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第41話 翡翠の洞窟 第三階層
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「本当にメアさんは強いのですね…」
第3階層への穴へと向かって歩いている最中にソルメイスがふと言った。
「フッ…まあ、最強を目指しているからな」
僕は少しカッコつけて言った。
「最強…ですか?」
「ああ…」
「今でも十分強いのではないのですか?」
「…まだ足りん」
「まだ……ですか…」
「まだ私は最強にはなれてない…」
「メアさんにとっての最強とは…?」
「……No.1だ」
「No.1?」
「そう国1番のいや、世界1番のいや、宇宙1番の力がほしいのだ」
「メアさんなら最強になれますよ」
「フン……当たり前だろう」
「僕もメアさんみたく強くなれたらなぁ…」
「なぜに強さを求める?」
「僕は僕の母国を守りたいのです」
「母国か…」
「はい…もっと強くならないと守れませんから…」
「ソルメイスは雑魚だからな」
「はっ…雑魚…ちょっとメアさん…言い方が酷くないですか?」
「ハハ…なら強くなれ。私に雑魚呼ばわりされないぐらいな」
「ええ…いつかメアさんに僕の強さをみせてあげます。そしてメアさんを驚かせます!」
「フン…せいぜい頑張れよ」
「はい…期待していてください!師匠!」
師匠…?
うん…師匠か…なかなかいい気分だ。
「ソルメイスの師匠になった覚えはないんだがな」
「えっ…でももうメアさんは僕の師匠ですよ…」
「フン…なんとでも好きに呼ぶかいい」
僕は内心めっちゃ浮かれているのを隠した。
そして僕らは第三階層へと進んだ。
「第三階層には大蛇がいるといわれています」
「大蛇か…」
う~ん。微妙だな。
どうせ僕のアルティメットスラッシュで一撃で倒せると思うし…もうちょっと強い魔物がいて欲しかったな…
「さっさと大蛇を倒して翡翠の花だかをとるぞ」
「は…はい!」
奥に進むと異様な空気が流れたきた。
「う…なんか…禍々しい空気ですね…」
「……大蛇なのか?」
おっと…少し期待できる感じだな。
そしてさらに奥に進むと予想外の光景が目に映った。
そこには死体となった大蛇を食らう何かの生物の姿が見えた。
「…大蛇が死んで……!?」
「なんだ…何がいるだ?」
僕はそれに叫んだ。
それは大蛇を食らうの中断し、こちらへと歩いてきた。
「………………」
「人間?いや…魔人?」
それの姿は魔人とよく似ていた。
人間とは明らかに違う肌質…姿。
例えるなら蟻に似た真っ黒な姿。
「魔人…なのですかね?」
「……魔人に似ているが…もっと別の何かに感じるな…」
「ニ…ニニ…ニンゲン?」
その蟻に似た生物は口を開いた。
「喋った…」
「言葉はわかるのか…なら魔物ではないのか?」
「ナ……ナゼ…コ…ココニ…ニンゲンガイル?」
その生物は首を傾けて言った。
「貴様こそ何者だ?言葉が通じるということは…人間か魔人なんだろう?」
「……ワ…ワ…ワレハ…………………」
その生物の雰囲気が変わったのが伝わった。
「我は人間も魔人も優越した存在だ」
「!?」
急にハッキリ喋った?
「なんだ…ハッキリ喋るなら喋れよ…」
「…………つい言葉を発してしまったのでね…」
「じゃあ…喋れるとわかったところで…貴様はなんなんだ?」
「それは…まだ言えないな…それに………」
その瞬間目の前からその生物が消えた。
次の瞬間その生物はソルメイスを殴り飛ばした。
「グッ……!!!!」
「ソルメイス!」
ソルメイスは大きく殴り飛ばされて岩壁に激突した。
なかなかのスピードだ。
「姿を見られたからには貴様らには消えてもらう」
第3階層への穴へと向かって歩いている最中にソルメイスがふと言った。
「フッ…まあ、最強を目指しているからな」
僕は少しカッコつけて言った。
「最強…ですか?」
「ああ…」
「今でも十分強いのではないのですか?」
「…まだ足りん」
「まだ……ですか…」
「まだ私は最強にはなれてない…」
「メアさんにとっての最強とは…?」
「……No.1だ」
「No.1?」
「そう国1番のいや、世界1番のいや、宇宙1番の力がほしいのだ」
「メアさんなら最強になれますよ」
「フン……当たり前だろう」
「僕もメアさんみたく強くなれたらなぁ…」
「なぜに強さを求める?」
「僕は僕の母国を守りたいのです」
「母国か…」
「はい…もっと強くならないと守れませんから…」
「ソルメイスは雑魚だからな」
「はっ…雑魚…ちょっとメアさん…言い方が酷くないですか?」
「ハハ…なら強くなれ。私に雑魚呼ばわりされないぐらいな」
「ええ…いつかメアさんに僕の強さをみせてあげます。そしてメアさんを驚かせます!」
「フン…せいぜい頑張れよ」
「はい…期待していてください!師匠!」
師匠…?
うん…師匠か…なかなかいい気分だ。
「ソルメイスの師匠になった覚えはないんだがな」
「えっ…でももうメアさんは僕の師匠ですよ…」
「フン…なんとでも好きに呼ぶかいい」
僕は内心めっちゃ浮かれているのを隠した。
そして僕らは第三階層へと進んだ。
「第三階層には大蛇がいるといわれています」
「大蛇か…」
う~ん。微妙だな。
どうせ僕のアルティメットスラッシュで一撃で倒せると思うし…もうちょっと強い魔物がいて欲しかったな…
「さっさと大蛇を倒して翡翠の花だかをとるぞ」
「は…はい!」
奥に進むと異様な空気が流れたきた。
「う…なんか…禍々しい空気ですね…」
「……大蛇なのか?」
おっと…少し期待できる感じだな。
そしてさらに奥に進むと予想外の光景が目に映った。
そこには死体となった大蛇を食らう何かの生物の姿が見えた。
「…大蛇が死んで……!?」
「なんだ…何がいるだ?」
僕はそれに叫んだ。
それは大蛇を食らうの中断し、こちらへと歩いてきた。
「………………」
「人間?いや…魔人?」
それの姿は魔人とよく似ていた。
人間とは明らかに違う肌質…姿。
例えるなら蟻に似た真っ黒な姿。
「魔人…なのですかね?」
「……魔人に似ているが…もっと別の何かに感じるな…」
「ニ…ニニ…ニンゲン?」
その蟻に似た生物は口を開いた。
「喋った…」
「言葉はわかるのか…なら魔物ではないのか?」
「ナ……ナゼ…コ…ココニ…ニンゲンガイル?」
その生物は首を傾けて言った。
「貴様こそ何者だ?言葉が通じるということは…人間か魔人なんだろう?」
「……ワ…ワ…ワレハ…………………」
その生物の雰囲気が変わったのが伝わった。
「我は人間も魔人も優越した存在だ」
「!?」
急にハッキリ喋った?
「なんだ…ハッキリ喋るなら喋れよ…」
「…………つい言葉を発してしまったのでね…」
「じゃあ…喋れるとわかったところで…貴様はなんなんだ?」
「それは…まだ言えないな…それに………」
その瞬間目の前からその生物が消えた。
次の瞬間その生物はソルメイスを殴り飛ばした。
「グッ……!!!!」
「ソルメイス!」
ソルメイスは大きく殴り飛ばされて岩壁に激突した。
なかなかのスピードだ。
「姿を見られたからには貴様らには消えてもらう」
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