プラーナ

カイロ

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第1章 叶わぬ夢

ミュイの真実

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ミュイに男がのしかかった。

「イヤーー!離して!」

ミュイは必死にもがくが、無駄だった。

「ヒッヒッ無駄無駄!女ごときに離せるわけねぇだろ!」

「なあ?壊していいんだよな? まぁ有無を言わさずやるがなぁ!」そう言うと、ミュイの服を破り、下着が露呈する。

「おっ おおォーーー!!いいね!そそるね!最高じゃねぇか!!」

「やっやだ……やめて!!」

ミュイは男の腕を掴む。

「うっ? だから~無駄だっつってんだろうが!」

男はミュイの手を引き剥がした。

「それじゃ~始めるか。大丈夫だ痛くはしねぇぜ。」

男はミュイの下着を取ろうとしたそのとき。

「うん? なっ なんじゃこりゃ!!うっ 腕が溶けてるじゃねぇか!!」

「なっなんで治らねぇんだ! ナンデ!!」

「テメェ!!何しやがった!いいやがれ!!」

「フッ…」

ミュイは必死に笑いを堪えている。

「なっなにがおかしい!!」

「いや~まんまと引っ掛かって 面白かったよ。」

(コイツ明らかにひとが変わったぞ、どうなっている。)

「実はね男なんだよね~僕。」

「ハァ? じゃあなんで女の下着を着けているんだ!」

「僕は女装が趣味なんだよね~。」

(クソ!!完全に女だと思ってたのに!男だと!クソが!!)

「そんなことより、なんで腕が治らないと思う?」

「ハァッ! そうだ!おしえろ!じゃないと殺すぞ!」

「いいよ教えてあげる……体にね!」

ミュイは男の両腕を掴むと、ドロドロに腕が溶けていった。

「うっ うわぁ!!離しやがれ!!」

(ち 力が…体の力が入らねぇ!)

「おしまいだね。これが僕の能力爆発する再生バーストリボーン。」

爆発する再生バーストリボーン?」

「そう、この能力は表向きには傷を治すことが出来る能力だけど、本当は違うんだよ。」

「人間の自己治癒力を限界以上に引き出せてしまうんだ。」

「限界以上に引き出すと、細胞が爆発し体が維持できなくなる。だから爆発する再生バーストリボーン。」

「ってもう聞こえてないか。」

男は跡形もなく溶けてしまった。

「ふぅーさて皆大丈夫かな。」

「さぁ 着きましたよここが決闘の場所です。」

「ここは…どこ?」

「武道場ですよ。うってつけでしょ?」

「…」

二人は間合いをとり、向かい合った。

「一つ聞いてもいいですか?」

「なに…」

「なぜ武の道を選んだのですか?目が見えないのに。」

「そんなことはどうでもいい…始めよう…」

「そうですね…これは失敬。」

二人は構え始めた。静寂がしばらく続く。

しびれを切らし、リサがしかけた。

キィン!!刀が重なりあう。

「ほう、なかなかいい太刀筋ですが…しかし甘い!」

(クッ…重い…これが刀の重み!)

「耐えられますか?この重みに!」

(やばい…押し込まれる…!)

リサはかろうじて刀を受け流し、間合いをとった。

「ほぉ見事なですね褒めましょう。ですが二度は通用しませんよ。」

キィン!!キィン!!と刀を弾く。だが、リサの手刀は弾く度ボロボロになっていった。

(クッ…一度能力を解除しないと刃こぼれは回復しない。このままでは…)

そしてついに手刀は限界を迎えてしまった。

「これで終わりです!」

リサを袈裟斬りした。

「グハ…」たまらずリサはその場に膝をついた。

「これで終わりですか…まあまあ楽しめましたよ。」

「さようなら。」

刀を振り下ろした。
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