エターナル・ビヨンド~今度こそ完結しますように~

だいず

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1巻:動き出す歴史

第一話 第五章:盗賊との盟約 7~8

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 七、盗賊城討伐作戦

 盗賊城――それは盗まれた要塞。
 かつて滅亡した氏族の廃城が、無法者たちによって違法に占拠され、盗賊の砦へと変貌した。城の周囲には深い堀が巡り、朽ちかけた橋が唯一の入り口となっている。
 高い壁には元の持ち主が設置した防衛施設が一部壊れながらも整い、見張り台からは粗野な兵が酒を片手に形だけの監視を続けていた。帝国軍から奪い取った弓矢、槍、盾が雑然と積まれ、城の内側は略奪品で埋め尽くされている。
 内部では、盗賊たちが乱雑に集まり、酒を飲み交わしている。
「帝国バンザーイ!」
 一人の盗賊が嘲笑うように叫び、仲間たちはせせら笑いながら杯を掲げる。
「いい国だぜ、俺たちみたいなのを見逃してくれるんだからな!」
「氏族の多様性?最高じゃねぇか!帝国が認める自由ってやつだ!」
 その態度は開き直り以外の何物でもない。彼らは帝国の方針を逆手に取って、やりたい放題を続けていた。
 しかし――彼らは気づいていない。その帝国が今日、自らの「管理能力」を取り戻すつもりであるということを。
 帝国軍は、すでに城を包囲していた。
 丘陵地帯に広がる陣地の奥では、規則正しく編成された兵たちが待機し、帝国の紋章を掲げた旗が風になびいている。
 トッパ将軍は重厚な鎧を身にまとい、鋭い視線を盗賊城へ向けた。
「包囲を完了させろ。奴らに逃げ道はない。」
 彼の指示に従い、兵たちはじりじりと包囲を固めていく。堀の先には橋を封鎖する前衛部隊が待機し、背後には弓兵隊が配備され、合図が出れば一斉に射撃を開始できる態勢になっていた。
 しかし――今日は、帝国軍だけではなかった。
「援軍が来るんだそうな。」
 兵士たちの間で噂話が始まる。
「どんな奴だ?精鋭部隊か?」
「いや、どうも一人らしいぞ……」
 兵士たちが顔を見合わせた、その瞬間。
 突如として陽気な声が響いた。
「わぁ~ものすごい人数っ!お待たせいたしましたぁ!」
 砂塵の中から、ひらひらと舞い降りるように現れたのは、一人の少女だった。
 薄桃色の魔導衣を纏い、ふわりと広がった二つ結びの髪がまるで翼のように揺れる。赤い瞳はきらきらと輝き、言い知れぬ威圧感と少女らしい愛嬌が共存していた。
「大魔導師ララア、参上いたしました!」
 その場の兵士たちが思わず目を丸くする。彼女は、これまでに見た事のある魔法使いよりもずっと小さい。トッパ将軍は眉をひそめ、一歩前に出る。
「……お前が援軍か?こんな小さな子が?」
 ララアはくすくすと笑い、ぴょんと跳ねる。スカートの裾が揺れる。
「ちっちゃくても大丈夫なのです!ララア、ひとりでドカンってやっちゃいますから!」
 兵たちは戸惑いながらも、その場の空気が少し和らいだのを感じていた。しかし、トッパ将軍はなおも慎重な様子で尋ねる。
「……呪いは、大丈夫なのか?お嬢ちゃん」
 一般に、魔法使いは呪いに弱い。呪いは世界の公益に反す行いによって発生するとされるため、魔法使いは人を傷つけるような行為を避けるものだ。
 トッパ将軍の問いかけに、ララアはくるりと回って帝国の旗を指し示し、にこっと微笑む。
「錦の御旗は、はためいております」
 彼女は、とびきり明るく宣言する。
「だからね~、世界のために、正義のために、ぜーんぜん問題ないのですっ!」
 トッパ将軍は一瞬絶句したが、苦笑しながら、指示を出した。
「……そうか。なら、任せるぞ。」
 ララアは陽気な笑みを浮かべながら、小さな手のひらを掲げる。
「大きな火の魔術、解放――!」
 少女が高らかに宣言すると、青い空に浮かぶ太陽の光が一点に収束し、巨大な炎の塊となった。轟音と風を巻き起こしながら、盗賊城へと向かう。
 木製の門は一瞬で燃え尽き、見張り台や防壁は爆音とともに崩れ落ちた。砦の防衛線は文字通り全て「焼き払われ」た。ただし、兵士たちの進むべき老橋は泰然としている。これが魔法か、とトッパ将軍は感心する。
「よし、突撃!」
 トッパ将軍の号令を皮切りに、兵士たちが歓声を上げながら進軍を開始する。槍を構えながら砦へとなだれ込んでゆく。盗賊たちは混乱しながら応戦するが、先制攻撃の衝撃に戦闘態勢は崩壊していた。
 ララアはその様子を決して見ないようにして、盗賊城を後にした。
「壊しただけ。壊しただけですよ…」
 盗賊城は瞬く間に、崩壊へ向かっていた。逃げられるものは一人もいないだろう。


 八、ヤトウ族市民化交渉

 出発の朝、チャコは一人、兵学校の執務室へと呼ばれた。トム教官はいつもの飄々とした態度とは違い、今日はやけに真剣な顔をしている。
「チャコ。代表のお前には、言っておかねばならんことがある。」
 彼は書類を机に置き、指でゆっくりと叩いた。
「ヤトウ族のことだが……何か、妙なんだよな。」
 チャコは眉をひそめる。
「妙?」
 トム教官は「うむ」と、似合わない相槌で応じた。
「ヤトウ族はあの暮らしぶりで、なぜ今まで市民権をとらなかったと思う?」
 チャコはじっとトム教官を見つめる。
「……何か掴んでいるんですか?」
 トム教官は首を振る。
「知らんよ。何も知らん。想像の域を出ないことだ。だが、お前は決して油断するなよ。」
 チャコは静かに頷いた。
「分かりました。」
 当日。ヤトウ族の里では、チャコたち交渉団が温かく迎え入れられた。
 村の入り口では、子供たちが笑いながら駆け寄ってくる。アニは門の前に立ち、穏やかな顔をしていた。
「ようこそ。ミミズ無しでは穴を掘るのに苦労しただろう。」
 談笑しながら、三里伯父の間に向かう。しかし、少年たちに帯同した兵士は、警戒を続けていた。ゼンジはそれを見て、兵士の胸に刻まれた紋章に目を向ける。――トッパ将軍の部隊章だ。
 ゼンジは眉をひそめた。
(なぜ彼らがここに?)
 軍本部の先輩によると、トッパ将軍は討伐軍に部下を全て投入し、盗賊城の殲滅に注力しているという。なぜ、こちらに数名を派遣したのか。何か、意図があるのではないか――ゼンジの胸には不穏な予感が広がった。

 交渉は、門前広場の奥、三里伯父の間で行われる。ゼンジは帯同の兵士に、門前広場の出口、通路を隔てた地点で待機するように要望した。兵士たちは交渉内容が聞こえないことに躊躇したが、チャコが交渉に無用な緊張を生まないために必要だと訴え、その通りになった。
 チャコは、トム教官から預かった書状を確認しながら、淡々と政府の見解を説明した。彼女が話し終えるまで、三里伯父は静かに彼女を見つめていた。
「……盗賊城は?」
 三里伯父の一人が口を開く。
「今日にも、討伐軍により壊滅する予定です。」
 三里伯父の顔が、一様に絶望に染まった。彼らは長いため息をつき、低く呟いた。
「……わしらを除く、子供たちだけ、市民化してくれんか。」
 アニは驚いて三里伯父を見た。
「伯父共、どうして?」
 三里伯父は、深く目を閉じたまま語った。
「アニ、分かるじゃろう。盗賊城の首領は、元はわしらの子。里を捨てても、それは変わらん。」
 その言葉は重く沈み、空気を張り詰めさせた。暮らし向きは大きく違えど、盗賊たちはつながっていたのである。アニは、ぎゅっと拳を握りしめる。
「俺たちは、確かに伯父共に拾われ、兄弟同然に育った。伯父共がそういうなら、俺もそれに従う。」
 チャコは息を整え、冷静に条件のみを伝えた。
「この交渉は、交易窓口として氏族の代表者の市民化が必要です。少なくとも、一人の大人が。子供たちだけでは意味がありません。」
 三里伯父は、押し黙ったままでいる。チャコは、説得を続ける。
「もし、かつて育てた子が、今は悪の道に落ちたとしても、それは本人の選択です。彼らの蛮行の責任は、皆さんにはありません。そこまで義理立てする必要がありますか?」
 しかし、それでも三里伯父は固く首を振った。
「責任は、全てわしらにあるのだよ。あの子は、わしらが盗んでこなければ、立派なお家の長になるかもしれぬ。そういう子供だった。」
 老人の独白に、チャコはかすかに呟いた。
「子盗み…?」
 室内の空気が、一気に重くなる。三里伯父は、事情を理解しつつある少女に向かって、説明し始めた。
「昔、わしらの生業は、子盗みじゃった。名家のお家騒動の火種となる子をさらい、盗んだ対価と子供の売価を得た。子供が売れなくなってからは、そばにおいて育てたが…いずれにしても許されることではない。市民権など、到底無理じゃ」
 チャコは息を詰まらせる。部屋の外に控える兵士たちは、会話の詳細は聞こえなくとも、不穏な空気を察知している様子だ。すでに広場ではなく、こちらに体を向けている。
「二十余年前、アニを最後に子盗みはやめた。魔物の狩猟に転換し、それからは人の物も人自体も盗まん。だから、今いる子供たちは皆、保護した孤児じゃ…あの子らは本当に何の罪もない。申し出を断っておいて図々しいが、どうかあの子らだけでも連れて行ってやってくれぬかね。」
 絞り出すような声には、苦しみが滲んでいた。もう一人の里伯父が続ける。
「本来なら裕福な生活を送るはずだった子供たちが、盗賊になり、凶悪な行為に手を染め、ついには殺される。それに目をつぶることは、できん。」
 アニは目を伏せて、何も言わず立っていた。子供たちとは違い、彼だけは三里伯父たちの過去を知っていたのだろう。
「俺も、伯父共と残る。無関係ではないからな。子供たちを巻き込みたくない。」

 沈黙が張り詰める中、リオンが声を上げた。
「じゃあ、アニ。あんたが来なよ。あんた大人だろ。ヤトウ族の代表に、なれるじゃんか。」
 アニは再度、出自を説明しようとする。が、リオンは遮る。
「爺さんたちが市民権をとりにくいのはわかるよ。重罪は二十年ばかりじゃ消えないし、市民になったとたんに捕まるのがオチだ。でも、アニ、あんたは違うだろ。盗みも殺しもしてない。」
 栗色の瞳には、涙がにじんでいた。リオンの言葉は止まらない。
「気持ちは、ちょっと分かるよ。爺さんたち、良い親だったんだろ。でもさ、親の罪は子どもも背負わなきゃならないの?俺たちはさ…この国でもさ…そんな生き方しか選べないの?」
 シエラは体を震わせるリオンを抱き寄せ、言葉をつなぐ。
「私もリオンと同じ思いです。罪の中でかろうじて繋いだ命であっても、それで将来が決まるなんて思わないでください。未来を変えるチャンスを、自分から手放さないで。」
 チャコは、言葉を出さずに同意した。二人の訴えは伝え方こそ感情的だが、理にかなっている。ヤトウ族の市民化と交易開始において、必要なのは“成人の代表者”だ。必ずしも、三里伯父でなくてよい。
 ゼンジは話し合いの間の入り口手前に控え、静観していた。
 三里伯父は、互いを見合わせ、頷きあった。
「……アニをヤトウ族の長として、市民化してくれ。」
 その申し出に、アニは三里伯父を見つめた。首を振ってその場から立ち去ろうとする。しかし、ゼンジがすぐに進み出て、腕をつかみ耳打ちする。
「この場から去れば、護衛の兵士たちが暴れるおそれがある。彼らは討伐派だ。内々に、交渉決裂時のヤトウ族殲滅を命令されているかもしれない。」
 アニは思わず、間の外に控える兵士たちを見つめる。二名の兵士が、腰の剣に手を添えている。あのくらい、制圧することは難しくない。しかし、子供たちを無傷で守れるかは別問題だ。
 ゼンジはアニを見つめる。何も言わないが、戦士として、冷静な判断を促しているのは明白だった。
「……分かったよ、伯父共。」
 アニはわざとらしいほど大きな声で、交渉の場を向き直る。たった今、ヤトウ族の市民化は決定した――。
 九、兵士の自覚
 ヤトウ族の市民化手続きは、滞りなく進められた。アニを代表とし、ヤトウ族は帝国市民としての資格を得た。
 ただ、内務部は、彼らがすぐに国民と同様に暮らすことに懸念を示した。元は盗賊の氏族であることを考慮し、帝国は一定期間の監督を要するとの判断を下した。そこで、トム教官がアニと子供たちを兵学校預かりの身分とした。彼らは、帝国の管理の下で新たな生活を始めることとなった。
 それでも、ヤトウ族には自由に里と兵学校および帝都を行き来することが許された。これまで通り、魔物狩猟を続けることもできる。アニが狩猟した魔物の素材は三里伯父や子供たちが加工し、軍備部に納められる。直接的で正式な交易が成立した。公益で得た利益はヤトウ族に正規の収入として与えられ、地下に残る三里伯父にも分配が許された。
 三里伯父は地下の里に留まり、盗賊としての生き方を選んだ。帝国の法制や彼らの心情を踏まえると、現実的な落としどころだったといえる。

 ある晴れた日。兵学校の正門では、シエラとリオンがアニと子供たちを迎えていた。
「ほんとに市民になったんだな!」リオンが背伸びして、アニの肩を軽く叩く。
「まあ、しばらくは兵学校で囚われの身だ。いい子にしないとな。」
 アニは照れくさそうに笑い、肩をすくめる。
「ま、魔物狩りは続けるけどな。」
 アニが付け足すと、シエラは頷いて応えた。彼は今後、兵学校の生徒として基本的な軍人教育を受けることとなる。本人が望めば、軍備部や正規軍の兵士として、魔物素材の調達を担うことになるかもしれない。
「お菓子パーティーしようよ!」
 はじめて見る巨大な建造物にはしゃぐ子供たちに、シエラが提案する。子供たちは飛び上がり、歓声を上げた。


 同じ頃、チャコはトム教官と共に討伐軍の拠点を訪れていた。トッパ将軍に、成果報告を行うためだ。
「ヤトウ族は市民化され、交易が始まります。」
 チャコの報告にトッパ将軍は頷く。軍人の礼儀にのっとり、盗賊城の壊滅を報告した。
 チャコは将軍が指し示す方角、廃墟となった盗賊城を見渡した。激戦の跡がむき出しになった城壁には、無数の矢が突き刺さっていた。城を取り囲む堀の内には、黒い塊がいっぱいに積み重なっている。しばらく見つめていると、焼き払われてもなお燃え続ける盗賊の死体だとわかった。
「あ……」
 チャコは、血の気が引いていくのを感じた。かつて、ここには、たくさんの“生きた人間”がいた。しかし、そのすべてが、わずかな時間で帝国によって滅ぼされたのだ。きっかけは、自分の提案である。
 チャコは、建設的な交渉を進めたつもりだった。客観的に見て、彼女の提案は経済的にも軍備増強の観点からも有益だ。それは、今でも変わらず評価できる。
 しかし、この提案が単に利益を生む行為としてではなく、政治的な道具として扱われたのも確かだ。自分の提案は、結果的に、殺戮を正当化する決定を促してしまったのではないか。
「ただの学生ではいられなくなる」
 トム教官の言葉の意味を、この瞬間、初めて本当に理解した。
 青ざめて固まる彼女の様子を見て、トム教官は傍らに立ち、静かに言った。
「君は多くの悪人を犠牲に、わずかな善人を助けたんだよ。」
 その言葉が慰めなのか、責めなのか、チャコには分からなかった。
 ただ、自分は兵士になった。学生には戻れない。それを理解するには十分だった。
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