結婚する事に決めたから

KONAN

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あっきーの着替えも終わった。


竹田さんの準備もできた。


竹田「お待たせ、準備オッケーです!」


私「じゃ行きますか」


私の家へ移動した。


竹田「おじゃましまーす」


私「ようこそー」


竹田さんとあっきーが家に来るのは2回目だ。


竹田「相変わらず広い家だね」


ソファーに座って、映画開始。


ディズニー映画のDVDを大画面で上映。


あっきーは黙って見始めた。


私と竹田さんは、ランチタイム。


用意していた、ラーメンと炒飯と餃子と青椒肉絲を、作り始めた。


竹田「ずっとこんな感じなの?」


私「親は大阪だし、おじじおばばも施設だからね」


竹田「一人暮らしだね」


私「まっ家建てる必要もないから、ラッキーだとは思わなきゃ」


竹田「私はもう、家の契約をしたから近々アパートから引っ越すよ」


私「そうなの?」


竹田さんはアパートで家賃を払うより、一軒家を買うことにする話を実行に移したようだ。


竹田「網戸とか照明とか直してほしいんだけど」


私「任せて~」


竹田「クロス張り替えと、トイレと洗面台は親戚が工務店やってるからそこで変えてもらうの」


私「家ってローンでしょ?」


竹田「そう、35年ローンだから、68歳まで。途中繰上げ返済とかしようとね」


私「なるほどね!」


おそらく、毎月のローンの返済で8万円くらいか。


アパートで家賃を6万くらい払うくらいならって考えだけど、家を買うお金を老後資金とか考えると大きな負担とも言える。


そもそも、竹田さんには実家がない。


親は離婚し自己破産とかいろいろあったようで、あてにはならない。


自分で何とかしないといけないと言うことで、あっきーと2人で暮らしていけるように、家を買うことにしたと言うことだった。


前回の保険屋との相談も火災保険の相談だったようだ。


心配な点はいくつかある。


年間の火災保険、固定資産税、不動産取得税、あとは家の修繕費だ。


築20年の家は外壁塗装や壁の目地のコーキング等劣化していってるだろう。


いずれ、エアコンも壊れるし、給湯器も壊れる。


家を維持管理していくには、生活費プラスで稼いでいかないと行き詰まる可能性は大だ。


さらに、自動車の購入に税金、車検、保険と。


生活していくにはかなりお金がかかる。


でも私は、ああしろ、こうしろ、ああしたがいい、こうしたがいいと言う事は一切言わないようにしている。


竹田さん本人の人生だから、本人の好きなようにしてもらい困った時に助けて、と言われれば助けるスタイルで行こうと思う。


その時の受け入れ口が私と言う事で。


信頼関係があれば、自然と相談もしてくるだろうから大丈夫だ。


私は私で、積み立てNISAとかで資産運用の勉強をしている。


田舎暮らしでサラリーマン。


宝くじなんて夢見てないで現実を見て行動していくつもりだ。


付き合って結婚してもこのスタイルは貫いていく。


住む家はおそらく竹田さんの家になるだろう。


この私の家はローンもないし、維持管理に努めて兄弟の帰ってくる波多野家の実家として、キープする予定だ。


竹田「なおくんはローンとかあるの?」


私「俺は奨学金の返済の月々9307円があるけど、あと3ヶ月で終わるよ。そしてらローンは無し」


竹田「すごい、返しきったんだ」


私「今後はローンも何もないから俺は貯蓄に資産運用に励みます~」


竹田「いいなぁ、私なんてローンだらけ」


私「それは竹田さんの決断による物だから俺は何も言わないから、困ったら言ってくれればオッケーだから~」


竹田「今更だけど、こんな私でいいの?」


私「こんな私でいいのかと思い当たる所があるの?」


竹田「そりゃー、たくさんあるよ。今後もいろんなことがあるだろうし、不安もあるよ?」


私「悩める子羊なわけだね」


竹田「うん」


私「人生何があるかわからない、だから面白いって誰かが言ってたよ」


竹田「誰?」


私「さあ?まぁとりあえずランチを食べましょう」


竹田「いただきます」


あっきーは、映画を見ながらおとなしくソファーに座っている。


近づいたら目をつむって寝ていた。


朝ごはん食べて満腹で昼ごはんは食べてないけどおねむの時間だったようで、可愛い顔して寝ている。


私「竹田さんあっきー寝てるよ!」


竹田「たいへん!おねしょするかもしれないから、一応タオル敷いとくね」


のんきな日曜日だ。


昼ごはんを食べ終えたら、今後の予定の話でもするとするか。
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