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滝沢瑠奈の場合
【1】
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滝沢瑠奈は、その場に泣き崩れていた。
辛くて悔しい気持ちでいっぱいで、とめどなく流れる涙を止めることなど、どうしたってできない。
なんで、どうして?一般人でいいなら、私でも良かったじゃない!
瑠奈は嗚咽を漏らしながら、心の中で叫ぶ。どうしようもできない感情が渦巻いて、今にも発狂しそうだった。
♢
瑠奈は、Springのファンではない。あくまで瑠奈が好きなのは、春田和樹、ただ一人だ。
ライブの帰り道、瑠奈はウキウキとした表情で歩いていた。
そんな瑠奈の姿を、周りの人は変なものを見る目で見ている。当たり前だ。なぜなら、さっきまで瑠奈が行っていたライブで、Springが解散を発表したばかりなのだから。
Springが解散ってことは、和樹くんだけを眺められる時間が増えるってことでしょ!それに、ソロになればファンとの距離も近くなるはず。やばい、楽しみすぎてニヤけちゃう。
これからのことを考えると、瑠奈は嬉しくて仕方がなかった。元々、Springの他のメンバーのことなんてどうでも良かったから。一分一秒でも早くソロ活動をしてほしい。春田和樹だけしか必要ない。そう思っていた。
……やばい、時間だ。
瑠奈は左手につけていた腕時計を確認すると、駆け足でホテルに戻っていく。
瑠奈はこの日、わざわざ地元から遠く離れたこの場所に、ライブのためだけにやってきていた。
♢
「わー!ごめんね。ギリギリセーフ?かな?」
瑠奈はホテルに戻ると、すぐに荷物を放り出し、流れるように壁際に移動する。そのままライブ配信アプリを起動させると、画面に向かって満面の笑みで手を振った。
【ルナさんー!今日も美人!】
【待ってたよ!!!!!】
【□□さんがハートギフトを送信しました】
【セーフ!ルナさんお疲れー!】
【〇〇さんがお疲れ!ギフトを送信しました】
【▼▲さんがフォローしました】
「□□さん、ハートありがとう!〇〇さんこそお疲れだよー!初見さんかな?フォローありがとう、よろしくね!」
スマホの画面の中で次々に流れてくるコメントを、瑠奈はひたすら読んでいく。ギフトを送信してくれた人のコメントを優先するのが、瑠奈のこだわり。
だって、その人たちのおかげで自分が生活できているのだから。
瑠奈は、“ルナ”と名前を変え、ライバーとして生きている。これは趣味でも副業でもなく、立派な彼女の職業だ。
【ルナさん何かいいことあったの?嬉しそう!】
「分かる?そうなの。ちょっと嬉しいことがあってさ」
瑠奈はスマホの画面に向かってニコニコと微笑みながら、心の中で先ほど自分にファンサをくれた時の和樹の姿を思い出していた。
【えー、何があったか知りたい!教えて?】
【〇〇さんが教えて?ギフトを送信しました】
【□□さんがハートギフトを送信しました】
「内緒!」
瑠奈は人差し指を唇に当て、ウインクした。自分の配信を見にきてくれるリスナーは、このようなあざとい仕草が好きだと瑠奈は知っている。
【〇〇さんがカワイイギフトを送信しました】
【□□さんが胸きゅんギフトを送信しました】
【▲▲さんが最高!ギフトを送信しました】
ほらね。
「もう!私、何もしてないのにみんなギフト投げすぎだってばー。でも嬉しいな、ありがとう。大好き!」
ここでもう一発。とろけるような笑みを画面に向ければ、またギフトがたくさん飛んできた。
「寂しいけど、もう時間だからお別れだね。また明日も見にきてくれたら嬉しいな。今日もありがとう、おやすみ!」
瑠奈は画面に向かって笑顔で手を振って、その笑顔を崩さないように気をつけながら配信終了のボタンを押す。
完全に配信が終了できたことを確認した瑠奈は、その瞬間、スンッと真顔になった。
スイッチが切れたようにベッドの上にポスンと飛び込むと、そのまま瑠奈はしばらくの間動かなくなる。
疲れた。やっぱり楽しいことがあった直後の仕事は疲れる。もう無理、まじで無理。
そう。瑠奈は、ライブ配信を楽しんでやっているわけではない。ただの仕事。そして、ある目的のためにやっているだけだった。
推しの春田和樹に自分を見つけてもらうため。ただ、それだけだ。
♢
瑠奈と春田和樹の出会いは、意外な場所だった。中学生の頃、夏休みに姉に誘われドラマのエキストラに参加した時。
ドラマの出演者の一人だった春田和樹に、瑠奈は一目惚れしたのだ。
「お姉ちゃん、あの人誰?めっちゃかっこいい!」
「うーん、知らないなあ。デビュー前の俳優なんじゃない?」
その頃、まだ春田和樹はSpringとしてデビューを果たしていなかった。事務所に所属しているが、デビュー前の存在。
その日、和樹が現場にいたのは、主演の先輩アイドルの後輩として一話だけゲスト出演させてもらったからだった。
瑠奈がエキストラとして出演したのは、ドラマの出演者数人がライブハウスで演奏するシーン。瑠奈は、お客さん役。大人数の中の一人。
「エキストラの皆さん、ありがとうございました。お出口はあちらですー」
撮影が終わるとスタッフに急かされ、エキストラは一斉にライブハウスの外に追い出された。瑠奈は、最後の最後まで和樹の姿を目で追う。彼の姿はとても美しくて、同級生の男たちとは全く違う品と色気があった。
「疲れたねー。思ったより待ち時間ばっかりで、芸能人が見れるのなんて一瞬すぎて。……あれ、瑠奈、どうした?」
瑠奈の姉は、長時間立ったまま待たされたせいですっかり浮腫んだ足をさすりながら、隣にいる妹を見て不思議そうな顔をした。
「ねえ、お姉ちゃん。芸能人になれば、またあの人に会えるの?」
瑠奈の目は完全に、恋に落ちた乙女だった。
♢
春田和樹。瑠奈と同じ年齢。大手アイドルグループが所属する事務所のタレントで、デビューはまだしていない。
エキストラから帰ってすぐ、瑠奈はさっきドラマ撮影の現場で見た男性のことを検索していた。それと同時に、芸能人になる方法も調べていく。
瑠奈はなんとかして、春田和樹にもう一度会いたかった。今度は出演者とエキストラの関係ではなく、対等な関係として。
「瑠奈、本当に芸能人になろうとか考えてるの?」
「うん。オーディション受けてみる」
「……お姉ちゃんは、止めないけど。お母さんとお父さんは反対するんじゃない?」
「受かってから言えばいいでしょ、その後説得するよ」
瑠奈は、本気だった。昔から瑠奈は、一度決めたら誰の言うことも聞かない。姉はまだヘトヘトの身体をベッドの上で休めながら、瑠奈のことを心配そうに見つめていた。
けれど、姉の心配も虚しく、瑠奈はオーディションに落ち続けた。
中学を卒業し、高校、大学と、オーディション資格の年齢制限が来るギリギリまで、諦めずに頑張ったのに。
ダンスレッスンに通ったり、メイクを学んだり、養成所に通ったりもした。
それでも、ダメだった。事務所に所属することすらできなかった。現実は全く甘くない。
最後に挑んだ大学内のミスコンも、三位止まりだった。芸能事務所からの声かけもなく、涙を流すことになる。
そうしている間に、春田和樹はSpringを結成し、グループ最年長として遅咲きのデビューを果たした。Spring唯一の大卒アイドル。彼はその肩書きを手に、デビュー直後から活躍し始めてしまった。
社会人になってしまった瑠奈には、もう後がない。
このまま芸能界を目指すには、もう年齢的にも限界。だからといって、デビューした和樹の姿をオタクとして見に行ってしまえば、瑠奈は和樹に一人の人間としてではなく、数多くいるオタクの一人として認識されてしまう。
瑠奈は、迷った。迷って迷って、悩んで、それでも、和樹に会いたい気持ちにどうしても抗えなくて。泣きながら開設されたばかりのファンクラブに加入した。
それが瑠奈の、春田和樹を推すようになったきっかけみたいなものだ。
だけど、ずっと。できることなら瑠奈は、春田和樹に一人の女性として見てもらいたいと願い続けていた。
辛くて悔しい気持ちでいっぱいで、とめどなく流れる涙を止めることなど、どうしたってできない。
なんで、どうして?一般人でいいなら、私でも良かったじゃない!
瑠奈は嗚咽を漏らしながら、心の中で叫ぶ。どうしようもできない感情が渦巻いて、今にも発狂しそうだった。
♢
瑠奈は、Springのファンではない。あくまで瑠奈が好きなのは、春田和樹、ただ一人だ。
ライブの帰り道、瑠奈はウキウキとした表情で歩いていた。
そんな瑠奈の姿を、周りの人は変なものを見る目で見ている。当たり前だ。なぜなら、さっきまで瑠奈が行っていたライブで、Springが解散を発表したばかりなのだから。
Springが解散ってことは、和樹くんだけを眺められる時間が増えるってことでしょ!それに、ソロになればファンとの距離も近くなるはず。やばい、楽しみすぎてニヤけちゃう。
これからのことを考えると、瑠奈は嬉しくて仕方がなかった。元々、Springの他のメンバーのことなんてどうでも良かったから。一分一秒でも早くソロ活動をしてほしい。春田和樹だけしか必要ない。そう思っていた。
……やばい、時間だ。
瑠奈は左手につけていた腕時計を確認すると、駆け足でホテルに戻っていく。
瑠奈はこの日、わざわざ地元から遠く離れたこの場所に、ライブのためだけにやってきていた。
♢
「わー!ごめんね。ギリギリセーフ?かな?」
瑠奈はホテルに戻ると、すぐに荷物を放り出し、流れるように壁際に移動する。そのままライブ配信アプリを起動させると、画面に向かって満面の笑みで手を振った。
【ルナさんー!今日も美人!】
【待ってたよ!!!!!】
【□□さんがハートギフトを送信しました】
【セーフ!ルナさんお疲れー!】
【〇〇さんがお疲れ!ギフトを送信しました】
【▼▲さんがフォローしました】
「□□さん、ハートありがとう!〇〇さんこそお疲れだよー!初見さんかな?フォローありがとう、よろしくね!」
スマホの画面の中で次々に流れてくるコメントを、瑠奈はひたすら読んでいく。ギフトを送信してくれた人のコメントを優先するのが、瑠奈のこだわり。
だって、その人たちのおかげで自分が生活できているのだから。
瑠奈は、“ルナ”と名前を変え、ライバーとして生きている。これは趣味でも副業でもなく、立派な彼女の職業だ。
【ルナさん何かいいことあったの?嬉しそう!】
「分かる?そうなの。ちょっと嬉しいことがあってさ」
瑠奈はスマホの画面に向かってニコニコと微笑みながら、心の中で先ほど自分にファンサをくれた時の和樹の姿を思い出していた。
【えー、何があったか知りたい!教えて?】
【〇〇さんが教えて?ギフトを送信しました】
【□□さんがハートギフトを送信しました】
「内緒!」
瑠奈は人差し指を唇に当て、ウインクした。自分の配信を見にきてくれるリスナーは、このようなあざとい仕草が好きだと瑠奈は知っている。
【〇〇さんがカワイイギフトを送信しました】
【□□さんが胸きゅんギフトを送信しました】
【▲▲さんが最高!ギフトを送信しました】
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「もう!私、何もしてないのにみんなギフト投げすぎだってばー。でも嬉しいな、ありがとう。大好き!」
ここでもう一発。とろけるような笑みを画面に向ければ、またギフトがたくさん飛んできた。
「寂しいけど、もう時間だからお別れだね。また明日も見にきてくれたら嬉しいな。今日もありがとう、おやすみ!」
瑠奈は画面に向かって笑顔で手を振って、その笑顔を崩さないように気をつけながら配信終了のボタンを押す。
完全に配信が終了できたことを確認した瑠奈は、その瞬間、スンッと真顔になった。
スイッチが切れたようにベッドの上にポスンと飛び込むと、そのまま瑠奈はしばらくの間動かなくなる。
疲れた。やっぱり楽しいことがあった直後の仕事は疲れる。もう無理、まじで無理。
そう。瑠奈は、ライブ配信を楽しんでやっているわけではない。ただの仕事。そして、ある目的のためにやっているだけだった。
推しの春田和樹に自分を見つけてもらうため。ただ、それだけだ。
♢
瑠奈と春田和樹の出会いは、意外な場所だった。中学生の頃、夏休みに姉に誘われドラマのエキストラに参加した時。
ドラマの出演者の一人だった春田和樹に、瑠奈は一目惚れしたのだ。
「お姉ちゃん、あの人誰?めっちゃかっこいい!」
「うーん、知らないなあ。デビュー前の俳優なんじゃない?」
その頃、まだ春田和樹はSpringとしてデビューを果たしていなかった。事務所に所属しているが、デビュー前の存在。
その日、和樹が現場にいたのは、主演の先輩アイドルの後輩として一話だけゲスト出演させてもらったからだった。
瑠奈がエキストラとして出演したのは、ドラマの出演者数人がライブハウスで演奏するシーン。瑠奈は、お客さん役。大人数の中の一人。
「エキストラの皆さん、ありがとうございました。お出口はあちらですー」
撮影が終わるとスタッフに急かされ、エキストラは一斉にライブハウスの外に追い出された。瑠奈は、最後の最後まで和樹の姿を目で追う。彼の姿はとても美しくて、同級生の男たちとは全く違う品と色気があった。
「疲れたねー。思ったより待ち時間ばっかりで、芸能人が見れるのなんて一瞬すぎて。……あれ、瑠奈、どうした?」
瑠奈の姉は、長時間立ったまま待たされたせいですっかり浮腫んだ足をさすりながら、隣にいる妹を見て不思議そうな顔をした。
「ねえ、お姉ちゃん。芸能人になれば、またあの人に会えるの?」
瑠奈の目は完全に、恋に落ちた乙女だった。
♢
春田和樹。瑠奈と同じ年齢。大手アイドルグループが所属する事務所のタレントで、デビューはまだしていない。
エキストラから帰ってすぐ、瑠奈はさっきドラマ撮影の現場で見た男性のことを検索していた。それと同時に、芸能人になる方法も調べていく。
瑠奈はなんとかして、春田和樹にもう一度会いたかった。今度は出演者とエキストラの関係ではなく、対等な関係として。
「瑠奈、本当に芸能人になろうとか考えてるの?」
「うん。オーディション受けてみる」
「……お姉ちゃんは、止めないけど。お母さんとお父さんは反対するんじゃない?」
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瑠奈は、本気だった。昔から瑠奈は、一度決めたら誰の言うことも聞かない。姉はまだヘトヘトの身体をベッドの上で休めながら、瑠奈のことを心配そうに見つめていた。
けれど、姉の心配も虚しく、瑠奈はオーディションに落ち続けた。
中学を卒業し、高校、大学と、オーディション資格の年齢制限が来るギリギリまで、諦めずに頑張ったのに。
ダンスレッスンに通ったり、メイクを学んだり、養成所に通ったりもした。
それでも、ダメだった。事務所に所属することすらできなかった。現実は全く甘くない。
最後に挑んだ大学内のミスコンも、三位止まりだった。芸能事務所からの声かけもなく、涙を流すことになる。
そうしている間に、春田和樹はSpringを結成し、グループ最年長として遅咲きのデビューを果たした。Spring唯一の大卒アイドル。彼はその肩書きを手に、デビュー直後から活躍し始めてしまった。
社会人になってしまった瑠奈には、もう後がない。
このまま芸能界を目指すには、もう年齢的にも限界。だからといって、デビューした和樹の姿をオタクとして見に行ってしまえば、瑠奈は和樹に一人の人間としてではなく、数多くいるオタクの一人として認識されてしまう。
瑠奈は、迷った。迷って迷って、悩んで、それでも、和樹に会いたい気持ちにどうしても抗えなくて。泣きながら開設されたばかりのファンクラブに加入した。
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