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餞別と死なば諸共
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いざグラスと一緒に食事に来てみれば、あのアダムスの二人が加わって中々騒がしい食事になっていた。赤身陸魚と水晶きのこをふんだんに使った即席煮込み。陸を泳ぐ魚の魔物の肉と水晶の笠みたいなキノコ、本当に水晶じゃなくて周りの胞子で水晶に見えるとかなんとか。スケイスが私達を連れてきたことを大きい声で言うと、先ほどまで具を取り合ってたデキュナスちゃんが隕石のごとく私の所へ降ってきた。
「カリスティア! 一緒に食べよ、オラおっさん用意しろよ」
「お前なぁ……。よぉ、その節はどうもお二人さん」
「うん、一緒に食べようか。二人とも元気そうでよかった」
「私も、お二人が無事で喜ばしく思います。して、二人はどうされたのですか?」
私がグイグイとデキュナスちゃんに、腕を絡められるように引っ張られる中で冷静なグラスがアダムスのお兄さんに聞いた。私も気になるから、座らせられてお兄さんがよそってくれた煮込みの入った器とスプーンを受け取り。右にデキュナスちゃん、左に滑り込むようにウィーンママに挟まれた状態で言葉を待った。
グラスのほうは女性にガッチリ固められている私をみて苦笑いした後に、ドロウ君の隣に座った。スケイスは立ったまま聞くみたいでそのままアダムスのお兄さんを見下ろしてる。カンスさんは重い腰を上げて馬車の点検へと向かった。
「魔族の国に行く予定だったんだが、どうしても、全員に挨拶してから行きたくてな。本当にありがとうございました。感謝しても仕切れねぇ」
「うぉあるぃぶばとう、ごごごごばいます」
お礼? なのかな。デキュナスちゃんが顔を赤らめて必死に紡がれた言葉は……辛うじてお礼を言いたいのかな?と思えるものだった。私もグラスもウィーンママもドロウ君も、果てにはガイコツのスケイスでさえ、目が点という表現を貼り付けた表情になった。
なんとも言えない空気の中でデキュナスちゃんは、真っ赤のままプルプル震えだし、一方のアダムスのお兄さんも何故か真っ赤になって左握り拳をプルプル震わせていた。なんとも言えない空気の中で焚き火の木がはぜる音を皮切りにアダムスのお兄さんがバッとデキュナスちゃんの方を向いた。
「お礼言うの下手くそ過ぎるだろ、デキュナス! 四週間も練習に付き合わせやがって、なんだぁ、そのお礼の出来栄えは!!!」
「うるっせぇーよ!!! 四週間どころかてめぇーは半分も寝ながら聞いてただろ!? オッサンが真面目に練習に付き合ってればこんなことには、なんなかったつーの!!!」
「っは! 魚が酸欠になったようなその口が真面目にやって四週間でどうにかなるか? なんねぇーよ!!!」
「バーカ! アーホ! 草臥れた靴底に踏み潰された虫ケラ、バーカ!!!」
「えーっと、コレスタ宿の永久優先宿泊券5回分餞別にあげるよ。6年くらい前だから今も使えるかはわからないけど」
兄弟喧嘩が白熱したところでこれ以上は流石にと思った私が具現化ストックから、永久優先宿泊券5回を出して二人の前に差し出すと。真っ赤になって怒っていたデキュナスちゃんが、満面の笑みでこちらを見て飛びついてきた。飛びつくような形で抱きつかれて、美乳と言って良いほどよい胸が私の頬にあたる……身体の年齢が年下に負けたことに打ちひしがれながらも、ひっついたデキュナスちゃんに券をあげたら即座に離れてくれた。
「そこまでして貰うわけには」
「いいんだよ。6年前のだから本当に使えるかわからないし、餞別として受け取ってよ」
「おっさんと違ってほんと、態度と心がけがきゃーわーいーいー!!!」
「あー!!! 忘れてたわ!!! ……カリスティアちゃ~ん!」
6年のチケットでなにやら思い出したウィーンママがデキュナスちゃんと入れ替わるようにひっついてきた。豊満過ぎる胸の弾力で首が折れそう。ウィーンママが目をこれでもかという位にウルウルさせながら、あの逆柏手の槌を狂犬? との戦いで壊してしまったから治して欲しいということだった。
「ごめんなさい。ママ壊しちゃった」
「いや、いいんだよ。物は壊れる物だし、使ってくれてありがとう。ハイ、できた」
「あれ、ちょっと装飾豪華になっているわ?」
逆柏手の槌をちょっと改造して、ウィーンままの黄緑の綺麗な瞳に合うように色を変えて、そこら辺のゴブリンの集落からカツアゲしてきた魔石の効果【筋力補助】というのを投与してみた。黄緑色の宝石だったというのが一番の理由だけれど、ウィーンママにはぴったりだと思って。そんなことを細かに説明すると、ウィーンママが羽をバタバタさせながら、私の両脇あたりをガッシリと掴んだ。「へ?」という素っ頓狂な声が零れる頃には遅かった。
「カリスティアちゃんありがとう!!! ママ嬉しい」
「くる、し」
「ウィーンさん! カリスティアちゃんが白目になって、あー!!!」
「ウィーン様! カリスティアの胴体が別れてしまいます、速く手を、ウィーン様、ウィーン様!!!」
「お、お、おっさんなんとかしろ」
「お前のが荒事得意だろ行け」
私の腰が奏でてはいけない音を奏でてる。ウィーンママ、嬉しいのはわかるけどマジで苦しい中身が飛び出そうなんですが!? 何度も私がギブギブとウィーンままの背中を叩くけれど、妄想ワールドに入っているのか気づかないまま、どれだけ嬉しいかを語り始めた。嬉しいけどそろそろ意識が……、お空って綺麗だな。なんて思って居たら、ウィーンの頭に堅い何かが容赦なく振り下ろされた音がした。
「【聖鉄槌】アバズレがきんちょ悪魔、ええ加減はなしいや」
「痛いわね。ごめんなさいカリスティアちゃん。ありがとね」
「うん、いいよ。スケイスありがとう」
「ええよ~。契約魔物やから主はん守るのは当たり前や、きいせんでな~」
私の知ってる神聖魔法【聖鉄槌】は、痛いわね……で済む威力じゃないけど、それで済んでいるあたりやっぱりママは悪魔なようだ。ウィーンママが現実から帰ってきたら、大分落ち着いた感じで私の頭を撫でて微笑みながらありがとうと言ってくれた。
スケイスは、ケラケラカタカタ笑いながら、ウィーンママに入れ替わる形で私の頭を撫でて、次はドロウ君とデキュナスちゃんとアダムスのお兄さん……という感じで皆順番に頭を撫でてきた。なんだろう、私の頭に何かあるのかな? 幸運を呼び込むお地蔵様くらいに思われてないだろうか? 撫でられるのは嫌いじゃないからいいけれど、あまり撫でられすぎるとてっぺんからハゲそうで怖い。
私が自分の頭を心配して、自分の頭を自分の手で確かめるように触っていたら次はグラスの腕が頭に振ってきて、私の手ごと私の頭をぐりぐりと撫で始めた。
「わたしの頭に何があるのさ~!!!」
グリグリと撫でられながら、温かい目で私を見る全員がそれぞれクスクス、ケラケラ、ニッコリしながら何も言わずに撫でられている私を見ているだけで、結局教えてくれなかった。
・
・
「辛気くさい中でも嬉しそうじゃないか、親友」
「わしの娘があれだけ成長してれば嬉しいじゃろう……親友」
負けた。娘に負かされたわしはいじけるように、自身の庭の手入れに逃げていると。スパーダスが私服でわしの所まで来た。負けてしまった悲しみと娘の成長の嬉しい気持ちが入り交じった感情を、友は真に理解をしてくれているようで、共にスコップを持って庭の手入れの手伝いを始めた。
「なあ」
「なんじゃ」
「……ワシがお役御免になってからなら、いくらでも切るがよいぞ。今を見越してあのときに小娘に言ったのか」
「買い被りすぎじゃ、それだからお主はスパンコールと言われるんじゃぞ?」
「五月蠅い」
思えばこの言葉が現実味を帯びることになるとは、最初は想像が付かなかった。けれど、自体はそういう風に動いておるし、わしもそういう風に抗って事態を進めておる。その小さな手と数奇な運命に血塗られたナイフを持たせるという……優しい王とは遠い手段のとる為に。
「てめーは寿命で死ね」
「そうじゃのう……」
掘られた土に落ちるように友の死ねという言葉が放たれて消えてゆく。わしはそれに浮いたような言葉しか返せなかった。わしは、できればそうしたかった。そうやって死にたかった。けれど、これで悪魔の暴挙を契約を亡き者にする為に……わしは……。
思い出の種を、パラパラと掘った土に入れて埋め直す。自身の思いと後悔を堅く封じて埋めるように。
「では、そうするために共に行こうぞ。スパーダスよ」
「仰せのまま、心と忠誠は国の王の為に、死なば諸共お供いたします」
共に土に汚れた親友が、傅いてわしへと忠誠を捧げる。心でそれを謝罪し。
目的と悲願の為に、わしはリチェルリット国王として最後まで抗い続けようぞ
「カリスティア! 一緒に食べよ、オラおっさん用意しろよ」
「お前なぁ……。よぉ、その節はどうもお二人さん」
「うん、一緒に食べようか。二人とも元気そうでよかった」
「私も、お二人が無事で喜ばしく思います。して、二人はどうされたのですか?」
私がグイグイとデキュナスちゃんに、腕を絡められるように引っ張られる中で冷静なグラスがアダムスのお兄さんに聞いた。私も気になるから、座らせられてお兄さんがよそってくれた煮込みの入った器とスプーンを受け取り。右にデキュナスちゃん、左に滑り込むようにウィーンママに挟まれた状態で言葉を待った。
グラスのほうは女性にガッチリ固められている私をみて苦笑いした後に、ドロウ君の隣に座った。スケイスは立ったまま聞くみたいでそのままアダムスのお兄さんを見下ろしてる。カンスさんは重い腰を上げて馬車の点検へと向かった。
「魔族の国に行く予定だったんだが、どうしても、全員に挨拶してから行きたくてな。本当にありがとうございました。感謝しても仕切れねぇ」
「うぉあるぃぶばとう、ごごごごばいます」
お礼? なのかな。デキュナスちゃんが顔を赤らめて必死に紡がれた言葉は……辛うじてお礼を言いたいのかな?と思えるものだった。私もグラスもウィーンママもドロウ君も、果てにはガイコツのスケイスでさえ、目が点という表現を貼り付けた表情になった。
なんとも言えない空気の中でデキュナスちゃんは、真っ赤のままプルプル震えだし、一方のアダムスのお兄さんも何故か真っ赤になって左握り拳をプルプル震わせていた。なんとも言えない空気の中で焚き火の木がはぜる音を皮切りにアダムスのお兄さんがバッとデキュナスちゃんの方を向いた。
「お礼言うの下手くそ過ぎるだろ、デキュナス! 四週間も練習に付き合わせやがって、なんだぁ、そのお礼の出来栄えは!!!」
「うるっせぇーよ!!! 四週間どころかてめぇーは半分も寝ながら聞いてただろ!? オッサンが真面目に練習に付き合ってればこんなことには、なんなかったつーの!!!」
「っは! 魚が酸欠になったようなその口が真面目にやって四週間でどうにかなるか? なんねぇーよ!!!」
「バーカ! アーホ! 草臥れた靴底に踏み潰された虫ケラ、バーカ!!!」
「えーっと、コレスタ宿の永久優先宿泊券5回分餞別にあげるよ。6年くらい前だから今も使えるかはわからないけど」
兄弟喧嘩が白熱したところでこれ以上は流石にと思った私が具現化ストックから、永久優先宿泊券5回を出して二人の前に差し出すと。真っ赤になって怒っていたデキュナスちゃんが、満面の笑みでこちらを見て飛びついてきた。飛びつくような形で抱きつかれて、美乳と言って良いほどよい胸が私の頬にあたる……身体の年齢が年下に負けたことに打ちひしがれながらも、ひっついたデキュナスちゃんに券をあげたら即座に離れてくれた。
「そこまでして貰うわけには」
「いいんだよ。6年前のだから本当に使えるかわからないし、餞別として受け取ってよ」
「おっさんと違ってほんと、態度と心がけがきゃーわーいーいー!!!」
「あー!!! 忘れてたわ!!! ……カリスティアちゃ~ん!」
6年のチケットでなにやら思い出したウィーンママがデキュナスちゃんと入れ替わるようにひっついてきた。豊満過ぎる胸の弾力で首が折れそう。ウィーンママが目をこれでもかという位にウルウルさせながら、あの逆柏手の槌を狂犬? との戦いで壊してしまったから治して欲しいということだった。
「ごめんなさい。ママ壊しちゃった」
「いや、いいんだよ。物は壊れる物だし、使ってくれてありがとう。ハイ、できた」
「あれ、ちょっと装飾豪華になっているわ?」
逆柏手の槌をちょっと改造して、ウィーンままの黄緑の綺麗な瞳に合うように色を変えて、そこら辺のゴブリンの集落からカツアゲしてきた魔石の効果【筋力補助】というのを投与してみた。黄緑色の宝石だったというのが一番の理由だけれど、ウィーンママにはぴったりだと思って。そんなことを細かに説明すると、ウィーンママが羽をバタバタさせながら、私の両脇あたりをガッシリと掴んだ。「へ?」という素っ頓狂な声が零れる頃には遅かった。
「カリスティアちゃんありがとう!!! ママ嬉しい」
「くる、し」
「ウィーンさん! カリスティアちゃんが白目になって、あー!!!」
「ウィーン様! カリスティアの胴体が別れてしまいます、速く手を、ウィーン様、ウィーン様!!!」
「お、お、おっさんなんとかしろ」
「お前のが荒事得意だろ行け」
私の腰が奏でてはいけない音を奏でてる。ウィーンママ、嬉しいのはわかるけどマジで苦しい中身が飛び出そうなんですが!? 何度も私がギブギブとウィーンままの背中を叩くけれど、妄想ワールドに入っているのか気づかないまま、どれだけ嬉しいかを語り始めた。嬉しいけどそろそろ意識が……、お空って綺麗だな。なんて思って居たら、ウィーンの頭に堅い何かが容赦なく振り下ろされた音がした。
「【聖鉄槌】アバズレがきんちょ悪魔、ええ加減はなしいや」
「痛いわね。ごめんなさいカリスティアちゃん。ありがとね」
「うん、いいよ。スケイスありがとう」
「ええよ~。契約魔物やから主はん守るのは当たり前や、きいせんでな~」
私の知ってる神聖魔法【聖鉄槌】は、痛いわね……で済む威力じゃないけど、それで済んでいるあたりやっぱりママは悪魔なようだ。ウィーンママが現実から帰ってきたら、大分落ち着いた感じで私の頭を撫でて微笑みながらありがとうと言ってくれた。
スケイスは、ケラケラカタカタ笑いながら、ウィーンママに入れ替わる形で私の頭を撫でて、次はドロウ君とデキュナスちゃんとアダムスのお兄さん……という感じで皆順番に頭を撫でてきた。なんだろう、私の頭に何かあるのかな? 幸運を呼び込むお地蔵様くらいに思われてないだろうか? 撫でられるのは嫌いじゃないからいいけれど、あまり撫でられすぎるとてっぺんからハゲそうで怖い。
私が自分の頭を心配して、自分の頭を自分の手で確かめるように触っていたら次はグラスの腕が頭に振ってきて、私の手ごと私の頭をぐりぐりと撫で始めた。
「わたしの頭に何があるのさ~!!!」
グリグリと撫でられながら、温かい目で私を見る全員がそれぞれクスクス、ケラケラ、ニッコリしながら何も言わずに撫でられている私を見ているだけで、結局教えてくれなかった。
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「辛気くさい中でも嬉しそうじゃないか、親友」
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負けた。娘に負かされたわしはいじけるように、自身の庭の手入れに逃げていると。スパーダスが私服でわしの所まで来た。負けてしまった悲しみと娘の成長の嬉しい気持ちが入り交じった感情を、友は真に理解をしてくれているようで、共にスコップを持って庭の手入れの手伝いを始めた。
「なあ」
「なんじゃ」
「……ワシがお役御免になってからなら、いくらでも切るがよいぞ。今を見越してあのときに小娘に言ったのか」
「買い被りすぎじゃ、それだからお主はスパンコールと言われるんじゃぞ?」
「五月蠅い」
思えばこの言葉が現実味を帯びることになるとは、最初は想像が付かなかった。けれど、自体はそういう風に動いておるし、わしもそういう風に抗って事態を進めておる。その小さな手と数奇な運命に血塗られたナイフを持たせるという……優しい王とは遠い手段のとる為に。
「てめーは寿命で死ね」
「そうじゃのう……」
掘られた土に落ちるように友の死ねという言葉が放たれて消えてゆく。わしはそれに浮いたような言葉しか返せなかった。わしは、できればそうしたかった。そうやって死にたかった。けれど、これで悪魔の暴挙を契約を亡き者にする為に……わしは……。
思い出の種を、パラパラと掘った土に入れて埋め直す。自身の思いと後悔を堅く封じて埋めるように。
「では、そうするために共に行こうぞ。スパーダスよ」
「仰せのまま、心と忠誠は国の王の為に、死なば諸共お供いたします」
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