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在りし日の姫カロフィーネ・リチェルリット
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カロフィーネ姫、現在11才、それはそれは、国王様と王妃様にそっくりの愛らしい姫で、若かり国王様の大地色の眼とお母様であらせられる王妃様の空色の髪をその身に宿した心優しい姫。二人の愛をその身に受けこの国を継ぐはずだったのだ……しかし、姫が王妃様が……何者かの手によって命を落とされてから、在りし日の母を追い求め、人を恐れその日から限られた者以外に彼女はお姿を見せることはなくなったのです。
「あー……やっぱ訳ありじゃーん」
「口を慎んでくださいカリスティア! 貴方と違って繊細な姫なのですから」
王様の時から急に名前が呼び捨てなったな、良いけどさ。私は治癒部隊体験とグラスは鍛錬と書類が終わってから、国王お手製のお庭、狼の庭で待ち合わせして国王の娘の元へと一緒に向かうこととなった。その向かって居る間にグラスからどんな人物かを聞いたのだが、面倒が起こらないといいなー。まぁ、今回も好きなようにやるけれども。
「グラスまだー?」
「もう少しです。この貴族寮をまっすぐ抜けて左側の階段を登れば王族寮になります。その四つ目の扉が姫様の部屋です」
「わかった、グラス……舌噛むから口閉じて!」
「うわぁ! 待ちなさ、カリス……」
お手々繋いで和気藹々と向かうのもいいけど、流石に遠すぎて飽きてきた所。グラスを最初の時みたいに両腕で持ち上げて、走ることにした。やっぱり私のステータスは普通よりは大分優れているようで、4才だけど12才のグラスを楽々と持ち上げることに成功した。グラスの消え入りそうな静止の声も聞かずに……ダッシュ!
「うわああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!!!!!!」
「ひゃっはーー!!!」
15分かかるところを3分に短縮出来たのだが、グラスの悲鳴で侵入者騒ぎになっていたと後日のグラスにコテンパンに怒られることとなるのはこのときの私には知らなかった。
「……グラス様とカリスティア様よくぞいらっしゃいました。姫様にお二人様がいらしたことを伝えて参りますので少々お待ちくださいませ」
「このような騒がしい来訪でご迷惑をおかけし「たのもー!遊びに来たよー」カリスティア!!!毎回まいかい、貴方は!!」
そもそも、我4歳ぞ? 精神はアラサーだけれども、今の年齢4歳ぞ? 普通礼節なんてわからずに待てるわけ無いじゃん。友達になりに行くんだから重苦しいのは必要ないでしょ。そう思ったので、執事もグラスも何も聞かずに勝手にドアを開ける。開けた先には話の通りの大地を思わせる茶色の眼と空を思わせる髪色でオシャレだろう、うねりのある長髪の子が眼を見開いてこちらを見ていた。
「私はカリスティア、こっちのオカッパ鉄面皮はグラス。お父さんから貴方の所へ遊びに行って良いって言われたから来たわ!よろしく」
「う、あ、あ、はい、カロフィーネです よろ…………」
人見知り、第一印象はコレだった。経験でわかるのは前の世界の幼少期に私が患った対人恐怖症までは行っていないということ、本当に感覚だけれどもそんな気がする。私は精神科医じゃないから違っても微塵も責任は取らないし好きなようにやるけど。この姫らしい可愛らしい人形が任せた!っと言わんばかりに責め立ててるように見える。
「カロフィーネ様、今回王の……いや、取りあえずお茶にしましょうか。お口に合うかわかりませんが私がクッキーを焼いてきました。よろしければどうぞ」
「うん、家事スキル大分あがったね。うまうま」
そういえばグラスがなんかバスケットみたいなの持っていたのを今更気づいて包まれたクッキーをカロフィーネに見せてたので、遠慮無く一枚頂く。流石に二本のクッキーは叶わないけれど優しくて素朴な甘さが口に広がる。グラスのもう、何も言うまい……っと言わんばかりの大きなため息も気にならないほどには美味しい。
「じゃ、お話したり遊んだりしましょー!」
時間を掛けて少しずつ。私は毎日彼女に無邪気を装って寄り添おう。面倒事はすごく嫌だけれども、私は4歳で自分が子供になっても、前の世界で何だかんだ人に振り回せるのはこりごりだ!と思っていても、自分に正直に動くとなったら、できるならやってみたいと、思っちゃうんだよな。
「あー……やっぱ訳ありじゃーん」
「口を慎んでくださいカリスティア! 貴方と違って繊細な姫なのですから」
王様の時から急に名前が呼び捨てなったな、良いけどさ。私は治癒部隊体験とグラスは鍛錬と書類が終わってから、国王お手製のお庭、狼の庭で待ち合わせして国王の娘の元へと一緒に向かうこととなった。その向かって居る間にグラスからどんな人物かを聞いたのだが、面倒が起こらないといいなー。まぁ、今回も好きなようにやるけれども。
「グラスまだー?」
「もう少しです。この貴族寮をまっすぐ抜けて左側の階段を登れば王族寮になります。その四つ目の扉が姫様の部屋です」
「わかった、グラス……舌噛むから口閉じて!」
「うわぁ! 待ちなさ、カリス……」
お手々繋いで和気藹々と向かうのもいいけど、流石に遠すぎて飽きてきた所。グラスを最初の時みたいに両腕で持ち上げて、走ることにした。やっぱり私のステータスは普通よりは大分優れているようで、4才だけど12才のグラスを楽々と持ち上げることに成功した。グラスの消え入りそうな静止の声も聞かずに……ダッシュ!
「うわああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!!!!!!」
「ひゃっはーー!!!」
15分かかるところを3分に短縮出来たのだが、グラスの悲鳴で侵入者騒ぎになっていたと後日のグラスにコテンパンに怒られることとなるのはこのときの私には知らなかった。
「……グラス様とカリスティア様よくぞいらっしゃいました。姫様にお二人様がいらしたことを伝えて参りますので少々お待ちくださいませ」
「このような騒がしい来訪でご迷惑をおかけし「たのもー!遊びに来たよー」カリスティア!!!毎回まいかい、貴方は!!」
そもそも、我4歳ぞ? 精神はアラサーだけれども、今の年齢4歳ぞ? 普通礼節なんてわからずに待てるわけ無いじゃん。友達になりに行くんだから重苦しいのは必要ないでしょ。そう思ったので、執事もグラスも何も聞かずに勝手にドアを開ける。開けた先には話の通りの大地を思わせる茶色の眼と空を思わせる髪色でオシャレだろう、うねりのある長髪の子が眼を見開いてこちらを見ていた。
「私はカリスティア、こっちのオカッパ鉄面皮はグラス。お父さんから貴方の所へ遊びに行って良いって言われたから来たわ!よろしく」
「う、あ、あ、はい、カロフィーネです よろ…………」
人見知り、第一印象はコレだった。経験でわかるのは前の世界の幼少期に私が患った対人恐怖症までは行っていないということ、本当に感覚だけれどもそんな気がする。私は精神科医じゃないから違っても微塵も責任は取らないし好きなようにやるけど。この姫らしい可愛らしい人形が任せた!っと言わんばかりに責め立ててるように見える。
「カロフィーネ様、今回王の……いや、取りあえずお茶にしましょうか。お口に合うかわかりませんが私がクッキーを焼いてきました。よろしければどうぞ」
「うん、家事スキル大分あがったね。うまうま」
そういえばグラスがなんかバスケットみたいなの持っていたのを今更気づいて包まれたクッキーをカロフィーネに見せてたので、遠慮無く一枚頂く。流石に二本のクッキーは叶わないけれど優しくて素朴な甘さが口に広がる。グラスのもう、何も言うまい……っと言わんばかりの大きなため息も気にならないほどには美味しい。
「じゃ、お話したり遊んだりしましょー!」
時間を掛けて少しずつ。私は毎日彼女に無邪気を装って寄り添おう。面倒事はすごく嫌だけれども、私は4歳で自分が子供になっても、前の世界で何だかんだ人に振り回せるのはこりごりだ!と思っていても、自分に正直に動くとなったら、できるならやってみたいと、思っちゃうんだよな。
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