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第一章

第十三話 再開と準備と戸惑いと

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 眩い光が晴れ、目を開けると塔のような場所の天辺にいた。一面を覆う雲の海から豊かな自然と遠くに建つ、強大な砦を囲む街が見える。所々に凄く大きな生き物が蠢いている……

『聞こえるかな? 叶、できるだけ早く、助けにきて欲しいんだけど? 私、戦うスキルほとんど取ってないからね? はよこ~い!』
『あ、きた? 行く行く直ぐ行くー、ラタンあれ試しても良い?』

 あれって、なんだろう? 次の瞬間、叶と知らない人達が目の前にいた。

「やっほ~、志穂元気してた?」
「もちもちだよい、こっちはどんな感じ?」
「そうだね、一年後に勇者が攻めてきて死ぬかも知れない感じかな~」

 ふむ? 知らない情報が出たので親友に掴みかかる。

「お、やおや~? 私、聞いてないな~、その情報聞いてないな~?」
「言ってないもん。私、言ってないもん」

 私と志穂は二人して、口の端に指を引っかけ左右に引っ張り合う。

「そなたがシホか?」
「おお! 誰この可愛い子は」
「駄目だからね。ラタンは私専用なんだから」
「誰が専用か!」

 すかさずラタンが突っ込みを入れ、憤慨する中、静かにギギファラさんが語りかけてくる。

(違いますよ。ラアタンは私の専用ですから)
(おや?)
(ギギファラさん、同時に語りかけることもできたんだね)
(もしかしてギギファラさんも私と同じような干渉系のユニークスキルが使えるのかな?)
(似たようなものですね)
(ほほん! 中々やりますね。でも志穂ちゃんのユニークスキルは他にも色々とできますよ。例えば~……)

 急に黙ってアイコンタクトで会話しだした私達に向かってラタンが叫ぶ。

「お主達、我を除け者にするでないぞ!」
「ごめんごめん、そうだ。 志穂が来てくれたから、私達が生き残る可能性が凄く上がるよ!」

 私は復活の間に来るまでに名前や特徴しか説明していなかったのを思い出し、告げるとラタンが不思議そうに聞いてくる。

「どうしてだ?」

 聞かれたので阿吽の呼吸で動き、志穂と派手にポーズを取りながら答える。

「フッフッフッ、なにを隠そうこの志穂ちゃんのユニークスキルは情報系! 私達の世界では〝情報を制する者が世界を制す〟っていう言葉があるんだよい」
「私と志穂のユニークスキルを合わせれば、どこからでも世界の全てを知ることができるはずだよ!」
「なんだと! それでは、小さき魔王達がどこにおるか見つけたり、異界人を探したり簡単にできるではないか」

 志穂は自信満々に頷き、付け加える。

「そういうこどだよい、ただ私のユニークスキルを使う条件として私が行ったことのある場所か見たことがあるものが必要から、その小さき魔王って子達が持って物や着てた服とかないかな?」
「ふむ、では宝物庫へ行くかの──」
「お待ちくださいラタン様、情報を知り本格的に動くなら強さが必要、更には魔王領の食糧不足を完全に回復するにもダンジョンが必要。そのためには四天王ダンジョンを開放して創り出す必要がございます」
「その任務、私とギギ姉様に任せて頂けないでしょうかラア母様」

 それまで黙っていたギギファラさんとアスが提案する。

「二手に分かれると言うことか? よかろう、それなら権限が必要だな。再び副官になると言うことでよいな?」
「もちろんでございます」
「カナエも異論ないな?」
「え? うん?」

 ラタンに同意するとギギファラさんが跪き、その足元に魔法陣が出現する。

「我ら継承の魔王の名におき、ここに跪きし者を我らが副官に任命する」

 光が収まるとやはりいつもと変わらないギギファラさんがいた。またうなじに小さな魔法陣刻まれているのだろうか? 気になる。

「叶、あの子は?」
「アスのこと? そう言えば自己紹介してないね。皆でやったら?」

 私が提案してみると三人が寄ってくる。

「そうだの、では我からいこうぞ。我は継承のダンジョンの魔王ラタンというぞ。」
「私は志穂っていうよい。カナエの親友やってるよい」
「私は四天王のアスフィアでございますわ」
「私は副官のギギファラと申します」
「では行くかの」

 ほぼ名前だけの自己紹介を終えると皆で頷き合い、それぞれ別れて行く。素っ気無いんだけど! あとでアスが言ってたけど、私の親友ってところに畏縮して緊張してたらしい。ギギファラさんは副官になったのが嬉しくってぼーとしてたのかな? まあ知らない。

「そうでした。ラタン様、カナエ様達にスキルオーブ覚えてさせて頂けますか?」
「うむ、分かったぞ」
「それでは行って参ります」
「それでは母様方、シホ様失礼致しますわ」

 アスはギギファラさん真似をするとその隣に立ち興奮している。鼻息が少し荒い、フンスフンス言ってる。自分のダンジョンが貰えるのが嬉しいのかも知れない。
 二人が転移していなくなるのを見送ってから私達も宝物庫へ移動した。

「ほえ~、宝箱いっぱいじゃ~ん」
「あの辺の宝箱に三段目のスキルオーブが入っておるから好きに使うと良いぞ」
「三段目?」

 指差すラタンから聞き覚えのない言葉を聴こえたので聞き返す。

「ああ、それも知らぬのであったな、なんというかスキルには一段目から三段目まであってそれぞれレベルが10に達するとくらいが上がりレベルが1に戻るのだ。三段目がオーブで覚えれる最高レベルだぞ」
「え? スキルレベル20分まで飛ばせるってこと?」

 ラタンが指を折りながら説明してくれる。

「うむ、前にも節約できると言ったであろう? 因みに二段目になると『スキルレベル+2』三段目なら『スキルレベル+3』のスキルポイントを使わねばレベルが上がらぬぞ。だから皆スキルオーブの三段目を取るまでスキルレベルを上げぬ者も多いそうだ。人間族は最大でスキルポイント200、魔族は100まで取れるからのう。極めれるスキルは限られてくる」
「魔族のポイント少なくない?」

 人間の半分のレベルしかないってことだよね? 魔族って弱い? と思ったがタイラーガの巨大な棍棒に押し潰されそうになったことを思い出し考えを改める。

「魔族は種族レベルしかレベルが無いからのう、人間族はジョブを二つ持つ故に倍まで上がるぞ。代わりに魔族は素のステータスが高かったり、種族レベルが上がると絶対に覚えるスキルというのがあるからのう、どちらが良いとは一概にはいえぬな」
「なるほど~」
「確かスキルオーブって相性が良くないと覚えれないんだよね?」

 割り込んできた志穂が言ってくる。

「そうだぞ、志穂は異界人なのに詳しいのう」
「こっちに来るときスキル覚えるときに聞いたんだぁ。魔法スキル色々向こうで取って来といて良かったよ。魔法師になっても魔法使えないとか最悪だからね」

 志穂はお手上げと言わんばかりに手を上げて首を振った。

「最低でも自分と相性の良い魔法が一つはあると言われておるから大丈夫だろうよ。魔法を覚えるための魔導書はあっちの青色の宝箱の中にあるぞ、使ったらすぐに戻して置くのだぞ? 魔導書が使えなくなるでな」

 二人の話を聞いているとなにかとてつもなく重要なことをスルーしていたので二人を止める。

「ちょっと待って、今、聞き捨てならない事が聞こえたんだけど! 魔法って好きに覚えれないの? 後、志穂向こうで魔法スキル覚えたってなに?」

 二人は顔を見合わせ不思議そうに言う。

「魔法もスキルも適正がないと覚えれないのは常識であろうに?」
「向こうで『ジョブ』『所持金』『スキル』を覚えるように貰った30ポイントでジョブやスキル取ったでしょう? それで魔法覚えたんだよ」
「はい、ストップストップ。私、知らないだけどそのポイントとか」
「え? ジョブ取ってないの?」
「いやいや取ってるけど」

 私はそう言いながらステータスボードを開くと志穂に見せるためピッタリと密着する。

「ほら、スキル欄に『異世界言語理解』と『女神の呪い』しかないんだよ。あ、このスキルポイント25っていうのがそれかな?」
「本当だ、これは酷い。因みにそれはレベルが上がると増えるスキルレベルを上げるためのポイントらしいよ」

 本当だ? ということは見えてるぽい?

「ユニークスキルの後ろにあるレア度って言う方も見える?」
「何さ災害級って?」
「あー、やっぱり異世界から来た人にだけ見えるんだ。レア度とかって」

 謎が一つ解けた。

「レア度とかよりもなんでスキルを何にも取ってないのさ? 縛りプレイかな? 死にたいのかな?」
「いやいや、そもそもスキル取らせてもらったりしてないから、もしかして無理やり転送されたから適当に割り振られた?」
「でもそれだと使ってるポイント『23』じゃない?残り『7』ポイントは……あっ! あ~カナエ落ち着いて聞くんだよ?」
「なにか凄く嫌な言い方なんだけど、分かったの?」
「アイテム欄、開いてみて」

 骨の供物しか入れてないと思うけど、言われるままにアイテム欄を開く。

「やっぱりか、右下見てみて」
「140万ルゴ?」
「お金、持っておったのかカナエ。以外と小金持ちだったのだな」

 この世界のお金なんて持ってた記憶ないんだけど。志穂を見る。

「多分、志穂の余ったポイント全部お金になってる」
「oh……でもまあ、これでしばらくお金に困らない?」
「魔王城におる限りお金の心配などないがな、そのくらいのはした金いくらでも宝物庫にあるしのう」

 ラタンが宝箱を開けると中に大きな金貨がぎっしりと詰まっていた。

「諦めなよカナエ、女神様にセクハラした罰だよ。ユニークスキル良いの撮ってるぽいし、ね?」
「ガッデム……」

 それから志穂にきちんと女神様に対応していたら、30ポイント貰えたり、ショップで買い物できたり、好きな場所に送ってしてくれることを聞いた。なんで私は女神様にセクハラしてしまったんだろうか……心から後悔する。反省はしないが!

「好きな場所に送ってくれるの? だったらなんで魔王領に異界人来ないんだろう?」
「普段は候補から外してるぽかったよ?」

 考えても分からないので保留しておこう。

「仕方ない魔法覚えてスキルポイントでレベル上げよっか」
「まあ、そう落ち込むこともなかろうよ。幸い魔王城には父が次の魔王のために集め残しておいてくれた三段目のスキルオーブや魔導書がそれなりに揃っておるからの。同じものは数個づつしかないがのう。二人で好きに使うが良い」
「ありがどうラタン~」
「ぐえ、首を締めるでない!」

 宝物庫を漁り、片っ端からスキルオーブや魔導書を覚えていく。志穂は途中からゴソゴソと、なにかを探し続けているが見つからないぽい。

「あの~ラタン様? やっぱり職人のスキルオーブって無いですか?」
「残念だがないぞ、今度職人技に長けた魔族を紹介してやろう」
「やっぱり駄目か~」
「あとカナエの親友なのだろう。わた、私のこともラタンと呼んでよいぞ」
「良いの?」
「構わぬ、早く呼べ~い!」
「え~、ラタン?」
「うむ、悪くないの。こ、これで我とシホも親友だの?」
「うん、親友だよ」
「しゃぁっ! 我は初めて友達を作ったぞ!」

 気になったので私も二人のところまで行って混ざる。と言うかあのリア充ぽい空気をぶち壊す!

「オーブで覚えれる専用スキルって、結構ジョブで変わってくるんだねぇ!」
「う、うむ? 色々あるぞ例えば──」

 纏めるとこうだった。

武人ぶじん』の専用スキル『技術』は人から教えられるか、自力の鍛錬で編みだすか。スキルオーブで覚えられる。

魔法師まほうし』の専用スキル『魔法』は弟子入りして覚えるか、魔導書
で覚えれる。

職人しょくにん』の専用スキル『製作』は弟子入りして覚えれる。ジョブを獲得する前から教わっていればジョブ獲得と同時にスキルを習得できる。

操人そうし』は専用スキル『傀儡』はオーブかレベルアップでのみ覚えれる。

魔人まじん』の専用スキル『変身』は最初から使えるがレベルアップで使える数が増える。

迷宮師ダンジョンマスター』は『DP』レベルアップで増える。

「こんな感じだぞ。あと、オーブには全員が覚えれる共通スキルがあるくらいだな」
「なるほど~、職人不利すぎない?」
「そうでもないのだぞ。職人の専用スキルは、人により習得に時間がかかるが確実に身につくスキルだからな、人間族では人気のジョブらしいぞ」
「ほ~ん」
「叶、なにか不機嫌じゃな~い? やきもちかな~、どっちにかな~?」
「フンス!」
「たぁい! やるかぁ~?」

 ばちんっと手の平を押し付けるように、かるくはたくと志穂が手をわきわきさせ反撃のポーズを決める。私もそれに答える。

「お主ら手が止まっておるぞ。待ってる間、暇になるからなるだけ早くするのだぞ」
「「ごめんなさい」」

 喧嘩をピタリとやめて、おとなしく作業に戻ろうとすると志穂がラタンに駆け寄るとリュックを押し付ける。

「はいこれ、好きに取り出せるようにしといたから。向こうにあった漫画やゲームが入ってるよ。あ、でもゲームは電池切れちゃうとできなくなっちゃうけど、こっちはコンセントで充電できたりしないよね?」
「充電? 雷なら落とせるぞ」
「それゲームにやらないでね? 壊れちゃうからね!」
「わ、分かったぞ」

 志穂がコンセントを弄んでいた手を止めて、それを顔面地突きつける!

「文字読めなくない?」
「我は人間語理解というスキルがあるから多分読めるぞ」
「それで読めたら異世界言語理解ってスキルいらなくない?」
「読めたぞ」
「うっそぉ!」
「まあいいじゃん、異世界ってついてるから他にも何か効果があるんだよぃ、きっと」
「納得いかないー」

 嬉々としてリュックを漁りだしたラタンを置いて、私達は必死に覚えれそうなスキルを片っ端から覚えていった。二時間後、ラタンの元へ二人で戻るとなにやらブツブツと呟いていた。

「なんぞこれ? なんぞこれ? 駄目であろう? 駄目であろう?」
「また、我が腐海に一人沈んだか」

 志穂が嬉しそうに達観した顔を、徐々に邪悪にしながらほざく。

「クククッ、今日は実に良い日だ! 二人も我が母なる海へ誘うことができた! この調子でこの世界を、我が腐海の底へ沈めてやるぞぉ!」

 スパーン! と手で後頭部を叩く。

「お前か! ってもしかして女神様にも見せたの? 前にも駄目だって言ったでしょう。その腐った文化を人に勧めたら!」
「ちょっと叶、力加減おかしくない? さっきから叩く力とか色々強すぎ!」
「あ、ごめんステータス上がってるんだった、超笑えるね」
「今後、背後に気をつけるといいよ。そう遠くない未来で襲いかかって上げるからさ」

 そのまま笑いながらラタンの側まで行くと頭を同じように叩くラタン目覚まして。それは見てはいけない文化だから。

「ハッ! 我は今まで何をしておったのだ?」
「ラタンの頭は頑丈だね」
「当たり前であろう? 我をなめるでないぞ!」

 まだ混乱してるのか、ちらちらと本に目をやりながら反論する。早く目を覚まさせないといけない取り返しがつかなくなる前に。

「ほらほら、私達の方は終わったから小さき魔王達に関連してる物だして」
「む、むぅ、致し方あるまいよ」

 本を取り上げると結構ぎりぎりまで掴んで離さなかった。かなり毒されていたようだ毒消し草とかなかったかな? そう言えばあそこら辺に回復薬ポイの置いてある。

「ほら、シホよ。これを使うが良い母が持っていたリングだ。戦いに行く前日までつけておった物だ」
「ほいほい」
「ラタンも、これを使うといいよ。目が覚めるかも知れない」
「冷た! なにをするカナエ、喧嘩を売っておるのか? 買うぞ!」

 アイテムボックスを使って調べた回復薬や毒消し薬の瓶を逆さまにして、液体を頭にかけるとラタンが怒りだす。

「そんな、私はラタンのためを思ってやったのに……えっぐっ」
「ぬぅ、よく分からぬがすまぬ。我のためにやったのなら、仕方ないのう。特別に許すから泣きやむのだ! カナエはもっと強い子であろう? な?」

 ラタンがちょろ過ぎて、未来が心配になってきたところで志穂に呼ばれる。

「ちょっと二人共、私は小さき魔王さんが誰かわかんないから、映像映し出すのを二人で見て確かめなよい!」

 部屋全体に映し出された映像は、無駄に上空からズームインしていくように編集されていた。山脈と融合するように建てられた建築物と城が美しく。空や建物の至るところに竜達がいた。城内に入ると豪華な装飾がしてあり、謁見の間のみたいな場所で縦ロールが凄い金髪のお姫様とその側に佇む長身の女性は黄緑の長い髪を後ろで一つに纏め、腕を組んで偉そうに佇んでいた。ラタンに似た尻尾があり、大きな翼が生えている。元あったものは映し出された映像のせいか見えなくなっていて自分達がその場に転移したのかと思ったほどだ。この短時間でなんて無駄なことを嫌いじゃないけど。

「竜姫様、イグヌ様、宴の準備が整いました」
「うむ、参ろうか。ゆくぞダーリン」
「うむ、ゆこうぞ。ハニー」

 やたらと、ラブラブしてる二人を見てラタンが涙をこぼす。

「か、母様……」
「あれがラタンのお母さん? ダーリンって呼ばれてるけど」
「へー、綺麗な人だね」
「竜族は雌雄同体で雄でもあり、雌でもあるからな」
「「じゃあラタンにも付いてるの?」」
「なわけあるか! 我は魔王であるから、人間よりだと言ったであろうに! 二人してなにを言うておるか! 志穂はなんでそんなに嬉しそうな顔をしておる!」
「だって~」
「静粛に!」

 大臣のような人が叫ぶ。歓声に迎えられ、二人は会場まで着くと人混みをかき分け、主賓席にラタンのお母さんだけが座る。竜姫と呼ばれた女性のみ、立ったままで皆を見つめる。集まった人達が羨望の眼差しを向ける。

「此度、帝位継承はなされた! これよりは各々が好きに人として生きるが良い! 〝小さき者共〟よ! 我が竜国が汝らの後ろ盾だ! 光指す道を歩むときが来たのだ!」
「「「うおおぉぉっー!」」」

 竜姫様の言葉に反応して会場にいた千人近くの人達が喝采を上げる。

「う、嘘であろう? なぜ小さき魔王・・・・・達が、竜姫などを崇めておるのだ!」

 ラタンの困惑とも、絶望とも、取れぬ表情に私達は声をかけることができなかった。

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