クールな社長と愛され新婚生活

もも

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幼なじみが可愛すぎる

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今日も俺を待ち伏せする自称婚約者。いつからお前は婚約者になったんだといいたいが、彼女面をしてきてさらにうざったらしい。


そろそろ警察に通報でもしようかなと思っていた。


どうやって逃げようか考えていたが。


見つけた。俺の大好きな子。


本屋から出てきて通れなさそうに見てたから巻き込んだ。


美奈は驚いていた。それはもう迷惑そうに。



でも巻き込んで正解だった。だって俺のことを覚えていなかったから。


昔と変わらずおしゃれにも周りにも興味の無さそうな雰囲気と目。それなのに昔は俺だけを慕ってくれていたのだ。優越感を毎日感じていた。




この子は俺だけにしか懐かないんだ!と他のやつに自慢したいとずっと思ってきたのだがその感情が恋で彼女への独占欲と気がついたのは美奈が小学生になった年だった。



7歳差もあるから俺はそれがまさか恋だなんて思ってなかった。


正直美奈が7歳で俺が14歳。俺は小さい女の子を好きになってしまう男なのかとその時はショックをうけた。


とても大きなショックを。


でも俺は美奈の笑顔にしかときめかないし、他のやつにはなにも感じない。


同級生の媚を売ってくるような女にはなんにも反応しないんだ。だって美奈みたいに可愛くないから。



それで俺は美奈以外好きになれないんだとわかった。14歳の俺はそれが恋だと自覚するのにすごく勇気がいった。でも美奈は俺以外に懐いてるとこなんて見たことがないからこれから先美奈が大きくなってからもずっと俺と一緒にいてくれるものだと思っていた。




でもその一年後俺は難関私立大学の附属高校への受験が成功した。いや、成功したとは言えないかもしれない。推薦で首席入学したのだ。俺はそこら辺の近くの高校に行ってこれからも美奈と一緒にいたかったのに。今思えば家柄が関係していたのかもしれない。試験で行きたくなさそうにみせてみた自信はある。


俺には選択肢さえなかった。


そして親父がその学校が遠いからと言って勝手に新しい家を学校近くに建てていた。



そこからはあっという間だった。美奈との最後なんて少ししか会えなかった。でもその時俺は美奈が俺を忘れてしまうかもと焦って長い長いキスをした。美奈にはその重大さがはっきりわかっていたのだろうか。



それでも美奈は拒絶することなく嬉しそうに泣いていた。またねと言って。


でもあのあと美奈の家を訪ねたら別の家族が住んでいた。美奈も引っ越してしまっていてもうそこからはあっていなかった。




だけど、あの時のキスは俺にとっては大事な初めてだった。美奈もきっと忘れてないと信じて、いつか会える日を楽しみにしていた。









それなのに俺を見て思い出さないなんて……




悲しかったけど、彼氏はいないみたいだし、純粋さも昔のままだ。やっぱり美奈以上に可愛い子なんていなかった。





ーーこれから絶対に落とすと決意した崇人であった。









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