きもちいいあな

松田カエン

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王国崩壊編

148.肉棒'sコレクション

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「あー……クンツ、どうにかは俺がするから、頼るんなら俺を頼れ」
「どうにかできるのかユストゥス」

 顔を真っ赤にしたまま立ち上がったユストゥスがそう言い切るものだから、私はぐずぐずと鼻を啜り涙を乱雑に服の袖で拭いて男を見上げる。なんと頼りがいのある奴隷なのだろうか。私は良い奴隷を選んだのだな。
 うっとりと見つめていると、ユストゥスに顎を掴まれた。なんだ?
 軽く首を傾げて見上げていると、下唇を親指の腹で撫でられる。それだけで私の唇は反射的にうっすらと開いてしまった。ふっと笑った男が顔を近づけてそのままちゅっと吸い付かれる。

「んむっ?!」

 口づけを受けるとは思っていなかった。咄嗟に暴れそうになる身体を押さえつけられ、歯列を舌で割られる。
 大振りな舌が私の口いっぱいに入ってきて、上顎をくすぐられた。背筋が震える。

「んっんっ、んんっ」

 酩酊するような感覚に力が抜けた。
 男の服に縋りつくと、それを褒められるように腰を撫でられる。舌で押し返そうとしているにも関わらず、その舌を絡め取られてぢゅっと吸われた。ユストゥスの太ももが私の膝を割り、ぐりっと股間を刺激してくる。
 官能的なディープキスに反応を示していたソコは、そのまま私の痴態をユストゥスに伝えていた。

「んっ、ぁん……」

 頭がふわふわして思考がまとまらない。何度も口づけを繰り返され最後にちゅっとリップ音まで付けて、男がようやく唇を離した。
 力の抜けた私の腰を支え、隣室へと足を向ける。隣室に放り込んだはずの肉棒は既に出てきていて、壁に寄り掛かっており、にやにやと意地悪な笑みを浮かべていた。

「まっ、まっれ、ゆす、どうにか、してくれるって」

 腰が引けたまま私はエスコートするユストゥスを見やる。
 舌なめずりしそうなほど、男の色気を伴なった雄がそこにいた。
 服を着ているはずなのに、布地を透かして私の肌を視線で触れていくような感覚がある。男が私の身体を知っているというのは、嘘ではないようだった。
 その証拠に先ほどの口づけだけで、私の魔肛がいやらしく濡れそぼつ。何かを欲して、胎の奥がきゅううっと収縮した。

「大丈夫。……初めての時以上に優しくしてやるから」
「あっ」

 耳に息を吹きかけられ、低い声で囁かれる。膝に力が入らず戸惑いが消えない。顕著な身体の反応に泣きたくなってくる。部屋に連れ込まれれば、ユストゥスはすぐに私をベッドに押し倒すだろう。

 ――そういう、熱の篭った目をしている。

 じわっとまた涙腺が緩んだ。
 普段奴隷たちとしているように、躊躇なく足を開いて雄を受け入れて、似合わない甲高い声で嬌声を上げて。それを余すことなくユストゥスに見られ、聞かれれて暴かれる。
 そう思うだけで羞恥に身を焼かれて、喉がひくりと痙攣した。
 この男に私のはしたない姿を見られるなんて……。

「っは、はずっはずかしいぃいい!」
「うわっ」

 ビリィッ。
 腰を抱えられ縋るように歩いていた私は、その瞬間力いっぱいユストゥスの奴隷服を破いていた。破かれると思っていなかったのか、ユストゥスの目が見開かれる。それと同時に露わになった男の厚めの胸板や、引き締まった腹筋が視界の暴力として私の目に飛び込んできた。
 頭に血が上るのに目が離せない。呼吸の仕方さえ忘れてしまったまま雄の身体を見つめて、ハッとした。

「ゆ、ゆ、ユストゥスのエッチッ!!!」

 ドンっと思いっきり突き飛ばすと、それだけでユストゥスが吹き飛んだ。どんがしゃっと鳴った音はさっきの肉棒を吹き飛ばしたのと同じような音で、はたと私は気付いて顔を青ざめる。
 わ、私の全力で突き飛ばしたら、ユストゥスが死んでしまう……?!
 急いで隣室を覗き込めば天蓋の柱が一本メキッと折れており、その場にユストゥスがもんどりうって倒れていた。豪華な天蓋付きベッドがぐしゃぐしゃになっている。

「す、すまない!」

 慌てて駆け寄りユストゥスを抱き上げる。表面上大きな怪我はなさそうにも見えるが、その表情は苦悶に満ちていた。うめき声に私はぎゅっと男の胸に抱き着く。

「ユストゥス死なないでくれ……!」
「くん、クウっ、大丈夫だからっおいちょっ……!」

 ユストゥスが慌てて押し返そうとする。それだけ元気があるのだと、普段なら思考を巡らせることもできただろう。
 だが私は自分が不注意で殺してしまうかもしれないという動揺に支配されており、ユストゥスの行動にも気付かなかった。

「死んだらいやだあっ!」
「あっ、まじ、まじ締まってっ……!」
「ユストゥスぅううう!」

 わんわん泣きわめく私の腕の中で、どこかの骨がめきょっと折れる音が聞こえ、それでまた泣いた。
 隣の部屋からのぞき込むヒュギル様と肉棒が、顔を合わせて微妙な表情を浮かべている。

「何の茶番なんだと思うねこれ」
「俺に言われてもわっかんないっすねぇ……」

 阿鼻叫喚な私に、2人の魔族は困惑を隠しきれないままだった。


 ヒュギル様の診断の結果、ユストゥスはあばらが二本ほど折れており、通常全治1か月のところをご主人様の治癒魔法で数秒立たずに完治し、事なきを得た。

 だが私はユストゥスと肌を合わせることなど考えられないし、腹は空いていたが動揺がひどすぎて肉棒を咥える余裕もなかった。泣いてぐずる私を落ち着かせるためか、ヒュギル様のラボに椅子とテーブルを用意され、ゆったりと紅茶を嗜むことになった。

「ひ、っくぅ……も、もぅゆすとぅすとはっ、えっちしない……っ」

 そうぼやいて隣から差し出された懐紙で、ぶぶーっと鼻をかんではゴミ箱に捨てている。私に圧殺されかけたユストゥスは私の隣に座り、難しい表情をしていた。

「いや、俺としないわけにはいかねえだろ?」
「また私に殺されかけたいのか!」

 ぐわっと怒鳴ると、ユストゥスはちらりとヒュギル様を見やる。

「ヒュギル、クンツの状態どうなんだ?忘却解除前より、悪くなってるようにも思えるんだが……」
 ご主人様は腕を組んで少し考えてから口を開いた。
「確かに思ったよりも幼児化してるようにも思えるけど……改めてユストゥスを忘れた分、また記憶の損傷が生じてるのかもしれないね」
「そうか……」

 ユストゥスとヒュギル様は、私の頭が悪いのと力加減が出来ないことを問題視しているようだった。

「で、どうするユストゥス。必要なら手足を動かせないようにもできるけどね。まあ反応がなくて楽しくないかもしれないけど」
「っは、冗談。俺はクンツをレイプしたいわけじゃねえ。愛し合いたいんだよ」

 ヒュギル様の提案をどこか侮蔑が篭ったような視線で却下したユストゥスは、私の頭を撫でると大きく息を吐いた。

「けどそれだと、俺がクンツのそばにいれなくなるんだよな……」
「どうにか!どうにかしてくれると言ったではないか!」

 せっかく収まってきた涙がまたぶわりと浮き出てくる。癇癪だと自分でもわかっているが、止められない。また懐紙を鼻に押し当てられて、ちーんと鼻をかんだ。

「ふっふっふ。皆さん俺のこと忘れちゃいませんかねぇ!」
 隣室の修正を終えた肉棒がドヤ顔で何かを抱えて戻ってきた。ユストゥスが胡乱げな眼差しを向ける。

「お前が俺の代わりに専属奴隷になるとかは却下だぞ」
「奴隷として入り込むのもまあ楽しそうだけどなぁ、一応俺ヒュギル様の従者だから、そうそうずっと離れてるわけにはいかねえんすよねえ」

 言いながら卓上に複数の箱を並べていく。それから一つの箱を手にとると封を開いて中身を取り出した。うっすらピンク色をした手の平より少し大きめの円筒のものである。手の形に添うように形が変化したところを見ると、柔らかい素材のようだ。それを出した瞬間、ヒュギル様とユストゥスが「あー……」と小さく呟いて少しばかり遠い目をした。

「ほらクンツ。持って魔力通しなぁ」

 渡されたその筒を持つ。予想通り柔らかい。多少伸びもする。よくよく見れば、片側には円筒の中心にくぼみと穴があるようだった。

「肉棒、なんだこれは?」

 首を傾げながら魔力を通すと、何故だかぴりりっと身体に変な反応があった。

「非貫通式オナホール。それをユストゥスに渡しな」

 おなほ……確か肉棒が前に良く私に言っていた言葉だな。うん……?
 戸惑いながらユストゥスに手渡すと、握られた瞬間、びくっと私の身体が跳ねた。

「『遠距離恋愛もこれ一つで、思い合った2人に隔たりはない』。フィルジこれってあれ?感応術式オナホ?」
 箱に入っていた紙を取り出して読み上げたらしいヒュギル様が半眼になる。その向かい側……私の隣でユストゥスが手の中のブツを何やら触っていた。ふにふにと周辺を揉み、指先を円筒の穴の表面をすりっと撫でる。

「っひ!」

 もにゅんと後孔が何かに刺激されて声が漏れてしまった。皆の視線が私に向くので、慌てて口を手で抑える。

「はい。俺のオナニーグッズコレクションっす!買ったはいいけど、使う相手がいなかったんで新品のやつですねぇ。魔力通さないと単なるオナホなんで」
 ドヤ顔で肉棒が何か説明しているが、私は耳に入らなかった。

「っ?……??、?」

 お、おまんこがっ、何も入れられていないはずのおまんこがっ、指のようなものでまさぐられて……っ。
 座ったままの狭い肉襞を押しのけるように挿入されたナニカが、私の体内をじっくりねっとりと触れていく。かすかに水音も聞こえる。幻聴だろうか。

「っは……ぁ」

 私は自分の両手で股間を押さえ、ぎゅっとその手を太ももで挟み込むようにしながら腰を揺らした。ヒュギル様が魔法で生み出した椅子は高級品なのか、私が揺らしても少しも軋まない。顔を上げていられず、下に視線を落とした。
 二本の指のようなものが、無遠慮に掻き回して私の媚肉を火照らせていく。

「っは、ああ、あっ」
「クーちゃん発情臭すっご……やっぱりいい匂いだね」

 ヒュギル様は目の間で勝手に身体がぐずぐずに溶けていく私を面白そうに眺めて、紅茶を口に含んだ。ユストゥスと肉棒はピンク色の物体……オナホを眺めながら会話をしている。

「……ふーんこれに精液を注げばいいわけか」
「一時しのぎにはなんだろぉ?」
「助かる。クンツが力加減を覚えて、俺に身体開くまでは使わせてもらう」
「あっ」

 下肢から水音が立つほど弄り回された私は、そのよくわからないものが抜けた瞬間、軽く達してしまった。腰を突き出し、テーブルに頭を擦り付けたまま快感を甘受する。
 隣で堂々と前を寛げたユストゥスが、くぱくぱと精液を欲して体液を滲ませた私のおまんこに軽く自分自身を擦り付ける。

「ひぅっ……ゆ、ゆす」

 堪らない身体の疼きに支配された私は、ぼやける視界で隣にいるユストゥスに手を伸ばした。

「どうしたクンツ」

 ユストゥスが私を抱き寄せてくれる。その瞬間に、確かな質量の物がずくんと侵入してきた。
「ひああっ!」

 ぐぷぐぷと熟れた媚肉を押し広げたモノはまさしく陰茎だった。私は服すら脱いでいないというのに、太いペニスを腹に受け入れて背をのけ反らせた。ぽろんとまた涙が零れ落ちる。

「後で冷やさねえと、目が腫れちまうな」
 やや声のかすれたユストゥスが舌でその雫をべろんと舐めた。抱き留める腕の力に安心する。ぐったりと力の抜けた私が寄り掛かっていると、ユストゥスが膝の上に乗せてくれた。
 向かい合うようにして座らされて、恥ずかしさから目を伏せる。少しでも離れようとする私を、ユストゥスが軽く腰を掴むことで押しとどめた。

「クンツ。これ軽く握って上下に揺らして」
「これを、か……?」

 そう言われて、ユストゥスと私の間にあるピンクの円筒を見下ろした。ソレが覆っているため私の目には見えないが、中にあるのはゆ、ユストゥスのおちん……っ。

「むりっむりだっ」
「俺がお前の専属奴隷でいるためには必要なんだ。だからやってくれ」

 私がいやいやと首を横に振ってもユストゥスは許してくれない。それどころか私を懐柔するかのように頬を指の甲で撫で、訴えるような眼差しで私の顔を横からのぞき込んでくる。ぎゅっと目を閉じれば耳元で囁かれた。

「クンツの、クウの手でして欲しい。なあ頼む」
「ぅう……」

 甘えるような声を受けて私は震える手を伸ばした。柔らかな円筒を握る。

「力入れすぎるなよ。軽くでいいからな」
「……っ、っは、っぁああっ?!」

 顔を上げていられず、上から降ってくる声にこくんと頷くと、ずりゅっと円筒を引き抜いて私は嬌声を上げた。半分まで抜けたところで私は腰を震わせる。
 私の中にあったペニスが律動を始めたのだ。けれどその律動は私が引き抜いたのと同じ、半分のところで動きを止めてしまった。ユストゥスが熱い吐息を零す。

「ああ、中うねってんのがわかるな。……どうしたクンツ、手を動かせ」
「むいぃっ」

 泣き言を零す私に、ユストゥスは深い笑みを浮かべた。ほとんど力の入っていない私の手を覆うようにユストゥスの手が重ねられる。その途端、こりゅっと前立腺を刺激されて、はくはくと唇が戦慄いた。

「っは、すげ……」
 ユストゥスのもう片方の手が私の背を抱き寄せる。密着したままユストゥスのが手を……私の手ごと円筒を上下に揺さぶり始めた。

「あぁあーっ、んあっ、ああっ」

 こちゅんこちゅんと肉襞が蹂躙される。ユストゥスの肩に頭を擦り付けながら私はその刺激に身体を震わせた。椅子に座ったユストゥスの上に乗っているせいで、床につま先しか着かなくて踏ん張れない。しかもこの体勢で奥を突かれると身を捩ることしかできなかった。

「たしゅけっ、たしゅぇてっ」
「!」

 堪らずユストゥスに抱き着くと、驚いた表情のユストゥスが片手で私を強く抱きしめながらキスを仕掛けてきた。また力を込めてしまい、ユストゥスの服がびりいっと裂ける。
 ああ……っさっき直してもらったばかりだというのに!

「クンツ……ああ、クウっ!」
「ゆしゅう……っ!」

 ごちゅっと最奥に亀頭のくびれが入り込み、そこで動きが止まった。ばちばちと全身を雷が貫くような快感に声を上げるが、その瞬間口を塞がれて全部ユストゥスに吸われてしまう。
 むにゅむにゅと魔肛が精液を咀嚼し始め、今度は上がり切った身体が落ちない官能に小さく身悶えた。

「驚いた。クーちゃんが、リンデンベルガーが口に出して助けを求めるなんてね」
「そうなんです?」
「そうなんだよ。リンデンベルガーはね、他人に明確に助けを求められないらしいよ。これはいい兆候なんじゃない?」

 背後からのんびりとそんな会話が耳を打つ。軽くユストゥスが舌打ちをした。

「空気読んで移動とかしねえのかよ」
「クーちゃんは大事な母体だし、ユストゥスはそのパートナーで僕の親友だけどもね?ボクにとっては愛玩動物ペットが交尾してるのを見る気分だからね」
「魔族同士でもねぇですしねぇ。ヒュギル様の恩情蹴って、そこでおっぱじめたのはお前だろ」

 隣室を使わなかったことを当てこすられて、ユストゥスは低く唸った。

 それなのに、やつは……ユストゥスはっ、「一度だけじゃ足りねえだろ?」と私を気遣った素振りを見せながら、もう一度突き上げて私を抱きしめながら行為を再開したから堪らない。
 いいように鳴かされて、ぐったりしてしまった。当然服は着たままで、前も後ろも濡らした私に洗浄魔法を掛けてくれたのはご主人様だった。


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