3 / 5
1年1学期〜基礎実習編〜
3.なつみ先輩
しおりを挟む
「タバコすいてぇ」
俺は受験のストレスから喫煙者になっていた。
入学式は荘厳な雰囲気でおこなわれた。入学式が終わり緊張感からときはなたれ、たばこが無性に吸いたくなった。
ホームルーム中はタバコのことで頭がいっぱいで、生徒それぞれの自己紹介などはよく聞いていなかった。ホームルームが終わるなり喫煙所を探した。
当たり前かもしれないが、学園は全面喫煙禁止であった。しかたなく非常階段があったからそこで一服することにした。
階段に座り、タバコに火をつけ、貪るように煙を肺に入れる。
「んめぇ」
やはりタバコの味は格別であった。
この学園に入れたという優越感がよりいっそうタバコの味をおいしくした。
カツカツと階段の上から誰か降りてくる音がした。
ヤバイ見つかると思ったが、喫煙が見つかり怒られるよりこの至福の時間を中断するほうがよほどストレスだと考え吸い続けた。
「おい、一年。なに初日から調子のってんだよ」
振り返り見上げるとショートカットの目つきの鋭い少女が立っていた。風貌はどこかヤンキーぽさがあった。スカートは短く、スベスベで引き締まった白い生足が印象的であった。
その少女はそのまま俺の横に座り込み、強く強く俺の瞳を見つめる、というか、睨んできた。
そのまま、目の奥、網膜までを見るかのように見つめたまま、
「おい、だまっておいてやるからよ、一本よこせよ」
その少女は、俺が左手に持っていたタバコの箱を奪い取り、タバコを一本咥えた。
「火っ!」
タバコをくわえながら強い語気で言う。一応、この学園の先輩みたいだから、しかたなく火をつけてあげた。
一服を終えた後、彼女は無言のまま、階段を上っていった。
「ちょっとまってくださいよ!タバコ返してくださいよ」
さっき、俺の手からうばったタバコを握りしめたまま階段を上っていく。階段を上るとき俺は彼女の生足ばかりを見ていた。白く引き締まった足がきれいだった。まぁ、タバコを奪われたが生足を拝めたので、プラスマイナスゼロかとおもった。
あとから聞いた話、彼女は2年の水沢なつみという生徒らしい。「なんだ俺と同い歳じょねーかちくしょう」独りごちた。
俺は受験のストレスから喫煙者になっていた。
入学式は荘厳な雰囲気でおこなわれた。入学式が終わり緊張感からときはなたれ、たばこが無性に吸いたくなった。
ホームルーム中はタバコのことで頭がいっぱいで、生徒それぞれの自己紹介などはよく聞いていなかった。ホームルームが終わるなり喫煙所を探した。
当たり前かもしれないが、学園は全面喫煙禁止であった。しかたなく非常階段があったからそこで一服することにした。
階段に座り、タバコに火をつけ、貪るように煙を肺に入れる。
「んめぇ」
やはりタバコの味は格別であった。
この学園に入れたという優越感がよりいっそうタバコの味をおいしくした。
カツカツと階段の上から誰か降りてくる音がした。
ヤバイ見つかると思ったが、喫煙が見つかり怒られるよりこの至福の時間を中断するほうがよほどストレスだと考え吸い続けた。
「おい、一年。なに初日から調子のってんだよ」
振り返り見上げるとショートカットの目つきの鋭い少女が立っていた。風貌はどこかヤンキーぽさがあった。スカートは短く、スベスベで引き締まった白い生足が印象的であった。
その少女はそのまま俺の横に座り込み、強く強く俺の瞳を見つめる、というか、睨んできた。
そのまま、目の奥、網膜までを見るかのように見つめたまま、
「おい、だまっておいてやるからよ、一本よこせよ」
その少女は、俺が左手に持っていたタバコの箱を奪い取り、タバコを一本咥えた。
「火っ!」
タバコをくわえながら強い語気で言う。一応、この学園の先輩みたいだから、しかたなく火をつけてあげた。
一服を終えた後、彼女は無言のまま、階段を上っていった。
「ちょっとまってくださいよ!タバコ返してくださいよ」
さっき、俺の手からうばったタバコを握りしめたまま階段を上っていく。階段を上るとき俺は彼女の生足ばかりを見ていた。白く引き締まった足がきれいだった。まぁ、タバコを奪われたが生足を拝めたので、プラスマイナスゼロかとおもった。
あとから聞いた話、彼女は2年の水沢なつみという生徒らしい。「なんだ俺と同い歳じょねーかちくしょう」独りごちた。
0
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
百合ランジェリーカフェにようこそ!
楠富 つかさ
青春
主人公、下条藍はバイトを探すちょっと胸が大きい普通の女子大生。ある日、同じサークルの先輩からバイト先を紹介してもらうのだが、そこは男子禁制のカフェ併設ランジェリーショップで!?
ちょっとハレンチなお仕事カフェライフ、始まります!!
※この物語はフィクションであり実在の人物・団体・法律とは一切関係ありません。
表紙画像はAIイラストです。下着が生成できないのでビキニで代用しています。
ト・カ・リ・ナ〜時を止めるアイテムを手にしたら気になる彼女と距離が近くなった件〜
遊馬友仁
青春
高校二年生の坂井夏生(さかいなつき)は、十七歳の誕生日に、亡くなった祖父からの贈り物だという不思議な木製のオカリナを譲り受ける。試しに自室で息を吹き込むと、周囲のヒトやモノがすべて動きを止めてしまった!
木製細工の能力に不安を感じながらも、夏生は、その能力の使い途を思いつく……。
「そうだ!教室の前の席に座っている、いつも、マスクを外さない小嶋夏海(こじまなつみ)の素顔を見てやろう」
そうして、自身のアイデアを実行に映した夏生であったがーーーーーー。
わたしの下着 母の私をBBA~と呼ぶことのある息子がまさか...
MisakiNonagase
青春
39才の母・真知子は息子が私の下着を持ち出していることに気づいた。
ネットで同様の事象がないか調べると、案外多いようだ。
さて、真知子は息子を問い詰める? それとも気づかないふりを続けてあげるか?
そのほかに外伝も綴りました。
セーラー服美人女子高生 ライバル同士の一騎討ち
ヒロワークス
ライト文芸
女子高の2年生まで校内一の美女でスポーツも万能だった立花美帆。しかし、3年生になってすぐ、同じ学年に、美帆と並ぶほどの美女でスポーツも万能な逢沢真凛が転校してきた。
クラスは、隣りだったが、春のスポーツ大会と夏の水泳大会でライバル関係が芽生える。
それに加えて、美帆と真凛は、隣りの男子校の俊介に恋をし、どちらが俊介と付き合えるかを競う恋敵でもあった。
そして、秋の体育祭では、美帆と真凛が走り高跳びや100メートル走、騎馬戦で対決!
その結果、放課後の体育館で一騎討ちをすることに。
同じアパートに住む年上未亡人美女は甘すぎる。
ピコサイクス
青春
大学生の翔太は、一人暮らしを始めたばかり。
真下の階に住むのは、落ち着いた色気と優しさを併せ持つ大人の女性・水無瀬紗夜。
引っ越しの挨拶で出会った瞬間、翔太は心を奪われてしまう。
偶然にもアルバイト先のスーパーで再会した彼女は、翔太をすぐに採用し、温かく仕事を教えてくれる存在だった。
ある日の仕事帰り、ふたりで過ごす時間が増えていき――そして気づけば紗夜の部屋でご飯をご馳走になるほど親密に。
優しくて穏やかで――その色気に触れるたび、翔太の心は揺れていく。
大人の女性と大学生、甘くちょっぴり刺激的な同居生活(?)がはじまる。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる