転生幼女具現化スキルでハードな異世界生活

高梨

文字の大きさ
23 / 175

仲良くなったのは良いけれど彼女にものすごく慕われるのは何故だろう。

しおりを挟む
 お互い時間を掛けて治癒部隊の体験終了して次の体験場所は聖騎士団体験に決まり。2週間と二日の月日が経った。グラスは忙しいから疎らまばらに来ているが、カロフィーネちゃん、言いにくいからあだ名おカロネちゃんの部屋に来たりして、最初は言葉に詰まったのが嘘のようにリラックスして話せるようにまでになった。それは良いのだけれど、私がカロネちゃんのベットで昼寝してたらグラスと二人で話してて、気づかれないように様子を見ると……なんとグラスは鉄面皮なのはかわらないけれど、顔を真っ赤にしてカロネちゃんと話してたのだ! これは、あれだね、あれ、友人としてはグラスの恋を応援しないとね。

 数日でやっぱ色々あったなぁ……カロネちゃんを狙う不届き者を懲らしめたり。グラスが居ない時にこっそり二人で城を出て、バレないように遊び歩いたり。彼女の……【母を亡くした可哀想な姫】と見られる苦悩を聞いたり……。あれからカロネちゃんから「カリス様」とキラキラお目々で言われるようになったのが謎だけれども……。

 それと、ヤケにカロネちゃんから「グラス様は素敵だとカリス様も思いますよね?」「グラス様はカリス様みたいなお強く、美しく、凛とした人が似合うと思うんです」「年齢が低くともカリス様はカリス様です! 私もカリス様みたいに……物怖じしない凛とした人となりますから見ててくださいね! カリス様!」「グラス様は本当にカリス様を大切に思ってますよ!」「カリス様のくださった国宝級装備の髪飾り大切にしますわ!」「カリス様!」「かーりーすーさま!」
グラス推しとカリス様呼びが尋常じゃないくらい加速したから、思わずに一体何の話をしたのかを聞いたら、秘密と押し切られてしまった。うーむ、やっぱり寝てるふりで終わるまで待つんじゃなくて乱入するべきだったか? すっごい先輩を見る目で見ないで頂きたいよ。4歳よ? 私4歳!


「ぼーっとしているところ失礼ですが、貴方にとって神とはなんですか?」

「あひゃ! あ、えーとソコニ オワシマス イダイナ ソン ザイ デス!」

 ラブちゃんに「辛くなったらいつでも戻ってきなさぁい。待ってるわぁん」っと大分私に振り回されて眼を回してた割にはすごく悲しそうに見送りされた、中での次の体験場所の聖騎士団教団のわざわざオカッパ団長に説明を受けたのだけれど、途中でつまらなくなって別のことを考えて居たら集中していたらしい。教団の新人教育の教室を貸し切りにしてまでマンツーマンで教えて貰っていながら……仕方ない四歳だもん。だから、なんか当たり障りのない異世界の宗教が好きそうな回答をしたら、団長は暫く眼を瞑った後に笑顔で眼をゆっくり開き「大丈夫ですよ。今考えた神でも、自分の身に置いていたところの神でもよいのです。教えてください」と優男前とした笑みで言われたので遠慮無く私は前の世界では仏教だったけど、まーったくの無信仰だったので適当なこといっちゃろ。

「神様は沢山いるけど神様は存在しないの」

「ほう、何故です」

「その方が楽しい、私がそこら辺の石ころは神ですっていたらその石ころは神様くらいでいい。それで忘れて神様は消えるの、その程度」

「確かに面白い人材ですね……ふふ、歓迎します。改めてここは、自分の持つ信ずる心により誰もが持つ神聖を引き出すところ……身構えなくてもよろしいですよ。宗教国家ヘレ・ケッテ・ガルゲンっと違い。神聖属性を引き出すのにやりやすい手段としか、この聖騎士団と私は思って居ませんから好きなように何かを信じてください」

 それとだけ言うと、これからのスケジュールを説明される。今回は私以外にもう一人特例で体験というか学ぶ子が居るらしくその子と一緒にやるらしい。その子はそろそろ来るらしいので一体どんな子かな?っと話を聞きながらも想像していると、教室の扉をノックする音がしたので団長さんが返事をすると、ゆっくりドアが開き……私は衝撃で机と共にひっくり返りそうだった……この特徴的な空色の髪……まさか。

「カリス様!わたしも一緒に学びますのでよろしくお願いします!」

「……うそーん」

「おや、おや、暴落安売りのカリスティアさんでも、これには驚きのようだ」

「なにそれ、初めて聞いた!いつからそんな通り名付いたの!?」

「貴方が姫様に与えた、魔力を日々込めるだけで危機が迫ったさいに自動で魔法障壁が発生する髪飾りのせいですね。我々も他国に情報が漏れないようにするのは骨が折れるのですから、国宝級装備をスキルで作るのはできればこれっきりにして欲しいところですよ。エピクさんが毎度唸ってましたよ」

 あー、機密情報管理のトップ幹部さんだっけ? そんなことは置いといて……11歳が4歳にカリス様なんていうのはなんでなんだよぉ……。これもうちょっと成長してたら、抱きつき方的に胸が頬に当たってるよ。 なに、貴族とか王族は、こんだけスキンシップ過剰が普通なの?






 

しおりを挟む
感想 1

あなたにおすすめの小説

【完結】憧れのスローライフを異世界で?

さくらもち
ファンタジー
アラフォー独身女子 雪菜は最近ではネット小説しか楽しみが無い寂しく会社と自宅を往復するだけの生活をしていたが、仕事中に突然目眩がして気がつくと転生したようで幼女だった。 日々成長しつつネット小説テンプレキターと転生先でのんびりスローライフをするための地盤堅めに邁進する。

転生幼女は幸せを得る。

泡沫 呉羽
ファンタジー
私は死んだはずだった。だけど何故か赤ちゃんに!? 今度こそ、幸せになろうと誓ったはずなのに、求められてたのは魔法の素質がある跡取りの男の子だった。私は4歳で家を出され、森に捨てられた!?幸せなんてきっと無いんだ。そんな私に幸せをくれたのは王太子だった−−

『身長185cmの私が異世界転移したら、「ちっちゃくて可愛い」って言われました!? 〜女神ルミエール様の気まぐれ〜』

透子(とおるこ)
恋愛
身長185cmの女子大生・三浦ヨウコ。 「ちっちゃくて可愛い女の子に、私もなってみたい……」 そんな密かな願望を抱えながら、今日もバイト帰りにクタクタになっていた――はずが! 突然現れたテンションMAXの女神ルミエールに「今度はこの子に決〜めた☆」と宣言され、理由もなく異世界に強制転移!? 気づけば、森の中で虫に囲まれ、何もわからずパニック状態! けれど、そこは“3メートル超えの巨人たち”が暮らす世界で―― 「なんて可憐な子なんだ……!」 ……え、私が“ちっちゃくて可愛い”枠!? これは、背が高すぎて自信が持てなかった女子大生が、異世界でまさかのモテ無双(?)!? ちょっと変わった視点で描く、逆転系・異世界ラブコメ、ここに開幕☆

【完結】物置小屋の魔法使いの娘~父の再婚相手と義妹に家を追い出され、婚約者には捨てられた。でも、私は……

buchi
恋愛
大公爵家の父が再婚して新しくやって来たのは、義母と義妹。当たり前のようにダーナの部屋を取り上げ、義妹のマチルダのものに。そして社交界への出入りを禁止し、館の隣の物置小屋に移動するよう命じた。ダーナは亡くなった母の血を受け継いで魔法が使えた。これまでは使う必要がなかった。だけど、汚い小屋に閉じ込められた時は、使用人がいるので自粛していた魔法力を存分に使った。魔法力のことは、母と母と同じ国から嫁いできた王妃様だけが知る秘密だった。 みすぼらしい物置小屋はパラダイスに。だけど、ある晩、王太子殿下のフィルがダーナを心配になってやって来て……

侯爵家の愛されない娘でしたが、前世の記憶を思い出したらお父様がバリ好みのイケメン過ぎて毎日が楽しくなりました

下菊みこと
ファンタジー
前世の記憶を思い出したらなにもかも上手くいったお話。 ご都合主義のSS。 お父様、キャラチェンジが激しくないですか。 小説家になろう様でも投稿しています。 突然ですが長編化します!ごめんなさい!ぜひ見てください!

クラス転移したけど、皆さん勘違いしてません?

青いウーパーと山椒魚
ファンタジー
加藤あいは高校2年生。 最近ネット小説にハマりまくっているごく普通の高校生である。 普通に過ごしていたら異世界転移に巻き込まれた? しかも弱いからと森に捨てられた。 いやちょっとまてよ? 皆さん勘違いしてません? これはあいの不思議な日常を書いた物語である。 本編完結しました! 相変わらず話ごちゃごちゃしていると思いますが、楽しんでいただけると嬉しいです! 1話は1000字くらいなのでササッと読めるはず…

【長編・完結】私、12歳で死んだ。赤ちゃん還り?水魔法で救済じゃなくて、給水しますよー。

BBやっこ
ファンタジー
死因の毒殺は、意外とは言い切れない。だって貴族の後継者扱いだったから。けど、私はこの家の子ではないかもしれない。そこをつけいられて、親族と名乗る人達に好き勝手されていた。 辺境の地で魔物からの脅威に領地を守りながら、過ごした12年間。その生が終わった筈だったけど…雨。その日に辺境伯が連れて来た赤ん坊。「セリュートとでも名付けておけ」暫定後継者になった瞬間にいた、私は赤ちゃん?? 私が、もう一度自分の人生を歩み始める物語。給水係と呼ばれる水魔法でお悩み解決?

お兄様、冷血貴公子じゃなかったんですか?~7歳から始める第二の聖女人生~

みつまめ つぼみ
ファンタジー
 17歳で偽りの聖女として処刑された記憶を持つ7歳の女の子が、今度こそ世界を救うためにエルメーテ公爵家に引き取られて人生をやり直します。  記憶では冷血貴公子と呼ばれていた公爵令息は、義妹である主人公一筋。  そんな義兄に戸惑いながらも甘える日々。 「お兄様? シスコンもほどほどにしてくださいね?」  恋愛ポンコツと冷血貴公子の、コミカルでシリアスな救世物語開幕!

処理中です...