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釣具屋のオヤジさんは、番組の中で釣りコーナーを持っていて時々放送されている。
1日に何度も同じ内容の釣りコーナーが放送される。
デイサービス利用者が見たという釣りコーナーは、放送内で近場の地域の釣果情報を発信するコーナーた。
釣具屋に釣れた魚やイカを持ち込んだら、写真を撮られて放送される内容だ。
送迎後に、私と竹田さんは仕事そっちのけで、事務課前のロビーにあるテレビへ向かった。
私「テレビテレビ」
竹田「リモコンリモコン」
私「あった!番組表番組表」
竹田「それ!チャンネルチャンネル」
私「これだ!釣り釣り」
竹田「ないない、あった!」
私「10時20分から」
竹田「まだ9時半だよー」
私「ちぇー、仕方がない、アラームかけて、それまでなんかしとこう」
竹田「そうだね。また10時15分にここ集合だね」
私「それまで、網戸でも直しとくか~」
竹田「私もカルテをチェックしに、3階行ってくるわ」
私「じゃあ、俺も3階で網戸交換しとくわ」
竹田「そうしてあげて」
事務課に入り、網戸交換の準備をしていた。
私「よっしー課長、俺10時20分からテレビに映るから」
よっしー課長「え!そうなの!?」
竹田「釣り情報で出るみたいです。デイサービスの利用者さんが教えてくれました」
よっしー課長「見よう見よう」
私「じゃあ、10時15分ロビー集合で」
ともさん「私も見たよ~波多野くん出てたよ」
私「まーじっすかーともさんも見てたのね」
ともさん「ちょうど昨日の晩に見て、教えなきゃって思ってたところだったの」
私「俺らも朝、デイサービスの利用者さんが教えてくれたんすよ」
竹田「あとで見ないと」
私「よっしー課長、それまで3階で網戸直してくるから!」
よっしー課長「はーい」
私は3階の居室へ。
竹田さんは3階の詰め所へ。
事務課を出て、エレベーターに乗る時に竹田さんも乗って来た。
私「あ!竹田さん!チャンス!」
両手を広げてハグの格好をした。
竹田「え!無理無理無理~」
私「え~せっかくのチャンスなのに~」
竹田「そうだけどー」
3階に到着。
それぞれ向かう場所へ。
3階のロビーに新聞を敷いて、網戸を置いて張り替え開始。
すると、入居者やショートステイ利用者、看護職員や介護職員が通りすがりに見にくる。
こういった作業は、みんな興味があるらしく、暇だから見られることが多い。
私は電気の専門家だが、いろんなことをするのでギャラリーは多い。
壊れた照明交換や、網戸張り替え、エアコンの水漏れ対応など、こう言った専門的な作業をしている時は、みんな興味があるようで見られる。
職員は自宅の網戸や電気の修理を直接私に頼むこともあるくらいだ。
介護士枝森「波多野さん今日も網戸ですか?」
私「そうなんだよ、建物全体で網戸がめっちゃあるから破れたやつ全部張り替えるけど、かなりかかるよ!」
介護士枝森「うちの実家の網戸って、張り替えてもらえませんかね?」
私「いいよ~じゃあ、今度枝森さんの家行くわ。何枚張り替えるの?」
介護士枝森「確認しておきます。また連絡させてください」
私「ほいよー」
施設で働き出して1年と2ヶ月。
網戸の張り替え技術はかなり向上した。
施設のおじさんは私にとって合った仕事なんだろう。
10時になった。
3階の詰め所に行くと竹田さんがいた。
私「あと20分で始まる!」
竹田「網戸終わった?」
私「今、2枚張り替えたけど、3枚目行くと多分間に合わないから、置いといて竹田さんに会いに来た」
竹田「会いたかったんだね」
私「喜んでいいよ」
竹田「上から~」
私「そろそろカルテの確認はその辺にして、戻った方がいいと思うよ?」
竹田「うーん、じゃあそうしようか」
私「よし行くぞ」
エレベーターにまた2人っきりで乗った。
私「竹田さん、チャンスチャンス!」
いつものごとく、手を広げた。
竹田「むりむりむりだってー」
私「え~恥ずかしがり屋~」
竹田「困らせるの好きだよね」
エレベーターのドアが開いた。
ちょうど板金屋が利用者と、歩くリハビリをしていた。
板金屋「あ!お二人さーん、エレベーターで一緒に降りてくるなんてチューでもしてたんすか?」
竹田「そんなわけないじゃん」
私「ハグしようかと思ったら、竹田さん恥ずかしがって無理無理言うのよ~」
板金屋「ざんねん!」
竹田「も~なんでも言うね!」
板金屋「はははー」
私「板金屋さん10時20分から、俺テレビに出るんすよ」
板金屋「え!そうなんですか?もうすぐじゃないですか」
私「見るしかないっすよ!」
板金屋「そうしましょーそうしましょー」
テレビの前にみんな集まって来た。
1日に何度も同じ内容の釣りコーナーが放送される。
デイサービス利用者が見たという釣りコーナーは、放送内で近場の地域の釣果情報を発信するコーナーた。
釣具屋に釣れた魚やイカを持ち込んだら、写真を撮られて放送される内容だ。
送迎後に、私と竹田さんは仕事そっちのけで、事務課前のロビーにあるテレビへ向かった。
私「テレビテレビ」
竹田「リモコンリモコン」
私「あった!番組表番組表」
竹田「それ!チャンネルチャンネル」
私「これだ!釣り釣り」
竹田「ないない、あった!」
私「10時20分から」
竹田「まだ9時半だよー」
私「ちぇー、仕方がない、アラームかけて、それまでなんかしとこう」
竹田「そうだね。また10時15分にここ集合だね」
私「それまで、網戸でも直しとくか~」
竹田「私もカルテをチェックしに、3階行ってくるわ」
私「じゃあ、俺も3階で網戸交換しとくわ」
竹田「そうしてあげて」
事務課に入り、網戸交換の準備をしていた。
私「よっしー課長、俺10時20分からテレビに映るから」
よっしー課長「え!そうなの!?」
竹田「釣り情報で出るみたいです。デイサービスの利用者さんが教えてくれました」
よっしー課長「見よう見よう」
私「じゃあ、10時15分ロビー集合で」
ともさん「私も見たよ~波多野くん出てたよ」
私「まーじっすかーともさんも見てたのね」
ともさん「ちょうど昨日の晩に見て、教えなきゃって思ってたところだったの」
私「俺らも朝、デイサービスの利用者さんが教えてくれたんすよ」
竹田「あとで見ないと」
私「よっしー課長、それまで3階で網戸直してくるから!」
よっしー課長「はーい」
私は3階の居室へ。
竹田さんは3階の詰め所へ。
事務課を出て、エレベーターに乗る時に竹田さんも乗って来た。
私「あ!竹田さん!チャンス!」
両手を広げてハグの格好をした。
竹田「え!無理無理無理~」
私「え~せっかくのチャンスなのに~」
竹田「そうだけどー」
3階に到着。
それぞれ向かう場所へ。
3階のロビーに新聞を敷いて、網戸を置いて張り替え開始。
すると、入居者やショートステイ利用者、看護職員や介護職員が通りすがりに見にくる。
こういった作業は、みんな興味があるらしく、暇だから見られることが多い。
私は電気の専門家だが、いろんなことをするのでギャラリーは多い。
壊れた照明交換や、網戸張り替え、エアコンの水漏れ対応など、こう言った専門的な作業をしている時は、みんな興味があるようで見られる。
職員は自宅の網戸や電気の修理を直接私に頼むこともあるくらいだ。
介護士枝森「波多野さん今日も網戸ですか?」
私「そうなんだよ、建物全体で網戸がめっちゃあるから破れたやつ全部張り替えるけど、かなりかかるよ!」
介護士枝森「うちの実家の網戸って、張り替えてもらえませんかね?」
私「いいよ~じゃあ、今度枝森さんの家行くわ。何枚張り替えるの?」
介護士枝森「確認しておきます。また連絡させてください」
私「ほいよー」
施設で働き出して1年と2ヶ月。
網戸の張り替え技術はかなり向上した。
施設のおじさんは私にとって合った仕事なんだろう。
10時になった。
3階の詰め所に行くと竹田さんがいた。
私「あと20分で始まる!」
竹田「網戸終わった?」
私「今、2枚張り替えたけど、3枚目行くと多分間に合わないから、置いといて竹田さんに会いに来た」
竹田「会いたかったんだね」
私「喜んでいいよ」
竹田「上から~」
私「そろそろカルテの確認はその辺にして、戻った方がいいと思うよ?」
竹田「うーん、じゃあそうしようか」
私「よし行くぞ」
エレベーターにまた2人っきりで乗った。
私「竹田さん、チャンスチャンス!」
いつものごとく、手を広げた。
竹田「むりむりむりだってー」
私「え~恥ずかしがり屋~」
竹田「困らせるの好きだよね」
エレベーターのドアが開いた。
ちょうど板金屋が利用者と、歩くリハビリをしていた。
板金屋「あ!お二人さーん、エレベーターで一緒に降りてくるなんてチューでもしてたんすか?」
竹田「そんなわけないじゃん」
私「ハグしようかと思ったら、竹田さん恥ずかしがって無理無理言うのよ~」
板金屋「ざんねん!」
竹田「も~なんでも言うね!」
板金屋「はははー」
私「板金屋さん10時20分から、俺テレビに出るんすよ」
板金屋「え!そうなんですか?もうすぐじゃないですか」
私「見るしかないっすよ!」
板金屋「そうしましょーそうしましょー」
テレビの前にみんな集まって来た。
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