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グラス対カリスティア【2】
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カリスティアの笑顔に動じずグラスは杖を振り、三日月型の氷の刃を作りカリスティアに向けて放つ。目に終えないほどのスピードの刃が5個の数であらゆる方向からカリスティアの身体を切り刻まんと襲ってくる普通ならば、カリスティアが交わせる代物ではない者を、カリスティアは交わす……いや、すり抜けたのだ。
「傷心魔術【私は最初から此処には居なかった】」
そういうだけで、氷の刃はカリスティアを切るという役目を果たせないまま霧散する。文字通り魔法がカリスティアの身体からすり抜けたのだ。まるで幻影のように。こうなることもグラスの中ではあったのか、すぐさま別の攻撃に切り替え、次は会場の地面全体を凍らせて氷のステージを作り出した。グラスの奥の手の一つ【氷雪結界】を張り巡らして、カリスティアが術を解いた時にすぐにでも足下から凍らせられるように、グラスはカリスティアの行う全ての挙動を見逃さないように観察を続ける。
一方のカリスティア、祭りが始まる前に文字通り心に傷を負いながらも習得した傷心魔術の癖の強さを抑えるのに必死であった。傷心魔術は文字通り心の傷を使う魔術なのだが、使いたい時に魔力を練り上げて行使できる他の魔術と違い、常時魔力を循環させて発動し続けなければならない上に、発動中は心の傷を問答無用でえぐり蒸し返される為に、魔力が尽きるまで発狂して周囲を破壊し尽くす禁術。
そんな者を使って平常心で居られるのは、具現化スキルで【禁術を使っても平常心を保つ自分】を具現化し続けているため。今回の状態を作り出す為に二つのスキルを使用して、魔力も別々に練り上げて行使するという、やっている本人でさえ無茶苦茶な状態と思うほどに、おかしい状況。
(それでも微妙に抑えきれずに、接客スマイルが思わず出ちゃうな……。それと、いつも襲ってくる自分は此処に居ない感じを無理矢理防御に使うんじゃなかった。本当に自分の存在うっかり消しそう)
「【フリーレンテ】」
「全てを凍てつかせる霜の波は綺麗だけど……弱い。【拒絶】」
指輪に魔力を込めて、空間を切るように引っ掻けば全てを拒絶する黒の斬撃が、霜の波を拒絶するように一線に切り裂き、術者であるグラスに向かうが、グラスは杖で軌道を上に逸らす。逸らされた斬撃が容赦なく結界を突き破っる音が聞こえる。少しずつカリスティアの思考が霞んでゆく、いつの間にか観客の目を眩ますように包む霜が自身の思考にも降りかかるように。
「カリスティア」
無表情なのに、どこか優しい表情でこちらを見てくる。傷心魔術の発動で嫌でも荒れ狂う心を逆撫でされるような気分で、もう一度【拒絶】してしまうほどであった。それもグラスは杖でまた上に軌道を逸らして避けられたのだけれども、優しい表情が怖い、やめて、身体が軋む、ぶつ切りになる思考の中でカリスティアはその単語だけを心の中で虚ろに繰り返す。
「カリスティア……私は貴女を守りたい」
「【わた、し……は、その言葉を、信じるこ、とができない!!!】」
少しの言葉が呪いとなるほどの魔術、信じることが出来ない疑いが具現化スキルと組み合わさり、二度とその言葉が紡げないようにしてやる、との思いが舌を切るには大きすぎるハサミとなってカリスティアの手に現れる。赤黒いハサミを持って、カリスティアは優しい目でゆっくりと歩いてくるグラスに襲いかかる。
『疑心』深層心理で封じ込めていた感情、異世界に来て過ごせば嫌でもわかる。この世界が本格的におかしく歪に動き始めた時と自身がこの世界に意識を持って来た時と時期がぴったり被っていることも、それを承知で皆接してくれるところが、身体の歳相応の考えをしようとしても襲ってくる自分への疑心。そんな自分を守りたい、慕いたい、信用、許容、もしもの自分が信用できないからこその拒絶。もしも、自分が何かを狂わせる原因だったらどうするんだ?との心配。
何が、どうで、こうなのかも分からなくなってきているカリスティアの首の皮一枚の思考で放たれる狂気をグラスは自身を凍らせることで防ぐ、氷と金属よりも冷たく強固な疑心がぶつかり合う音が霜に包まれた会場に響く。
グラスは分かっていた。カリスティアがヴィスの町で目覚めた時期と自分が元自国の兵士に襲われた日から、まるで火蓋が切られたように世界の情勢が崩れたこと。希有なスキルと歳不相応の少女が四歳でヴィスの町以降の記憶がないと、伝えられた時から、嫌でも彼女の知らぬ中で彼女を中心に何かが動いていることが。だから、試合が始まる前に彼女に言ったのだ「試合に勝ったら、一番近くで貴女の全てを守らせてください」と自分が彼女の盾になると。
だからこそ、カリスティアも負ける訳にはいかなかった。自分は一度死んだ身だ……今を生きる人の命を危険にさらしてまで、そこまでの覚悟を持って守る必要はないと。今でもはち切れそうな理性を総動員してグラスを倒すために、そもそも、接客の為に客に殴られ上司に、熱した油投げつけられ……その中で降りかかる認知症の親の介護やら借金やらで、心は多少なりとも壊れてるのだから、今更いいかと魔力をさらに込める。
自分を守るために自身の心に傷を付ける本末転倒なことだとわかっていても。
「【自己嫌悪】」
自分すら信じられない自分への嫌悪は、何よりも美しく忠実に、嫌悪する自分の顔を映す鏡となる。それに疑心のハサミで等身大のカガミにうつる、社会人時代の自分がうつった自分の胸に差し込むと、差し込んだ位置ぴったりにグラスの胸にハサミの切っ先が生えてくる。それと共に、自分の骨が歪に鳴る音とともに、身体が無理矢理に、二歳成長する。身体の年齢は6歳から8歳へ、この技は代償のある魔法で、使うごとに人生で一番自分を嫌悪していた歳に近づいてゆくという代償。
グラスは、自分の胸を貫かれたというのに、優しい瞳は崩さずにカリスティアに反撃の一撃を食らわせる。自身の理性を繋ぐことに必死のカリスティアは避けることができずに、頭に直撃した杖に吹っ飛ばされる。吹っ飛ばされたというのに痛覚が麻痺しているのか、そんなことすら感じられないほどに理性が危ういのか、カリスティアは痛みは感じなかった。
「どう言われようとも勝たせて頂きます。 アイスランス、フロージュラーレ、追い風花、」
「ッ……【私は最初からここに「させません」ちょっと!! 掴んだらグラスも存在が」
自身の魔法を放った瞬間に転移魔術で、カリスティアの腕を掴むグラス。どうやら、自分の存在も消える可能性を考慮してグラスが掴んだようだと、察しの付いたカリスティアは、グラスの身体や顔をがむしゃらに殴るも、氷の魔術に包まれたグラスには効果はなく。逃げることも出来ずにグラスの放った魔法にグラス共々に食らってしまう。
食らって態勢が崩れる瞬間に、グラスが自分の指から渇望の指輪を外して投げ捨てたところで、カリスティアは負けたっと、そのまま大の字で凍り付いた地面に倒れた。渇望の指輪がなければ、カリスティアははっきりと自分の傷を攻撃にすることは、まだできないため。お得意の水は効かないし、他の魔術もグラスが吹けば飛ぶし、かといってがむしゃらに構造の分かっていない現代武器を具現化しようものなら、MPもこの先のことも考慮して自爆にしかならない。頑張ろうがなにしようが、ぶっちゃけ負け戦なのだ。活路は自身の心の傷を攻撃に使う傷心魔術のみ。
「あーあー!!! せっかく禁術まで使ったのに負けた」
「あたりまえです。貴女は自分は傷付けて他人を守る覚悟と、私は自分や他人は勿論、守る対象を傷つけても守るつもりで戦っているのですから覚悟が違います。そもそも、他人の存在を消す魔術を私に使わなかった時点で貴女が甘いんですよ。あと、具現化スキルを駆使してMP限界まで、攻撃か防御に全てを振れば私程度勝てたでしょうに……それに、貴女のまだ、さらけ出せないことをさらけ出せば、十分勝てます」
「そんなこと言ったって、グラス強いしなんか、白いオーラぴっかぴっかさせて綺麗になっちゃって……見た目補正かかってるでしょステータスに」
「見た目補正というステータスはありません。はぁ、畏怖の対象のこの姿を綺麗……相変わらずの奇人で、まだ禁術使った方が、幾分かまともなのでずっと発動していたらどうです?」
「通常運転が奇人ってひどくない!? このやろー!! 発動したらその言葉の傷で攻撃しちゃる!!!」
負けたのにヤケにすがすがしい気分を感じたまま、グラスと冗談を言い合ってお互いクスクスと霜が晴れるまで笑い合った。霜が晴れるとどうやら夜になっていたようで、待ちわびた審判や観客が一斉に戦いを終えた二人に歓声を送った。試合はグラスの作った霧で見えないのに、変わった観客達だとカリスティアは笑った。
「帰りますよ。お互いに治療を受けなければ。私に至っては術を解いたら動けなくなりますので」
「はーい」
戦いあったというのに、手を繋ぎながら会場へ消えてゆく二人を審判は見守って送ったが、歓声を送るのに夢中でとある一つの失敗をおかした。
「やべ、どっちが勝ったか聞いてねぇ」
「傷心魔術【私は最初から此処には居なかった】」
そういうだけで、氷の刃はカリスティアを切るという役目を果たせないまま霧散する。文字通り魔法がカリスティアの身体からすり抜けたのだ。まるで幻影のように。こうなることもグラスの中ではあったのか、すぐさま別の攻撃に切り替え、次は会場の地面全体を凍らせて氷のステージを作り出した。グラスの奥の手の一つ【氷雪結界】を張り巡らして、カリスティアが術を解いた時にすぐにでも足下から凍らせられるように、グラスはカリスティアの行う全ての挙動を見逃さないように観察を続ける。
一方のカリスティア、祭りが始まる前に文字通り心に傷を負いながらも習得した傷心魔術の癖の強さを抑えるのに必死であった。傷心魔術は文字通り心の傷を使う魔術なのだが、使いたい時に魔力を練り上げて行使できる他の魔術と違い、常時魔力を循環させて発動し続けなければならない上に、発動中は心の傷を問答無用でえぐり蒸し返される為に、魔力が尽きるまで発狂して周囲を破壊し尽くす禁術。
そんな者を使って平常心で居られるのは、具現化スキルで【禁術を使っても平常心を保つ自分】を具現化し続けているため。今回の状態を作り出す為に二つのスキルを使用して、魔力も別々に練り上げて行使するという、やっている本人でさえ無茶苦茶な状態と思うほどに、おかしい状況。
(それでも微妙に抑えきれずに、接客スマイルが思わず出ちゃうな……。それと、いつも襲ってくる自分は此処に居ない感じを無理矢理防御に使うんじゃなかった。本当に自分の存在うっかり消しそう)
「【フリーレンテ】」
「全てを凍てつかせる霜の波は綺麗だけど……弱い。【拒絶】」
指輪に魔力を込めて、空間を切るように引っ掻けば全てを拒絶する黒の斬撃が、霜の波を拒絶するように一線に切り裂き、術者であるグラスに向かうが、グラスは杖で軌道を上に逸らす。逸らされた斬撃が容赦なく結界を突き破っる音が聞こえる。少しずつカリスティアの思考が霞んでゆく、いつの間にか観客の目を眩ますように包む霜が自身の思考にも降りかかるように。
「カリスティア」
無表情なのに、どこか優しい表情でこちらを見てくる。傷心魔術の発動で嫌でも荒れ狂う心を逆撫でされるような気分で、もう一度【拒絶】してしまうほどであった。それもグラスは杖でまた上に軌道を逸らして避けられたのだけれども、優しい表情が怖い、やめて、身体が軋む、ぶつ切りになる思考の中でカリスティアはその単語だけを心の中で虚ろに繰り返す。
「カリスティア……私は貴女を守りたい」
「【わた、し……は、その言葉を、信じるこ、とができない!!!】」
少しの言葉が呪いとなるほどの魔術、信じることが出来ない疑いが具現化スキルと組み合わさり、二度とその言葉が紡げないようにしてやる、との思いが舌を切るには大きすぎるハサミとなってカリスティアの手に現れる。赤黒いハサミを持って、カリスティアは優しい目でゆっくりと歩いてくるグラスに襲いかかる。
『疑心』深層心理で封じ込めていた感情、異世界に来て過ごせば嫌でもわかる。この世界が本格的におかしく歪に動き始めた時と自身がこの世界に意識を持って来た時と時期がぴったり被っていることも、それを承知で皆接してくれるところが、身体の歳相応の考えをしようとしても襲ってくる自分への疑心。そんな自分を守りたい、慕いたい、信用、許容、もしもの自分が信用できないからこその拒絶。もしも、自分が何かを狂わせる原因だったらどうするんだ?との心配。
何が、どうで、こうなのかも分からなくなってきているカリスティアの首の皮一枚の思考で放たれる狂気をグラスは自身を凍らせることで防ぐ、氷と金属よりも冷たく強固な疑心がぶつかり合う音が霜に包まれた会場に響く。
グラスは分かっていた。カリスティアがヴィスの町で目覚めた時期と自分が元自国の兵士に襲われた日から、まるで火蓋が切られたように世界の情勢が崩れたこと。希有なスキルと歳不相応の少女が四歳でヴィスの町以降の記憶がないと、伝えられた時から、嫌でも彼女の知らぬ中で彼女を中心に何かが動いていることが。だから、試合が始まる前に彼女に言ったのだ「試合に勝ったら、一番近くで貴女の全てを守らせてください」と自分が彼女の盾になると。
だからこそ、カリスティアも負ける訳にはいかなかった。自分は一度死んだ身だ……今を生きる人の命を危険にさらしてまで、そこまでの覚悟を持って守る必要はないと。今でもはち切れそうな理性を総動員してグラスを倒すために、そもそも、接客の為に客に殴られ上司に、熱した油投げつけられ……その中で降りかかる認知症の親の介護やら借金やらで、心は多少なりとも壊れてるのだから、今更いいかと魔力をさらに込める。
自分を守るために自身の心に傷を付ける本末転倒なことだとわかっていても。
「【自己嫌悪】」
自分すら信じられない自分への嫌悪は、何よりも美しく忠実に、嫌悪する自分の顔を映す鏡となる。それに疑心のハサミで等身大のカガミにうつる、社会人時代の自分がうつった自分の胸に差し込むと、差し込んだ位置ぴったりにグラスの胸にハサミの切っ先が生えてくる。それと共に、自分の骨が歪に鳴る音とともに、身体が無理矢理に、二歳成長する。身体の年齢は6歳から8歳へ、この技は代償のある魔法で、使うごとに人生で一番自分を嫌悪していた歳に近づいてゆくという代償。
グラスは、自分の胸を貫かれたというのに、優しい瞳は崩さずにカリスティアに反撃の一撃を食らわせる。自身の理性を繋ぐことに必死のカリスティアは避けることができずに、頭に直撃した杖に吹っ飛ばされる。吹っ飛ばされたというのに痛覚が麻痺しているのか、そんなことすら感じられないほどに理性が危ういのか、カリスティアは痛みは感じなかった。
「どう言われようとも勝たせて頂きます。 アイスランス、フロージュラーレ、追い風花、」
「ッ……【私は最初からここに「させません」ちょっと!! 掴んだらグラスも存在が」
自身の魔法を放った瞬間に転移魔術で、カリスティアの腕を掴むグラス。どうやら、自分の存在も消える可能性を考慮してグラスが掴んだようだと、察しの付いたカリスティアは、グラスの身体や顔をがむしゃらに殴るも、氷の魔術に包まれたグラスには効果はなく。逃げることも出来ずにグラスの放った魔法にグラス共々に食らってしまう。
食らって態勢が崩れる瞬間に、グラスが自分の指から渇望の指輪を外して投げ捨てたところで、カリスティアは負けたっと、そのまま大の字で凍り付いた地面に倒れた。渇望の指輪がなければ、カリスティアははっきりと自分の傷を攻撃にすることは、まだできないため。お得意の水は効かないし、他の魔術もグラスが吹けば飛ぶし、かといってがむしゃらに構造の分かっていない現代武器を具現化しようものなら、MPもこの先のことも考慮して自爆にしかならない。頑張ろうがなにしようが、ぶっちゃけ負け戦なのだ。活路は自身の心の傷を攻撃に使う傷心魔術のみ。
「あーあー!!! せっかく禁術まで使ったのに負けた」
「あたりまえです。貴女は自分は傷付けて他人を守る覚悟と、私は自分や他人は勿論、守る対象を傷つけても守るつもりで戦っているのですから覚悟が違います。そもそも、他人の存在を消す魔術を私に使わなかった時点で貴女が甘いんですよ。あと、具現化スキルを駆使してMP限界まで、攻撃か防御に全てを振れば私程度勝てたでしょうに……それに、貴女のまだ、さらけ出せないことをさらけ出せば、十分勝てます」
「そんなこと言ったって、グラス強いしなんか、白いオーラぴっかぴっかさせて綺麗になっちゃって……見た目補正かかってるでしょステータスに」
「見た目補正というステータスはありません。はぁ、畏怖の対象のこの姿を綺麗……相変わらずの奇人で、まだ禁術使った方が、幾分かまともなのでずっと発動していたらどうです?」
「通常運転が奇人ってひどくない!? このやろー!! 発動したらその言葉の傷で攻撃しちゃる!!!」
負けたのにヤケにすがすがしい気分を感じたまま、グラスと冗談を言い合ってお互いクスクスと霜が晴れるまで笑い合った。霜が晴れるとどうやら夜になっていたようで、待ちわびた審判や観客が一斉に戦いを終えた二人に歓声を送った。試合はグラスの作った霧で見えないのに、変わった観客達だとカリスティアは笑った。
「帰りますよ。お互いに治療を受けなければ。私に至っては術を解いたら動けなくなりますので」
「はーい」
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