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第八話
しおりを挟む第八話
《???》「おい…いつまで俺の上に乗ってるつもりだ…」
《玲花》「!?」
寝てると思ってた人が急に話しかけて来た!?……あっヤバい祓われるっ
「おいっ聞いて……」
私は即座に飛びのいて光の速さでお兄さんに土下座をしながら命乞いをした、割とマジで今の不安定な状態で祓われるとよくて重症で最悪の場合は消滅しちゃうからごめんなさい殺さないで
「ごめんなさいごめんなさい今どきますお願いだから殺さないで…いや私死んでるからごめんなさい祓わないで私はまだ消えたく無い…うぅ…ぅ…(涙目)」
「あっいや…ごめん祓わないからちょっとお願いだから泣き止んで…」
そう言って私が寄り付こうとしていたお兄さんが慌てた様子で私を落ち着かせようとする
「うぅ…本当?…本当に私の事祓ったりしない?…(涙目上目遣い)」
「あっああ…祓わないから…泣き止んで…ねっ…」
「うん…分かった…」
助かった…
「それで何で俺の上に乗ってたんだ?」
「それは…だって…お兄さんが揺さぶっても何回起きてって言っても全然起きてくれないから上に乗ったら流石に起きてくれるかなって…」
だってしょうがないじゃんお兄さん何しても起きないんだもん
「成る程それで最初の話に戻すけどどうして君は俺に取り憑きたいんだ?」
「だってお兄さん生命力も霊力も凄く多いからお兄さんに取り憑けたらお兄さんの生命力と霊力を一緒に食べれるから…もちろん全部は食べないよ…態々人を殺してまで生命力も霊力も食べたいわけじゃ無いから…それに8日間だけで良いのでどうかお願いします」
「つまりお前は俺に取り憑いて生命力と霊力を8日間だけ喰いたいと…俺には何のメリットも無いなそれにさっきからずっと気になってたがお前は何で狐の面をしてるんだ?」
「う~ん…お兄さんを魅了しちゃわない様にと言うか魅入っちゃわない様にと言うかそれにあんまり私の顔をあんまり見られたく無いから…」
「魅入るって…と言うか顔を見られたく無いって顔になんか傷でもあるのか?」
「そんな事はないよ…それに私の顔には傷一つ無いしどっちかと言うと私の顔は整ってる方じゃ無いかなと思うんだけど」
「そ…そうか…それで最初の話に戻るがお前が俺に取り憑きたいって話だけど俺に何のメリットがあるんだ?」
「えっとその…それじゃあお兄さんのお爺さんの寿命を延ばすのとお爺さんの呪いを食べてあげるからお願いします」
「ちょっと待てお前は人の寿命を伸ばせるのか!?と言うか爺ちゃんの呪いってどう言う事だ!?」
「えっと…お兄さんのお爺さんの呪いはなんと言うか呪いと言うよりも呪いの残滓みたいなものかな…」
「そうか…それと少し気になったんだが呪いを食べるってどう言う事?」
「えっと…他の人?幽霊はどうか分からないけど私は霊力だったり生命力だったり呪いだったりを食べたり出来るんだけど…」
「なるほど?それで俺に取り憑く代わりに爺ちゃんの呪いの残滓を食べて爺ちゃんの寿命を延ばしてくれると」
「うん…後はお爺さんの病気だったりを食べたりも出来るんだけど…」
「そうか…それじゃあお前が爺ちゃんの呪いと病気を食べたら俺に取り憑いても良いぞ…それとお前の名前はなんて言うんだ?」
「分かりました…ありがとうございます…私の本当の名前は教えられないけど私の名前は…恋歌(れんか)って言いますよろしくお願いします」
「恋花(れんか)ちゃん?…か…それじゃあ俺の話には納得してるって事で良いんだな…」
「はい…そうです…それで少しお爺さんの所に一緒に来ては貰えないでしょうか?」
「ああ…いいぞ」
―――???視点―――
わしは晩飯を食ってから寝とったら急に妙な気配の何かが家に入って来た気がしたがそれから少ししてわしの寝室のすぐ側まで来た様じゃ…念の為に妖刀をいつでも抜ける様にしておこうかのう…
それから少ししてわしの寝室の襖が開いたその瞬間にわしは妖刀を抜いてその侵入者を斬りつけた……次の瞬間肉を断つ感触があるその後斬りつけた侵入者をよく見てみるとアイスシルバーとモーヴシルバーを掛け合わせた様な色の髪と田舎の夜空の様な瞳と透き通る様な淡い雪を思わせる様な肌の少女が胸から血を流して立っていたその後ろにはわしの孫も居る…それに斬った感触が少し妙じゃった
《爺ちゃん》「ふむ?どう言う事じゃ?」
その少女はこう言って来た…
「あの…ケホケホ…取り敢えずその刀を仕舞っては頂けないでしょうか…」
「爺ちゃん頼むから話ぐらいは聞いてやってくれ…(ドン引き)」
いきなり妖刀で少女に斬りつけた物だから孫にもドン引きした顔で宥められたなんと言うか気まずい…
「あぁ…その…なんかすまんのう嬢ちゃん」
「いっ…いえ…大丈夫…です…」
その少女は大丈夫と言っているが明らかに何処からどう見ても大丈夫そうじゃ無いんじゃが…
「あ…ああ…それでわしになんの様じゃ?」
「爺ちゃん…っとそうだ爺ちゃん実はこの子っと言うか爺ちゃんが今斬りつけた女の子が俺に取り憑かせてくれって言って来て取り憑かせて貰う代わりに爺ちゃんの寿命を延ばしてくれるんだと…それで爺ちゃんの所に案内してたんだけど…」
「お前!まさかそいつと約束したんか!?お前そいつらとの約束がどう言う意味か分かっとるんだろう!なんでした!?」
「爺ちゃん落ち着けって約束って言ってもそんなヤバいのじゃ無いんだって8日間だけ俺がちょっと身体が怠くなるぐらいなんだよ!だから落ち着けって爺ちゃんその刀を仕舞ってくれ!」
「馬鹿もんが寿命を延ばす対価がそんな軽いもんな訳があるか!そいつらはどんなに可愛らしい少女の姿形をしとろうが人を食う化け物じゃぞ!?」
「爺ちゃんだから大丈夫だってこいつは人も食った事も無い様な奴なんだから爺ちゃん落ち着けよ!」
「人を食ったことがないじゃとそんな訳があるか!なら其奴から漂う血と死臭はなんじゃ!?」
「は!?どう言う事だよ恋歌(れんか)!?」
《恋歌》「私は人を食った事が無いとは言って無いけど…私が好き好んで人を食った覚えも無いしこんな風になってから人を食った事は一度も無い」
「どう言う事じゃ人を食った事が無いならその様な死臭が漂う筈がなかろう!」
「生前の私は軍人だったこう言えば納得してくれる?」
「いくら軍人でもその様な死臭がするわ程人を殺して居るなら少なくと100人以上は殺して居る事になるぞ!?」
「うん…その道りだよ」
「なっ…」
「それに私の死体が腐らない様に色々してたから死臭が余計にするんじゃ無いかな?」
「腐らん様にじゃと?死んでから少なくとも数日は経っておるのに腐らんも何もある訳がないじゃろう!?」
「私が死んでも気付いてくれる人も居ないから警察沙汰で死体が見つかって処分される心配も無いし私は少し特殊な死に方をしたから直ぐに腐ったりしないし死体を残しておく事に意味があるの…だから私は死体の防腐処理なんかをしたの…」
「特殊な死に方じゃと?」
「うん…特殊な死に方…一番近いのは生贄とか即身仏が近いかな…」
「生贄か即身仏とはどう言う事じゃ…」
「私が編み出した秘術が生贄の儀式でありそれと同時に即身仏の要素も含んで居るから…」
「……」
「秘術の儀式で言う生贄は自分自身なの己を生贄に捧げる事に意味があるの」
「その儀式は相当キツイはずじゃ到底お主の様な幼子が一人で出来る事では無いやってよい物で無いはずじゃ…」
「あはは…私は死んだ後にこの姿に成ったんだよ…私がこの儀式をしたのは七十を過ぎてからだよ…」
「そうか…なら何故即身仏にまでなった者がわしの孫に取り憑こうとするんじゃ?」
「私は霊?で言えば今は不安定な時期だから…少しでも力を蓄えて置きたかったの…」
「どう言う事じゃ?」
「実は私は即身仏に近い物にはなってるけど私自身は生前は修羅やら夜叉や人喰いの化け物、米兵には吸血鬼なんて呼ばれてたぐらいの殺人鬼だったけど死んだ事で少し肩の荷が降りたのよそれで今は小学校の子供達とよく遊んでるんだけどその子達が今度……」
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