絶対に笑える作者の日常・爆笑した話集

湯川仁美

文字の大きさ
59 / 59

54学級閉鎖

しおりを挟む
現役・小学校保健室。
湯川莉乃こ独断と偏見が多少混じりつつ言う学級閉鎖とは。

インフルエンザなど特定の感染症の蔓延を食い止める為!授業を学校にて行わないこと。
つまりだよ?

「休み!ではないのだ」

莉乃自身、学級閉鎖?うっふぉーい!休みだぜ⭐︎なんてはしゃいだ現役小学生時代がないではないのだが。

勤務校の4年1組の児童が楽しげに保健室に顔を出した。
「湯川先生!俺らのクラス!8人休んでる!!綾瀬、インフルやろ?なーなー!今日から学級閉鎖?それとも、明日から?いつまで(何日まで)学級閉鎖なん?!」
るんるん、ウキウキなのは4年1組の元気なメンバー。足立と山崎。
学校の実態により変わるのだが。

「15~20%が同じ感染症で。感染症を防ぐための学級閉鎖なのね。だから4年1組は40人学級だから6~8人以上同じ感染症でお休みしないと学級閉鎖にならないのよ」
莉乃は淡々と伝えると足立は頭を抱える。
「・・・ええぇえぇ!!!!!・・・今、俺らのクラス、何人インフルなん?」
「湯川先生が教えてくれるわけないやん」
声を上げる足立に山崎は諦めるように言うと莉乃は苦笑する。

そうなのだ。
何人がインフルエンザなんて伝えられない。
インフルエンザを伝える=個人情報を伝えることに直結しかねない。
「せっかく大乱闘スマッシュプラザーズ1日しようと思ってたのに!俺の夢はどうなるねん」
「夢は(夜)夢の中で見て下さい。見たら教えてね~!応援してる!頑張れ!」
莉乃は盛大に残念がる足立に若者よ!
人生はそう甘くはないのだよと心の中で笑いとパソコン作業をしながら心の中で笑った。


しおりを挟む
感想 0

この作品の感想を投稿する

あなたにおすすめの小説

どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~

さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」 あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。 弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。 弟とは凄く仲が良いの! それはそれはものすごく‥‥‥ 「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」 そんな関係のあたしたち。 でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥ 「うそっ! お腹が出て来てる!?」 お姉ちゃんの秘密の悩みです。

ちょっと大人な体験談はこちらです

神崎未緒里
恋愛
本当にあった!?かもしれない ちょっと大人な体験談です。 日常に突然訪れる刺激的な体験。 少し非日常を覗いてみませんか? あなたにもこんな瞬間が訪れるかもしれませんよ? ※本作品ではGemini PRO、Pixai.artで作成した生成AI画像ならびに  Pixabay並びにUnsplshのロイヤリティフリーの画像を使用しています。 ※不定期更新です。 ※文章中の人物名・地名・年代・建物名・商品名・設定などはすべて架空のものです。

百合ランジェリーカフェにようこそ!

楠富 つかさ
青春
 主人公、下条藍はバイトを探すちょっと胸が大きい普通の女子大生。ある日、同じサークルの先輩からバイト先を紹介してもらうのだが、そこは男子禁制のカフェ併設ランジェリーショップで!?  ちょっとハレンチなお仕事カフェライフ、始まります!! ※この物語はフィクションであり実在の人物・団体・法律とは一切関係ありません。 表紙画像はAIイラストです。下着が生成できないのでビキニで代用しています。

とある男の包〇治療体験記

moz34
エッセイ・ノンフィクション
手術の体験記

旧校舎の地下室

守 秀斗
恋愛
高校のクラスでハブられている俺。この高校に友人はいない。そして、俺はクラスの美人女子高生の京野弘美に興味を持っていた。と言うか好きなんだけどな。でも、京野は美人なのに人気が無く、俺と同様ハブられていた。そして、ある日の放課後、京野に俺の恥ずかしい行為を見られてしまった。すると、京野はその事をバラさないかわりに、俺を旧校舎の地下室へ連れて行く。そこで、おかしなことを始めるのだったのだが……。

あるフィギュアスケーターの性事情

蔵屋
恋愛
この小説はフィクションです。 しかし、そのようなことが現実にあったかもしれません。 何故ならどんな人間も、悪魔や邪神や悪神に憑依された偽善者なのですから。 この物語は浅岡結衣(16才)とそのコーチ(25才)の恋の物語。 そのコーチの名前は高木文哉(25才)という。 この物語はフィクションです。 実在の人物、団体等とは、一切関係がありません。

ママと中学生の僕

キムラエス
大衆娯楽
「ママと僕」は、中学生編、高校生編、大学生編の3部作で、本編は中学生編になります。ママは子供の時に両親を事故で亡くしており、結婚後に夫を病気で失い、身内として残された僕に精神的に依存をするようになる。幼少期の「僕」はそのママの依存が嬉しく、素敵なママに甘える閉鎖的な生活を当たり前のことと考える。成長し、性に目覚め始めた中学生の「僕」は自分の性もママとの日常の中で処理すべきものと疑わず、ママも戸惑いながらもママに甘える「僕」に満足する。ママも僕もそうした行為が少なからず社会規範に反していることは理解しているが、ママとの甘美な繋がりは解消できずに戸惑いながらも続く「ママと中学生の僕」の営みを描いてみました。

服を脱いで妹に食べられにいく兄

スローン
恋愛
貞操観念ってのが逆転してる世界らしいです。

処理中です...