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転生前魔王は笑った
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処刑台から魔王は叫ぶ
「皆幸せになるのだ!」
魔王は悪だと決め付けていたはずが
実際は魔王のおかげで村人が助かっていた
だからなのか
村人は泣いている
「死なないでくれ!」
村人は我のことを愛してくれた
「王の方が悪だ!」
王を責めるな
「そーだ!」
我は
「皆の衆聴けぇ!!!」
鎮まる村人の中
我は一人微笑んだ
「我,魔王は子の世界に悔いなど残しとらん!」
我の言葉よどうか届け
「我を愛してくれた者達よ!その身に宿した使命を忘れるでない!」
我はこの世界で魔王になり君臨したことを誇らしく思っている
「魔王様」
うむ
「はい!」
良い返事だ
「私達も」
「この使命を忘れません!」
終わりの鐘が鳴る
村人は涙ぐみ泣き叫ぶものもいた
だが
魔王は一人笑った
それは
幸せそうに
最後だと言うのに恐れずに
落ちて来るギロチンに身を任せ
我は死んだ
この生涯に一片の悔いなし
のはずだったが
目を覚ましたら
我は赤子になっていた
「ぽぎゃあ!?(何故だ)」
戸惑っていると軽々と抱き上げられる
「女の子ですよ~」
我は女だった
魔王の時も女だったがまさかこの世界でもか
我を抱き寄せる女が泣いていた
「生まれてきてくれてありがとう」
我の誕生を喜ぶこの人が母と言うのだろう
とても綺麗な顔をしている
「あぅ(泣くでない)」
我はそっと母の涙を拭う
つもりだったが
小さい手で拭う事もできなかった
ぐぬぅ………
「海南!!」
不意に聞こえた声にびっくりして泣き出す
ほぉ,赤子は脆いの
「拓人,静かにして下さい!」
母が怒りつつも我をあやしてくれる
「この子が………うぅ」
此奴も泣くのか
つまり父か
我のことを抱き上げて微笑む父も綺麗だった
「伊織~パパだよ」
イオリ?
我の前世と同じではないか!
「だぁだぁ(父よ!我は伊織だ!)」
「パパって言った!?」
………ぐぬぅ
我は字で書くと伊織
前世はイオリ・アーサーグラセムヌ
魔王だった
が
魔王の力がそのままってどう言うことだ!?
神様よ!おかしいではないか!
と
神のいる天を見る
が
そこに広がるのは青空だった
だが
我はこの人生も人のために生きていこう
そう決めて
笑った
「「可愛い~!!!!」」
親バカのもとでの
「皆幸せになるのだ!」
魔王は悪だと決め付けていたはずが
実際は魔王のおかげで村人が助かっていた
だからなのか
村人は泣いている
「死なないでくれ!」
村人は我のことを愛してくれた
「王の方が悪だ!」
王を責めるな
「そーだ!」
我は
「皆の衆聴けぇ!!!」
鎮まる村人の中
我は一人微笑んだ
「我,魔王は子の世界に悔いなど残しとらん!」
我の言葉よどうか届け
「我を愛してくれた者達よ!その身に宿した使命を忘れるでない!」
我はこの世界で魔王になり君臨したことを誇らしく思っている
「魔王様」
うむ
「はい!」
良い返事だ
「私達も」
「この使命を忘れません!」
終わりの鐘が鳴る
村人は涙ぐみ泣き叫ぶものもいた
だが
魔王は一人笑った
それは
幸せそうに
最後だと言うのに恐れずに
落ちて来るギロチンに身を任せ
我は死んだ
この生涯に一片の悔いなし
のはずだったが
目を覚ましたら
我は赤子になっていた
「ぽぎゃあ!?(何故だ)」
戸惑っていると軽々と抱き上げられる
「女の子ですよ~」
我は女だった
魔王の時も女だったがまさかこの世界でもか
我を抱き寄せる女が泣いていた
「生まれてきてくれてありがとう」
我の誕生を喜ぶこの人が母と言うのだろう
とても綺麗な顔をしている
「あぅ(泣くでない)」
我はそっと母の涙を拭う
つもりだったが
小さい手で拭う事もできなかった
ぐぬぅ………
「海南!!」
不意に聞こえた声にびっくりして泣き出す
ほぉ,赤子は脆いの
「拓人,静かにして下さい!」
母が怒りつつも我をあやしてくれる
「この子が………うぅ」
此奴も泣くのか
つまり父か
我のことを抱き上げて微笑む父も綺麗だった
「伊織~パパだよ」
イオリ?
我の前世と同じではないか!
「だぁだぁ(父よ!我は伊織だ!)」
「パパって言った!?」
………ぐぬぅ
我は字で書くと伊織
前世はイオリ・アーサーグラセムヌ
魔王だった
が
魔王の力がそのままってどう言うことだ!?
神様よ!おかしいではないか!
と
神のいる天を見る
が
そこに広がるのは青空だった
だが
我はこの人生も人のために生きていこう
そう決めて
笑った
「「可愛い~!!!!」」
親バカのもとでの
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