビクビクッ♡♡♡ ビクビクビクッ♡♡♡ ビクビクビクッ♡♡♡
もうだめだよぉ………………♡♡♡
◇◆◇
「ん……」
「あ、やっと起きた?」
あれ? 私、寝ちゃってた? ていうかここ、どこ……?
「寝ぼけた顔も可愛いね……んっ♥」
じゅぼぉ♡
「へ!? ぁん、はぁっ♡」
何が起こってるの!? さっきまで触手さんと一緒にいたはずなのに、気づいたらどこの誰かわからないイケメンに組み敷かれてあそこを貫かれてる。ものすっごく顔が整ってて、宝石みたいなグリーンの瞳とプラチナブロンドが目に眩しい、極上のイケメン。
一瞬目の前に気を取られたけど、今、中を突いてるこの動き、さっきまで散々ぐちゃぐちゃにされちゃった触手さんにそっくり。
「あーあ、気持ちよさそうに喘いじゃって♥ 本当にこれが好きなんだね♥ 大丈夫、もう転移は完了したからこれからはずーっと気持ちいいことしてあげる♥」
じゅぼぉ……♡ ぶぷっ♡ じゅぼぉ……♡
「ぁっ、どういう……っ♡ あなた、んぁ♡ だれ……っ?」
全然意味がわからないのに、奥を突かれると脳みそが溶けそうになる。激しくないからどうにか意識を保ててるけど、このままじゃまずい気がする。気絶する前に味わった、途方もない快感がまたやってきそうで怖い。
「誰ってひどいなー、あれだけ毎晩愛し合った仲なのに……ボクの触手ちんこでイキ狂って気を失って、とってもえっちになったの忘れちゃった?」
「あ……しょくしゅ、さん?」
「そう、あれはボクの分身♥ 君のことずっと探してたんだよ? ほんと、ボク達を違う世界に転生させるなんて、神様も残酷なことするよね……しかも、ボクが君の世界に行こうとしたらよくわかんないシステムに妨害されるし。君をこっちに転移させるのだって、大変だったんだよ? 条件がボクの精子を君の子宮に注ぐことって、何の罰って感じだよねー。君が発情してるのに、直接触れないとか生き地獄だった」
違う世界……ってここ、どこなんだろう。それに色んなことを一気に言われすぎて、理解が追いつかない。あまりに現実離れしすぎてて、頭がふわふわする。
「ここ、どこ?」
「んーここはねぇ、ボクの家の庭先だよ♥ 開放的でしょ? 君を召喚したら、一発目は外で愛し合うって決めてたんだ……花に囲まれながら誰よりも可愛くて愛しい君を抱けるなんて最高♥ 待った甲斐があったよ♥」
違う、聞きたいのはそういうことじゃなくって、ただ、ただ私は……。
「かえ、して……」
「ん?」
「家にかえりたい」
「………………へぇ?」
違う世界に連れてこられたなんて信じられないけど、自分の意思でここに来ることを選んだわけじゃないし、とりあえず自分の家に帰りたい。
当たり前のことを言っただけなのに、目の前の整った顔が歪んだ。口元は笑ってるみたいなのに、今にも射殺されそうなほど鋭くグリーンの瞳が光る。
「それ、本気で言ってる?」
今までの甘ったるい話し方が嘘だったみたいに低くて冷たい声。 ……怖い。何か言っちゃいけないことを言ってしまったんだろうか。でも、いきなり拉致するなんて有り得ない。早く家に帰して。
そう思ってたのに。
ぶちゅうっ♡ ぶちゅうっ♡ ぶちゅうっ♡
「はふっ、ぁひ、んんぅ……ぅ”ぁ”♡ ……ぁ”ん”、ぅ”、ぅ”っ♡」
「あーあ、トロ顔しちゃってほんとえっちだなぁ♥ 子宮口にキスするの、そんなに好き? あーもう出そう、奥に出したい♥ ねぇ、出して欲しい?」
ぶちゅうっ♡ ぶちゅうっ♡ ぶちゅうっ♡
「らめ、せーし……ぁ”、だしちゃらめっ! ……んぅ”、ぁ”、んぅ”♡」
「嘘つき♥ こんなにボクに絡みついといて、だめなはずないでしょ? ん、もう我慢できない♥ ねぇ、出すよ、出すから全部受け取って♥」
じゅぶぅッ! びゅるるるるるるるっ♥♥♥
「ひぃッ♡♡♡」
ビクンッ♡♡♡ ビクンッ♡♡♡ ビクンッ♡♡♡
中出しされちゃった……おかしいのに、こんなのだめなのに、とってもきもちいい♡
「はぁ、はぁ、いっぱい出た……ぁ、またそんな……吸い付いたらだめだって♥ 仕方ないなぁ、もう一回出したげる♥ あ……子宮口開いてきちゃった♥ じゃあ、一番奥に入れてあげるね?」
「へ!? や、らめ……ッ!」
ぐぐぐぐ、ぐぽっ♡♡♡ むちゅっ♡ むちゅっ♡ むちゅっ♡
「ひぐぅ!!! やら、これやら! しきゅ、はいっちゃやぁ♡♡」
「素直じゃないなぁ♥ ボクのちんこ痛いくらい締め付けて、ちゅうちゅう吸ってんのに……あ、そっか、まだ精子が足りてないんだね♥ もっといっぱい子宮にかけたら、すっごく気持ちよくなって帰りたいなんて思わなくなるよね? ……ふふ、もう二度と、帰りたいなんて言わせない。君は、ボクとずっとずーっと一緒にいるんだから♥」
ぐっぽぉっ!!! ぐっぽっ♡♡♡ ぐっぽっ♡♡♡ ぐっぽっ♡♡♡
「はぐぅっ!!! ぅぁ”ああ”ぁ”、ぉ”お”お”ぉ……♡♡♡ ……っ、っ♡♡♡ ん”ぁ”……っ、…………っ♡♡♡」
ビクビクッ♡♡♡ ビクビクッ♡♡♡ ビクビクッ♡♡♡
おく、はいってる……♡ しきゅうにおちんちん、はいってる♡ すき、きもちいい、すき、すき、すき、すき、すき♡♡♡
「すごっ、白目剥いてイッてんの? えっろいなぁ♥ ……ちょっと悪戯しちゃお♥」
ぐっぽっ♡♡♡ ぐっぽっ♡♡♡ ブブブブブブブ! ブブブブブブブ!
「ん”ぉ”……!!! ぁ”、ぁ”ぅ♡♡♡ ぉ”ぉ”お”お”ぉ”っ♡♡♡ お”お”お”お”ぉ”っ♡♡♡」
ビクビクビクッ♡♡♡ ビクビクビクッ♡♡♡
しきゅう、ぶるぶるする♡♡♡ イッてる♡♡♡ イッてるのに♡♡♡
ぐっぽっ♡♡♡ ぐっぽっ♡♡♡ ブブブブブブブ! ブブブブブブブ!
「ん”ぉ”ぉ”っ、ぉ”ぉ”ぉ”、ぉ”ぁ”っお”っお”っ、ぉ”お”ぉあ”あ”ぁぁぁーーーッ♡♡♡」
ビクビクビクッ♡♡♡ ビクビクビクッ♡♡♡ ビクビクビクッ♡♡♡
「あーまた出るっ♥ ほら、君のだーい好きな精子ですよぉ♥ いっぱい子宮で飲んでね?」
ぐっぽっ♡♡♡ ぐっぽっ♡♡♡ ぐッぼぉ!!!
びゅるるるるるるるっ♥♥♥♥♥
「ぉ”ぉ”お”お”ぉ”ーーーーーッ♡♡♡♡♡」
ビクビクビクッ♡♡♡ ビクビクビクッ♡♡♡ ビクビクビクッ♡♡♡ ビクンッ♡♡♡ ビクンッ♡♡♡ ビクンッ♡♡♡
しんじゃう♡♡♡ きもちよすぎて、しんじゃうよぉ…………♡♡♡♡♡
「ふふ、よだれ垂らしてイッてる♥ 可愛いなぁ♥ ……はぁ、もうずっと一緒にいられるなんて夢みたい♥ もう一生、ううん、死んでも離さないから、覚悟してね♥」
力尽きてベッドに寝転がったまま、右手を見つめる。ベビーピンクのソレは、数ヶ月前に満を持して買った大人のおもちゃで、女性が女性のために開発したと謳うに相応しく、可愛らしい見た目をしている。普通のマッサージ器と言ってもどうにか誤魔化せそうな見た目に惹かれて買ったのだけど、一つ誤算があった。
中 で イ け な い。
もちろん最初から中イキできるって期待してたわけじゃない。でも、何度か試せばうまくいくと思ってた。なのに。
……何でイけないの!? こんなに日々ムラムラして辛いのに! はぁ、どうせ私は年齢=恋人無しのアラサー喪女ですよ。経験もなければ自信もない。でも性欲だけは有り余ってる! だからせめて、せめて中イキくらいさせてくれ……!
雰囲気が良くないのだと思って、アロマを焚いて湯船に浸かってから始めてみたり、女性向けのえっちなボイスドラマを聞きながらしてみたり、胸やクリトリスをしっかりたっぷり愛撫してから挿入してみたりもした。でもそれでもダメだった。
「このまま中イキできずに死ぬのかな……」
生理前だからか、いつも以上に感傷に浸ってしまって涙が溢れそうになった時、ふにっとした感触がお尻を押し上げた。
ん? 何だコ、レ……?
「へっ!?」
思わず間の抜けた声が出た。だって、これってまさか……?
「触手……?」
私の言葉に反応したのか、それがピクッと震える。お尻を上げて、細長い蔦のようなものを恐る恐る抜き出してみると、透明でゼリーみたいにふるふると震えていた。
何で触手がこんなところにって思ったけど、ちょっと好奇心が湧いて手で握ってみる。柔らかいながらも弾力のある感触は、子供の頃持ってたスライムのおもちゃに似てて、どこか懐かしい。
「一体どこからこんなものが……ひぁっ!?」
油断してたら、触手の先っぽが秘部に……!
「ちょ、どこ触ってっ、……んぁっ♡」
不埒な触手を引き剥がそうと両手で力いっぱい引っ張っても、ビクともしない。それどころか、抵抗するようにクネクネと動いて敏感なクリトリスを擦ってくる。
しゅりしゅり♡ しゅりしゅり♡ しゅりしゅり♡
「んっ、だめッ! 暴れないでっ♡」
おかしい、ただ触手の先っぽで擦られてるだけなのに……身体が熱くなって力が抜けていく。
ぷちゅ……♡
「なっ!? ちょ、やだ! そこ、こすっちゃ……♡」
ぷちゅ……♡ ぷちゅ……♡ ぷちゅ……ッ♡
クリトリスに気を取られてたら、すっかりびちょびちょになってた秘唇を擽られた。さっきまで触手は一本だけだったのに、いつの間に増えたんだろう。
それにしても、この触手、動きがいやらしい。いきなり中に押し入らずに様子を確かめるように入口へキスしたと思ったら、秘唇全体を行ったり来たりして愛液を塗り広げようとしてるみたい。
「んっ♡ そんな、こすらないで……ッ♡ んぁ、はぁッ♡」
びっくりするくらい甘い声が出てしまってちょっと恥ずかしい。でも誰も聞いてないんだし、今は触手を止めるのが優先だと思って、頑張って触手を掴んだら、先っぽが秘唇に潜り込んできた。
あれ? さっきより膨らんでる?
「まってっ♡ 両方そんなにしたら……ッ♡ んぁ、だめっ♡」
ぶちゅちゅッ♡ ちゅぽッ♡ しゅりしゅり♡ しゅりしゅり♡
入り口に浅く出し入れしながらクリトリス撫でられたら、身体のビクビクが止まらなくなる……♡
「あっ、ひぅっ♡ やッ、そこ……やぁッ♡」
ぶちゅちゅッ♡ ぶちゅちゅッ♡ しゅりしゅり♡ しゅりしゅり♡
弱いとこばっか責めないで♡ だめになっちゃう♡
「はうっ♡ 気持ちいい……んっ、きもちいいよぉ♡」
ぶちゅちゅッ♡ ちゅぽッ♡ しゅりしゅり♡ しゅりしゅり♡
「んっ、んぅ♡ ううッ♡」
ぶちゅちゅッ♡ ぶちゅちゅッ♡ しゅりしゅり♡ しゅりしゅり♡
あ、もう……すごい気持ちいいのきちゃう♡
ちゅー♡♡♡
「ひぅッ!!!」
ビクッビクッ♡
きもちいい……♡ とってもとってもきもちいいよぉ……♡
気持ち良すぎて、少しの間放心状態になってた。
ハッとして身体を起こすと、股の間に陣取ってたはずの触手が見当たらない。余韻に浸ってる間に消えてしまったみたいだ。意味不明の生物が消えてホッとするけど、何だか物足りなくて脚を擦り合わせてしまう。さっきまで擦られてた秘唇がジンジンして中が切ない。
仕方なく布団の上に転がってたディルドを取ると、そっと蜜口に当てる。
「んっ……♡」
あ、何だかいつもより気持ちいいかも。
しっかり中まで濡れてるから、するすると呑み込んでいくけど……それだけだった。
え、何で? 何で気持ちよくないの!? いい感じだったのに!
「うぅ、ひどいよぉ……」
聞こえてないとはわかってても、触手を詰らずにはいられない。いきなり現れて人のこと気持ちよくしておきながら、何も言わずに消えるなんて。
だんだん腹が立ってきてため息をつきながらうつ伏せになった瞬間、ふとあることを思いついた。
もしかして、あの触手の助けがあれば中イキできる……?
正体不明の生き物に頼るなんておかしいのかもしれないけど、暗闇の中に一縷の光が射した気がした。
どうやってあの触手が現れたのかさっぱりわからないけど、いきなり現れたんだしまたやってくるよね、なんて気軽に考えながら過ごしてたら、翌日、また狙ったかのようなタイミングで触手が現れた。
しゅりしゅり♡ しゅりしゅり♡
「あっ♡ また、そこぉ♡ んんぅ♡」
ようこそ触手さん! 待ってましたよ、触手さん!
昨日はびっくりして抵抗してしまったけど、今日はしない。もう全て触手さんにお任せで!
しゅりしゅり♡ しゅりしゅり♡ きゅっ!
「ぁぅ! んぅ♡ クリ、すごいよぉ♡」
最初は先っぽでクリトリスを擦ってただけだったのに、私が抵抗しないことに気づいたのか、根本に巻き付くと扱き上げるような動きを加えてきた。さっきまで自分でクリトリスを弄ってたから、すぐに気持ちよくなって頭がぼーっとする。
きゅっ♡ きゅっ♡ きゅっ♡
「きもちいいよぉ♡ んぁ、もっと……もっとしてぇ♡」
きゅっ♡ きゅっ♡ ぎゅっ♡ ぎゅっ♡
「ぁ、きもちい♡ きもちいいっ♡ んぁ……そんなのっ、おかしくなる♡」
もうだめ♡ もうイっちゃいそう……♡
「ふぇ……?」
触手さんの動きがいきなり止まった。まるで私がイく寸前で刺激を止めたみたい。でも何で? 何で止めちゃったんだろう?
しゅりしゅり♡ しゅりしゅり♡
「あ”ぁっ! っん……、ん”ぁっ♡」
しゅりしゅり♡ しゅりしゅり♡
「んぅ、んぁっ♡ ぁ”っ♡ あっ♡」
またくる、イっちゃう♡ もうイっちゃう……!
「っ!」
動きが止まった。また寸止め。
身体が熱くて苦しい、って思ってたら。
きゅっ♡ きゅっ♡ きゅっ♡
「ん”ぅ! また……ッ、やぁッ♡ ぁ”ッ♡」
きゅっ♡ きゅっ♡ きゅっ♡
「ん”ぁ♡ いじわるしないで♡ やめないでぇ♡」
きゅっ♡ きゅっ♡ きゅっ♡
「ぁん♡ きもちいッ♡ これ、すごいのぉッ♡」
もう無理! もうイっちゃうッ……!
「っ……!」
いじわる! いじわる! いじわる! もうイかせてよぉ……!
しゅりしゅり♡ しゅりしゅり♡
「ん”ぅぁ! ひぃッ……ん”っ、ん”ぅッ♡」
しゅりしゅり♡ しゅりしゅり♡
「やめないでぇ♡ おねがっ、やめな、でぇっ♡」
しゅりしゅり♡ しゅりしゅり♡
「イくッ、イぐッ♡ イくぅッ! …………ぁっ、なんで? ひどいよぉ……」
気持ち良くって、辛くって、気づいたら涙が溢れてた。嗚咽を堪えようと思っても、もっと涙が溢れてくる。
やっと気持ち良くなれると思ってたのに。こんなに辛いの、もうやだ……!
ぎゅっ!
「んぐッ♡♡♡」
ビクンッ♡ ビクンッ♡ ビクンッ♡
ぎゅっ♡ ぎゅっ♡ ぎゅっ♡
「だめっ、イッてるっ♡ いまイッてるからぁ♡」
イったのに触手さんが止まらない。それどころか、これが欲しかったんだろって言うみたいに、たくさんたくさんクリトリスを締め付けてくる。
ぎゅっ♡ ぎゅっ♡ ぎゅっ♡
「はひっ! ん”ぁっ、ん”ぁっ……♡」
しゅりしゅり♡ しゅりしゅり♡
「ぁ、おねがっ♡ もうイけない、イけないよぉッ♡」
ぎゅっぎゅっ♡ しゅりしゅり♡ ぎゅっぎゅっ♡ しゅりしゅり♡
「ん”ぉ♡ イぐっ、またイくッ♡」
ぎゅんっ!
「ひぃ!!!」
ビクンッ♡♡ ビクンッ♡♡ ビクンッ♡♡
しゅりしゅり♡ ぎゅっぎゅっ♡ しゅりしゅり♡ ぎゅっぎゅっ♡
「やらぁ”! あ”ーッ♡ ん”ーッ、~~~ッ♡♡♡」
ビクンッ♡♡♡ ビクンッ♡♡♡ ビクンッ♡♡♡
すごい……♡ こんなのしらない……♡♡♡
連続でイッちゃった余韻がすごくて、身体が動かせない。なのに、少しの間じっとしていた触手さんがまた動き出した。
「やっ、待って……」
まだ頭がふわふわしてるし、秘部は敏感すぎる。今触られたらおかしくなりそう。確かに中イキしたいって言ったけど、まさかクリイキだけでこんなに気持ちよくなれるなんて知らなかった。だから今日のところはこれで許して欲しいのに。
そんな私の気持ちが伝わるわけもなく、もう一本の触手さんが愛液に塗れた襞をくすぐってくる。
ぐちゅ……♡ ぐちゅ……♡ ぐちゅ……♡
「あぅ、はぁ♡ もう無理だよぉ♡」
動きこそ穏やかだけど、今にも中に侵入してきそうで気が気じゃない。
ぐちゅ……♡ ぐちゅ……♡ ぐちゅ……ッ♡
「ひゃぁッ♡ 中はだめぇ、だめなのっ♡ だめぇッ! ………………え?」
急に動きが止まったと思ったら、触手さんがいない。昨日と同じように、綺麗さっぱり跡形もなく消えてしまった。
「触手さん……?」
もしかして、私が拒絶したからいなくなっちゃった? 今日は触手さんに全てお任せとか思ってたのに、途中で拒絶したのが良くなかった? でもさっきのは触手さんが強引すぎたと思う。だって私、まだ脚がガクガクしてるし。
……明日も来てくれるかな? もう二度と触手さんが来てくれなかったらどうしよう。不安だけど、どうしようもない。明日来てくれることを祈るしかない。
なんて思い悩んでいたのに。
当たり前のように、さも当然のように、今日も触手さんが現れました。
触手さんにイかされたことを思い出しながらクリトリスを触ってたから、秘部はしっかり濡れて準備万端。まぁ、触手さんにされた時ほどイけなかったけど。でも初めてクリで連続イキできて、ちょっとびっくりした。
くちゅ……♡ くちゅ……♡ くちゅ……♡
「はぅ、はぁ……♡ それいいよぉ♡」
いきなり現れた触手さんが昨日みたいにクリトリスに巻きついてきた時は、自分でイッたばっかなのにまたたくさん気持ちよくされるのかなって、ちょっと怖くなって身体を強ばらせちゃったけど、私が怯えていることに気づいたのか、それ以降触手さんは動かない。代わりに、と言うと変だけど、今日はもう一本の触手さんが蜜口をたくさん刺激してくれる。
くちゅくちゅ♡ くちゅくちゅ♡ ちゅッ♡
「はぁ……ぅっ♡ きもちいい♡ はぁ、んぁ……♡」
先っぽの太くて硬い部分を蜜口に浅く出し入れされて、とっても気持ちいい。ディルドを入れたことはあっても一応処女だから、いきなり中を触られるよりもリラックスできる。
くちゅくちゅ♡ ちゅッちゅッ♡ くちゅくちゅ♡
「んッ、ふぅ♡ これすきぃ……♡ んんっ♡」
くちゅくちゅ♡ くちゅ♡ じゅぷっ!
「んぅ♡ はぁ……ッ、んんっ♡ んふぅ!」
一瞬、ちょっと深く入って来たと思ったら、すぐに出ていって浅い抽送に戻った。ちょっとびっくりしたけど、もっと欲しかったような……。
くちゅくちゅ♡ くちゅくちゅ♡ じゅぷっ!
「んぅ、あっ♡ はぁ……あっ、ん”ぁっ!」
くちゅくちゅ♡ ちゅッ♡ じゅぷっ!
「はぁ♡ んっ、ん……ふぅっ♡ あ”ぁっ!」
ちゅッ♡ くちゅくちゅ♡ じゅぷっ! じゅぷっ!
「ふぅっ、ふぅっ♡ ん”ぅ……っ! ひぁ”っ!」
深く入ってくるたびに身体がビクビク震える。もっとってねだるみたいに腰を揺らしながら、はしたない格好で触手さんを受け入れるのが恥ずかしい。
ちゅッ♡ じゅぷっ! じゅぷっ! じゅぷっ!
「あっ♡ んぅ、おっきい♡ なかひろがっちゃう♡」
遠慮がちな動きが無くなったと思ったら、触手さんがとうとう中へ入り込んできた。
入り口をくちゅくちゅされてた時も硬くて大きいと思ってたけど、いざ先っぽが全部入ってくると圧迫感がすごい。ディルドなんかよりずっと張り出してて熱い。でも弾力があるからか痛みは無くって、中を擦られる感覚が気持ちいい。
じゅぷっ! じゅぷっ! じゅぽぉッ!
「んぁ♡ そこっ♡ んぁ……あひッ♡♡」
そこすごい……!
多分Gスポットを擦られたんだと思う。だって、今までに無いくらい中がジンジンしてる。
じゅぽぉッ! じゅぽぉッ! じゅぽぉッ!
「ひぐっ……んぅ♡ んん、はぁ、はぁ……んぁ♡」
ディルドで擦った時と全然違う。優しいんだけど、どこか激しく求めるように中を行き来されて、いつの間にか私の中が触手さんに吸い付くように収縮してる。もっとくっつきたい、もっと気持ちよくなりたいって気持ちが膨れ上がって、今にも爆発しそうになる。
「はぁ、きもちいいよぉ♡ もっとこすって♡ もっとほしいのぉ♡」
ブブブブブブブ!!!
「ひぃッ♡♡」
なにこれ、なにこれ、なにこれ……!? 触手さんが震えて気持ちいいとこ当たってる!
じゅぶじゅぶじゅぶじゅぶッ! ブブブブブブブ! ブブブブブブブ!
「ぁぅっ……あ、んぅぅっ♡♡ ひゅっ……っ、……ふぁ……ぁぅっ♡♡」
じゅぶじゅぶじゅぶじゅぶッ! ブブブブブブブ! ブブブブブブブ!
「や、これ……イきそ、ぁ、あ……イっちゃう……っ♡♡ んひっ……ひゃ、め、きちゃう♡♡」
じゅぶじゅぶじゅぶじゅぶッ! ブブブブブブブ! ブブブブブブブ!
「う”、う”ぅっ……イぐぅ♡ イ、ぁっ、ぅ……ん”ぅ…………イぅ”ッ♡♡」
ブブブブブブブ! じゅぼぉッ♡♡♡
「ん”ぐぅ”ッ!!!」
ビクンッ♡♡♡ ビクンッ♡♡♡ ビクンッ♡♡♡
すごい、こんなの……ほんとにおかしくなっちゃう……♡ もうだめ、きもちよくって……もう………………。
まさかの寝落ち。信じられない、気持ち良くなりすぎて寝ちゃったなんて。
いつも通り触手さんはどこにもいなくって、私はスッキリした身体で目覚めた。
ありがとう触手さん! あなたのお陰で初めて中イキできました! 昨日の感覚を忘れずに自慰に励めば、きっと中イキをマスターできると思う。本当はもうちょっと手伝ってもらいたい気もするけど、目標を達成したのにこれ以上頼るわけにはいかないよね? 残念だけど、とっても残念だけど、これからは自分で頑張るよ。
軽くなった身体で意気揚々と仕事をこなし、定時でサクッと家路に着くと、諸々済ませていつも通りの自慰タイム。最近はこの時間のために生きていると言っても過言じゃない。あー今日もお疲れ、私!
「それじゃあよろしく、ディルドちゃん」
ワクワクしすぎてディルドにまで話し掛けながら、ベッドに横たわる。だってこれから、あのめくるめく快感を味わえるんだよ? テンションも上がるに決まってる!
いつも通り乳首から弄り始めた、と思ったら。
「ひぇっ!」
今日もまた、触手さんが現れました。
「え、何で? ……え?」
そりゃあ名残惜しいと思ったけど。でも、こんな都合のいい展開ある?
ちゅるっ♡
「はひっ!」
なんか胸、触られてる! 今まで秘部しか触られなかったのに。え、まさか……。
しゅりしゅり♡ しゅりしゅり♡ しゅりしゅり♡
「ふぁっ……な、ぁ、だめ♡ そんな……ッ」
いつもみたいにクリトリスも責められて、ビリビリした快感が背筋を這う。これをされたらすぐに気持ちよくなってイってしまうから、腰を揺らして強すぎる刺激から逃げようとするけど、もちろん触手さんは逃してくれない。
ちゅるっ♡ ちゅるっ♡ しゅりしゅり♡ ぎゅっ♡
「ぁあッ、一緒はだめっ、……んぅ、ぅぁ、ふっ♡ あっ、んぁ……♡」
乳首とクリトリスを同時に弄られて、ただでさえ敏感な突起がもっと敏感になる。それにつられるように中もきゅんきゅんしてしまう。
ちゅるっ♡ ちゅるるっ♡ しゅりしゅり♡ ぎゅっ♡
「ぁ、やぁ♡ ……んっ、ひぅ♡ きもちいいよぉ♡」
くちゅくちゅ♡ ちゅっ♡ くちゅ♡ ちゅッちゅッ♡
「ひゃッ! ぜんぶさわっちゃ……ふぅ、ふぅ、んぉ♡」
入り口もくちゅくちゅされるともう我慢できない。まだちょっとしか触られてないのに、一気に身体の熱が高まって頭が真っ白になりそう……。
ちゅるっ♡ ちゅるっ♡ ちゅるるっ♡
「……ぁ、ぁぁ……んぅっ♡ ふぅっ、ちくび、きもちいぃ……♡」
しゅりしゅり♡ ぎゅっぎゅっぎゅっ♡
「んぅぁ、ぁ”っ……はぁ、はぁ♡ ……っ、クリしゅごい♡」
くちゅくちゅ♡ ちゅッちゅッ♡ くちゅ♡
「なか、も、はいっちゃ♡ ぁッ、はぁ、はぁっ……ぃ、きもひぃ……♡」
だめ、おかしくなっちゃう♡ でももっと中を擦ってほしい♡
もっとしてって腰を押し付けながら、触手さんを中に誘導する。いやらしい水音が響いて、これからいっぱい気持ち良くされちゃうんだって思うだけで、中からいっぱい蜜が溢れてくる。
じゅぷっ!
「んぁッ♡♡」
触手さんが中に入ってきたぁ♡
ぐぷぷぷぷぷ……♡ ぬぽっ、ぐぷぷぷぷぷ……♡
「な、ぁ♡ ふかいぃ……んぅ、おくまではいってる♡」
昨日よりずっと深い。もっともっと私の奥まで味わいたいって触手さんに言われてるみたいで、胸がドキドキする。こんな気持ちになるなんておかしいって思うのに……一番奥を、早く奥の切ないところを埋めて欲しくてたまらない。
「しょくしゅさん、はやく♡ おくもじゅぼじゅぼしてぇ♡」
はしたないって思ったけど、待てなかった。だってこれ以上焦らされたらおかしくなる。
じゅぼぉッ!
「ん”ん”ぅっ!!」
じゅぶっじゅぶっじゅぶっ! じゅぶっじゅぶっじゅぶっ!
「ん”ぁ”、ぁっ、ぁ”っ♡ ぁ”、ぁ”ぅ、ぁ”、ぁ”っ、ぁっ”♡」
そんなにいっぱい突かれたら何も考えれない♡ 触手さんがきもちいいってことしかわかんない♡
ブブブブブブブ! ブブブブブブブ! じゅぶじゅぶじゅぶじゅぶッ!
「おく、おくらめぇ♡ ぶるぶるしたら、らめっ♡ ん”ぅ、ぅ”……ぃ”ぐっ♡♡」
ビクンッ♡♡♡
ブブブブブブブ! ブブブブブブブ! じゅぶじゅぶじゅぶじゅぶッ!
「とめれ、とめれぇ! ぃぐっ、ぃ”ぐっ、ぃ”ぐぅっ♡♡ イ”っぐぅ♡♡♡」
ビクンッ♡♡♡ ビクンッ♡♡♡
じゅぶじゅぶッ! ブブブブブブブ! ちゅるるっ♡ しゅりしゅり♡ ぎゅっぎゅっ♡ くちゅくちゅ♡
「ぜんぶらめぇ♡♡ ぅ”、ぐぅ、イ”ぐ……しゅごい、きもひい♡♡♡ きもひいぃ、っぐ、イ”ぐぅ!!」
ちくびもクリトリスもなかも♡ ぜーんぶしょくしゅさんにいじられておかしくなってる♡
じゅぼぉッ!!! びゅるるるるるるるっ!!!
「ん”ぉ”ッ♡♡♡♡♡」
ビクンッ♡♡♡ ビクンッ♡♡♡ ビクンッ♡♡♡
あつい……おなかのなかあついよ♡ しょくしゅさんのせーし、いっぱいでてる♡
ぶちゅぅっ♡ ぶちゅぅっ♡ ぶちゅぅっ♡
「ぁ”ぁ”ぁ”ッ! ……おく、まぜちゃ…………ぁ”あ”♡♡♡」
からだ、とけちゃいそうなくらいあつい♡ おくがムズムズして、しょくしゅさんのおおきなさきっちょがグリグリしてる……♡
ぐぐぐぐ、ぐぽっ♡♡♡
「はぐっ!!! ……ぅ”、ぅ”ぁ”♡」
おく、すごい……! …………こんなの、しらない……こんなおく、しらない♡
むちゅっ♡ むちゅっ♡ むちゅっ♡
「ん”ぉ”っ、ぉ゛ッ、ぐッ! ぁ”、ぉ”っあ”っん”っ、ぁ”っあ”っぁあ”あ”ぁぁぁーーーッ♡♡♡」
ビクビクッ♡♡♡ ビクビクッ♡♡♡ ビクビクビクッ♡♡♡
きもちいいっ♡♡♡
むちゅっ♡ むちゅっ♡ むちゅっ♡
「ぃ”ッぉ”、ぉ”っ♡♡♡ ぉ”ぉ”ッ♡ ぉ”ぉお”お”ぉお”ぉ”ーーーッ♡♡♡」
ビクビクビクッ♡♡♡ ビクビクッ♡♡♡ ビクビクビクッ♡♡♡
もうだめ……♡♡♡
むちゅっ♡ むちゅっ♡ むちゅっ♡
「ぉ”お”お”ッ♡♡♡ ん”ぉ”ぉぉお”お”おぉ”ぉお”ぉ”ーーーッ♡♡♡」
ビクビクビクッ♡♡♡ ビクビクビクッ♡♡♡ ビクビクビクッ♡♡♡
もうだめだよぉ………………♡♡♡
◇◆◇
「ん……」
「あ、やっと起きた?」
あれ? 私、寝ちゃってた? ていうかここ、どこ……?
「寝ぼけた顔も可愛いね……んっ♥」
じゅぼぉ♡
「へ!? ぁん、はぁっ♡」
何が起こってるの!? さっきまで触手さんと一緒にいたはずなのに、気づいたらどこの誰かわからないイケメンに組み敷かれてあそこを貫かれてる。ものすっごく顔が整ってて、宝石みたいなグリーンの瞳とプラチナブロンドが目に眩しい、極上のイケメン。
一瞬目の前に気を取られたけど、今、中を突いてるこの動き、さっきまで散々ぐちゃぐちゃにされちゃった触手さんにそっくり。
「あーあ、気持ちよさそうに喘いじゃって♥ 本当にこれが好きなんだね♥ 大丈夫、もう転移は完了したからこれからはずーっと気持ちいいことしてあげる♥」
じゅぼぉ……♡ ぶぷっ♡ じゅぼぉ……♡
「ぁっ、どういう……っ♡ あなた、んぁ♡ だれ……っ?」
全然意味がわからないのに、奥を突かれると脳みそが溶けそうになる。激しくないからどうにか意識を保ててるけど、このままじゃまずい気がする。気絶する前に味わった、途方もない快感がまたやってきそうで怖い。
「誰ってひどいなー、あれだけ毎晩愛し合った仲なのに……ボクの触手ちんこでイキ狂って気を失って、とってもえっちになったの忘れちゃった?」
「あ……しょくしゅ、さん?」
「そう、あれはボクの分身♥ 君のことずっと探してたんだよ? ほんと、ボク達を違う世界に転生させるなんて、神様も残酷なことするよね……しかも、ボクが君の世界に行こうとしたらよくわかんないシステムに妨害されるし。君をこっちに転移させるのだって、大変だったんだよ? 条件がボクの精子を君の子宮に注ぐことって、何の罰って感じだよねー。君が発情してるのに、直接触れないとか生き地獄だった」
違う世界……ってここ、どこなんだろう。それに色んなことを一気に言われすぎて、理解が追いつかない。あまりに現実離れしすぎてて、頭がふわふわする。
「ここ、どこ?」
「んーここはねぇ、ボクの家の庭先だよ♥ 開放的でしょ? 君を召喚したら、一発目は外で愛し合うって決めてたんだ……花に囲まれながら誰よりも可愛くて愛しい君を抱けるなんて最高♥ 待った甲斐があったよ♥」
違う、聞きたいのはそういうことじゃなくって、ただ、ただ私は……。
「かえ、して……」
「ん?」
「家にかえりたい」
「………………へぇ?」
違う世界に連れてこられたなんて信じられないけど、自分の意思でここに来ることを選んだわけじゃないし、とりあえず自分の家に帰りたい。
当たり前のことを言っただけなのに、目の前の整った顔が歪んだ。口元は笑ってるみたいなのに、今にも射殺されそうなほど鋭くグリーンの瞳が光る。
「それ、本気で言ってる?」
今までの甘ったるい話し方が嘘だったみたいに低くて冷たい声。 ……怖い。何か言っちゃいけないことを言ってしまったんだろうか。でも、いきなり拉致するなんて有り得ない。早く家に帰して。
そう思ってたのに。
ぶちゅうっ♡ ぶちゅうっ♡ ぶちゅうっ♡
「はふっ、ぁひ、んんぅ……ぅ”ぁ”♡ ……ぁ”ん”、ぅ”、ぅ”っ♡」
「あーあ、トロ顔しちゃってほんとえっちだなぁ♥ 子宮口にキスするの、そんなに好き? あーもう出そう、奥に出したい♥ ねぇ、出して欲しい?」
ぶちゅうっ♡ ぶちゅうっ♡ ぶちゅうっ♡
「らめ、せーし……ぁ”、だしちゃらめっ! ……んぅ”、ぁ”、んぅ”♡」
「嘘つき♥ こんなにボクに絡みついといて、だめなはずないでしょ? ん、もう我慢できない♥ ねぇ、出すよ、出すから全部受け取って♥」
じゅぶぅッ! びゅるるるるるるるっ♥♥♥
「ひぃッ♡♡♡」
ビクンッ♡♡♡ ビクンッ♡♡♡ ビクンッ♡♡♡
中出しされちゃった……おかしいのに、こんなのだめなのに、とってもきもちいい♡
「はぁ、はぁ、いっぱい出た……ぁ、またそんな……吸い付いたらだめだって♥ 仕方ないなぁ、もう一回出したげる♥ あ……子宮口開いてきちゃった♥ じゃあ、一番奥に入れてあげるね?」
「へ!? や、らめ……ッ!」
ぐぐぐぐ、ぐぽっ♡♡♡ むちゅっ♡ むちゅっ♡ むちゅっ♡
「ひぐぅ!!! やら、これやら! しきゅ、はいっちゃやぁ♡♡」
「素直じゃないなぁ♥ ボクのちんこ痛いくらい締め付けて、ちゅうちゅう吸ってんのに……あ、そっか、まだ精子が足りてないんだね♥ もっといっぱい子宮にかけたら、すっごく気持ちよくなって帰りたいなんて思わなくなるよね? ……ふふ、もう二度と、帰りたいなんて言わせない。君は、ボクとずっとずーっと一緒にいるんだから♥」
ぐっぽぉっ!!! ぐっぽっ♡♡♡ ぐっぽっ♡♡♡ ぐっぽっ♡♡♡
「はぐぅっ!!! ぅぁ”ああ”ぁ”、ぉ”お”お”ぉ……♡♡♡ ……っ、っ♡♡♡ ん”ぁ”……っ、…………っ♡♡♡」
ビクビクッ♡♡♡ ビクビクッ♡♡♡ ビクビクッ♡♡♡
おく、はいってる……♡ しきゅうにおちんちん、はいってる♡ すき、きもちいい、すき、すき、すき、すき、すき♡♡♡
「すごっ、白目剥いてイッてんの? えっろいなぁ♥ ……ちょっと悪戯しちゃお♥」
ぐっぽっ♡♡♡ ぐっぽっ♡♡♡ ブブブブブブブ! ブブブブブブブ!
「ん”ぉ”……!!! ぁ”、ぁ”ぅ♡♡♡ ぉ”ぉ”お”お”ぉ”っ♡♡♡ お”お”お”お”ぉ”っ♡♡♡」
ビクビクビクッ♡♡♡ ビクビクビクッ♡♡♡
しきゅう、ぶるぶるする♡♡♡ イッてる♡♡♡ イッてるのに♡♡♡
ぐっぽっ♡♡♡ ぐっぽっ♡♡♡ ブブブブブブブ! ブブブブブブブ!
「ん”ぉ”ぉ”っ、ぉ”ぉ”ぉ”、ぉ”ぁ”っお”っお”っ、ぉ”お”ぉあ”あ”ぁぁぁーーーッ♡♡♡」
ビクビクビクッ♡♡♡ ビクビクビクッ♡♡♡ ビクビクビクッ♡♡♡
「あーまた出るっ♥ ほら、君のだーい好きな精子ですよぉ♥ いっぱい子宮で飲んでね?」
ぐっぽっ♡♡♡ ぐっぽっ♡♡♡ ぐッぼぉ!!!
びゅるるるるるるるっ♥♥♥♥♥
「ぉ”ぉ”お”お”ぉ”ーーーーーッ♡♡♡♡♡」
ビクビクビクッ♡♡♡ ビクビクビクッ♡♡♡ ビクビクビクッ♡♡♡ ビクンッ♡♡♡ ビクンッ♡♡♡ ビクンッ♡♡♡
しんじゃう♡♡♡ きもちよすぎて、しんじゃうよぉ…………♡♡♡♡♡
「ふふ、よだれ垂らしてイッてる♥ 可愛いなぁ♥ ……はぁ、もうずっと一緒にいられるなんて夢みたい♥ もう一生、ううん、死んでも離さないから、覚悟してね♥」
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