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王都防衛編
134.品評会と最高点数
しおりを挟むはあはあと乱れて欲情した男の呼吸音に釣られて、私も熱い吐息を零す。中に挿入されたおちんぽは、長さはそうでもないがみっちりと詰まっていて太めだ。一度一度の突き上げごとに引き抜かれ、ずぼっと挿入されて私はシーツを握りしめながらのけ反った。
「っぁあっ、あっ!ぁうっ!」
「ぅおおっ……っはーまじ、吸い付く……っ」
びゅくっとナカに注がれているのがわかる。精液を欲した肉襞がうねって締め付け、ごくごくと淫らな精液を奥へと送り込んだ。残滓もきっちり注いでくれる兵士に感謝を覚えながら内股を震わせる。
ユストゥスや他の奴隷たちが相手なら、吸収しきるまでそのまま身動きをせずに待っていてくれるのだが、彼はそんな気遣いを一切しなかった。
吸い付いてくるおまんこの感覚に小さく呻きながらじゅぽっと引き抜いてしまったので、奥まで入り切っていなかった白濁がとろりと私の陰嚢に零れ落ちた。ああっ、もったいない。
「うっは……えろ」
がくがくと膝を震わせながら腰をくねらせる肉厚の尻が気に入ったのか、垂れた分の精子を指先ですくい上げて、ちゅぷっと綻んだ魔肛に押し込んでくれる。
ぬりゅぬりゅと襞の間に擦り付ける動きに、私ははくはくと短い呼吸を繰り返しながら感謝の証を示すように締め付けた。
「うっ……」
何やら小さく呻いた背後の彼は、私の尻を両手でむっちりと掴み、グイっと広げてきた。覗き込んでいるのがわかるのは、荒々しい呼吸がかかるぐらいに近かったからだ。少しだけ背筋がぞわぞわする。顔も見知らぬ相手に陰部を覗き込まれていることに、頬が火照って私は少し首を傾げた。
「??、……?」
もじもじと腰が揺れる。わずかだけだが足を閉じかける。見ているのが私の奴隷だったら……うん、それよりおまんこしてくれ、と頼むところだな!
「おーいまだかよ!早くしろって」
「ちっ。俺はてめえみてえに早漏じゃねえんだよ!」
「なんだと?!」
言葉だけ聞いていると喧嘩腰だが、声のトーンは言い争いというよりは明るく軽妙だった。さらにいくつかの笑い声が聞こえる。真後ろの兵士の声が一番明瞭で聞き取りやすい。他はドアを隔てた声が漏れ伝わってきているように感じらえた。
おそらく私の上半身が寝そべっている小部屋と同じく、尻側も個室に入る形なのだろう。まさしく性欲発散に使われている形だ。
ふむ。この後ろの兵士は一度達したにも関わらずまだ出ないということは、もう一度おまんこしてくれるということだろうか。それとも単なる意地っ張りなだけということなら、おまんこを覗き込んでいないで次の者に変わってほしいのだが……。
ぼんやりとそんなとりとめのないことを考えていると、名残惜しそうに私のおまんこを弄っていたが、少し間を置いて兵士が出ていった。なるほど単なる意地っ張りだったようだ。
すぐさま次の兵士が入ってくる。
「おー、今日もいい感じの魔淫具だな。へへっ久々だっ」
「っあ!」
ぺちんと軽い力で臀部を叩かれる。痛さはないが驚きで声が漏れてしまった。なるべく声を漏らさない方がいいのだろうかとふと不安に思うが、さっき気にせず喘いでいても特になんとも思われていないようだったことを思い出す。
ベルトを外す物音と布擦れの音をかすかに拾った。ふむ、さっきは聞こえなかったからペニスだけ露出していたのだろう。今度の男は下半身を脱ぐタイプのようだった。
魔肛の特性を玩具の特性と思っているのか、慣らさずにずにゅっと挿入される。若干引き攣れた感覚があったが、それでも私の優秀なおまんこは丁寧におちんぽに絡みついた。
「んっ……っん、ぁっ、あっ、あ、あっ!」
「お~……っきもち、い」
今度のおちんぽは、随分と下向きのおちんぽたった。カリはそこまで段差がなく、にゅるんっと入り込んでくる。本人の技巧が上手いというより、バックの体勢のせいかちょうど前立腺を突くような形で腰を振られ、私はきゅうっとシーツを掴んだ。
ピンポイントに突かれて、そのたびに反射的に締め付ける。ぱんぱんっと腰が臀部に当たる感触があった。もう少し、擦り上げる形の方が私は好きだ。腰を揺らして位置を調整すると、背後でうめき声が上がる。一拍置いて精液が注がれた。
「っはーきもちよかった!」
すぐさま引き抜かれると、ぬりぬりと肉厚な臀部分に濡れた先端を押し当てられる。
「っ私の尻は、拭きものではな、っ」
「でもちょっと緩いか?最後の吸い込まれる感じは悪くなかったけどよ……俺的には65点ってところか。まあまあだな」
「っは……はぁああ?!」
ぐりぐりと押し付けて満足したのか、その男はそんなことを言い放った。かっと怒りに顔が熱くなるのを感じ、私は震える拳をシーツに振り下ろした。ダン、メキャとなにやら聞
こえてはいけなさそうな音が鳴り、なぜだか拳の部分がほかより数センチ沈み込む。
まだ体内魔力が不足しているからその程度で済んだものの、身体が本調子で無意識に強化魔法を使用していたらおそらく穴が空いていただろう。良かったといえば良かったが、腹立たしい気持ちは消えなかった。
「確かに私はまだ他の先輩方には遠く及ばないが!それでもそ、そんな早く達したくせにっ……「はーさっぱりした」こらーっ!人の話を聞けっ!」
本当に彼らは私の声を聞きとっていないことが判明した。
だが、おっおちんぽをくれるからといってその態度……!お前たちがそんな態度を取るのなら……取るのならなッ!
「私だって第三回おちんぽ祭りではなく、第一回おちんぽ品評会として臨むからなっ!いいのかっ?!いいんだなっ?!」
おちんぽ品評会とは、私のおまんこで味わったおちんぽのランク付けを行う一人遊びだ。今決めた。
そもそもよわよわおまんこなこの私が、まだ一度も達していない。確かに気持ちよくはあるのだが、絶頂を迎える前に2人目も早々に達してしまった。くっ、これが魔淫具体験というものか……っ!
それを考えると、普段の奴隷のきめ細やかな対応には頭が下がる。ちゃんと私を気持ちよくしようという気概が感じられるし、実際ユストゥスなどが触れるとすぐに達してしまう。
男の仕方ないなと言わんばかりの表情を思い出して、何故だか落ち着かない気分になった。
よくユストゥスがやる、唇を指の腹で撫でるという動作を自分でしては、ぱくりと開いた唇に指を差し入れる。男の長めの舌を真似て指を動かすが、触れ方が違うのか性感帯と認識している弱い部分を刺激しても、身体は高ぶらなかった。
節くれだったごつごつとした指を無理やりに奥に押し込み、何とか快感を拾おうとするが上手くいかない。そうしているうちに、次の兵士が小部屋に入ってきたようだった。
「やあっと俺の番っ!さっそく失礼しますよーっと。……あー、もーちゃんと綺麗に使ってほしいよ、マジあの先輩……」
「んっ……ん」
それには同意だ。私の尻は拭うための布ではないのだ。背後の気配に意識を向けつつも、口を開いて舌を複数の指に絡ませ、性器に見立てて抜き差しを繰り返す。
じんわりと喉奥が気持ちよくなってきた。指先の突き上げに合わせて無意識に腰を揺する。それを黙って兵士が見ていることにはさすがに気づけない。
兵士は少しばかり躊躇し、部屋の隅に置いてある洗浄魔具を手に取った。王国では基本魔具は貴族階級が扱う高級なもので、平民である彼らがお目にかかることはほとんどない。使い方を習っていたとはしても使いこなせるまでとはいかなかった。
その兵士も普段使ったことがないらしく、戸惑いながら起動し、棒状のそれをなぜか私の尻に振り下ろした。
「これでいいんだっけか」
「んあっ?!ちょっ……っ」
ばしんと棒で叩かれて、うっかり喉の奥を自分の指で突いてしまい、息を詰めた。軽く達してしまった。半勃ちのペニスはとろとろと先走りを零していたが、白いものが混ざるほどではない。
「あっ綺麗になってきた」
「ちがっ、あっ!」
使い方が違っているからこそ洗浄速度が遅いのだが、それには気付かずに振り上げては振り下ろされる洗浄魔具。おかげで私の臀部は擦り付けられた残滓は綺麗になったものの、叩かれた部分が熱を持ちじんじんと痛みを訴えていた。ようやくそれが止まり、私はほっと力を抜く。
臀部に力が入るたびに、自らの反応で前立腺や奥の精嚢に通じる部分を魔肛で揉みこんでしまい、群青騎士だというのに、挿入されずに達するところだった。叩かれた衝撃で達しそうになるのを避けるというより、いくらなんでも肉棒も咥えずに達するのは良くないと、ふーふーっとシーツに顔を埋めたまま熱を逃がす。だというのに、その兵士は私のほかほかに余韻が残る私の尻を揉み、弾力と体温を味わった。
「っぁ、あー……っ」
「ちょっと熱いぐらいかな」
指でむちゅうっと後ろ穴を広げられる。私のおまんこは、堪えることなく粘液を露わにしたまま媚肉を覗かせた。またそこを凝視されている気配がある。
毎日でも見れるものだろうにと私は不思議に思うが、彼らは毎日性行為が出来ているわけではないことを失念していた。
伴侶や恋人がいれば違うだろうが、独身であればその手の店に通うか自慰で済ませるしかない。福利厚生の一環として提供されている魔淫具は、質感も人のそれに類似し極上の蜜壺となる。
時折設置されるそれらが男性の尻型なのを不満に思う声も一部ではあったが、今では休暇中であっても連絡を貰えば飛んでくる兵士がほとんどだった。
そういう事情を全く知らない私は、3本目の挿入に大きく息を吐いた。
このおちんぽ、太さはそこまでだが、長い……っん、でも奥まではこな……い。
「あー、いい、あーまた並ぼっかな……」
たんたんたん、と兵士がリズムよく腰を振る。3人目も自分の快感を追うことを優先している。被虐趣味がある騎士ならそれはそれで興奮するかもしれないが、私は自分自身が気持ちよくなれる方が好きだった。故にその兵士が達したときも、私は絶頂を迎えることができなかった。
「んんっぅ……!」
次の使用者のことを考えてか、あまり零さないようにうまく引き抜いてくれる。ひくついて精液を零さないようにと私は、またもや収縮で自分の性感帯を刺激して声を漏らした。あともう少しだったのに……!
次のおちんぽは、カリ部分の段差がほどよくあって抜き差しの際に前立腺をごりごり擦ってくれるが、最初の兵士よりも早く達してしまい終了。次は……うむ……少々短小だったが丁寧におもてなしすると、ぴゅっと精液を吐き出してくれた。その次は思いの外先走りの量が多く、私のおまんこから雫が零れ落ちていくつも筋を作った。
どのおちんぽも思いの外達するのが早い。私が満足する前に相手が満足してしまう。
魔肛はどんなおちんぽでも喜んでしゃぶりつくが、私の肉体的にはもどかしさが募った。新しいおちんぽが入ってくるたびに、尻を振って大歓迎で締め付けていたのが良くなかったのかもしれない。
「っはぁー……っはあー……っ」
「っきょうのオナホまじ、やべー……っ」
今も早々に精液を中で吐き出し、感嘆の声を漏らした兵士が小部屋を出ていく。何人とわからぬ肉棒を咥え込んだ私のおまんこは、白濁で濡れそぼり、くちゅちゅっと卑猥な水音を漏らしていた。
魔肛の奥にある種が精液を受けて私に魔力を反映してくれている。枯渇していた魔力が戻ってくると、より不満が募った。
だっだいたい!抱き締めもしてくれないしキスもくれないし、なにより私を気持ち良くしようと思いすらしない。確かに私のおまんこは精液をコキ捨てるための穴だが!く……っ、こんな、こんな単なる穴では物足りない身体にしたのは誰だっ?!
ざわざわと胸がざわついて、ずきずきと頭が痛んだ。
「……っ」
誰かの名前を呼ぼうとして、言葉が出ない。誰の……いや、よく考えれば今の私でも誰のことかわかる。
黒髪で珍しい色合いの瞳をしていて目つきが悪く、しなやかな筋肉で私より少し背の高い、舌の長くて少し耳と鼻が良くて、それでもって私に、いつも、精液をくれる……。
「ゆ……っぁあっ?!」
ずぱんとまた挿入された。おかげで憎たらしいあの男の名を呼ばずに済んだが、また新しい肉棒はあっという間に絶頂して精液を吐き出していく。幾度となく出された精液が収縮した魔肛からこぼりと垂れた。
もうだいぶ魔力が戻ってきている気がするのに、まだ新しい兵士が私の穴に挿入しにくる。長時間弄られ過ぎて感覚が鈍かった。
「ゆす……ユストゥスの、っばか!ばかっ!」
気持ちよく達せないことの苛立ちをなぜだかユストゥスに向けて、私はうーうー唸りながら、最後の1人までおちんぽを味わった。みんな悪くはなかった。なかなかだった。最低点数でも私なら85点は出す。でも最高点数も85点だった。奴隷たちでも、最高は98点だ。満点を叩き出す唯一の男は、私の身体が知っている。
無性にあの男を張り倒したくて仕方なかった。
なかなか終わらない供給時間をようやく終えて、最後に現れたのは白藍魔道団のザームエルだった。
「おつおつ。気分はどお?美味しかった?」
私を固定していた壁がなくなり、久々に得た自由に私は背を伸ばし、腕を回して身体の感触を確かめる。一度は感じられないほどに減った魔力は、なみなみと復活していた。ただ実際の疲弊のせいですこぶる身体が重く感じられる。
「悪くはないが、……なぜだか腹立たしいが奴隷の方がいいな、これは」
「おや。ずいぶんと違った感想になったねえ。ま、これはほんと緊急供給だからさ。君もひとまずは元気そうでよかったぁ」
一応エーゴン先生にも診てもらおうね、とザームエルがいうので、私は一度王宮の診療施設まで出向き身体を調べられる。そこでも問題ないと太鼓判を押され、ようやく一輪寮に戻ってきた。
「どうだった壁尻?!」
「言うほど悪くなかったが、良くもなかったな」
私がオナホ体験しに行っていたのは、すでに寮内に知れ渡っていた。きらきらと目を輝かせているのはライマー先輩だけで、他の先輩の瞳には心配の色が見え隠れしている。そして、馬車の中で別れることになったベッカーおじさまはというと。
<俺がすぐに踏ん切り付かなかったせいですまなかった、嬢ちゃん>
「おじさま」
丁寧に手話で詫びると、巨体を小さく丸めて玄関で土下座した。さらに痛みを耐えるかのような辛そうな表情で、それでも私をまっすぐに見つめてくる。私はゆっくりと頭を振った。
「別におじさまのせいではない。私が最後の最後まで魔力を出しきってしまったのが悪かったのだ。それよりあんな冷たい顔で私を見たことの方を謝ってほしいぞ。おじさまは私のおじさまなのだから、いつものように抱っこして、おひげすりすりしてくれればよいのだ」
<く……優しい子だな嬢ちゃんはっ!俺が悪かった!>
「わっ、ふふ。おひげじょりじょりする」
即座に膝の上に抱き込まれ、頬擦りされて私は声を漏らした。身体の熱はまだ少し燻っているが、おじさまに抱き上げられるとほっとする。ぎゅっと抱き返していると、目の前を影がよぎった。少し疲れた表情をしているエリーアス様だった。私より先に戻ってきていたのか、ラフな格好をされている。視線の端に入った長身の黒髪は、あえて無視した。
目が合うと申し訳なさそうにため息を付いた。
「ごめんねクンツ、僕がいたのにこの体たらくで……」
「エリーアス様が気にされることではない。それより、その……私が言っていいのかわからないが、兄弟の命を救ってくれて、ありがとう」
「クンツ……」
エリーアス様が目を見開いた。なんとなく気恥ずかしくて、おじさまの首筋に顔を埋めて隠す。本来なら、国のために命を散らす存在である私たちが、助かることを良しとしてはいけない。
だがあそこまで必死に心を砕いてくれたエリーアス様に、感謝の意を伝えないなど騎士道に反する。
「うっ、あんなに暴走熊だったクンツが成長して……」
「あーあ泣くんじゃないよアンドレ……」
話を聞いていただけで目元を抑えて涙声になったアンドレ先輩が、呆れた表情のジギー先輩に慰められている。相変わらず涙腺が緩い方だ。
そんな他愛ないやり取りを終え、私を出迎えるために玄関に集まっていた騎士や奴隷が散っていく。私もおじさまを十分に堪能したので立ち上がった。ちゅっちゅっと何度も口づけを受けた頬が、少しだけひりひりする気がする。
私は出迎えもほとんどしない割に、自己主張の激しい存在感を出す私の奴隷に歩み寄った。するとなぜかエリーアス様が口を挟んでくる。
「クンツ。ユストゥスはね、その、おおか……あーいろいろあって途中から馬車から離れてて……」
ユストゥスが巨大な狼になって、王家の紋章を吹き飛ばしつつダムの壁に穴を開けた。と言う事実を口にするのは憚られると、エリーアス様はもこもごと言い訳とも言えないぼやけた事情を口にする。それに対してユストゥスは手を振った。
<エリーアス。大丈夫だから、お前はもうちょっとマインラートから精液搾り取って来い。あれだけじゃたんねえはずだ>
「ゆ、ユストゥス!」
珍しくエリーアス様が慌てた声を上げる。するとユストゥスは眉間に皺を寄せたおじさまにあごで指示をした。ベッカーは腹の底から出すような大きなため息を零した後、エリーアス様を抱き上げてその場を後にする。おそらく自室に戻って3人でお楽しみタイムだ。
他は誰もいなくなって広くなった玄関で、私はユストゥスを見上げた。じっと見つめていると、青金の不思議な色合いの瞳が私を捕らえる。
<ちょっとお前の兄弟に追っかけられてよ。それはエリーアスが来てくれたんでどうにかなったんだが、エリーアスも魔力バンバン使ってたから、栄養失調になっててな。……お前が壁尻されんの知ってて、俺あいつとセックスしてた。悪い>
かすかに後悔が滲む眼差しと、それを振り切る態度。手話で謝罪したユストゥスに、私はゆっくり瞬きをした。
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