課外調教

くねひと

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#2 ハプニング

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 ………曽根は根っからのSMマニアなのだろう、鮎原の上半身は色鮮やかな赤い縄による亀甲縛りが施されているのだが、その縄目は厳しく、色白な肌に痛々しい程の食い込みを見せていた。
 そして下腹部は申し訳程度の布切れで作られたビキニパンツしか許されてはいないのだ。

 鏡の中の哀れな自分を見つめている内に、鮎原は改めて自分の置かれた立場を思い知り、惨めな気持ちに襲われる。
 ……しかし………しかし、これがさがと言うものなのだろうか。 鮎原の静かな哀しみは何時しか彼の心の奥深くを妖しく揺らし始め、胸がキュンと締め付けられてくるのであった。

(いけない!)
 そう思ったときは既に遅かった。熱く硬化した肉棒が不意にビキニパンツの縁からぴょこりと飛び出してしまったのだ。
「あああ…」
 突然のことに鮎原は激しく狼狽する。両手を後ろ手に縛り上げられている鮎原には手を使ってあからさまになった怒張をビキニパンツの中に戻すことはできない。
 腰をよじり何とか飛び出した肉筒を元に戻そうと試みるのであったが、それはかえって逆効果となり、肉筒はますますビキニパンツの縁からせり出してしまうのであった。

 しかも間が悪いことに、そうして鮎原が悪戦苦闘している最中にシャワーを終えた曽根がバスローブを身にまとって姿を現わしたのだ。
 うろたえる鮎原はせめてあからさまになった急所だけでも隠そうと片足を立ててみたりもするのだが、そんな努力は何の役にもたたず、逆に曽根の注意を鮎原の股間に向けさせてしまうのであった。

「フフフ、威勢良くチンコをビキニパンツの外に飛び出させてしまって……。そんなに俺が待ち遠しかったのか?」
「ち…違います」
 鮎原は顔を真っ赤にして、かぶりを振る。

「違うと言っても、これが動かぬ証拠じゃないか」
 曽根は鮎原に近づくと、おもむろに反り返った鮎原の肉筒の雁首辺りを指でコリコリと摘み上げる。
「くううう……」
 鮎原は腰を引いて何とか曽根の悪戯いたずらから逃れようとするのだが、その程度の抵抗では絡み付く曽根の指を振り解くことはできる筈がなかった。

「ほれほれ、縛り上げられて感じているんだろうが」
「……う…うう…。ち……違い…ます。か、感じてなんかいません………」
 込み上げてくる快美感を必死に堪えて、尚も鮎原はかぶりを振り続ける。

「強情な奴だな」
 そう言うと、曽根は鮎原の肉筒を指でパチンと弾いた。
「痛っ…」
「それならこいつを元の通り小さくして、ビキニパンツの中に仕舞い込むんだ」
 いいな! 分かったな!
 曽根はそう鮎原に厳命すると、キッチンへ姿を消した。
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