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カリスティア
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結局私は城の幹部達の役職を一ヶ月ずつ体験することとなった。会議の終わりに名前を王様から賜り、私の今度のステータスの名前はカリスティアと以外にもまともな名前だった。あのオカマの無駄に個性の強いヘンテコネームのせいですごくセンス良く見える。
賜った部屋は、最初はグラスと同じ位の部屋を渡されそうになったから、それだけは嫌だと倉庫だが、作ったのはいいが狭すぎて使われずに埃のかぶっている倉庫を部屋として当てて貰った。貧乏根性であんまり豪華だと部屋にいるだけで精神がすり減りそうだ。
まぁ、最初のあの町の宿屋と違って暮らすには必須の家具はちゃんと備え付けてあるので、これでも私に取っちゃ天国だ。御託と癖になった一人会話はこれにて終いにしようと、毛布を蹴り上げ、貰ったあの黒の高級な服に腕を通し、十本櫛で髪の毛を整えて洗面所で顔を洗い、歯磨きは……具現化スキルでこっそり作ってスッキリ!使用した歯ブラシに魔力を込めると具現化が解かれて無かったかのように消える。あと、無断で持ってきた太鼓とバチにあいさつをかわした「おはよう!」
そういえば、最近になってわかったのが魔力を込めて「消えろ!」っと念じると具現化が解かれて消えることと、新しい具現化能力……【具現化ストック】って具現化能力で物質を解体してスキルの中にしまい。その物質が必要になったときにそのストックをしようして消費MPを減らせるというスキルで、一回ふれて魔力を込めないとしまえないが、自分が作った物はいつでもどこでもストック可能、離れてるとそれなりにMP消費するけど。どっちも気づいた原因は初回で具現化した太鼓のおかげ。
最初に具現化した太鼓が、愛おしくなって今すぐ使いたいと太鼓のことを思ったらMPが減る感覚がして慌ててステータスを見ると、物質具現化の隣に具現化ストックが追加され、もしや……と思いストックから太鼓を念じると目の前に愛しの太鼓が現れたのだ。あぁ、太鼓よお前がないとストレスで4歳にして胃に穴が開きそうだよ。お前は私の恋人だ。
朝の身支度を済まして、眠い中無理矢理場所を教えられた治癒専門部隊の隊舎の入り口を潜るとすぐに騎士団の怪我人を治癒している【治癒術士】が必死に技名を唱える光景が見える……ベットといい本当に中世の簡素な病院みたいな部屋だ。治癒術は怪我は治せるらしい、病気は治せないと、前のグラスに聞いたようなおぼろげな記憶が頭に擦る。どっかに受付みたいなところはないかと周りをみるととカウンターがあり中々にナイスバディのお姉さんが、居るもんだから女の自分でも思わず胸に注目するも、近づくごとに身長差で見えなくなってゆく。
ちょっとはしたないが、カウンターにジャンプで登って「おねぇさん!カリスティアといいます。ラブマルージュ様はいらっしゃられますか?」っと言うと、綺麗な赤色の瞳とオレンジ色のウェーブのかかった髪を揺らして驚いていたが、意識を戻して、オカマ野郎を呼びに行ってくれた。ここはお城なんだから敬語を使う子供がいてもおかしくはないだろうと、さらりと敬語を使ったが……うーん腕輪も同じ感じのノリで今に至るから、これがのちのちの面倒にならなければいいなと思います。はい。
呼びに行ってくれたので律儀に、カウンターの前で立っているとオカマ野郎が来やがりました。
「あらぁぁぁ、おはよう。今日もきゅてぃ「いいからは・や・く」んふ、冷たいわねぇーそこが表情と合ってかわいいわぁん。アタシ心は女だけど、恋しちゃおうかしらぁん「は・や・く!」んふふ」
弄るのが楽しいと言わんばかりにちょくちょくおふざけを噛ましてくるもそれを一蹴りして、彼の向かう後に付いていく道行く人が全員「おはようございます」とラブマルージュにお辞儀と挨拶をしているので、本当に上の立場なんだなと、すこしは関心する。やがて一つの扉が現れラブマルージュが手をかけると、椅子とナイフしかない部屋が現れた。
まさか……。と手を震わせると。
「やっぱり察しの良い子は、説明が短くなっていいわぁん。そう、ここで自分を刺して治癒の感覚を掴むところなんだけどね。貴方はまだ幼い、だからアタシがこのナイフでアタシの腕を切るから、速くコツを掴んでちょうだいね♪」
「本当に私を幼いと思うなら、こんなことやらせないでしょうが……」
「だって、あの町で育った子はある程度屈強な子が多いのよ……。実際普通なら泣いて逃げることもできるのに、しないじゃないのぉ……じゃ、始めましょうか、もちろん最初で言ったようにアタシの身体を使うから安心してちょーだい」
……本当に自分はこの人らから子供に見えてるのか、不安になってきたよ。
賜った部屋は、最初はグラスと同じ位の部屋を渡されそうになったから、それだけは嫌だと倉庫だが、作ったのはいいが狭すぎて使われずに埃のかぶっている倉庫を部屋として当てて貰った。貧乏根性であんまり豪華だと部屋にいるだけで精神がすり減りそうだ。
まぁ、最初のあの町の宿屋と違って暮らすには必須の家具はちゃんと備え付けてあるので、これでも私に取っちゃ天国だ。御託と癖になった一人会話はこれにて終いにしようと、毛布を蹴り上げ、貰ったあの黒の高級な服に腕を通し、十本櫛で髪の毛を整えて洗面所で顔を洗い、歯磨きは……具現化スキルでこっそり作ってスッキリ!使用した歯ブラシに魔力を込めると具現化が解かれて無かったかのように消える。あと、無断で持ってきた太鼓とバチにあいさつをかわした「おはよう!」
そういえば、最近になってわかったのが魔力を込めて「消えろ!」っと念じると具現化が解かれて消えることと、新しい具現化能力……【具現化ストック】って具現化能力で物質を解体してスキルの中にしまい。その物質が必要になったときにそのストックをしようして消費MPを減らせるというスキルで、一回ふれて魔力を込めないとしまえないが、自分が作った物はいつでもどこでもストック可能、離れてるとそれなりにMP消費するけど。どっちも気づいた原因は初回で具現化した太鼓のおかげ。
最初に具現化した太鼓が、愛おしくなって今すぐ使いたいと太鼓のことを思ったらMPが減る感覚がして慌ててステータスを見ると、物質具現化の隣に具現化ストックが追加され、もしや……と思いストックから太鼓を念じると目の前に愛しの太鼓が現れたのだ。あぁ、太鼓よお前がないとストレスで4歳にして胃に穴が開きそうだよ。お前は私の恋人だ。
朝の身支度を済まして、眠い中無理矢理場所を教えられた治癒専門部隊の隊舎の入り口を潜るとすぐに騎士団の怪我人を治癒している【治癒術士】が必死に技名を唱える光景が見える……ベットといい本当に中世の簡素な病院みたいな部屋だ。治癒術は怪我は治せるらしい、病気は治せないと、前のグラスに聞いたようなおぼろげな記憶が頭に擦る。どっかに受付みたいなところはないかと周りをみるととカウンターがあり中々にナイスバディのお姉さんが、居るもんだから女の自分でも思わず胸に注目するも、近づくごとに身長差で見えなくなってゆく。
ちょっとはしたないが、カウンターにジャンプで登って「おねぇさん!カリスティアといいます。ラブマルージュ様はいらっしゃられますか?」っと言うと、綺麗な赤色の瞳とオレンジ色のウェーブのかかった髪を揺らして驚いていたが、意識を戻して、オカマ野郎を呼びに行ってくれた。ここはお城なんだから敬語を使う子供がいてもおかしくはないだろうと、さらりと敬語を使ったが……うーん腕輪も同じ感じのノリで今に至るから、これがのちのちの面倒にならなければいいなと思います。はい。
呼びに行ってくれたので律儀に、カウンターの前で立っているとオカマ野郎が来やがりました。
「あらぁぁぁ、おはよう。今日もきゅてぃ「いいからは・や・く」んふ、冷たいわねぇーそこが表情と合ってかわいいわぁん。アタシ心は女だけど、恋しちゃおうかしらぁん「は・や・く!」んふふ」
弄るのが楽しいと言わんばかりにちょくちょくおふざけを噛ましてくるもそれを一蹴りして、彼の向かう後に付いていく道行く人が全員「おはようございます」とラブマルージュにお辞儀と挨拶をしているので、本当に上の立場なんだなと、すこしは関心する。やがて一つの扉が現れラブマルージュが手をかけると、椅子とナイフしかない部屋が現れた。
まさか……。と手を震わせると。
「やっぱり察しの良い子は、説明が短くなっていいわぁん。そう、ここで自分を刺して治癒の感覚を掴むところなんだけどね。貴方はまだ幼い、だからアタシがこのナイフでアタシの腕を切るから、速くコツを掴んでちょうだいね♪」
「本当に私を幼いと思うなら、こんなことやらせないでしょうが……」
「だって、あの町で育った子はある程度屈強な子が多いのよ……。実際普通なら泣いて逃げることもできるのに、しないじゃないのぉ……じゃ、始めましょうか、もちろん最初で言ったようにアタシの身体を使うから安心してちょーだい」
……本当に自分はこの人らから子供に見えてるのか、不安になってきたよ。
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