プラーナ

カイロ

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第1章 叶わぬ夢

開眼

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キィン!!刀をかろうじて受け流した。

「まだやるきですか?無駄だと思いますがね。」

(もう…あれを…使うしかない!)

漆黒眼こくがん…開!!」

リサは見えないはずの眼を開く。

その眼は『黒』というよりかは『闇』という表現が正しいそんな眼だった。

「ほぉ~まだ隠し球がありましたか。でも、そんな状態じゃ…たいした脅威にはなりませんね!」

男は一気に距離を詰め、間合いにはいった。

キィン!キィン!キィン!

リサはひたすらに男の刀を受けるばかりで反撃しない。

「どうしましたか?受けてばかりでは勝てませんよ!…!?」

男は突然リサから間合いを取った。

「なぜなにも見えない!?なんだこれは!?」

「私の視界をあなたにした…できれば使いたくなかった…けど…負けられないから…」

「ごめんなさい…」リサは男の一瞬の隙を逃さず男の間合いに入り、首を切った。

「私は…罪深い…うっ!」

男に切られた傷から大量の血が吹き出でいた。

「私は…ま…だ…」意識が遠のいていく。

「バタン!!」戸を勢いよく開ける音が微かに聞こえた。

「きみ!!大丈夫か!!?救急車だ!!早く!!」

(私は……)リサは眼を閉じた。


「クソ!!いてーじゃねぇかなにしやがる!」

「キミ ガ ハジメテダヨ ボクノパンチヲ クラッテ イキテルノハ」

「チッ 調子が狂う喋り方しやがって。」

「一発殴らせろ!!」

リューイは巨人を殴った。

だが、巨人はびくともしなかった。

「? ソレガ キミノホンキ?」

「!?…本気じゃねぇに決まってるだろ!ボケ!!」

(おいおいマジか…能力を発動しておもいっきり殴ったのにびくともしねぇだと…ありえね!)

リューイは巨人を何度も殴るがやっぱりびくともしなかった。

「ウン~ モウイイカナ? コッチモハンゲキ シタインダケト?」

「チッ!」

リューイは巨人から距離をとった。

(このままじゃラチが明かねぇな…あれを使うしかねぇ!)

キィィッーー!突然サイレンを鳴らしたパトカーが巨人の後ろに止まった。

「う、動くな!おとなしく言うこと聞け!」

「ウン? ダレ?」

「警察だ!体長2m越えの人間が人を殺したと通報がはいった!お前だろ殺したのは!」

「フゥンーアッソウ」

「ジャア ツヅケヨウカ」

巨人は警官を無視してリューイに近づいていく。

「動くなといっただろ!う、射つぞ!」

「やめろ!そんな銃が効く相手じゃねぇ!」

パン!銃声が辺りに響いた。

「ハァッ~ ウザイカラシンデ」

(やっぱりびくともしねぇ!もう迷ってるひまはねぇ!)

「う、うそだろ…!?頭に当たったのにどうして!」

巨人は警官に近づいていく。

「シネ」

巨人が拳を振り落としたそのとき。

「バリバリ! ガリン!」と音が響いた。
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