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第1章 叶わぬ夢
狂気
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「嘘だ⋯!?なんで!?」
「どうしたの心也くん?⋯もしかしてこれを知っているの!?」綾野さんの顔色が一変した。
「言いなさい!知っていること全てを!!」
(あの時の顔だ⋯なんでその顔をするんだ!!これじゃあ本当に⋯⋯!)
「信じ⋯させて⋯⋯ください⋯!」
「はぁ?なにを?」
「それは⋯どこで付けられたのか⋯嘘偽りなく⋯全て話してください!そうすれば解除方法を教えます!」
「本当ね?」
「はい⋯あなたを信じたいんです⋯『綾野さん』は善人だということを⋯」
「分かったじゃあ話すわ⋯今日の夕方これを付けたガキが私を尾行していた。」
「まさかガキが尾行してくるとは思ってなくてね~油断した私はあのガキに揺さぶりをかけながら接触した。」
「そしたらあのガキ私にこれを付けて逃げたわけ。⋯まぁ逃げた先には『死』しかないんだけどね~」
「あとはご想像通りの光景がその場にあったというわけ。」
「さぁ教えてもらうわよ。」
「待ってください⋯あれをあなたがやった訳ではないですよね?誰なんですか?もしかして⋯あの時いた巨人がやったのですか!?」
「えぇそうよ⋯ってそうか生きてるってことは倒したんだったか~あちゃ~濁した意味なかったわねーごめんなさいね。」
「もしあの巨人があなたの能力なら⋯なぜここにいる!?答えてください!!」
「あらあら勝手に話を逸らさないでくれる?これだからガキは⋯」
「な⋯んで⋯。」
「なんで!!そんなに平然と⋯なにも感じずに人を殺せるんだ!!!」
「はぁ!?ププッ⋯ウアハハハ!!」居間の空間を不快な笑い声が響いた。
「それあんたにも言えるじゃない!あれは元は人間で作られている⋯知らなかった!?」
「でもあれは⋯とても人間とは思えない!!お前の能力で作り上げられた傀儡だ!!」
「若いわね⋯都合のいいことにしか目を向けない⋯考えない⋯。」
「あれはね⋯核となる人間をベースに他の人間のパーツとかを一つに合わせたもの。」
「つまり人間を合成して作ったもの。もちろんあれには自我も残っているから痛覚も意識も何もかもちゃんとある。」
「そんな⋯まさか⋯!?」
「そう!あんたも人間殺したの当然よ!!どう?人間殺した感想は!?まさか?なにも感じないなんてないわよね~?ウハハ!!」
「グッ⋯ウワ!!!」なぜか涙が溢れて止まらない、頭を抱えながら目をつぶった。
(もう壊さないでくれ⋯夢なら早く覚めてくれ⋯⋯僕はなにを失えば済む⋯この悪夢を終わらせてください⋯⋯。)
(そうだ⋯あいつを殺せば覚める!!これは僕が乗り越えなければいけない罰だ!)
「うおお!!!」僕は一心不乱に悪夢に殴り掛かる。
「はぁ⋯悪いけど相手は私じゃないわよ⋯。」そう言うと、2階からなにかが降りて来る音がした。
「さぁ私の合成人形と続きをしてなさい⋯。」
ドアを突き破って悪夢の前にあの巨人が現れた。
「どうしたの心也くん?⋯もしかしてこれを知っているの!?」綾野さんの顔色が一変した。
「言いなさい!知っていること全てを!!」
(あの時の顔だ⋯なんでその顔をするんだ!!これじゃあ本当に⋯⋯!)
「信じ⋯させて⋯⋯ください⋯!」
「はぁ?なにを?」
「それは⋯どこで付けられたのか⋯嘘偽りなく⋯全て話してください!そうすれば解除方法を教えます!」
「本当ね?」
「はい⋯あなたを信じたいんです⋯『綾野さん』は善人だということを⋯」
「分かったじゃあ話すわ⋯今日の夕方これを付けたガキが私を尾行していた。」
「まさかガキが尾行してくるとは思ってなくてね~油断した私はあのガキに揺さぶりをかけながら接触した。」
「そしたらあのガキ私にこれを付けて逃げたわけ。⋯まぁ逃げた先には『死』しかないんだけどね~」
「あとはご想像通りの光景がその場にあったというわけ。」
「さぁ教えてもらうわよ。」
「待ってください⋯あれをあなたがやった訳ではないですよね?誰なんですか?もしかして⋯あの時いた巨人がやったのですか!?」
「えぇそうよ⋯ってそうか生きてるってことは倒したんだったか~あちゃ~濁した意味なかったわねーごめんなさいね。」
「もしあの巨人があなたの能力なら⋯なぜここにいる!?答えてください!!」
「あらあら勝手に話を逸らさないでくれる?これだからガキは⋯」
「な⋯んで⋯。」
「なんで!!そんなに平然と⋯なにも感じずに人を殺せるんだ!!!」
「はぁ!?ププッ⋯ウアハハハ!!」居間の空間を不快な笑い声が響いた。
「それあんたにも言えるじゃない!あれは元は人間で作られている⋯知らなかった!?」
「でもあれは⋯とても人間とは思えない!!お前の能力で作り上げられた傀儡だ!!」
「若いわね⋯都合のいいことにしか目を向けない⋯考えない⋯。」
「あれはね⋯核となる人間をベースに他の人間のパーツとかを一つに合わせたもの。」
「つまり人間を合成して作ったもの。もちろんあれには自我も残っているから痛覚も意識も何もかもちゃんとある。」
「そんな⋯まさか⋯!?」
「そう!あんたも人間殺したの当然よ!!どう?人間殺した感想は!?まさか?なにも感じないなんてないわよね~?ウハハ!!」
「グッ⋯ウワ!!!」なぜか涙が溢れて止まらない、頭を抱えながら目をつぶった。
(もう壊さないでくれ⋯夢なら早く覚めてくれ⋯⋯僕はなにを失えば済む⋯この悪夢を終わらせてください⋯⋯。)
(そうだ⋯あいつを殺せば覚める!!これは僕が乗り越えなければいけない罰だ!)
「うおお!!!」僕は一心不乱に悪夢に殴り掛かる。
「はぁ⋯悪いけど相手は私じゃないわよ⋯。」そう言うと、2階からなにかが降りて来る音がした。
「さぁ私の合成人形と続きをしてなさい⋯。」
ドアを突き破って悪夢の前にあの巨人が現れた。
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