世界の花嫁と世界の王

蒼葉縁

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4.嫉妬と愛情

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翌朝、私はレオの顔を見ていた
「くく、子供のようだ」
目を細め、私はそっとレオの頬を撫でる
そして、私は街へと出かけた
レオはもう既に起きていたことも知らないで………


「すっかり夕方か」
沢山の人に触れてきた匂いがして不快だった
お風呂へと向かうと、レオと目が合う
「………」
「ルカ」
私はそっと目を逸らした
レオは不機嫌そうにしながら私の方へ来る
私は走ろうとしたが、時すでに遅く抱き上げられた
「な!?私は風呂へ!」
「これから、汚れる」
「…………は!?」
院長殿が見えて、助けを呼ぶと
「頑張れ」
そう言われた
子供らはもう寝ている
明らかな犯行に私は真っ赤になった
レオの部屋に着き、下ろされる
「ルカ、言うこと」
「レオに言わずに出かけたからか?」
私の言葉に不機嫌になるレオ
「な、言われないと分からないぞ」
戸惑うとレオは私に抱きつく
「知らない匂い」
レオの吐息に身を捩る
「あー、それはたくさんの人に触れられたからな」
「沢山?」
「そう、たくさ………ひゃぅ!」
耳を噛まれてビクンとする
「ま、レオ!」
「ひゃに?」
ふっと息を吹きかけられた
「悪かったから、謝るから!」
「………ねぇ、ルカ」
私を抱き締めるレオ
「抱きたい」
「っ!?」
目を見開く
レオは私に許可を取ろうとしたからだ
無理矢理じゃなく、お互い初めてだからこそ私のことを心配している
「正直、怖い」
「………ん」
「けど、レオがいい」
私は真っ赤な顔でそう言う
レオは暫く固まり、私の口にキスをする
「っん!」
「噛むよ?」
レオが前噛んだのは急所ではあるが番とかの場所ではない
正しいのは項もあるが、鎖骨だ
「っ、うん」
「………好きだよ、ルカ」
そう言われて、鎖骨に噛みつかれる
甘い痺れが走った
「んんくっあ!?」
ビクッと跳ねる身体を強く引き寄せられる
そして長い髪の毛をどかされた
レオの甘い吐息が項にかかる
「ごめん、我慢できない」
「ふぇ?や、まっ」
ガブっと項にも噛みつかれた
さっきまで甘く震えていた身体にまた電流が走る
「あぅううう!?」
「はー、はー、」
ビクンと跳ねる身体をレオは味わう様に見つめた
私は頭の中が真っ白になり、レオを求める
「レオ、私も、」
これはお互いしないといけない
レオは嬉しそうにしている
レオの鎖骨に噛み付く
「ぁ、っ」
レオの声が震えた
「噛んで、早く、」
レオに引き寄せられ、項に噛み付く
震えるすると周りに淡い緑と青の光が現れる
それは合体すると桃色になった
「ルカ、ルカ」
「やっと、、結ばれて?」
頷くレオに微笑むと光はベールの様になる
それはまるで檻の様だ
外からは見えないし、中に入れない
もちろん
中から出ることもできないし、見えない
「これで、繋がれる」
「レオ?」
レオのぎらついた目と合う
ビリとする感覚に甘い声が出る
レオの温もりを感じて、私は涙が出た
「レオ、レオ」
「ん、大丈夫だよ」
レオは私の身体を優しく抱き上げる
そして
優しく口づけを落とす
「好き、ずっと」
「俺もだよ、ずっと」
二人で笑い合う
するとレオが動き出した
「あ、!待っ、」
「待てない」
身体が跳ねる
快楽から逃げようとする腰をレオは逃がさない
「ひぅ!?やら、おかひくなゆ」
トロトロに溶かされた私を見て、レオはうっとりとした
「おかしくなっていいよ、それで俺だけ見て?」
「や、なんかきう!」
「ん、俺も」
お互いに達すると、ルカは荒い息をする
「はー、ん、う」
「ふー、ん、」
私が落ち着こうとしていると、レオが噛んだところを撫でた
「やら!?」
「気持ちいい?」
ビクッとする身体をレオは嬉しそうに見つめる
そして優しく撫でた
「あうぅ」
「ルカ」
耳元で囁くレオの声に中を締める
「っ、ルカ」
「レオのせいだも、ん!」
グズグスになるとレオはより一層恍惚としていた
「可愛い」「好き」
後ろから突かれて、おかしくなる
私は喘ぎながらも、手を伸ばす
「ここかな?」
グリッと中に当たる何かに伸ばしていた手が丸くなる
「きゃうっ!?」
「へぇ、ここが子宮なんだね」
トントンとノックされた
その度甘い痺れが走る
「ひ、あ、」
「でも扉があるね」
そう簡単に子供は作れないから、扉があるのだ
「開けて?」
「んん、ま、」
トントンとノックされ、扉が開かれかける
「ルカ、残念だけどまだ本気じゃない」
「ふぇ?」
その時、扉が開かれ中に来たレオのそれ
私は今までより深い痺れが走った
「あああううああうううああ!!!?」
涎が垂れて、身体が大きく跳ねる
耳元にレオの吐息がした
「締め付けるね、歓迎してるのかな?」
「んんぅ、ふぁ」
「ねぇ、ルカ?」
私を呼ぶ声がする
私はレオを引き寄せてキスをした
「ん!?」
「ん、ぅ、レォ、ちょうらい?」
その時、プチンと何かの切れる音がする
ドサリとベッドに押し付けられた
「ふぇ?」
「ふー、ふー!」
ずるりと引き抜かれ、一気に突かれる
「アウウウウ!?カハ!?」
項を噛み付きながら、何度も強く打ち付けられた
「んにゃう!?」
「ん!んぅ!」
絶えず降り注ぐ快楽と痺れにおかしくなりそう
否、もう遅い
「レオっ、レオ」
「孕め、孕め、ルカ」
達そうなのだろう
レオの動きが早くなる
私は喘ぐことすら辛くなっていた
「イク、イクっ」
「んあううう!?」
お腹に注がれる熱いそれ
脈打つものが分かり、身体が跳ねている
「ひぅ、にゃ、あぅ」
「ふー、ふー」
ペロペロと項と鎖骨を舐められた
絶えず注がれる熱
お腹が膨れそうだ
「お腹、もう、いっぱい」
「まだ、駄目」
狼を思い浮かべて見てほしい
狼は瘤ができる
それと同じで、レオもそうだ
「んぁ」
「ん、ルカ」
少しお腹が膨れていくのを見て、レオは嬉しそうにしている
私は少し苦しいけど、それがレオのだと楽に少しだけなった
「出るのは終わったけど、抜けない」
「にゃんで」
絶えず注がれていたので、私としては非常に敏感な状態
レオは私を抱き締める
「少し寝て?」
「ヤダ」
私は首を左右に振った
「んー、じゃあこうしよ」
私の身体を抱きしめて、トントンと揺らすレオ
「あ、わかっら」
もういやらしいのは嫌なため、少しだけ寝ることにした
目を閉じると、いつのまにか夢の中に向かっていた

ーーーーーレオ

すよすよと寝息を立てているルカ
愛しい愛しい俺の妻と項が主張する番の証
俺はすりすりとルカに匂いをつける
少し膨れているお腹をそっと撫でた
瘤は多分そろそろ外れる
「ん、」
外れると、いらない分は流れてきた
俺はそれを綺麗にしていく
「ありがとう、ルカ」
俺はそっとルカに口付けを落とした
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