水都 蓮

水都 蓮

ヴェネツィアとゲームとファンタジーをこよなく愛する一般人。少しずつで良いので書き続けられるように頑張ります。
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 ――たとえ女神が見放しても。俺は決して君たちを見放したりしない。  宰相と教会が手を組み、引き起こされたクーデターにより帝都は焼かれ、皇女と三人の公爵令嬢達は追われる身となってしまい、ならず者達にその身を蹂躙されようとしていた。  しかし、それを救ったのは《底辺騎士》アベルであった。  神童と謳われながら禁忌を犯し、女神に見放されたことで《底辺騎士》と蔑まれ、見下され続けてきたアベルは、女神への信仰と教会の教義を捨て、魔神に魂を売ることで魔神の《権能》を得た。  そして、《暗黒騎士》となったアベルは、皇女達にある決断を迫った。  ――選べ。信仰の先の絶望か、闇に塗れた希望か。  魔に魂を売ってでも、生き伸び、国と家族を奪った者たちへ復讐することを望んだ皇女達は、アベルの手を取り、魔神の加護を受け入れ、闇へと堕ちる。  これは己が成すべき正義のために魔に魂を売り、黒化した《暗黒騎士》と四人の《戦乙女》達が歪んだ光を払い、希望を掴むまでの物語である。  ファンタジー小説大賞参加作品です。よろしければ応援して頂けると嬉しいです。
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小説 6,825 位 / 57,595件 ファンタジー 1,827 位 / 18,866件
文字数 106,416 最終更新日 2019.09.26 登録日 2019.08.15
恋愛 連載中 短編
「(告白だってしてないのに)あなたと無理矢理、結婚させられるなんてまっぴらごめんですわ」 「こっちこそ(君の想いを無視して強制的に婚姻関係を結ぶなんて)願い下げだね」  ――切っ掛けは言葉足らずな口論だった。  帝国騎士学院、その食堂へと向かう道すがら、南の王国からの留学生である王子アーサー様が何者かに狙撃される。 「やりました! 頭に一発必中、流石わたくし! これは婚約破棄も近いですわね」  その狙撃者こそ、帝国の公爵令嬢エリーゼ様であった。  隣国の王子を殺傷するなど、外交問題だ。  しかし、王子の頭からは血の一滴も流れてはいなかった。  これこそが両者が交わした取り決めだ。  ルールは三つ。 ・決して相手に大きな怪我を負わせたり、名誉を毀損してはならない。 ・いついかなる時に勝負を仕掛けても構わない。 ・どんな手段でも構わない。相手の胸元の徽章を奪えば勝ち。  その様な取り決めの元、二人は熾烈な争いを繰り広げている。  では、何故その様な争いを? (わたくしは婚約を破棄して、自分からアーサーに告白するのです) (僕は婚約を解消して、改めてこの想いを君に伝える)  そう、これはお互いを想いながら、かと言って成り行きで結婚するのは嫌だなあ、婚約破棄しちゃおっかなあと思い悩む、少しめんどくさいお二人による"戦争"の記録なのである。
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小説 9,442 位 / 57,595件 恋愛 3,323 位 / 13,755件
文字数 3,023 最終更新日 2019.09.17 登録日 2019.09.17
 グレンはこの世界で唯一のチートスキル《神器錬成》の使い手だ。  一般的な《合成》スキルにある回数制限も異種合成禁止の制限も一切無い。しかし、それには大きな欠陥があった。  合成する度に何故か欠陥性能がランダムに付与されてしまうのだ。  しかも、欠陥を打ち消す素材を合成しても解除することができない。  その余りに致命的な欠点のため、グレンは無能のレッテルを貼られてしまう。  職場では合成の仕事は任されず、許容量を超えた雑用ばかり押しつけられ、家にも帰れない日々が続く。 「あなたのような卑劣な男と誰が結婚するというの? 私はこの人と結婚するから」  そして終いには、婦女暴行の濡れ衣まで着せられ、将来を誓った婚約者にまで見捨てられてしまう。 「あなたと私、二人が揃えば一人前ですわ」  しかし、自棄になり命を絶とうとした彼を救ったのは、街を治める公爵令嬢フェリアの一言であった。  彼女は何故かグレンの作ったアイテムの欠陥を打ち消す素材を見抜ける《看破》というスキルを持っていた。  チートなのに欠陥のあるグレン、希少なのにあまり役に立たないスキルを持つフェリア。  二人の半人前が揃ったとき、青年と少女は偉大な合成士への道を歩み出す。
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文字数 41,059 最終更新日 2019.08.27 登録日 2019.08.20
ファンタジー 連載中 長編 R15
 《魔王》を倒した、勇者パーティの一人、《剣聖》ハルトムートはその功績から念願のギルドマスターとしての暮らしを手に入れた。  しかし、ギルドを創設したばかりの彼に与えられたのは、《勇者》直々のギルド解体令であった。  そして、彼の目に飛び込んだのは、鎖に繋がれたかつての仲間エリーゼであった。  彼女の正体が、亜人であることを暴露した《勇者》は、彼女への歪んだ欲望を露わにし、彼女を管理することを宣言した。  それに怒ったハルトムートは《勇者》に刀を向け、助けを求めるエリーゼの手を取り、仲間たちと共に逃亡することを決めた。  そして、流れ着いたのは魔王直轄領だった。  竜の血を引く見目麗しい《竜姫》エリーゼ、突如押しかけて、ハルトムートの貞操を狙う《魔王》の少女イドゥン、そしてギルドの仲間たち。  故郷を追放された最強の《剣聖》ハルトムートは、《勇者》に対抗するために辺境の開拓に乗り出す。
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文字数 51,323 最終更新日 2019.08.01 登録日 2019.07.24
 たとえ魔法が使えなくとも、磨き抜かれた剣技で至高の剣士を目指す。  その想いで剣の腕を磨き、騎士学校最強の座を手にした青年エルドは、かつて両親を死に追いやった《災厄》を起こした者たちを探し出すために騎士を目指した。    しかし、卒業を間近に控えたある日、魔法が扱えないという理由で、貴族たちに劣等剣士の烙印を押され、卒業を取り消されてしまう。  ただ、筆頭貴族の子息が首位を逃したという事実を覆すためだけに。  この国ではどれほど強さを極めようが、功績を残そうが、欲をかいた者たちの一存で夢まで奪われてしまう。  そんな理不尽に苦しむエルドに手を差し伸べたのは、この国の王女である銀の姫・アリシアであった。    血脈にあぐらをかき、為政者としての心を失った貴族たち、その陰謀によって命を落としたとされる先代の王、各地で起こる人知を超えた異変、支配者の横暴に耐えかねて暴動を起こす平民たち。  もはや纏まりを失い、緩やかに衰退していくだけの祖国を変革するために、青年エルドは王女アリシアの手を取る。  学園最強でありながら劣等生の烙印を押された剣士、次代の王でありながら権力を奪われ、ほんのわずかな力しか持たない王女、二人は巡り会えた理解者を伴に、貴族たちに反旗を翻した。  エルドは不思議な居心地の良さを感じ、アリシアは父王を失った孤独を紛らせながら……  これは劣等生と貶められた剣士と、一人では何も出来なかった姫、貴族によって『夢』を奪われた未熟な二人が互いに支え合いながら公国の闇を斬り裂く《叛逆》の物語である。 2019/06/28 第一章、完結致しました。 いつも読んでいただいてありがとうございます。読者の方も増えてきて大変励みとなっております。 一章が完結し、ようやく一区切りつきましたが物語はまだまだ続いていきますので、これからもどうかよろしくおねがい致します。 実は下記サイトにも投稿しております。ご興味あれば覗いてていただけると嬉しいです! 小説家になろう https://ncode.syosetu.com/n9876fn/ カクヨム https://kakuyomu.jp/works/1177354054889872679 ノベルアップ+ https://novelup.plus/story/717626026
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小説 9,442 位 / 57,595件 ファンタジー 2,462 位 / 18,866件
文字数 265,758 最終更新日 2019.07.23 登録日 2019.06.05
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