いつからこんな人生になってしまったのだろう

遠野貴樹

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高校生編

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さくらとは高校は別々になった。
しかし、お互いに用事のない日は遊びに行ったりしていて高校が離れているから寂しいと思うことはなかった。

そんな風に燃える恋とはいえないけれどお互いに支え合う平和な恋愛は僕達には合っていたように思う。
そんな風には上手く付き合いながら僕達は高校3年生になった。

高校3年生になった僕は高校受験の時とは比べ物にならない程のプレッシャーに襲われ、必死に毎日勉強していた。
さくらは大学もスポーツ推薦が決まっていて、高校受験の時と同じように何も言わずに僕の傍にいて支えてくれていた。

僕はまたしてもそんなさくらにとても救われていた。
だけど、1度だけ僕は受験のストレスをさくらにぶつけてしまった。
「いいよな、さくらはスポーツ推薦で楽して大学に行って」とそんな事を言ってしまった。

それを聞いて、さくらは何も言わずに静かに微笑んでいた。だけど、明らかに傷ついているのが僕には手に取るように分かり、すぐに謝った。
するとさくらは「私は大丈夫だよ、辛くなったら少しぐらい私に当たってもいいから勉強頑張ってね、応援してるよ」
と言って、僕を抱きしめてくれた。

そして、僕は、第1志望の大学に合格した。学部も志望通りで医学部だった。

さくらは自分の事のように喜んでくれた
高校の卒業式を終え、僕は大学の近くの家に住むために引っ越した。
さくらとはすごく距離が離れてしまったが、お互いに私達なら、大丈夫。
上手く付き合えると、そう思っていた。

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