きもちいいあな

松田カエン

文字の大きさ
68 / 175
獣軍連邦潜入編

58.夢の中で。

しおりを挟む



 エリーアス様が突拍子もない方だということは重々に承知していたが、よもや寮の自分の部屋で押し倒されるとは思ってもみなかった。私がぽかんと口を開けていると、覆いかぶさったエリーアス様が意地悪そうな笑みを浮かべる。そのきれいな手で私の胸部をふにっと揉んだ。

「少し見ないうちに、ちょっとおっぱい大きくなった?」
「えっ、あっ、どうだろうか……?」

 成長しているというのであれば嬉しい。幼いながら、獣人たちに混ざって荷物運びや重労働に勤しんでいるので、多少は筋肉がついてもいいはずなのだ。……剣の修業が全然出来ていないのが、玉に瑕ではあるが。
 力を入れていない、柔らかな筋肉が与える弾力を楽しんでいるエリーアス様は、薄茶色の胸の突起を摘まむ。ソフトタッチで転がされ、ときに指で摘まんで転がされていると、みるみるうちに大きくなった。
 ぽってりとした粒は、先端が赤くいやらしく色づいていた。……これは、ちょっと、大きすぎではないか。私が小さくなれ、と念じれば、すぐさまきゅっと縮まった。そうそう、今はこのぐらいだったはず。

 夢という意識が強いせいか、精神の揺らぎが、私の身体に影響を与えていた。周囲もどこか薄皮一枚挟んだようなぼけ方をしている。寮の部屋は見慣れていたと思うのに、それでもこんな風に曖昧にしか覚えていないことを、少し残念に思った。
 けれど、夢の中の産物であるはずのエリーアス様だけは、なぜかはっきりくっきりとした姿をしていて、何かを思案するように「ふうん?」と鼻を鳴らす。

「そういえばさっきは子供になってたよね。……そうか、これはクンツのだった」
「そ、そうだ。エリーアス様もいい加減に、私の上から退いて欲しい」

 退け、と念じれば、エリーアス様の身体が少し浮き上がる。ひとまず部屋から追い出そう。ここは私の部屋であり、ユストゥスの部屋でもあるのだ。ユストゥスが知ったら、気を悪くするかもしれない。
 しかもエリーアス様を引き入れるなんて……。しかしなぜ私はエリーアス様と部屋にいるのだろうか。そういう願望でもあったのか?
 私が疑問に思ったからだろう、浮き上がっていたエリーアス様が、またもとのように私の上に下りてしまった。これは良くない。

「え、エリーアス様、部屋から出てください!」
「これは面白いね。クンツ、君が僕に勝てると思ってるの?」

 そう言われるだけで、物理法則を無視した現象はなくなってしまう。訓練場でエリーアス様に挑むような気持ちにはならなかった。私は裸で、エリーアス様はまだどこも服を着崩されていない。
 それでいて、綺麗な笑みを浮かべられれば、いつものようにいいように転がされる自分しか想像できない。……私はエリーアス様と、姦淫したいのだろうか。

「ここでは、嫌だエリーアス様。ユストゥスが嫌がる」
「そのユストゥスはいないみたいだけど……そのぬいぐるみになっちゃった?」
「違う。これはジュストという……その、……買ってもらった、ぬいぐるみで……ユストゥスにそっくりで、だから……」

 説明しにくい。恥ずかしさが先に出てしまう。だが照れたところで、きらりと目を光らせたエリーアス様に、私が太刀打ちできるはずもなかった。
 破ってしまったぬいぐるみの代わりに、買い与えられたものであるとか、今の孤児院での私の環境のこと、ユストゥスのこと、それらを全部一から順に説明させられる。孤児院の子供たちに襲われそうなことや、ドゥシャンの精液をもらってることも、洗いざらいだ。
 それを、私の乳首を弄りながら追及されるのが堪らない。

「っ……れも、わたし、っは、きしだからっ……こどもとは、おまんこしないぃ……っ」
「うんうん。いい子だね。それは正しいことだよクンツ。ほらまた、ぽってりおおきくなっちゃった乳首、ひっぱってあげるね。クンツは乳首引っ張られると、気持ちよくなっちゃうんだもんねぇ?」
「ひぃい……っ!」

 実際はエリーアス様に、こんなに胸を責められたことなどない。最近ユストゥスにもなかなか触ってもらえなくなったせいか、私のあずかり知らぬ欲が出ているのか、ともかくエリーアス様に乳首を弄られるのを、身悶えしながら甘受してしまう。
 ぎゅっとぬいぐるみは握ったままで、私がそっとぬいぐるみの頭越しに伺い見れば、腹の上に乗ったエリーアス様が嬉々として胸を揉みながら、私を玩具にしていた。

「たの、っむ……この部屋では……っ」
「間男らしくて良くない?夫のあずかり知らぬところで、妻の身体を弄ぶ、この感じ!」
「エリーアスさまっ!」

 戯言も大概にして欲しい。私がうっすらと涙を浮かべながら怒鳴り声を上げると、軽く肩を竦めた。全然懲りてないぞこの人!

「それじゃ、リビングでなら入れてもいいかな?」
「……そもそも私は、別にエリーアス様とおまんこするつも「いいよね」」

 畳みかけられて、私は言葉を飲み込んだ。ここでこのまま、エリーアス様におまんこされるよりは、リビングでされた方が幾分マシだ。私がしぶしぶ頷くと、エリーアス様に目を手で覆われた。

「何を」
「ん?何って移動。僕が3数える間に、リビングのベッドの上に移動するよ。それから……そうだね、ついでにクンツには真っ黒な首輪と、お揃いの手首と足首を繋ぐベルトをあげるね」
「べ、ベルト?」
「そうだよベルト。柔らかい皮で出来てて、少しも苦しくない。首と、手首と足首を、きゅっと柔らかく包んで……でもクンツの力でも、絶対ほどけないベルト。首輪は、そうだね……小さい鈴が付いている。クンツが揺さぶられるたびに、りんりん可愛く鳴る鈴。……そうそう良い感じ」

 エリーアス様が何かを言うたびに、身体への圧迫が増えていく。右手首は右足首と繋がり、左側もそれは同様で、私が怯えて少し喘げば、喉にも似たような圧迫を感じた。意識した途端、リン、と音がする。

「ふふ、手首と足首を結ぶって言われて、そう繋いじゃうんだ。やぁらしい。さ、じゃあリビングのベッドの上に行くよ。いちにぃーさん!」

 そのカウントダウン後に、覆っていたエリーアス様の手が退けられる。私は急に入ってきた明かりに目を細めながら、ぱちりと瞬きをした。すごい。エリーアス様の言った通り、いつの間にかリビングの、何度もお世話になった、円形ベッドの上にいた。

「いやあ、ここも馴染み深いから、すぐに思い出せたね」
「え、エリーアス様……これを外してほしい。苦しい」
「苦しくないでしょ、クンツ」

 嬉しそうに微笑まれて私は身を竦める。手首の内側と足首のくるぶし辺りにベルトが巻かれ、それを繋ぐ短い鎖がある。多少は動かせても、身動きが取れるほどではない。軽く身を捩るだけで、リンリンと音を出す鈴がうるさかった。

「耳はまんまるだし……ああ、ちゃんとしっぽもあるんだね。かっわいー!」
「かわいくなどない!」

 じろじろと無遠慮なエリーアス様の視線が、私の身体を舐めるように眺めていく。足を閉じようにも筋肉と拘束が邪魔で、かぱりと足が開いてしまう。より足を開かせるように、エリーアス様が私の膝頭を押した。興味津々で手を伸ばしてくる。

「可愛いよ~ほんっと子熊って感じがするね」
「っあ、ぁっ……そこ、さわっ」
「ん?触ってほしいの?こんな感じ?」
「っちが、っう、ぁっ!」

 尾の付け根を優しく撫でまわされ、ぞわりと背筋が震えた。……ああ、だめだ。魔肛が……。
 くちゅ……と小さな水音が下肢から漏れたことで、私は顔を赤らめた。対してエリーアス様はとても機嫌が良さそうだ。

「ちゅぱって音がしたの、聞こえた?僕のおちんぽほしいよーって、お口開いてる。指じゃ、するって入っちゃうねえ」
「っん、ぁ、ぁあ、っあんっ!あっ」

 エリーアス様が私の後孔を指でかき回す。自分で弄るよりよほど奥に入るが、それでもまだ浅い。鈴を鳴らしながら、私は胸を反らした。突き出すようになった胸にちろりと舌を這わせて、エリーアス様は着実に、私の身体……ではなく、心の準備を整えていく。エリーアス様に犯されるための、私の心の準備を。

 耳障りな鈴の音と、いやらしく上がる水音に、はしたなく腰を揺らしながら、顔のそばにあった、ジュスト狼のぬいぐるみの柔らかな腹に顔をうずめて、すうっと吸い込む。……不思議だ。夢なのに、私の狼の匂いがする気がする。安心する。
 ああ……私の狼。どこにいるのだ。どうして出てこない。私が犯されてもいいのか。ユス、ユストゥス。

 いくら目つきの悪い狼の姿を想像しようとしても、それは形にならなかった。あんなに顔も、身体も見ていたのに、今もつぶさに想像できるのに、リビングに飛び込んでくる私の狼は、いない。

「ゆ、す……っぁあ、っあ、あっユス……っ」
「背徳感増して、僕が喜ぶから、あんまり呼ばない方がいいよ。クンツ」

 いつの間にか二本に増えて、指の付け根まで差し込まれていた。ゆっくりと指を引き抜くと、エリーアス様は私の体液で濡れた指をねっとりと舐め上げながら囁く。ベルトとスラックスの前を寛げる音に、私に付けられた鈴の音が混じった。
 ……心なしか、いつもよりエリーアス様のエリーアス様が大きい気がする。それをぴたりと押し当てられて、私ははく、と喉を震わせて、唇を噛み締めた。
 油断すると、すぐに私の狼を呼んでしまう。

「ああ、ごめんね。泣かせたいわけじゃないんだ。ほらこっち向いて、クンツ。……それとも僕のことが嫌い?」
 その問いが少し寂し気に聞こえて、潤んで見にくい視界をエリーアス様に向けると、少し眉根を寄せたエリーアス様が私を見つめていた。

「……きらい、ではない……」
「じゃあ好き?」
「すき……」

 こくっと頷くと、髪をかき乱すように撫でられた。鼻の頭に口づけをもらって、こつんと額を合わせる。エリーアス様のことは好きだ。
 いつも好き勝手に私を振り回すが、それでも、必要なことはきちんとなされるし、それに、昔からの尊敬の念が消えたわけではない。別に夢なのだから、エリーアス様に身を委ねても問題はないはずだ。する意味もわからないが。

「ユストゥスがいない……なぜだ。わたしのおおかみなのに……」
 ぽろっと涙をこぼすと、その涙はちゅっとエリーアス様に吸い取られてしまった。ふっと微笑まれて、私はわずかに目を伏せる。

「だいぶユストゥスに気を許してるんだね。でも一線を越えないようにしてる。……。まったくいじらしいねクンツは」
「?っぁ、あ……っ」

 エリーアス様の言葉の意味を考えようとしたところで、ぐっと剛直が押し込まれた。熱い性器が、ずぶずぶと私の中に埋め込まれていく。

「ん……はは、夢でも気持ちいいねぇクンツ。ほら気持ちいい、気持ちいい……」
「ひ、っぁ、ああ……」

 エリーアス様に頭を撫でられ抱き締められて、そう囁かれると、私のナカが勝手にエリーアス様を締め付けた。弾ける快感に、言葉にならない嬌声が溢れ出る。
 突き立てられる雄に媚びて追いすがり、精液をねだって蠕動を始めたおまんこに、私は堪らず熱い吐息を零す。太い性器を抜き差しされると、頭がふわふわしてきた。

「っえり、あすっさ……んんっ」
 覆いかぶされ、口に差し入れられた舌に口内をなぶられる。絡めるように差し出せば、吸い付かれて、少しだけ根元がぴりりと痛んだ。

「っぁあっ、あ、っふ……」
「……クンツ。ここからミルク出せたりしない?」
「え……?」

 いきなり何を言いだすのか。首輪の鈴を鳴らしながら、私はとろんとした眼差しを向ける。ぽってりと、現実より膨らんでしまった突起の、赤い割れ目に爪を立てられて、びゅるっと私は白濁を飛び散らせた。挿入されていたとはいえ、胸への刺激で達してしまったことに、自分で動揺してしまう。
 ゆ、ユストゥスにも、まだここまでされたことなどないのに……!

「惜しい。ねえクンツ、今おちんぽから出したみたいに、ここから白くて甘いミルク出してよ。ね。飲みたいなあ僕、クンツのおっぱいミルク」
「っ、でな、でない……っ!」

 女性が胸から母乳を出すというのは知っていた。小さい弟たちが、金で雇われた平民の女性から、母乳をもらっていた記憶がある。
 だが男が出すとは、聞いたことがない。あれだけ散々ユストゥスに吸われても出なかったのだ。男は出ないはずだ。私が首を振って後ろに後ずさろうとバタバタしていると、私の抵抗もむなしく、あっさりと腰を密着させられて、奥を突くおちんぽにまた声が漏れた。

「出るよ、僕が出してあげよっか」
 エリーアス様に言われると何でも本当のことのように聞こえる。私は動かない身体を捩り、激しく鈴音を響かせながら、首を横に振った。後ずさりたいのに少しも逃げられない。

「いい!いいから!エリーアス様っ」
「いい、クンツ、よぉーく見ててね。僕が乳首をきゅっと絞ると……ほら」

 見なければいいのに、と思うのに、エリーアス様に自信満々に告げられると、目が離せなくなる。恐々眺めている私の目の前で、細い指が私の肥大した乳首を摘まみ、突起を中心として胸を揉みこむと、ぴゅっと白濁が飛び出た。
 赤く色づく突起から溢れる白い体液に、私は言葉もない。

「あーもー、僕の言うこと聞いちゃうクンツ、ほんっと可愛い!いっただっきまーす」
「ひぃ、っ、っ……!」

 ぱくっと口をつけたエリーアス様が、ちゅうちゅうと吸い上げてくる。乳首を吸われることで感じるのは間違いなく快感で、私は頭を振りながらのけ反った。リリン、と首輪の鈴が、音を立てる。ほ、ほんとうに、飲んでいる。
 私は、男なのに!

 喉を鳴らすエリーアス様は、乳首を甘噛みしている間に、もう片方の乳首を指で転がして、ぴゅっぴゅっと体液を飛び散らさせた。それをもったいないとでも言うように、私の身体を汚す白濁を舐め取り、次は逆の乳首に吸い付く。唾液で濡れた乳首は、またこりこりと転がされた。それだけでまた私の胸は、ミルクを滴らせる。

「や、っあ、えりー……っあーっあ、ああーっ!」
「うーん、もっと甘くて良さそうなんだけど……まあでもこんなもんかな。夢でだったらいっぱい味わえるの、いいね!」
「よくっない!」

 力いっぱい嫌がったのに、私は散々エリーアス様に、おっぱいミルクを搾り取られてしまった。後ろも突き上げられながらで、見動きは取れないわで、嫌がる体力もなくなったところで、性器を引き抜いたエリーアス様が、私の腹に白濁をかけて汚す。

「はーすっきりした!これで獣姦ショーも頑張れそう!」
「じゅうかん……?」

 聞きなれない言葉に私は首を傾げるが、「クンツはあんまり気にしなくていいよ」とあっさり流されてしまった。拘束していたベルトは、エリーアス様が「これはもういらないね」と告げるだけで、あっという間に霧散してしまう。ようやくのびのびと横たわれて、私は大きく息を吐いた。
 ずっと同じ体勢でいたせいで、身体の節々が痛い気がする。夢なのに。

「僕が連邦の首都に入るのは少し難しそうだから、またこうして夢で逢いに来るね。あとオリヴァーくんが助けに来るから、それまで無茶しちゃわないように。それと」
 よくわからないことを口にしながら、エリーアス様はしどけなく寝ころんだままの、私の顎を掴んで自分の方に向かせて、深く舌を絡ませた口づけをしてくる。

「ここでは、ユストゥスは。クンツは、あの狼のこと、だろう?だから、その代わり、君が大好きな僕が遊びに来るから。いいね」
「ユストゥスは、私が、嫌ってるから、来ない……」

 そう言われるだけで、胸がなぜだか痛んだ。エリーアス様は少し痛ましげに目を細めつつも、深く頷く。

「十分わかってると思うけど、それを忘れずにね、クンツ」
「……わかった」

 エリーアス様がそう言うのであれば、そうなのだろう。ユストゥスはここには来ないのだ。なんとなくすとんと納得がいった私が頷けば、触れるだけの優しい口づけを額に落とされた。

「起きても、僕のこと覚えていられるといいけど……忙しなくてごめんね。ジギーが死にそうになってるから、僕は戻るから。愛してるよ、僕のクンツ」
「エリーアス様……」

 見ているうちに、エリーアス様の輪郭が、姿がぼやけていく。瞬きを繰り返している間に、その姿は元からいなかったかのように消えてしまった。言葉の意味を考えていると、意識が浮上する感覚がある。
 今まで目を開いていたはずなのに、閉じていた目をゆっくりと開くと、暗い、孤児院の、与えられた部屋の中にいた。外からカーテンを透かして、薄い街灯の明かりが入ってきていて、まっくらではないが、それでもほとんど見えない暗さの部屋。

「あれ……?」
 なぜ私は目を覚ましたのだろう。少し前まで、誰かと話していたような気がするが、思い出せない。……なにか、嬉しさと辛さを感じるような夢を見た気がする。

 一度身体を起こした私は、まだ起きるには早い時刻に、もう一度身体をベッドに横たえた。寝る前にしていた自慰で、濡れた下半身が気持ち悪い。一度起きて布で拭きとるか、それともこのまま寝てしまうか。

 ああでも、このまま寝たらまた明日の朝皆に尻を嗅がれるだけでなく、精液の匂いまで嗅がれそうだ。早朝から侵入してくるとはいえ、ツェルリリは女性なのだし、あまりはしたない様を見せるわけにはいかない。面倒だが起きるか。

 そう考えたところで、かちゃり、と私の部屋の鍵が、外側から外される音がした。


しおりを挟む
感想 21

あなたにおすすめの小説

どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~

さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」 あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。 弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。 弟とは凄く仲が良いの! それはそれはものすごく‥‥‥ 「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」 そんな関係のあたしたち。 でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥ 「うそっ! お腹が出て来てる!?」 お姉ちゃんの秘密の悩みです。

お前らの目は節穴か?BLゲーム主人公の従者になりました!

MEIKO
BL
 本編完結しています。お直し中。第12回BL大賞奨励賞いただきました。  僕、エリオット・アノーは伯爵家嫡男の身分を隠して公爵家令息のジュリアス・エドモアの従者をしている。事の発端は十歳の時…家族から虐げられていた僕は、我慢の限界で田舎の領地から家を出て来た。もう二度と戻る事はないと己の身分を捨て、心機一転王都へやって来たものの、現実は厳しく死にかける僕。薄汚い格好でフラフラと彷徨っている所を救ってくれたのが完璧貴公子ジュリアスだ。だけど初めて会った時、不思議な感覚を覚える。えっ、このジュリアスって人…会ったことなかったっけ?その瞬間突然閃く!  「ここって…もしかして、BLゲームの世界じゃない?おまけに僕の最愛の推し〜ジュリアス様!」  知らぬ間にBLゲームの中の名も無き登場人物に転生してしまっていた僕は、命の恩人である坊ちゃまを幸せにしようと奔走する。そして大好きなゲームのイベントも近くで楽しんじゃうもんね〜ワックワク!  だけど何で…全然シナリオ通りじゃないんですけど。坊ちゃまってば、僕のこと大好き過ぎない?  ※貴族的表現を使っていますが、別の世界です。ですのでそれにのっとっていない事がありますがご了承下さい。

【完結】愛されたかった僕の人生

Kanade
BL
✯オメガバース 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 お見合いから一年半の交際を経て、結婚(番婚)をして3年。 今日も《夫》は帰らない。 《夫》には僕以外の『番』がいる。 ねぇ、どうしてなの? 一目惚れだって言ったじゃない。 愛してるって言ってくれたじゃないか。 ねぇ、僕はもう要らないの…? 独りで過ごす『発情期』は辛いよ…。

悪役令息を改めたら皆の様子がおかしいです?

  *  ゆるゆ
BL
王太子から伴侶(予定)契約を破棄された瞬間、前世の記憶がよみがえって、悪役令息だと気づいたよ! しかし気づいたのが終了した後な件について。 悪役令息で断罪なんて絶対だめだ! 泣いちゃう! せっかく前世を思い出したんだから、これからは心を入れ替えて、真面目にがんばっていこう! と思ったんだけど……あれ? 皆やさしい? 主人公はあっちだよー? ご感想欄 、うれしくてすぐ承認を押してしまい(笑)ネタバレ 配慮できないので、ご覧になる時は、お気をつけください! できるかぎり毎日? お話の予告と皆の裏話? のあがるインスタとYouTube インスタ @yuruyu0 絵もあがります Youtube @BL小説動画 アカウントがなくても、どなたでもご覧になれます プロフのWebサイトから、両方に飛べるので、もしよかったら! 名前が  *   ゆるゆ  になりましたー! 中身はいっしょなので(笑)これからもどうぞよろしくお願い致しますー!

獣のような男が入浴しているところに落っこちた結果

ひづき
BL
異界に落ちたら、獣のような男が入浴しているところだった。 そのまま美味しく頂かれて、流されるまま愛でられる。 2023/04/06 後日談追加

〈完結〉【書籍化・取り下げ予定】「他に愛するひとがいる」と言った旦那様が溺愛してくるのですが、そういうのは不要です

ごろごろみかん。
恋愛
「私には、他に愛するひとがいます」 「では、契約結婚といたしましょう」 そうして今の夫と結婚したシドローネ。 夫は、シドローネより四つも年下の若き騎士だ。 彼には愛するひとがいる。 それを理解した上で政略結婚を結んだはずだったのだが、だんだん夫の様子が変わり始めて……?

やっと退場できるはずだったβの悪役令息。ワンナイトしたらΩになりました。

毒島醜女
BL
目が覚めると、妻であるヒロインを虐げた挙句に彼女の運命の番である皇帝に断罪される最低最低なモラハラDV常習犯の悪役夫、イライ・ロザリンドに転生した。 そんな最期は絶対に避けたいイライはヒーローとヒロインの仲を結ばせつつ、ヒロインと円満に別れる為に策を練った。 彼の努力は実り、主人公たちは結ばれ、イライはお役御免となった。 「これでやっと安心して退場できる」 これまでの自分の努力を労うように酒場で飲んでいたイライは、いい薫りを漂わせる男と意気投合し、彼と一夜を共にしてしまう。 目が覚めると罪悪感に襲われ、すぐさま宿を去っていく。 「これじゃあ原作のイライと変わらないじゃん!」 その後体調不良を訴え、医師に診てもらうととんでもない事を言われたのだった。 「あなた……Ωになっていますよ」 「へ?」 そしてワンナイトをした男がまさかの国の英雄で、まさかまさか求愛し公開プロポーズまでして来て―― オメガバースの世界で運命に導かれる、強引な俺様α×頑張り屋な元悪役令息の元βのΩのラブストーリー。

(無自覚)妖精に転生した僕は、騎士の溺愛に気づかない。

キノア9g
BL
※主人公が傷つけられるシーンがありますので、苦手な方はご注意ください。 気がつくと、僕は見知らぬ不思議な森にいた。 木や草花どれもやけに大きく見えるし、自分の体も妙に華奢だった。 色々疑問に思いながらも、1人は寂しくて人間に会うために森をさまよい歩く。 ようやく出会えた初めての人間に思わず話しかけたものの、言葉は通じず、なぜか捕らえられてしまい、無残な目に遭うことに。 捨てられ、意識が薄れる中、僕を助けてくれたのは、優しい騎士だった。 彼の献身的な看病に心が癒される僕だけれど、彼がどんな思いで僕を守っているのかは、まだ気づかないまま。 少しずつ深まっていくこの絆が、僕にどんな運命をもたらすのか──? 騎士×妖精

処理中です...