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五ノ刻 急接近急展開です〜
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突然の事で俺は戸惑っていた
何故、俺の家族が死んでいるのか
どうして俺の目の前が赤なのか
俺は固まっていた
「………」
俺は命を賭けて守ると決めていたはずが守れなかった
「親父」
そっと親父を抱き締める
「お袋」
そっとお袋を抱き寄せた
そして
静かに涙を流した
誰にも分からないように
誰にも知られないように
声を押し殺して泣いた
葬式には俺の知り合い達が大勢来る
俺は頭を下げて来てくれたことに感謝した
「………」
ボーッと縁側で空を見る
手を伸ばしてそれを見つめた
俺も
消えたいと望んでしまった
「真琴」
不意に呼ばれ
「あ?」
と返した
そこには南雲の姿
俺は鼻で笑い
「お前か」
なんて言った
「真琴」
また呼ばれる
「あんだよ」
俺はうんざりして睨む
「死ぬなよ」
は?
「うっせーよ、死なねぇよ」
俺は嘘をついた
俺はもう守るべきものがない
部下なんか信じれねぇ
俺は一人
守りたいものを失って何で俺が生きてんだよ
「さっさと帰れよ」
俺は立ち上がり歩き出す
走って来る音がした
俺は左に避ける
あの時と同じ
南雲が殴りかかってきたから
俺はじっと見つめる
「またかよ」
南雲は泣いていた
うざい
「弱いな」
うるせぇな
「お前なんかに俺は負けねぇよ」
心も身体も弱いくせに
「じゃあな」
俺は人のことなんか言えるわけねぇな
俺は南雲の隣を過ぎる
「待てよ!」
南雲が俺の腕を掴み引き寄せた
甘い香りがする
「離せ」
俺はギリっと歯軋りをして力を込めた
が
南雲は俺に口付けをする
「ん!?」
「………」
俺は暴れる
それでも離さない南雲
「ん、離せよ!」
口が離れる
でも
「逃げんな!」
と言われまた塞がれる
「っ」
南雲の目から滴が落ちた
とても綺麗な透明
綺麗だと思った
俺と違う
綺麗な色
俺は暫くして離れる南雲を殴った
「お前に何がわかる」
静かに俺は震えていた
「俺は一人なんだよ」
「だから」
「もう関わんな」
俺は振り返り歩き出した
「まだ分かんねぇのかよ」
グイッと引っ張られる
「あ?!」
ドサリと倒れ込む
そして
俺の頭を撫でて南雲は静かに微笑んだ
「泣けよ」
と言って
意味分かんねぇ
お前なんかに
恋なんて知らない
恋してはいけない
なのに
胸が高鳴ったのは何故だ
「心臓うるさいな」
笑い出す南雲
「黙れ」
俺は睨む
「好きなの?」
しらねぇ
取り敢えず
「黙れ」
と言う
南雲は俺を強く引き寄せて
「ねぇ、お嫁に来て?」
なんて言った
俺は黙り込み
「知らない」
と言った
南雲は俺を抱き上げて歩き出した
「俺の組は………」
「「「真琴さん!!!!!」」」
部下共の声
俺はそちらを見た
すると
「「「俺達は着いていきますんで!」」」
と笑っていた
俺は鼻で笑い
「おう」
と言った
だが
俺の組はなくなったと言うことになる
辛いがそれが事実
「………南雲組」
「あ?」
南雲が呟く
俺は顔を上げると
「妻なんだから」
と南雲は笑った
俺はそっぽを向いて
「誰がだよ」
と言うが
結論
俺は南雲の妻になった
と言うことになる
「結婚式は和風だね!」
南雲家に行くと南雲家の皆は受け入れてくれた
「………知らねえ」
俺は吃驚していたがもう諦めた
「可愛いねぇ」
南雲がこうもべったりなのが
分からないから
「は?」
俺は自分の心が分からなくなる
好きとか分からない
が
俺の守りたい命を賭けたいと思わせたのは
お前だよ
南雲
何故、俺の家族が死んでいるのか
どうして俺の目の前が赤なのか
俺は固まっていた
「………」
俺は命を賭けて守ると決めていたはずが守れなかった
「親父」
そっと親父を抱き締める
「お袋」
そっとお袋を抱き寄せた
そして
静かに涙を流した
誰にも分からないように
誰にも知られないように
声を押し殺して泣いた
葬式には俺の知り合い達が大勢来る
俺は頭を下げて来てくれたことに感謝した
「………」
ボーッと縁側で空を見る
手を伸ばしてそれを見つめた
俺も
消えたいと望んでしまった
「真琴」
不意に呼ばれ
「あ?」
と返した
そこには南雲の姿
俺は鼻で笑い
「お前か」
なんて言った
「真琴」
また呼ばれる
「あんだよ」
俺はうんざりして睨む
「死ぬなよ」
は?
「うっせーよ、死なねぇよ」
俺は嘘をついた
俺はもう守るべきものがない
部下なんか信じれねぇ
俺は一人
守りたいものを失って何で俺が生きてんだよ
「さっさと帰れよ」
俺は立ち上がり歩き出す
走って来る音がした
俺は左に避ける
あの時と同じ
南雲が殴りかかってきたから
俺はじっと見つめる
「またかよ」
南雲は泣いていた
うざい
「弱いな」
うるせぇな
「お前なんかに俺は負けねぇよ」
心も身体も弱いくせに
「じゃあな」
俺は人のことなんか言えるわけねぇな
俺は南雲の隣を過ぎる
「待てよ!」
南雲が俺の腕を掴み引き寄せた
甘い香りがする
「離せ」
俺はギリっと歯軋りをして力を込めた
が
南雲は俺に口付けをする
「ん!?」
「………」
俺は暴れる
それでも離さない南雲
「ん、離せよ!」
口が離れる
でも
「逃げんな!」
と言われまた塞がれる
「っ」
南雲の目から滴が落ちた
とても綺麗な透明
綺麗だと思った
俺と違う
綺麗な色
俺は暫くして離れる南雲を殴った
「お前に何がわかる」
静かに俺は震えていた
「俺は一人なんだよ」
「だから」
「もう関わんな」
俺は振り返り歩き出した
「まだ分かんねぇのかよ」
グイッと引っ張られる
「あ?!」
ドサリと倒れ込む
そして
俺の頭を撫でて南雲は静かに微笑んだ
「泣けよ」
と言って
意味分かんねぇ
お前なんかに
恋なんて知らない
恋してはいけない
なのに
胸が高鳴ったのは何故だ
「心臓うるさいな」
笑い出す南雲
「黙れ」
俺は睨む
「好きなの?」
しらねぇ
取り敢えず
「黙れ」
と言う
南雲は俺を強く引き寄せて
「ねぇ、お嫁に来て?」
なんて言った
俺は黙り込み
「知らない」
と言った
南雲は俺を抱き上げて歩き出した
「俺の組は………」
「「「真琴さん!!!!!」」」
部下共の声
俺はそちらを見た
すると
「「「俺達は着いていきますんで!」」」
と笑っていた
俺は鼻で笑い
「おう」
と言った
だが
俺の組はなくなったと言うことになる
辛いがそれが事実
「………南雲組」
「あ?」
南雲が呟く
俺は顔を上げると
「妻なんだから」
と南雲は笑った
俺はそっぽを向いて
「誰がだよ」
と言うが
結論
俺は南雲の妻になった
と言うことになる
「結婚式は和風だね!」
南雲家に行くと南雲家の皆は受け入れてくれた
「………知らねえ」
俺は吃驚していたがもう諦めた
「可愛いねぇ」
南雲がこうもべったりなのが
分からないから
「は?」
俺は自分の心が分からなくなる
好きとか分からない
が
俺の守りたい命を賭けたいと思わせたのは
お前だよ
南雲
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