3 / 3
③
しおりを挟む
かれこれ数時間後
私はとある城つまりはアシュベルトの城へと来ている
全てが赤と金と白で統一され、例えるならば金持ちというイメージだ
私には全く似合わない
「アシュベルト、私はこの辺りで」
頭を少し下げて、城から出る
城から出ると街人が私を見つめていた
「漆黒の騎士よ………」
「かっこいい!」
何なんだと私はギロリと睨むことをやめる
何故だろう
この街の人々はとても優しく、花の香りがした
とある一つの店に入る
その店は武器や暗殺具を売っていた
「………ふむ」
私はそれぞれの武器を一度見て店主と話をつける
「ここからここまで、くれないか」
指を指したのは大体教室の端から端までの長さに大体二百はある武器達
店主はびっくりしていた
「金はこれぐらいか?感覚がわからないからな」
ドサリと袋に詰まった金貨を渡す
店主は頷くと武器を専用のケースに入れて渡してくれた
ありがたい
私はスタスタと歩いて行こうとするたび引き止められる
「果実はいかが?」
そう言い寄ってくる女性
「いや、また来るよお嬢さん」
私は買わず、にこりと微笑む
「このアクセサリーは君に似合うよ!」
そう言って私の腕を掴む男性
「いや、結………「すまないがそれを一つと同じ種類を二つくれないか」!?」
私の肩をふわりと掴み男性からアクセサリーを受け取るアシュベルト
私は青冷めた
あの距離をこの速さでくるには相当な力がいる
一体どこに力を秘めているのだ
「さ、帰ろうか」
ひそりと呟く声
「王子!見つけましたか!?」
ゼェゼェと息を荒くする執事服の人
私は槍を構える
「おう、この子だ」
グイッと引っ張られポスんと彼の肩に頭が乗った
「ほぉ、漆黒に近い青髪にその整った顔」
じっと見つめられる
私は睨みアシュベルトに怒る
「私はこの街で住処を作る、貴殿は何がしたいのだ」
低く唸るような声を出す
「!?」
執事服の人は吃驚している
「ハハハ!な?面白いだろう?」
怒られていると知らないアシュベルトはケタケタ笑うと私を引き寄せて担ぐ
「な!?降ろせ!」
真っ赤になる私をアシュベルトはゆっくりと歩きながら笑っている
「ハハハ!暴れるな暴れるな」
そう言って舌を噛み切らないような速さで走り出すアシュベルトに私は口を閉じた
「あの、炎獅子が笑っておいで………」
執事服の人も負けじとついていきつつ顎に手を当てる
「………またここか」
ぐったりとしつつ私は座る事はしない
「鍛錬場はここだ」
扉を開くと広くて大きな場所
私は恥ずかしながらも目を輝かした
それを見たアシュベルトは蹲る
「何だ、具合が悪いのか?」
私はパッと顔をアシュベルトに向けた
アシュベルトは首を横に振ると
「好きに使えば良い」
「ほぉ、貴殿は偉く優しいのだな」
煽るかのように言うが
「君だけだ」
そう言われてはこちらが負ける
「~~~っ、ふん!」
私はふてくされた様に中に入った
「………失礼ながら使わせていただく」
そう頭を下げる
中に足を踏み入れ、くるりと槍を構えた
私はとある城つまりはアシュベルトの城へと来ている
全てが赤と金と白で統一され、例えるならば金持ちというイメージだ
私には全く似合わない
「アシュベルト、私はこの辺りで」
頭を少し下げて、城から出る
城から出ると街人が私を見つめていた
「漆黒の騎士よ………」
「かっこいい!」
何なんだと私はギロリと睨むことをやめる
何故だろう
この街の人々はとても優しく、花の香りがした
とある一つの店に入る
その店は武器や暗殺具を売っていた
「………ふむ」
私はそれぞれの武器を一度見て店主と話をつける
「ここからここまで、くれないか」
指を指したのは大体教室の端から端までの長さに大体二百はある武器達
店主はびっくりしていた
「金はこれぐらいか?感覚がわからないからな」
ドサリと袋に詰まった金貨を渡す
店主は頷くと武器を専用のケースに入れて渡してくれた
ありがたい
私はスタスタと歩いて行こうとするたび引き止められる
「果実はいかが?」
そう言い寄ってくる女性
「いや、また来るよお嬢さん」
私は買わず、にこりと微笑む
「このアクセサリーは君に似合うよ!」
そう言って私の腕を掴む男性
「いや、結………「すまないがそれを一つと同じ種類を二つくれないか」!?」
私の肩をふわりと掴み男性からアクセサリーを受け取るアシュベルト
私は青冷めた
あの距離をこの速さでくるには相当な力がいる
一体どこに力を秘めているのだ
「さ、帰ろうか」
ひそりと呟く声
「王子!見つけましたか!?」
ゼェゼェと息を荒くする執事服の人
私は槍を構える
「おう、この子だ」
グイッと引っ張られポスんと彼の肩に頭が乗った
「ほぉ、漆黒に近い青髪にその整った顔」
じっと見つめられる
私は睨みアシュベルトに怒る
「私はこの街で住処を作る、貴殿は何がしたいのだ」
低く唸るような声を出す
「!?」
執事服の人は吃驚している
「ハハハ!な?面白いだろう?」
怒られていると知らないアシュベルトはケタケタ笑うと私を引き寄せて担ぐ
「な!?降ろせ!」
真っ赤になる私をアシュベルトはゆっくりと歩きながら笑っている
「ハハハ!暴れるな暴れるな」
そう言って舌を噛み切らないような速さで走り出すアシュベルトに私は口を閉じた
「あの、炎獅子が笑っておいで………」
執事服の人も負けじとついていきつつ顎に手を当てる
「………またここか」
ぐったりとしつつ私は座る事はしない
「鍛錬場はここだ」
扉を開くと広くて大きな場所
私は恥ずかしながらも目を輝かした
それを見たアシュベルトは蹲る
「何だ、具合が悪いのか?」
私はパッと顔をアシュベルトに向けた
アシュベルトは首を横に振ると
「好きに使えば良い」
「ほぉ、貴殿は偉く優しいのだな」
煽るかのように言うが
「君だけだ」
そう言われてはこちらが負ける
「~~~っ、ふん!」
私はふてくされた様に中に入った
「………失礼ながら使わせていただく」
そう頭を下げる
中に足を踏み入れ、くるりと槍を構えた
0
この作品の感想を投稿する
あなたにおすすめの小説
冷酷騎士様の「愛さない」は一分も持たなかった件
水月
恋愛
「君を愛するつもりはない」
結婚初夜、帝国最強の冷酷騎士ヴォルフラム・ツヴァルト公爵はそう言い放った。
出来損ないと蔑まれ、姉の代わりの生贄として政略結婚に差し出されたリーリア・ミラベルにとって、それはむしろ救いだった。
愛を期待されないのなら、失望させることもない。
契約妻として静かに役目を果たそうとしたリーリアは、緩んだ軍服のボタンを自らの銀髪と微弱な強化魔法で直す。
ただ「役に立ちたい」という一心だった。
――その瞬間。
冷酷騎士の情緒が崩壊した。
「君は、自分の価値を分かっていない」
開始一分で愛さない宣言は撤回。
無自覚に自己評価が低い妻に、激重独占欲を発症した最強騎士が爆誕する。
以後、
寝室は強制統合
常時抱っこ移動
一秒ごとに更新される溺愛
妻を傷つける者には容赦なし宣言
甘さ過多、独占欲過剰、愛情暴走中。
さらにはリーリアを取り戻そうとする実家の横槍まで入り――?
自己評価ゼロの健気令嬢と愛が一分も我慢できなかった最強騎士。
溺愛が止まらない、契約結婚から始まる甘すぎる逆転ラブコメ
敵に貞操を奪われて癒しの力を失うはずだった聖女ですが、なぜか前より漲っています
藤谷 要
恋愛
サルサン国の聖女たちは、隣国に征服される際に自国の王の命で殺されそうになった。ところが、侵略軍将帥のマトルヘル侯爵に助けられた。それから聖女たちは侵略国に仕えるようになったが、一か月後に筆頭聖女だったルミネラは命の恩人の侯爵へ嫁ぐように国王から命じられる。
結婚披露宴では、陛下に側妃として嫁いだ旧サルサン国王女が出席していたが、彼女は侯爵に腕を絡めて「陛下の手がつかなかったら一年後に妻にしてほしい」と頼んでいた。しかも、侯爵はその手を振り払いもしない。
聖女は愛のない交わりで神の加護を失うとされているので、当然白い結婚だと思っていたが、初夜に侯爵のメイアスから体の関係を迫られる。彼は命の恩人だったので、ルミネラはそのまま彼を受け入れた。
侯爵がかつての恋人に似ていたとはいえ、侯爵と孤児だった彼は全く別人。愛のない交わりだったので、当然力を失うと思っていたが、なぜか以前よりも力が漲っていた。
※全11話 2万字程度の話です。
愛しの第一王子殿下
みつまめ つぼみ
恋愛
公爵令嬢アリシアは15歳。三年前に魔王討伐に出かけたゴルテンファル王国の第一王子クラウス一行の帰りを待ちわびていた。
そして帰ってきたクラウス王子は、仲間の訃報を口にし、それと同時に同行していた聖女との婚姻を告げる。
クラウスとの婚約を破棄されたアリシアは、言い寄ってくる第二王子マティアスの手から逃れようと、国外脱出を図るのだった。
そんなアリシアを手助けするフードを目深に被った旅の戦士エドガー。彼とアリシアの逃避行が、今始まる。
夫が運命の番と出会いました
重田いの
恋愛
幼馴染のいいなづけとして育ってきた銀狼族の族長エーリヒと、妻ローゼマリー。
だがエーリヒに運命の番が現れたことにより、二人は離別する。
しかし二年後、修道院に暮らすローゼマリーの元へエーリヒが現れ――!?
夫と息子に邪険にされたので王太子妃の座を譲ります~死に戻ってから溺愛されても今更遅い
青の雀
恋愛
夫婦喧嘩の末に置き去りにされた妻は、旦那が若い愛人とイチャついている間に盗賊に襲われ、命を落とした。
神様の温情により、10日間だけこの世に戻った妻と護衛の騎士は、その10日間の間に心残りを処分する。それは、娘の行く末と……もし、来世があるならば、今度は政略といえども夫以外の人の妻になるということ。
もう二度と夫と出会いたくない彼女は、彼女を蔑ろにしてきた息子とも縁を切ることを決意する。
生まれかわった妻は、新しい人生を強く生きることを決意。
過去世と同じ轍を踏みたくない……
妻が通う邸の中に
月山 歩
恋愛
最近妻の様子がおかしい。昼間一人で出掛けているようだ。二人に子供はできなかったけれども、妻と愛し合っていると思っている。僕は妻を誰にも奪われたくない。だから僕は、妻の向かう先を調べることににした。
可愛らしい人
はるきりょう
恋愛
「でも、ライアン様には、エレナ様がいらっしゃるのでは?」
「ああ、エレナね。よく勘違いされるんだけど、エレナとは婚約者でも何でもないんだ。ただの幼馴染み」
「それにあいつはひとりで生きていけるから」
女性ながらに剣術を学ぶエレナは可愛げがないという理由で、ほとんど婚約者同然の幼馴染から捨てられる。
けれど、
「エレナ嬢」
「なんでしょうか?」
「今日の夜会のパートナーはお決まりですか?」
その言葉でパートナー同伴の夜会に招待されていたことを思い出した。いつものとおりライアンと一緒に行くと思っていたので参加の返事を出していたのだ。
「……いいえ」
当日の欠席は著しく評価を下げる。今後、家庭教師として仕事をしていきたいと考えるのであれば、父親か兄に頼んででも行った方がいいだろう。
「よければ僕と一緒に行きませんか?」
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる