スケルトンになりました

白野シャチ

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4話②

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この階層は、森だった。天上も見えない程生い茂る木々。
「何よこれ!?」
 ユキナは、大声を出した。ユキナの方を見ると通ってきた道が木々で塞がっていた。この森自体がモンスターなのか?。それともゲームでよくある後戻り出来ないギミックなのか。
「マスター。とりあえずは、前を進むしかないようですねぇ。」
「そうだなぁ。敵もいつ来るか。わからないが気負いすぎないで進むぞ」
「わかったわ。」
「マスター。了解です」
 俺たちが進むとすると何がこちらに来ている。俺は、武器を構え戦闘体勢に入る。二人も遅れて戦闘体勢に入った。
 前方から鼻息の荒い人影が現れた。その影は、右手に斧を持ち。薄ピンクの肌。巨漢の身体に豚の顔が乗った人。ファンタジーでよく出てくるオークと呼ばれる化物だった。
「ブヒィ。ブヒィ。」
 オークは敵意を剥き出しにしてドシン、ドシンとその巨体て走ってくる。
 ユキナは、高速でオークに近づき、オークの顔面に蹴りを入れる。
「ブヒィ?」
「嘘。」
 ユキナの渾身の蹴りは、オークには、ダメージが無かったらしい。ユキナは、俺たちの元に戻るとゴブゾが動く。
 凄まじい速さで相手に近づき、太刀を鞘から抜き放ち、敵に斬り付けるが肉が厚く、擦り傷程度のダメージしか、入らない。
 オークは斧を振り上げ、ゴブゾ目掛けて振り下ろす。ギリギリのところで回避するも斧が地面に直撃し衝撃波を生み出す。その衝撃波は、避けられず、ゴブゾは、吹き飛ばされてしまう。
 オークはゆっくりと斧を振り上げてゴブゾに襲いかかる。俺は、ゴブゾに守るためにゴブゾの前へと出た。そのタイミングで振り下ろされた一撃を盾で受けきると盾が壊れ左腕ごと切り落とされた。
「盾が!!」
「マスター!!」
 ゴブゾは、絶望したくらい表情を浮かべるが今は、こいつに集中しないと。
「ゴブゾ!!今は、気にするな。どうにかしてこいつを仕留めるぞ!!」
「はい!」
 ゴブゾは、立ち上がりオークに太刀を向ける。
「私が入ることも忘れないでよねぇ!!」
 オークの後頭部に向かってドロップキックを入れて、オークは、ゆっくりと倒れる。俺は、倒れるオークの喉元に刃を突き刺すと同時にその巨体を支えきれず押し綴れてしまった。
「「マスター!!」」
 俺は、その声を聞いて意識を失った。
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