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6 僕の動きは爺友たちにバレバレだった
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「もうやめたのかい」
「とく爺」
「お前は良く人を静かにみているし、ずっと、周りの動きを観察していただろう。情報収集か?何をやらかす気か知らないけどが、必要であれば、手を貸すぞ」
「僕は、もう、多くのことをみんなに守ってもらっているから、十分だよ。今度はみんなを守れる立場になるから、楽しみにしてて」
「ほう、くははっ、お前は最高だな。楽しみにしておこう。ハルアキ、無理するなよ。怪我や病気はこのとく爺に任せておけ、どんなものでも、治して見せようぞ」
「うん、任せた」
「で、何をしでかすんや」
「マサ爺まで」
「俺らは、あいつらと元々の職種が違うからな、一線を離れたといっても、働いていた業界の情報は入ってくるし、ましてやお前は俺のお気に入りや、海外行くなら、俺の隠れ家を幾つか貸してやる。お前の指紋登録済みだ、必要なら好きに使え」
「ありゃ、りゃ、バレてるや」
「悪だくみは、こっそりだろ?」
「もと爺も」
「なーに。知っているのは此処に居る僕らと、今日来れなかったライ爺くらいだよ。僕のところも好きに使っていいから、この鍵渡しておくよ。わしーずにはないしょってことで」
「わしーずって?」
「儂って、自分のことを言っているあいつらのことだよ。そろいもそろって、儂だからね。まとめて、わしーずで十分だろ?ハルアキ、これだけは約束してくれよ。困ったときは必ず連絡すること。お前は頑張りすぎるところがあるから心配だ」
「「やっぱり心配」だな」
「大丈夫だよ。一回りも二回りも大きくなって帰ってくるからね」
「そうか、そうか。それは、楽しみじゃな。しかし、ハルアキ、爺友たちはお前の味方だと、忘れるなよ」
「うん、ありがとう」
年の暮れの恒例の爺友たちとの釣りの日
今回の参加にギン爺の姿はなかった。りっちゃん曰く千春君と千秋君に俺達が会えないのに、悠暉に会わせるわけないだろうと、色々と予定を組まれに組まれてとても忙しいらしい。そのため今回はりっちゃんのみの参加である。
ちなみにリン爺は今回、智道さんに仕返しを受けて、仕事を押し付けられたらしく参加ができないとみっちゃんから聞いた。智道さんは去年の千秋君と千春君の誕生日パーティに参加できなかったことをずっと根に持っていたらしい。重なってしまった予定の一つを断らずにリン爺に押し付けたそうだ。
若者組はのっ君となっちとふゆゆである。なんと、三人とも船酔いでダウン。
「秋にぃと春にぃの恨み節が聞こえてくるようだ」
「ええ」
「・・・・・ああ」
なんともよくわからないことを三人は言っていた。
なので今回は沖に行く人と、千夏君達の介護をしながら防波堤で釣りをする人に分けた。
沖に行く船に乗っているのはとく爺、マサ爺、もと爺と僕の四人。
ゴン爺とりりちゃん、とく爺たちの奥方さんと、りっちゃんとみっちゃんは防波堤で釣りをしながら、千夏君と千冬君、のっ君の回復を待っている。ゴン爺はのっ君に釣りを教えたがっていた。
のっ君、確か虫は駄目だったけど、大丈夫かな?
なんだか遠くで、のっ君の叫び声と、ゴン爺の笑い声が聞こえた気がした。
去年は、なっちとふゆゆが叫んで逃げ回っていたなぁ。
拝啓 千春君、千秋君
お元気そうで何よりです。
二人の噂は、かねがね聞いておりますよ。僕も一つの難関をクリアしました。
着々と準備満タンにしてきています。千春君と千秋君が迎えに来た時には、僕も二人の力になれるよう頑張るから、できるだけ、早めに向かいに来てください。僕もピッチをあげあげで、事を進めておきます。頑張るぞ。
僕の脳内の言葉が、口から出る癖がなくなり、最近のボイスレコーダーには、何も録音されていない。
脳内放送、脳内会議、し放題である。よっしゃーゴンッ
「いったぁい」
ただ、体が動くことは諦めた。去年は三人で見た初日の出も今年は一人で見ている。
迎えに来てくれるまでは一人で見ると決めた。初日の出に千春君と千秋君と三人でいつかまた、見に来ることを約束して、今年も、千秋君と千春君が幸せでありますようにと願った。
新しい年に入ったら、過ぎ去る日々も早く、皆それぞれ、行きたい大学に受かることができた。
そして、嬉しいことに力也君が、中学受験を、な、なんと首席で合格いたしました。凄いね。お祝いの席にお呼ばれし、僕も一緒にお祝いしたよ。
最後の卒業試験、僕はいつも通り一位に輝いた。ノリノリ君が二位、千冬君が3位千夏君は7位やっぱり六位の壁はぶ厚かったみたいだ。
そして、卒業式当日、僕は置手紙を残して、日本を去った。
「とく爺」
「お前は良く人を静かにみているし、ずっと、周りの動きを観察していただろう。情報収集か?何をやらかす気か知らないけどが、必要であれば、手を貸すぞ」
「僕は、もう、多くのことをみんなに守ってもらっているから、十分だよ。今度はみんなを守れる立場になるから、楽しみにしてて」
「ほう、くははっ、お前は最高だな。楽しみにしておこう。ハルアキ、無理するなよ。怪我や病気はこのとく爺に任せておけ、どんなものでも、治して見せようぞ」
「うん、任せた」
「で、何をしでかすんや」
「マサ爺まで」
「俺らは、あいつらと元々の職種が違うからな、一線を離れたといっても、働いていた業界の情報は入ってくるし、ましてやお前は俺のお気に入りや、海外行くなら、俺の隠れ家を幾つか貸してやる。お前の指紋登録済みだ、必要なら好きに使え」
「ありゃ、りゃ、バレてるや」
「悪だくみは、こっそりだろ?」
「もと爺も」
「なーに。知っているのは此処に居る僕らと、今日来れなかったライ爺くらいだよ。僕のところも好きに使っていいから、この鍵渡しておくよ。わしーずにはないしょってことで」
「わしーずって?」
「儂って、自分のことを言っているあいつらのことだよ。そろいもそろって、儂だからね。まとめて、わしーずで十分だろ?ハルアキ、これだけは約束してくれよ。困ったときは必ず連絡すること。お前は頑張りすぎるところがあるから心配だ」
「「やっぱり心配」だな」
「大丈夫だよ。一回りも二回りも大きくなって帰ってくるからね」
「そうか、そうか。それは、楽しみじゃな。しかし、ハルアキ、爺友たちはお前の味方だと、忘れるなよ」
「うん、ありがとう」
年の暮れの恒例の爺友たちとの釣りの日
今回の参加にギン爺の姿はなかった。りっちゃん曰く千春君と千秋君に俺達が会えないのに、悠暉に会わせるわけないだろうと、色々と予定を組まれに組まれてとても忙しいらしい。そのため今回はりっちゃんのみの参加である。
ちなみにリン爺は今回、智道さんに仕返しを受けて、仕事を押し付けられたらしく参加ができないとみっちゃんから聞いた。智道さんは去年の千秋君と千春君の誕生日パーティに参加できなかったことをずっと根に持っていたらしい。重なってしまった予定の一つを断らずにリン爺に押し付けたそうだ。
若者組はのっ君となっちとふゆゆである。なんと、三人とも船酔いでダウン。
「秋にぃと春にぃの恨み節が聞こえてくるようだ」
「ええ」
「・・・・・ああ」
なんともよくわからないことを三人は言っていた。
なので今回は沖に行く人と、千夏君達の介護をしながら防波堤で釣りをする人に分けた。
沖に行く船に乗っているのはとく爺、マサ爺、もと爺と僕の四人。
ゴン爺とりりちゃん、とく爺たちの奥方さんと、りっちゃんとみっちゃんは防波堤で釣りをしながら、千夏君と千冬君、のっ君の回復を待っている。ゴン爺はのっ君に釣りを教えたがっていた。
のっ君、確か虫は駄目だったけど、大丈夫かな?
なんだか遠くで、のっ君の叫び声と、ゴン爺の笑い声が聞こえた気がした。
去年は、なっちとふゆゆが叫んで逃げ回っていたなぁ。
拝啓 千春君、千秋君
お元気そうで何よりです。
二人の噂は、かねがね聞いておりますよ。僕も一つの難関をクリアしました。
着々と準備満タンにしてきています。千春君と千秋君が迎えに来た時には、僕も二人の力になれるよう頑張るから、できるだけ、早めに向かいに来てください。僕もピッチをあげあげで、事を進めておきます。頑張るぞ。
僕の脳内の言葉が、口から出る癖がなくなり、最近のボイスレコーダーには、何も録音されていない。
脳内放送、脳内会議、し放題である。よっしゃーゴンッ
「いったぁい」
ただ、体が動くことは諦めた。去年は三人で見た初日の出も今年は一人で見ている。
迎えに来てくれるまでは一人で見ると決めた。初日の出に千春君と千秋君と三人でいつかまた、見に来ることを約束して、今年も、千秋君と千春君が幸せでありますようにと願った。
新しい年に入ったら、過ぎ去る日々も早く、皆それぞれ、行きたい大学に受かることができた。
そして、嬉しいことに力也君が、中学受験を、な、なんと首席で合格いたしました。凄いね。お祝いの席にお呼ばれし、僕も一緒にお祝いしたよ。
最後の卒業試験、僕はいつも通り一位に輝いた。ノリノリ君が二位、千冬君が3位千夏君は7位やっぱり六位の壁はぶ厚かったみたいだ。
そして、卒業式当日、僕は置手紙を残して、日本を去った。
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