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序章
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しあわせのゆくえ
俺が今まで体験した俗世を綴る。
1980年当時まだスマホは存在していなかった。
お盛んな男の子達はテレクラなる当時トレンドの出会い系にハマっていた。
俺もハマっていた。
朝10:00テレクラのブースに入る。
テレクラは各ブースに電話機が置いてあって、
そこを時間で借りて女性からの電話を待つ。
テレクラに電話してくる女性は街頭で配られるフリーダイヤルが記された
ティッシュペーパー等を見てテレクラに電話する。
ブースに控えている俺たちは、コールを争奪して通話の権利を得る。
テレクラとは概ねこんなシステムであった。
午前中は主婦からのアクセスが多い。
俺は出会えるならば相手を選ばなかった。
いつものように俺はブースでコールを待つ。
その日は早々にとある女性と繋がった。
彼女は20代前半と思われる若々しい声の持ち主であった。
ひとしきり世間を話して俺は本題を切り出す。
待ち合わせしてリアルに会おう!と。
先方は最初から出会いを期待していたようですぐに承知した。
我々は東京と神奈川の県境の街の私鉄の駅で落ち合うことにした。
当時携帯電話も普及してなくて、待ち合わせは場所と時間を厳密に決めて、
互いの服装を交わした。
13:00はたして彼女は現れた。
彼女の風体は年齢二十歳前後 華奢で150センチ位の背丈
初夏に相応しい水色の膝丈のワンピース 肩より長い美しい髪の毛
眩しいくらいの女の子が現れた。
俺は喜びが素直に湧かず、しばし戸惑ってしまった。
それでも動揺を隠してひとしきり挨拶して、
駅の近くの喫茶店に誘った。
紅茶の旨いカップの選べる喫茶店の少々窮屈なテーブルに着く。
向かい合って彼女を見ると色が透き通るほど白くって瞳が微かに潤んだように透明感がある。
緊張しているのか唇は結ばれピンク色の紅が光沢をおびていた。
俺も引き続き彼女の美しさにあてられて、軽い口がきけない。
お冷やを配られメニューを勧める。
彼女はアールグレーを俺はダージリンをホットで選んだ。
店員が注文を取りにきて俺は注文を伝える。
すると店員がカップの選択を迫る。
とっさな事だったが俺は陶器のブランドには詳しく、ウエッジウッドの
カップを選んだ。
しかし彼女は棚に並ぶカップを見てもなにが
何やらわからない様子で、困惑していた。
俺は彼女に選定を申し出て、水色のワンピースに似合う
ロイヤルコペンハーゲンの青色のカップを選んであげた。
紅茶が来るまで、天気がどうの、お互いがいかに緊張してるとか、
他愛ない話が続いた。
しかしながら、俺がカップで助け船出したからか、
彼女の唇は先ほどよりも緩んだように見えた。
紅茶が来て序でにケーキ頼んで、ケーキが来る頃には
お互いに自然な笑顔で会話していた。
彼女の名は鈴木由美、年齢は24才、国立からここまで来たそうだ。
結婚していて悪い暇つぶしにこうして出会いをしていると言った。
私は独身で夜勤が多く昼間の暇つぶしにテレクラを利用していると伝えた。
双方が左様な者と秘かに共感したように感じた。
ケーキで和んで緊張が薄らぐと目の前の美しい女性を性的に誘う欲求がふつふつと湧く。
俺は大胆に彼女をラブホテルに誘った。
由美は断らなかった。
俺が今まで体験した俗世を綴る。
1980年当時まだスマホは存在していなかった。
お盛んな男の子達はテレクラなる当時トレンドの出会い系にハマっていた。
俺もハマっていた。
朝10:00テレクラのブースに入る。
テレクラは各ブースに電話機が置いてあって、
そこを時間で借りて女性からの電話を待つ。
テレクラに電話してくる女性は街頭で配られるフリーダイヤルが記された
ティッシュペーパー等を見てテレクラに電話する。
ブースに控えている俺たちは、コールを争奪して通話の権利を得る。
テレクラとは概ねこんなシステムであった。
午前中は主婦からのアクセスが多い。
俺は出会えるならば相手を選ばなかった。
いつものように俺はブースでコールを待つ。
その日は早々にとある女性と繋がった。
彼女は20代前半と思われる若々しい声の持ち主であった。
ひとしきり世間を話して俺は本題を切り出す。
待ち合わせしてリアルに会おう!と。
先方は最初から出会いを期待していたようですぐに承知した。
我々は東京と神奈川の県境の街の私鉄の駅で落ち合うことにした。
当時携帯電話も普及してなくて、待ち合わせは場所と時間を厳密に決めて、
互いの服装を交わした。
13:00はたして彼女は現れた。
彼女の風体は年齢二十歳前後 華奢で150センチ位の背丈
初夏に相応しい水色の膝丈のワンピース 肩より長い美しい髪の毛
眩しいくらいの女の子が現れた。
俺は喜びが素直に湧かず、しばし戸惑ってしまった。
それでも動揺を隠してひとしきり挨拶して、
駅の近くの喫茶店に誘った。
紅茶の旨いカップの選べる喫茶店の少々窮屈なテーブルに着く。
向かい合って彼女を見ると色が透き通るほど白くって瞳が微かに潤んだように透明感がある。
緊張しているのか唇は結ばれピンク色の紅が光沢をおびていた。
俺も引き続き彼女の美しさにあてられて、軽い口がきけない。
お冷やを配られメニューを勧める。
彼女はアールグレーを俺はダージリンをホットで選んだ。
店員が注文を取りにきて俺は注文を伝える。
すると店員がカップの選択を迫る。
とっさな事だったが俺は陶器のブランドには詳しく、ウエッジウッドの
カップを選んだ。
しかし彼女は棚に並ぶカップを見てもなにが
何やらわからない様子で、困惑していた。
俺は彼女に選定を申し出て、水色のワンピースに似合う
ロイヤルコペンハーゲンの青色のカップを選んであげた。
紅茶が来るまで、天気がどうの、お互いがいかに緊張してるとか、
他愛ない話が続いた。
しかしながら、俺がカップで助け船出したからか、
彼女の唇は先ほどよりも緩んだように見えた。
紅茶が来て序でにケーキ頼んで、ケーキが来る頃には
お互いに自然な笑顔で会話していた。
彼女の名は鈴木由美、年齢は24才、国立からここまで来たそうだ。
結婚していて悪い暇つぶしにこうして出会いをしていると言った。
私は独身で夜勤が多く昼間の暇つぶしにテレクラを利用していると伝えた。
双方が左様な者と秘かに共感したように感じた。
ケーキで和んで緊張が薄らぐと目の前の美しい女性を性的に誘う欲求がふつふつと湧く。
俺は大胆に彼女をラブホテルに誘った。
由美は断らなかった。
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