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終わりの始まり
邪悪なるもの
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「さあ、最初で最後の異能バトルを始めようぜ。澪ちゃん」
「はぁ?」
僕は素っ頓狂な声を上げた。
「何言ってんの!?」
「え、こういうのが好きなんじゃないの?」
コウは言った。
「この前読んでたラノベってそんな感じじゃ無かった?あとは、ヒロインが脱いでたけど、俺がやってもキモイだけだし。」
「そりゃそうだよ!てか、何で僕がコウと戦わなきゃならんのさ。」
無理無理、絶対勝てない。
剣道部のエースに剣で挑むとかどうかしてる。
「寧ろ気になるのはどうやってそれを出したかだよ。」
それ、と言って僕は光の剣を指さした。
「これ?ああ、なんか、出来た。」
なにそれずるい。
「教えてどうやってやるの?」
「分からないのに教えられると思うか?まぁ言うなら精神統一くらいかな?」
諦めよう。
「あっこれ無理や。」
「どうしてそこで諦めるんだよ!もっと熱くなれよ!」
めんどくさいな。お前は松岡〇造かよ。
やめろよ日本熱くなっちゃうだろ。
「じゃあ、久々にお前の父ちゃんに稽古つけてもらうとするか。」
「澪ちゃんが久々に道場に来るのか、小学校以来かな。」
「言われてみれば」
小学校の時はよく遊びに行ったものだ。
めっちゃ怖かった。コウの父ちゃん。
「待て貴様ら。」
突然空から声が降ってきた。
「!?」
息を飲んだ。
そこにいたのは剣を携えた可憐な美貌を持つ見とれるほど綺麗な少女と、神々しい天使達だった。
「大天使序列3番シエル。天使達と聖剣の名のもとに殲滅する。」
「何なんだ、あれ。」
コウは叫んだ。
「逃げろ。あれは無理だ。」
でも。
「やる。やり遂げる。天使なんてクソ喰らえ、あんな恵まれたリア充は滅びろ!」
その時、手元に黯い火焔が収束した。
「全てを喰らえ概念破戒!!」
「はぁ?」
僕は素っ頓狂な声を上げた。
「何言ってんの!?」
「え、こういうのが好きなんじゃないの?」
コウは言った。
「この前読んでたラノベってそんな感じじゃ無かった?あとは、ヒロインが脱いでたけど、俺がやってもキモイだけだし。」
「そりゃそうだよ!てか、何で僕がコウと戦わなきゃならんのさ。」
無理無理、絶対勝てない。
剣道部のエースに剣で挑むとかどうかしてる。
「寧ろ気になるのはどうやってそれを出したかだよ。」
それ、と言って僕は光の剣を指さした。
「これ?ああ、なんか、出来た。」
なにそれずるい。
「教えてどうやってやるの?」
「分からないのに教えられると思うか?まぁ言うなら精神統一くらいかな?」
諦めよう。
「あっこれ無理や。」
「どうしてそこで諦めるんだよ!もっと熱くなれよ!」
めんどくさいな。お前は松岡〇造かよ。
やめろよ日本熱くなっちゃうだろ。
「じゃあ、久々にお前の父ちゃんに稽古つけてもらうとするか。」
「澪ちゃんが久々に道場に来るのか、小学校以来かな。」
「言われてみれば」
小学校の時はよく遊びに行ったものだ。
めっちゃ怖かった。コウの父ちゃん。
「待て貴様ら。」
突然空から声が降ってきた。
「!?」
息を飲んだ。
そこにいたのは剣を携えた可憐な美貌を持つ見とれるほど綺麗な少女と、神々しい天使達だった。
「大天使序列3番シエル。天使達と聖剣の名のもとに殲滅する。」
「何なんだ、あれ。」
コウは叫んだ。
「逃げろ。あれは無理だ。」
でも。
「やる。やり遂げる。天使なんてクソ喰らえ、あんな恵まれたリア充は滅びろ!」
その時、手元に黯い火焔が収束した。
「全てを喰らえ概念破戒!!」
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