元軍人の日常?

日暮 雪夜

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第六話 そして現代へ

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 第六話

  ―――1945年3月10日―――
 
 今日以前から議論されていたアメリカ本土空襲作戦が決行が決まった今回の作戦は制空権の無い状態での決行である為にリスクが高くだが成功すれば米国へと衝撃を与え日米間での休戦協定を結ぶと言う風に世論を動かしてこの戦争を終わらせる事が出来る可能性が高まると思われる。
 1945年5月10日に広島に新型爆弾が落とされたそのひ私は広島に視察に行っており新型爆弾の熱戦で腕を焼かれた、私は直ぐに無事な兵士を率いて怪我人達の救助と治療に当たったその後の1945年5月14日2度目の新型爆弾が長崎に投下された。
 1945年5月15日今日米国本土への空襲を決行する事になった私は火傷などで怪我をして居たが無理を言って参加させて貰った、今現在米国の軍需工場と軍事基地を空襲を決行、生きて本国へ帰れたのは出撃時の10分の1以下だった…私は運良く生き残ってしまった…私はまだ死にぞこなったのだ何故私の様な屑が生きて、善良な若者ばかりが死んで行く…この世界は狂って居ると私は思う……

  ―――1945年5月26日―――

 米国との停戦、講和が成立したこの日長く続いた戦争は終わった…今回の戦争で私の家族は全員死んだ、私は死んだ家族の心臓を喰らったこれもいつか時が来た時の為に……
 戦争が終わったあの日からもう数十年後が経った私は今…人生最後に自分自身で編み出した死後に現世に残る為の秘術を…いや神に戻るための…儀式を行った……ああ…もうまともに立つ事も出来なくなって…きた…もう…意識も朦朧として…でも最後を看取ってくれる人も居ない皆死んでしまった私のかつてあった妻との思い出の家も戦争で焼け落ちた日暮家の最後の当主が私だ…本来ならば私の愛息子が継ぐはずだったのに…念の為に私には孫の跡継ぎが居る事にしてあるがどうなるか分からない…まぁそれも仕方ない事なんだけどなぁ私が最後まで生き残らなければこんな事には…もう私はどうやっても手遅れだ…だからもう人の身体に未練は無い昔の様に…神だったあの頃に…成功すれば私の家が絶える事は無くなる、まぁこの儀式が成功してるかどうかも分からないんだけどな…はは…は………ハ…………
 
    ―――???―――

ふぁぁ……ここは…ああ儀式は成功したのか………っとまずは私はどんな姿になってるのかな?
 そう言って自分の体を確かめてみるとどうやら私は女の子になってしまったようだ…とは言っても昔から少女と見間違えられる事があったし本当の少女になってみたい?と思って居たから今の容姿はハッキリ言って昔の私の面影を残しつつ私が人になる前に戻った様な、なんだかとても不思議な感じ、せっかく女の子になったのだから一人称を私と普通に言っても良さそうだな…さて私の容姿を客観的に言えばアイスシルバーにうっすらと柔らかいピンクルバーを混ぜた様な髪とアメジスト色の瞳に赤と青の星を散りばめた様な瞳と透き通る様な淡い雪を思わせる肌の美少女だ私はどうやら着痩せするタイプの様だ、今の私の服装は白色のワンピースを着た美少女だ……さて私はどうしようかな… そうだ街に行こう…っとその前に腕時計で時間を確認するとどうやら私が死んでから数日後ぐらいの様だ私の死体も一様…腐りにくい様に死んだつもりだしたぶん大丈夫だろうけど一様念の為に防腐処理もしておこう……
 自分の死体を自分で防腐処理するのってなかなか新鮮な感覚だ……さて私の死体はどこに置こうかなっとそうだ確か収納付きのベットの下に空洞があったなあそこは上のマットレスを外してその後マットレスの下にある板を外さないとその空間の中を見れないから私の死体を隠すなら丁度いい場所だしね。
 私の家は街から少し外れた山の中腹にあるんだけど家の周辺の土地と言うか山は全て私の私有地でその山に昔と言うか生前の私が趣味で風力発電施設を作ったのだが、必要かどうかと聞かれたら必要じゃ無いかも知れないが……まぁそのお陰で電気代で悩まされる事は無くなったんだけど…ちなみに収支はこれ単体だと赤字なんだよねだけどお金はいくらでも持ってるから全然これぐらい大した事ないからまぁ私のただの道楽だよ。
……………………
………………
…………
……
 ふぅ…私ってこんな感じで化けて出れるんですね~と冗談はさて置きそもそも私は元々人間じゃ無くて狐だったんだけどね…人に産まれ変わって…また元に戻ったってだけだけなんだけどね、さて取り敢えずのんびりと適当にゴーストライフ?を送って行きましょうか、っとその前に先ずは私の戸籍を作らないと、私の戸籍の設定は取り敢えず生前の私の孫と言う事にして次に家を次ぐに当たって何処からか居もし無い親戚を騙る赤の他人が出しゃばって来たら嫌だから生前の私を死んだ事にする前に生前の私から家を次いで日暮家現当主って事にするのと生前の私の人脈とかその他諸々を今の私に引き継ぎして置こう。
 それとこれは余談だけど生前の私は自分に掛けられるだけの死亡保険を掛けて居たから少ししてから生前の私が死んだ事にしよう。
 数ヶ月後のある日
 今は私が持っている土地が買った時の数倍の値段で売ってくれと言われて私は売値を上げられる限界まで値段を釣り上げて売った後しばらくは土地を転がしてお金を荒稼ぎしていたんだけどなんだか嫌な予感がするから早々に切り上げて稼いだお金を投資に使おうかと思った所でこれも嫌な予感がしたので投資するのをやめ日本円を現金化できるものは現金化して出来なさそうなのはドルに様子を見る事にした…
それから数年後……
 私の嫌な予感がどうやら当たってしまった様だ日本の地価や株価の動きが妙だそして他国と日本の株価や地価の動きを見比べ過去のデータも含めて考えるとこのまま行くと恐らく株価や地価が暴落しそれは数年は続くだろうと予想できるタイハル重工の上層部に念の為に強く警告して置くのと後は他にも伝手を使って他の会社の上層部に強く警告をして置こう…

     ――数年後――

 少し前に生前の私が掛けていた海外保険も含めていくつかの70歳までの払い捨て死亡保険の保険金が入って来た、具体的にどれくらいかと言うと生前の私の最終的な年収が7兆円だったのと私自身大してお金の使い道も無かった事もあってとにかく死亡保険に入りまくる事にしたのだが、流石に数兆円単位の保険となると殆ど無い為、細かく額を刻んでと私が入って居た保険が他社との契約含めての上限金額が無い物だった事と死亡時に合計2兆円を受け取れる契約で私の綺麗な資産の総資産額は土地なども合わせて計364兆円になった。
 それとこれは余談だが数十年前に一定額(12兆円)を一括で税金として納めると税金を納めた者を含めての計3世代に渡って1世代に1人限りほぼ全ての税金を免除すると言う訳の分からない特別納税者制度が導入された。
 特別納税者制度が導入された直後に生前の私は12兆円を一括で支払って居た、特別納税者制度はそれから半年もしない内に撤廃される事になったが既に支払を済ませてしまって居る人達に対する特別措置として、特別納税者制度の撤廃後もこの制度の撤廃が決定した時点で既に12兆円を税金として納めて居る人に限りこの制度が適用される事になった、政府的にも12兆円を騙し取った様な形になるのを政府が避けた結果と言える。
 そしてそのお陰で私は税金のほぼ全てが免除される為、相続税や固定資産税は勿論、株などでどれだけ稼いでも税金を取られる事は無いのですよ。

 そしてとうとう恐れていた地価や株価が目に見えて暴落し始め数え切れない会社と各地の銀行は膨大な量の不良債権を抱え込む事になり会社や銀行共に倒産の一歩手前と言った所だ。
 私は今回の平成始まって以来の大不況による影響を持てる全ての伝手を使って仕入れた情報を元に米国から仕入れたスーパーコンピュータでシュミレートした、するとこのままでは日本の北海道開食卓行を始めとした各地の銀行や大企業が倒産する事が分かった、そこで私は持てる人脈と資産の殆どを使って、北海道食卓銀行などの幾つかの銀行と幾つかの証券会社を買収した上で、他の総合商社や総合百貨店などの巨大企業の買収と合併そして  I T系の企業の買収と合併、更に鉄道関係の企業を纏めて買収と合併をし更に伝手と私財を使って立ち上げを早めさせた、整理回収機構に銀行や企業の不良債権のほぼ全てを売却し企業や銀行の資産健全化を図る事になったが、流石にこれらの事を短期間で行うのは難しい、と言うのを建前に直ぐに不良債権を処理してしまえば今回の事を教訓にできずにまた同じような事になる可能性が高そうなった時に私がまた助けられるのかどうかも、何よりこの必ず絶対に忘れてはならない出来事として歴史に刻み込まなければならないと私は思うからだ。
 今回の事で私の家にあった170兆円近くの資産が消し飛ぶ事になった。
 それとこれは余談だが今回の買収で私の名前は基本的に表には出ない仮に出たとしても私の家系の当主が代々受け継いで来た別名の夜桜の名が表に出るだけで本命の日暮 恋花と日暮 雪夜の名は世に出る事はない、そんな人間は初めから存在して居なかったただそれだけの事だ。
 その後、私は公開された情報と過去のデータを元にスーパーコンピュータで株価などを何度もシュミレートして予想を立てた上で投資をして稼いでいた、
  そして現在の日本は平成始まって以来の大不況の結果その不況によって出た失業者とそれに比例して増え続ける自殺者に関する自殺防止と社会福祉を兼ねた政策として(ベーシックインカム)が導入されたこの政策を簡潔に説明するなら国民全員に8万円を給付し子供が生まれた場合は更に子供1人に付き3万円が給付されると言う制度だ。
 この制度が導入されてから日本の自殺者数の増加に歯止めが掛けられた……

 

 
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