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一人の夜から一転
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こっとしの夏は、長い、長い。こっとしは、今年の事だよ。こ、の後に小さい、っをつけて、リズムをつけているんだよ。誤字じゃないよ。本当だよ。
本当、九月の終わりになっても、熱くて、大変。もう夏休みは九月まで、必要だよと思ってしまう。
なんで、秋休みは無いんだろう?二学期は長く、二学期が終わると冬休み。でも千秋君と、千春君は受験シーズン。そして、三学期は少し行ったら、自由登校になってしまう。さぁみぃしぃいぃい~って全力で叫んでしまうよ。
家から、二人の大学は少し遠い…いや、大分遠い。二人がもともと希望していた大学で、二人は卒業したら、二人暮らしする予定だ。
いつもは、早く来い来い冬休みも、そう考えると、うぐぅぅとなってしまう。
そんな予定の、千春君と千秋君は今日、分家の集まりに出ていて居ない。
折角、学校の行事の振り替え休日と、創立記念日があって、四連休なのに、帰ってくるのは明日の夜だ。そして、美月お義母さんと、お父さんは長期出張で、後、3週間くらい帰って来ない。僕は家で一人。慣れなければそう思うのに、やっぱりさみしい。
この休みが終わった今週末には、千秋君と千春君の誕生日がやってくる。去年は、この時期、二人と過ごすことがあまりなくて、それに、二人とも用事があって、プレゼントを渡しただけだった。今年はお祝いしたいな。
二人の誕生日は10月10日だよ。
僕の誕生日は11月11日だったりする。ゾロ目だよ。
名前を書くプレート、バタークッキーにしようかな。どんな甘さがケーキに合うかな。そんなこと考えながら、さみしい僕は夜なのに、バタークッキーを作っている。バイトから、帰って来て、やること全て終わらせて、さみしくて暇になった僕は、夕方ぐらいから作りはじめた。
明日のおやつにするつもりだけど…明日以降もおやつには困らないかも。出来上がっていくクッキーの種類は豊富、チョコ、プレーン、イチゴ、抹茶、バナナ、にんじん、ピスタチオに、かぼちゃ、アーモンド入り、チョコチップ入り、 にんじんとかぼちゃはチョコと合うかわからないからチョコ入りは作ってないよ。
大量に出来上がっていくクッキーは、僕のさみしさの表れだ。さみし過ぎて、何かしてないとやってられないよ。
そうして、買ってきた小麦粉を全部使い切ってしまったさみしがり屋の僕は、片づけをして、小窓を開けて換気をした。その間にお風呂に入って、それぞれのクッキーが入ったタッパーを見つめた。
今だ、クッキーの香る部屋は換気中で、風呂からは出たので、全ての窓を開けてある。遅い時間だから、15分したら閉める予定だよ。僕のさみしい独り言が、町に響き渡ってしまったら、大変だからね。
さて、ここで問題です。僕はさみしいと何回言ったでしょ?答えは…ん?何回言ったんだろう、ごめん、わかんないや。いつもなら、ノリに乘った脳内も乗ってくれない、そんなさみしい夜。
「さすがに、作り過ぎたかも。風呂入ったのに、クッキーの香りが自分からする気がするや」
さて、気を取り直して、ムムムと心に気合を入れる。
うん、明日はアイシングでもやってみようかな。その後に、編み物をしよう。
この分家のパーティーは美月さんが出張ということもあり、欠席を伝え、手紙も出していた。二日前にその分家の一族の人から、どうしても来て欲しいという連絡が入ったのだ。仕方なしに二人はそのパーティーに参加することになった。
四連休の一日はバイトを入れて、残りの三連休は千春君と千秋君と一緒に過ごす予定だったのに。
そのことを考えるたびに、無意識にぷくーと膨らむ頬を自力でペコっと凹ます。
15分経ったので、全部の窓を閉めた。まだ、残っている気がする。明日は朝から換気しよう。
さてとと、部屋に行こうとした時、鍵を開ける音と微かに聞こえてきた車の音に、もしかしてと、期待が膨らんだ。急いでリビングの扉を開けると千秋君と千春君の姿が見えた。二人は靴を脱いで、こちらを向くと、微笑んだ。
さみしさが空の彼方へ吹っ飛んだそんな気がする。
「「ただいま、悠暉」」
ああ、やばい、嬉し過ぎて、頬が緩む。
「おかえりなさい。千春君、千秋君」
その瞬間、千秋君と千春君がお互いの腕を掴んで床に膝をついた。
え?
本当、九月の終わりになっても、熱くて、大変。もう夏休みは九月まで、必要だよと思ってしまう。
なんで、秋休みは無いんだろう?二学期は長く、二学期が終わると冬休み。でも千秋君と、千春君は受験シーズン。そして、三学期は少し行ったら、自由登校になってしまう。さぁみぃしぃいぃい~って全力で叫んでしまうよ。
家から、二人の大学は少し遠い…いや、大分遠い。二人がもともと希望していた大学で、二人は卒業したら、二人暮らしする予定だ。
いつもは、早く来い来い冬休みも、そう考えると、うぐぅぅとなってしまう。
そんな予定の、千春君と千秋君は今日、分家の集まりに出ていて居ない。
折角、学校の行事の振り替え休日と、創立記念日があって、四連休なのに、帰ってくるのは明日の夜だ。そして、美月お義母さんと、お父さんは長期出張で、後、3週間くらい帰って来ない。僕は家で一人。慣れなければそう思うのに、やっぱりさみしい。
この休みが終わった今週末には、千秋君と千春君の誕生日がやってくる。去年は、この時期、二人と過ごすことがあまりなくて、それに、二人とも用事があって、プレゼントを渡しただけだった。今年はお祝いしたいな。
二人の誕生日は10月10日だよ。
僕の誕生日は11月11日だったりする。ゾロ目だよ。
名前を書くプレート、バタークッキーにしようかな。どんな甘さがケーキに合うかな。そんなこと考えながら、さみしい僕は夜なのに、バタークッキーを作っている。バイトから、帰って来て、やること全て終わらせて、さみしくて暇になった僕は、夕方ぐらいから作りはじめた。
明日のおやつにするつもりだけど…明日以降もおやつには困らないかも。出来上がっていくクッキーの種類は豊富、チョコ、プレーン、イチゴ、抹茶、バナナ、にんじん、ピスタチオに、かぼちゃ、アーモンド入り、チョコチップ入り、 にんじんとかぼちゃはチョコと合うかわからないからチョコ入りは作ってないよ。
大量に出来上がっていくクッキーは、僕のさみしさの表れだ。さみし過ぎて、何かしてないとやってられないよ。
そうして、買ってきた小麦粉を全部使い切ってしまったさみしがり屋の僕は、片づけをして、小窓を開けて換気をした。その間にお風呂に入って、それぞれのクッキーが入ったタッパーを見つめた。
今だ、クッキーの香る部屋は換気中で、風呂からは出たので、全ての窓を開けてある。遅い時間だから、15分したら閉める予定だよ。僕のさみしい独り言が、町に響き渡ってしまったら、大変だからね。
さて、ここで問題です。僕はさみしいと何回言ったでしょ?答えは…ん?何回言ったんだろう、ごめん、わかんないや。いつもなら、ノリに乘った脳内も乗ってくれない、そんなさみしい夜。
「さすがに、作り過ぎたかも。風呂入ったのに、クッキーの香りが自分からする気がするや」
さて、気を取り直して、ムムムと心に気合を入れる。
うん、明日はアイシングでもやってみようかな。その後に、編み物をしよう。
この分家のパーティーは美月さんが出張ということもあり、欠席を伝え、手紙も出していた。二日前にその分家の一族の人から、どうしても来て欲しいという連絡が入ったのだ。仕方なしに二人はそのパーティーに参加することになった。
四連休の一日はバイトを入れて、残りの三連休は千春君と千秋君と一緒に過ごす予定だったのに。
そのことを考えるたびに、無意識にぷくーと膨らむ頬を自力でペコっと凹ます。
15分経ったので、全部の窓を閉めた。まだ、残っている気がする。明日は朝から換気しよう。
さてとと、部屋に行こうとした時、鍵を開ける音と微かに聞こえてきた車の音に、もしかしてと、期待が膨らんだ。急いでリビングの扉を開けると千秋君と千春君の姿が見えた。二人は靴を脱いで、こちらを向くと、微笑んだ。
さみしさが空の彼方へ吹っ飛んだそんな気がする。
「「ただいま、悠暉」」
ああ、やばい、嬉し過ぎて、頬が緩む。
「おかえりなさい。千春君、千秋君」
その瞬間、千秋君と千春君がお互いの腕を掴んで床に膝をついた。
え?
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