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第二章
第15話 因縁
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俺とオルトが剣を交えてからまもなく一時間が経過する。
その間、俺たちは一進一退の攻防を繰り広げてきた。
広場の者達も、俺とオルトの戦いに見入っているようだ。
「ふん、良いだろう。認めてやるよ。どういう原理かは分からないが、お前は僕と戦うに値する力を身に付けた」
「お前もやるじゃないか」
俺たちは剣を構え直し、再び静かに対峙した。
なあ……オルト、想像以上に強くね???
俺は内心で焦っていた。
この戦いの中で、俺はオルトの炎を吸い上げ、加護を強化し、一気に決着を付けるはずだった。
しかし、オルトは徹底して剣での近接戦しか仕掛けてこないのだ。
もしかして、俺の加護バレてる???
間違いなくそうだ。なにせオルトは頭が良い、細かい情報から俺の加護の仕様にアタリを付けていてもおかしくない。
これは誤算だった。剣の腕では完全に互角、このままでは完全に消耗戦だ。
『やれやれ、苦戦しているな』
オルトの強さに頭を悩ませていると、例の声が頭の中に響いた。
「いや、だってこいつ魔法撃ってこないんだが」
『そうなるとお前の加護も形無しだな。ハハハ』
「何笑ってるんだよ!!」
『それよりも俺と話す時は念話を使え。周りが引いてるぞ』
「え……?」
声の言う通りに周りを見回すと、なんだかかわいそうなものを見るような視線を向けられていた。
くっ……それ、もっと早く言ってくれよ。
『言わなくても分かるものだと思ったがな』
それで、宿主がちょっとほんのちょっとだけ苦戦中なのですが、何かアドバイスは?
『基礎は立派だが、実戦経験が足りてなさ過ぎる』
ダメ出しかよ!!
『少し、意識を貸せ。俺が剣の振るい方を教えてやろう』
それはどういう……
『ほら、猶予はないぞ』
隙だらけになった俺を狙って、オルトが距離を詰めてきた。
ええい、ままよ。俺は言われるがままに、意識を手放してみた。
「な……!?」
直後、俺はオルトの剣を弾き飛ばした。
オルトは信じられないといった様子を見せる。
「え? え?」
一番驚いていたのは、当の俺の方であった。
『何をぼうっとしている。俺は喋れないから、お前が会話を繋げ。良い感じに挑発しろ』
えー……
もう一人の俺?は、なんとも無茶振りが得意な方のようだ。
「ふ、ふん。どうした、オルト。もうバテたのか?」
とにかく、動きに合わせてうまい具合に挑発を試みる。
「黙れ。油断しただけだ」
「なら、剣を拾えよ。俺が剣の振るい方を教えてやろう」
『それ、俺のセリフじゃないか』
「良いんだよ。雰囲気に合ってるだろう?」
「嘗めやがって!!」
激昂したオルトが怒りに身を任せて剣を振るう。
しかし、俺はそれを真っ向から受けたり、受け流したりと、緩急を付けながらあしらっていく。
「な、こいつ急に動きが!?」
声の主に交代した瞬間、オルトが焦りを見せ始めた。
当然だ。この声の主、正体は不明だが恐ろしく剣の腕が立つ。
『剣術の鍛錬と実戦は全く異なる。相手があっての実戦だ。だから、相手の呼吸を乱すように剣を振るえ。剣を通じて駆け引きを行うのが実戦のコツだ』
凄い!! なんとも実践的な指導だ!!
声の主は、オルトの攻撃に対して、様々な搦め手を提示していく。
俺はこんな剣の返し方があったのかと、感心するばかりだ。
『そうら、そろそろ来るぞ』
「え……?」
声はオルトの攻撃を軽くいなした後、その腹部に蹴りを見舞う。
そして、倒れ込んだオルトに剣を突き立てんとする。
「っ……さ、させるか!!」
直後、オルトが魔法を発動させた。
「そういうことか!!」
俺は咄嗟に《魔神喰らい》を発動させて、渾身の炎を全て吸収して見せた。
「しまった……!!」
オルトがまずいという顔をしたが、時は既に遅い。
《炎帝》を継ぐオルトの魔法を吸収したことで、俺は更なる力を身に付ける。
『後は任せる。俺が教えた動きと、今吸収した魔力でどうにか倒してみろ』
「ああ、感謝するよ」
怪しい奴だが、悪意は感じなかった。
少なくとも今は協力してくれた。おかげで、オルトとの決着を付けられそうだ。
「さて、仕切り直しと行こうか。そろそろその名前、返してもらうぞ」
「ふざけるな!! 折角手に入れたものを、易々と手放してたまるか!!」
再び、俺とオルトは戦い始める。
しかし、今度はさっきのように互角とは行かない。
声のおかげで剣術に対する、いや実戦に対する解像度が上がった気分だ。
おかげで先ほどまで手強く感じていたオルトの剣術が、容易に見切れるようになった。
「確か真上から振り下ろされる一撃は」
右斜め前に一歩踏み出し、剣が振り下ろされた瞬間に腹部に左手で殴打を見舞ってやる。
「ごふっ……」
見事に決まった。
こうして、俺は戦いを有利に進め。
ついに剣を弾き落として、その首に剣の切っ先を突き立てた。
「さて、俺の勝ちということで良いか?」
「馬鹿な……こんなはずじゃ……」
「なら二回戦に突入しても良いぞ」
俺はオルトの持っていた剣に火を放つと、高温で溶かし尽くす。
ここからは、魔法で勝負しろという合図だ。
「っ……」
しかしそれは、オルトとしては避けたい勝負だ。
オルトは先ほど、俺が魔法を吸収するのを目の当たりにした。
それまでは推測でしか無かった《魔神喰らい》の効果を実感したのだ。
「怖じ気づいたのか? だが、ここで逃げ帰ればお前が贋者だ」
オルトは自分が《炎帝》の後継者であることを名乗った。
そんな人物が炎を使った対決に敗北すれば、誰もがその言葉に疑念を持つ。
「良いだろう。お前のその安い挑発に乗ってやる」
同時に、炎での勝負から逃げれば、同様の結果を招くであろう事も理解していた。
「なら、これで終わりにしよう」
俺は魔法の詠唱を始める。
《魔神喰らい》は相手の魔法を吸収する。
だから、オルトと直接対峙するとなった場合、俺は必ず勝てると踏んでいた。
だから俺は、オルトが表舞台に現れるように仕向けたのだ。
そして、オルトはまんまと俺との直接対峙を選んだ。
その時点でオルトは詰んでいたのだ。
「ノヴァ・エクス――」
「なんて、お前の思い通りにすると思ったか?」
その時、壇上に一人の少女が連れられてきた。
蒼い髪の美しい少女、俺の婚約者で最愛の人、アイリスであった。
「お前は俺の炎に焼かれて死ね。さもなくばあの女を殺す」
最後の最後で、本当に卑劣な手段に出るオルトであった。
その間、俺たちは一進一退の攻防を繰り広げてきた。
広場の者達も、俺とオルトの戦いに見入っているようだ。
「ふん、良いだろう。認めてやるよ。どういう原理かは分からないが、お前は僕と戦うに値する力を身に付けた」
「お前もやるじゃないか」
俺たちは剣を構え直し、再び静かに対峙した。
なあ……オルト、想像以上に強くね???
俺は内心で焦っていた。
この戦いの中で、俺はオルトの炎を吸い上げ、加護を強化し、一気に決着を付けるはずだった。
しかし、オルトは徹底して剣での近接戦しか仕掛けてこないのだ。
もしかして、俺の加護バレてる???
間違いなくそうだ。なにせオルトは頭が良い、細かい情報から俺の加護の仕様にアタリを付けていてもおかしくない。
これは誤算だった。剣の腕では完全に互角、このままでは完全に消耗戦だ。
『やれやれ、苦戦しているな』
オルトの強さに頭を悩ませていると、例の声が頭の中に響いた。
「いや、だってこいつ魔法撃ってこないんだが」
『そうなるとお前の加護も形無しだな。ハハハ』
「何笑ってるんだよ!!」
『それよりも俺と話す時は念話を使え。周りが引いてるぞ』
「え……?」
声の言う通りに周りを見回すと、なんだかかわいそうなものを見るような視線を向けられていた。
くっ……それ、もっと早く言ってくれよ。
『言わなくても分かるものだと思ったがな』
それで、宿主がちょっとほんのちょっとだけ苦戦中なのですが、何かアドバイスは?
『基礎は立派だが、実戦経験が足りてなさ過ぎる』
ダメ出しかよ!!
『少し、意識を貸せ。俺が剣の振るい方を教えてやろう』
それはどういう……
『ほら、猶予はないぞ』
隙だらけになった俺を狙って、オルトが距離を詰めてきた。
ええい、ままよ。俺は言われるがままに、意識を手放してみた。
「な……!?」
直後、俺はオルトの剣を弾き飛ばした。
オルトは信じられないといった様子を見せる。
「え? え?」
一番驚いていたのは、当の俺の方であった。
『何をぼうっとしている。俺は喋れないから、お前が会話を繋げ。良い感じに挑発しろ』
えー……
もう一人の俺?は、なんとも無茶振りが得意な方のようだ。
「ふ、ふん。どうした、オルト。もうバテたのか?」
とにかく、動きに合わせてうまい具合に挑発を試みる。
「黙れ。油断しただけだ」
「なら、剣を拾えよ。俺が剣の振るい方を教えてやろう」
『それ、俺のセリフじゃないか』
「良いんだよ。雰囲気に合ってるだろう?」
「嘗めやがって!!」
激昂したオルトが怒りに身を任せて剣を振るう。
しかし、俺はそれを真っ向から受けたり、受け流したりと、緩急を付けながらあしらっていく。
「な、こいつ急に動きが!?」
声の主に交代した瞬間、オルトが焦りを見せ始めた。
当然だ。この声の主、正体は不明だが恐ろしく剣の腕が立つ。
『剣術の鍛錬と実戦は全く異なる。相手があっての実戦だ。だから、相手の呼吸を乱すように剣を振るえ。剣を通じて駆け引きを行うのが実戦のコツだ』
凄い!! なんとも実践的な指導だ!!
声の主は、オルトの攻撃に対して、様々な搦め手を提示していく。
俺はこんな剣の返し方があったのかと、感心するばかりだ。
『そうら、そろそろ来るぞ』
「え……?」
声はオルトの攻撃を軽くいなした後、その腹部に蹴りを見舞う。
そして、倒れ込んだオルトに剣を突き立てんとする。
「っ……さ、させるか!!」
直後、オルトが魔法を発動させた。
「そういうことか!!」
俺は咄嗟に《魔神喰らい》を発動させて、渾身の炎を全て吸収して見せた。
「しまった……!!」
オルトがまずいという顔をしたが、時は既に遅い。
《炎帝》を継ぐオルトの魔法を吸収したことで、俺は更なる力を身に付ける。
『後は任せる。俺が教えた動きと、今吸収した魔力でどうにか倒してみろ』
「ああ、感謝するよ」
怪しい奴だが、悪意は感じなかった。
少なくとも今は協力してくれた。おかげで、オルトとの決着を付けられそうだ。
「さて、仕切り直しと行こうか。そろそろその名前、返してもらうぞ」
「ふざけるな!! 折角手に入れたものを、易々と手放してたまるか!!」
再び、俺とオルトは戦い始める。
しかし、今度はさっきのように互角とは行かない。
声のおかげで剣術に対する、いや実戦に対する解像度が上がった気分だ。
おかげで先ほどまで手強く感じていたオルトの剣術が、容易に見切れるようになった。
「確か真上から振り下ろされる一撃は」
右斜め前に一歩踏み出し、剣が振り下ろされた瞬間に腹部に左手で殴打を見舞ってやる。
「ごふっ……」
見事に決まった。
こうして、俺は戦いを有利に進め。
ついに剣を弾き落として、その首に剣の切っ先を突き立てた。
「さて、俺の勝ちということで良いか?」
「馬鹿な……こんなはずじゃ……」
「なら二回戦に突入しても良いぞ」
俺はオルトの持っていた剣に火を放つと、高温で溶かし尽くす。
ここからは、魔法で勝負しろという合図だ。
「っ……」
しかしそれは、オルトとしては避けたい勝負だ。
オルトは先ほど、俺が魔法を吸収するのを目の当たりにした。
それまでは推測でしか無かった《魔神喰らい》の効果を実感したのだ。
「怖じ気づいたのか? だが、ここで逃げ帰ればお前が贋者だ」
オルトは自分が《炎帝》の後継者であることを名乗った。
そんな人物が炎を使った対決に敗北すれば、誰もがその言葉に疑念を持つ。
「良いだろう。お前のその安い挑発に乗ってやる」
同時に、炎での勝負から逃げれば、同様の結果を招くであろう事も理解していた。
「なら、これで終わりにしよう」
俺は魔法の詠唱を始める。
《魔神喰らい》は相手の魔法を吸収する。
だから、オルトと直接対峙するとなった場合、俺は必ず勝てると踏んでいた。
だから俺は、オルトが表舞台に現れるように仕向けたのだ。
そして、オルトはまんまと俺との直接対峙を選んだ。
その時点でオルトは詰んでいたのだ。
「ノヴァ・エクス――」
「なんて、お前の思い通りにすると思ったか?」
その時、壇上に一人の少女が連れられてきた。
蒼い髪の美しい少女、俺の婚約者で最愛の人、アイリスであった。
「お前は俺の炎に焼かれて死ね。さもなくばあの女を殺す」
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