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祈りと桃色の誘い
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「おお……神よ。愛を、眼差しにあふれ出るその愛を」
老婆は祈る。燃えたように朽ち果て光の帯を受け止める役目すら果たせぬ屋根、涼やかかつ爽やかな風が吹きざらしの室内。何十年もの塵は床にへばりつき風が吹いても微かに黒く舞い上がるのみ。太陽の光が差し込む室内は薄暗い、けれど老婆の祈る先には不自然に発光する蝶を模したネックレス。
「我に慈悲の愛を眼差しを……運びたまへ」
老婆は祈る。頭を垂れてその紫色に発光するネックレスに向けて、両腕はないために大切なネックレスの塵を払うことはできないけれど、ただ……腕がなくても祈ることは出来ると信じて老婆は祈る。
祈りに呼応するように厄災の魔物が吠え、踏み入れた者を喰らうように大口を開けた木々をなぎ倒し進む。黒いもやをまき散らしあたりを黒く染める魔物の先には桃色の女がしゃらしゃらと鎖をならして、誘導するように女は歩く
「アダムスに絶対に行かせない」
自身の身体に靄がかかり綺麗な幼い肌が黒に浸食されていても、桃色の少女……デキュナスは誘導をし続けた。ラブマルージュの命により動いているだろう一行を排除するために。
グラスに付き合ってくれと言われたままについて行き、ムーンドロップというちょっとふんわりとした雰囲気のカフェに連れて行かれた。お店は裕福な市民が楽しみに来ているようで宿の周りのような乞食やどこか喪失したようななんとも言えない雰囲気はなく、この町で初めてみた賑やかな雰囲気のカフェだった。
店の奥側隅のテーブルに座りグラスに注文を任せた。注文を終えたグラスと話そうと目をやるとポツリと
「スケイス様の予知外で厄災の兆候が起こりアダムスに行く事ができなくなりました」
ため息交じりにそう告げられた。厄災の兆候、スケイスの契約の話しで似たようなことを聞いたことがある。厄災のような強力な魔物か、千を超す魔物の大量発生が起こると確かその地域とその周りの魔力濃度が異常に濃くなるとか……。けどペルマネンテの周りの魔力は濃いわけでもないし、言うならば薄いから……厄災級の魔物がペルマネンテを通ってくるとか、そこまで思ってグラスに聞き返してみた。
「厄災の兆候?」
「ええ、情報収集に冒険者ギルドに足を運んだら……。こんな時に限って顔のない厄災級の魔物が今日からペルマネンテの方向にに移動しているそうで。今月……太陽月のアダムス国境門開放は中止、来月となりました」
ビンゴ、そこまで言ってグラスは文字の書かれた紙をすぐにどかせられる枚数だけ懐から取り出して私の前に並べてゆく……なるほど。
「それで、資金調達もとい私の修行を付けてくれると……」
私が考え事にふけっているうちにグラスは冒険者ギルドで情報収集して、私の修行になる依頼を貰ってきてくれたらしい。どの依頼もA級だったりS級だったり、今の冒険者ランクC級の私が受けて良いのかと戸惑っていると、SS級冒険者のグラスの弟子ということにしてグラスの付き添いの元だったら私もA級とS級は受けてもいいようにしたと説明してくれる。
改めてグラスが自分の手が届かないほどに強くなったんだなーっとしみじみしながら、厳選した依頼を再確認しているグラスを見つめていると、視線に気がついたグラスと目があって悪いことしてないのに咄嗟に目をそらしてしまう。逸らしてすぐゆっくりグラスのほうに向き直ると、昔の鉄面皮の面影がないくらいに微笑ましそうに、声もなくニコニコしてくるものだから、なんか恥ずかしくて頬に熱を貯めてテーブルに突っ伏す。
「お待たせしましたー。ブレンドコーヒーと七日紅茶と奏パイケーキお待たせしましたー」
「ありがとうございます! 七日紅茶は私で」
「ありがとうございます。彼女は七日紅茶と奏パイケーキと私はブレンドコーヒーです」
私はケーキなんて頼んでないよ? なんて目でグラスを見てケーキを乗ったさらをグラスの方へと動かそうとすると、グラスが手を添えて阻止してきたあげくに、力でこちらに押し戻してきた。力を利用してテーブルの上に皿を滑らせてグラスの方へ行かせようとすると、また力尽くて止められた。今度は滑らせられないように皿を片手で掴んで対抗してきた。
「いいよいいよ、グラス。私はいつもいつも助けられてるんだからさ。ほら、この世、このご時世カフェってお金かかるからね!」
「それ以上に私はカリスティアに助けられてますので、ケーキくらいでしたらご遠慮せずに」
「……」「……」
グラスと私、どっちかが贈り物をすると毎度こうやって喧嘩になります。原因は分かりやすくお互いはお互いに助けられた感が強すぎてこうなるのだ。解決方法は一つ。
「グラスもケーキかなんか頼もうよ。選んでこようか?」
「はい、お願いします。カリスティアが選ぶものでしたらなんでも」
片方がやった施しと同じことをプラマイ0になるように行動すること、それでもバレないように相手のケーキだけちょっと高めのやつにしたりしてチマチマとお礼をしているのだけれども……。こんなに遠慮がちなカップルって二つの世界探してもどこにも居ないだろうな……。
そんなこんなで、喧嘩にならないために自分の分だけを払い、決して片方の分までお金を支払わないことを互いに釘を差し合ってから始まる厳選した依頼の中でどれを私が受けたいかを一つ一つグラスが読み上げてくれた。
・レッドハウンドの大群駆逐
・老い巫女の保護
・なけなしの木の根っこ採集
などコレ含め他5つの依頼の中で選ぶのだけれども……老い巫女の保護が何故かどうしても気になって仕方がなくてグラスに頼んで依頼の紙を見せて貰った。
【老い巫女の保護】
死んだ村の廃屋で祈りを捧げている
腕のない元巫女の老婆を保護
村の巫女だったが廃村となった村で未だに祈りを捧げ
結界を張ったまま20年の間保護を拒み続けている。
依頼放棄の罰則は無い代わりに、報酬は3金貨とする。
依頼人 ドロウ
「これにしますか?」
「うん、なんかコレが気になるから」
グラスがやや鋭く目を細めてから「では、明日にでも依頼受注手続きのあとに行きましょうか。依頼人のともコンタクトを取れるかも聞いてみましょう」なんて言う者だから準備の時間はくれないみたいだ。それとも具現化スキルがあるからそれを使えば道中の魔力含んだ花ひっつかんで色々できるだろうとか思ってる可能性も……まぁ、できるけど。
「お待たせしました、後のご注文いただきました。ホワイトドロップケーキです」
「お手数をおかけしましたー。ケーキはこちらの人です」
依頼の話しが一段落して、グラスがコーヒーを飲んで、私の選んだホワイトドロップケーキを食べ始めたので、私も七日寝かせると香りが良くなる紅茶の葉で作った七日紅茶の香りを楽しみながら一口飲んで……ん?苦い?
「うぅぅぅ……苦い!」
苦さをどうにかするためにパイをひっつかんで食べるけれど
「うぅぅぅぅ……青臭い」
今度はパイを食べたのだけれども、パイにあるまじき草特有のシャリシャリとした食感と雑草のようなえぐみのある香りが口いっぱいに広がってあっという間に顔色は肌色から階段飛びに緑色へ。気持ち悪さの余りにテーブルに身体ごと投げ出してしまい、振動で紅茶のカップが倒れ床に苦い紅茶が滴り落ちる。
「カリスティア! コーヒーは……ダメですね。水魔法で」
目を若干見開いたグラスがコーヒーという単語を言う者だから慌てて突っ伏しながら、ムリムリムリムリ!!!!と顔を振ると、コーヒーをグラスは一気に飲んで水魔法で素早くコーヒーカップを洗って、そこに水魔法でだした綺麗な水を私に渡してくれる。けど、あまりの気持ち悪さに手が震えて上手く受け取れない。それにグラスも何故か顔を青くなって手が震えてる。
「きゃーお客さん! ちょっと誰か来てードロウ君が調理失敗したみたいー!」
「お気を確かに! お客様」
そろそろ言ってもいいかな……。
(何で昨日今日で、こんなに……私は前の世界で100人殺したのかおぉぉん……。気持ち悪い)
依頼者と同じ名前の人物が私の料理にピンポイントで失敗するって一体全体なんなんだ。
老婆は祈る。燃えたように朽ち果て光の帯を受け止める役目すら果たせぬ屋根、涼やかかつ爽やかな風が吹きざらしの室内。何十年もの塵は床にへばりつき風が吹いても微かに黒く舞い上がるのみ。太陽の光が差し込む室内は薄暗い、けれど老婆の祈る先には不自然に発光する蝶を模したネックレス。
「我に慈悲の愛を眼差しを……運びたまへ」
老婆は祈る。頭を垂れてその紫色に発光するネックレスに向けて、両腕はないために大切なネックレスの塵を払うことはできないけれど、ただ……腕がなくても祈ることは出来ると信じて老婆は祈る。
祈りに呼応するように厄災の魔物が吠え、踏み入れた者を喰らうように大口を開けた木々をなぎ倒し進む。黒いもやをまき散らしあたりを黒く染める魔物の先には桃色の女がしゃらしゃらと鎖をならして、誘導するように女は歩く
「アダムスに絶対に行かせない」
自身の身体に靄がかかり綺麗な幼い肌が黒に浸食されていても、桃色の少女……デキュナスは誘導をし続けた。ラブマルージュの命により動いているだろう一行を排除するために。
グラスに付き合ってくれと言われたままについて行き、ムーンドロップというちょっとふんわりとした雰囲気のカフェに連れて行かれた。お店は裕福な市民が楽しみに来ているようで宿の周りのような乞食やどこか喪失したようななんとも言えない雰囲気はなく、この町で初めてみた賑やかな雰囲気のカフェだった。
店の奥側隅のテーブルに座りグラスに注文を任せた。注文を終えたグラスと話そうと目をやるとポツリと
「スケイス様の予知外で厄災の兆候が起こりアダムスに行く事ができなくなりました」
ため息交じりにそう告げられた。厄災の兆候、スケイスの契約の話しで似たようなことを聞いたことがある。厄災のような強力な魔物か、千を超す魔物の大量発生が起こると確かその地域とその周りの魔力濃度が異常に濃くなるとか……。けどペルマネンテの周りの魔力は濃いわけでもないし、言うならば薄いから……厄災級の魔物がペルマネンテを通ってくるとか、そこまで思ってグラスに聞き返してみた。
「厄災の兆候?」
「ええ、情報収集に冒険者ギルドに足を運んだら……。こんな時に限って顔のない厄災級の魔物が今日からペルマネンテの方向にに移動しているそうで。今月……太陽月のアダムス国境門開放は中止、来月となりました」
ビンゴ、そこまで言ってグラスは文字の書かれた紙をすぐにどかせられる枚数だけ懐から取り出して私の前に並べてゆく……なるほど。
「それで、資金調達もとい私の修行を付けてくれると……」
私が考え事にふけっているうちにグラスは冒険者ギルドで情報収集して、私の修行になる依頼を貰ってきてくれたらしい。どの依頼もA級だったりS級だったり、今の冒険者ランクC級の私が受けて良いのかと戸惑っていると、SS級冒険者のグラスの弟子ということにしてグラスの付き添いの元だったら私もA級とS級は受けてもいいようにしたと説明してくれる。
改めてグラスが自分の手が届かないほどに強くなったんだなーっとしみじみしながら、厳選した依頼を再確認しているグラスを見つめていると、視線に気がついたグラスと目があって悪いことしてないのに咄嗟に目をそらしてしまう。逸らしてすぐゆっくりグラスのほうに向き直ると、昔の鉄面皮の面影がないくらいに微笑ましそうに、声もなくニコニコしてくるものだから、なんか恥ずかしくて頬に熱を貯めてテーブルに突っ伏す。
「お待たせしましたー。ブレンドコーヒーと七日紅茶と奏パイケーキお待たせしましたー」
「ありがとうございます! 七日紅茶は私で」
「ありがとうございます。彼女は七日紅茶と奏パイケーキと私はブレンドコーヒーです」
私はケーキなんて頼んでないよ? なんて目でグラスを見てケーキを乗ったさらをグラスの方へと動かそうとすると、グラスが手を添えて阻止してきたあげくに、力でこちらに押し戻してきた。力を利用してテーブルの上に皿を滑らせてグラスの方へ行かせようとすると、また力尽くて止められた。今度は滑らせられないように皿を片手で掴んで対抗してきた。
「いいよいいよ、グラス。私はいつもいつも助けられてるんだからさ。ほら、この世、このご時世カフェってお金かかるからね!」
「それ以上に私はカリスティアに助けられてますので、ケーキくらいでしたらご遠慮せずに」
「……」「……」
グラスと私、どっちかが贈り物をすると毎度こうやって喧嘩になります。原因は分かりやすくお互いはお互いに助けられた感が強すぎてこうなるのだ。解決方法は一つ。
「グラスもケーキかなんか頼もうよ。選んでこようか?」
「はい、お願いします。カリスティアが選ぶものでしたらなんでも」
片方がやった施しと同じことをプラマイ0になるように行動すること、それでもバレないように相手のケーキだけちょっと高めのやつにしたりしてチマチマとお礼をしているのだけれども……。こんなに遠慮がちなカップルって二つの世界探してもどこにも居ないだろうな……。
そんなこんなで、喧嘩にならないために自分の分だけを払い、決して片方の分までお金を支払わないことを互いに釘を差し合ってから始まる厳選した依頼の中でどれを私が受けたいかを一つ一つグラスが読み上げてくれた。
・レッドハウンドの大群駆逐
・老い巫女の保護
・なけなしの木の根っこ採集
などコレ含め他5つの依頼の中で選ぶのだけれども……老い巫女の保護が何故かどうしても気になって仕方がなくてグラスに頼んで依頼の紙を見せて貰った。
【老い巫女の保護】
死んだ村の廃屋で祈りを捧げている
腕のない元巫女の老婆を保護
村の巫女だったが廃村となった村で未だに祈りを捧げ
結界を張ったまま20年の間保護を拒み続けている。
依頼放棄の罰則は無い代わりに、報酬は3金貨とする。
依頼人 ドロウ
「これにしますか?」
「うん、なんかコレが気になるから」
グラスがやや鋭く目を細めてから「では、明日にでも依頼受注手続きのあとに行きましょうか。依頼人のともコンタクトを取れるかも聞いてみましょう」なんて言う者だから準備の時間はくれないみたいだ。それとも具現化スキルがあるからそれを使えば道中の魔力含んだ花ひっつかんで色々できるだろうとか思ってる可能性も……まぁ、できるけど。
「お待たせしました、後のご注文いただきました。ホワイトドロップケーキです」
「お手数をおかけしましたー。ケーキはこちらの人です」
依頼の話しが一段落して、グラスがコーヒーを飲んで、私の選んだホワイトドロップケーキを食べ始めたので、私も七日寝かせると香りが良くなる紅茶の葉で作った七日紅茶の香りを楽しみながら一口飲んで……ん?苦い?
「うぅぅぅ……苦い!」
苦さをどうにかするためにパイをひっつかんで食べるけれど
「うぅぅぅぅ……青臭い」
今度はパイを食べたのだけれども、パイにあるまじき草特有のシャリシャリとした食感と雑草のようなえぐみのある香りが口いっぱいに広がってあっという間に顔色は肌色から階段飛びに緑色へ。気持ち悪さの余りにテーブルに身体ごと投げ出してしまい、振動で紅茶のカップが倒れ床に苦い紅茶が滴り落ちる。
「カリスティア! コーヒーは……ダメですね。水魔法で」
目を若干見開いたグラスがコーヒーという単語を言う者だから慌てて突っ伏しながら、ムリムリムリムリ!!!!と顔を振ると、コーヒーをグラスは一気に飲んで水魔法で素早くコーヒーカップを洗って、そこに水魔法でだした綺麗な水を私に渡してくれる。けど、あまりの気持ち悪さに手が震えて上手く受け取れない。それにグラスも何故か顔を青くなって手が震えてる。
「きゃーお客さん! ちょっと誰か来てードロウ君が調理失敗したみたいー!」
「お気を確かに! お客様」
そろそろ言ってもいいかな……。
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